平成27年(2015年)最新情報





部屋からハヤブサ~後編

 2015年12月28日 晴れ 
 
 昨日のハヤブサの続きです。
 
 田んぼの畔際でヒドリガモを押さえつけているのを発見したのは午前8時過ぎの事でした。
 取り囲んでいたカラスが飛び去るとカモの羽をむしりだしました。
 その後、カラス、トビに邪魔されて何度か飛び立つことがありましたが、田んぼの中を獲物を引きずって移動しながら1時間15分ほどを食事時間に費やしました。

 まだ完全に食べ終えてはいませんでしたが、ハヤブサは田んぼの中に餌を残して畔に上がり、草でクチバシをぬぐうような仕草をしました。その後、近くの墓石の上に移動しましたが、田んぼの中に放置した餌を見張っていたようでカラス、トビが近づくと飛び立っては攻撃をしかけました。
 しかし、決して飛び去ることはしないで餌の位置から100m程度の距離は保っていたようでした。
 私が用事で出かけた11時半過ぎ時点でもまだ墓石の上にとまっていました。

 画像は全て部屋の窓から撮影したものです。


 ハヤブサ幼鳥 ♀だろうか・・・  獲物の近くに飛んできたトビを鳴いて威嚇
 するハヤブサ
 トビに襲いかかっていました  カワウに対しても容赦なし
 ゆっくり飛んでるようですが速いですよぉ~  見る見るうちに近づいてきます



部屋からハヤブサ~前編

 2015年12月27日 晴れ 
 
 カモたちにはとても怖い出来事。
 それは、早朝、いつものように堤防にボール一杯のクズ米を撒いた後に起こりました。
 
 部屋に戻り観察していると、いつものように先ずカラスがやって来ました。
 カモたちはカラスの食事が終わるまで堤防下の水面で待機です。
 そしてカラスの食事が一段落したと見るや次々と堤防に上がって来ました。
 その時でした、一瞬カモの群れが散ったと同時に猛スピードでこちらに向かって飛んで来るものが・・ ハヤブサでした。


  犠牲になったのはヒドリガモの♀   そこそこお腹いっぱいになったところで飛び立ち
   
 川面をバックに  堤防をバック・・・飛んでくれました



アオアシシギが飛びました

 2015年12月23日 曇り後雨 
 
 午後の雨が本降りになりだした頃に観察舎を訪問。誰もいませんでした。
 正面のタカの好むヤナギにはオオタカ成鳥がとまっていました。普段は葉陰にこもっていることが多いのに、こんな雨の降る中をどういう料簡なんでしょうかねぇ・・・。
 40~50分の鳥待ちの間もオオタカは微動だにせずじっととまったきりでした。
 でも、今日はこの時期珍しいアオアシシギが見えました。
 何処から飛び立ったものか不明ですが鳴きながら野鳥園上空を南東方向へ飛び去りました。
 厳冬期にはこの種のシギは見かけないものですが、これも暖冬だからでしょうか。




久しぶりのサンカノゴイ

 2015年12月22日 晴れ 穏やか 
 
 サンカノゴイは10日夜の時化以降、池の水かさが増えたためか姿が見えなくなっておりました。
 日に一度は東沼をチェックするようにしていたのですが、今朝、やっと見つけました。
 東沼の中ノ島手前の堤防直下にいました。
 でも、しばらくすると堤防の死角に入って見られなくなりました。
 午後に観察舎を訪れると今度は水路のガマ茂みの中で首を伸ばしているサンカノゴイを発見。
 発見というより出会い頭です~。ちょっと目を離すと見失いそうな状況。あれなら居ても気が付かないだろうなぁ・・・。
 おそらく東沼の個体と東観察舎前の個体は別個体と思われます。
 皆さんは下の顔画像をご覧になってどう思われますか?
 

 サンカノゴイ
 旧堤防の目隠しの隙間から撮影
 400mm ノートリミング
 ノスリ
 こちらも旧堤防の目隠しの隙間から
 旧堤防下に居たサンカノゴイ
 400mmノートリミング
  左の個体のトリミング拡大
   
 東観察舎前に居たサンカノゴイ
 400mm ノートリミング
 左の個体のトリミング拡大
   
  ゴルフ場との境上空を飛んだハイタカ
 ♂の幼鳥でしょうか・・・
  左と同じ個体と思われます
 観察舎目がけて飛んできました
 画面の端っこだったので強トリミング



竹三又にアリスイ

 2015年12月20日 晴れ 穏やか 
 
 少しだけ観察舎を覗いてきました。
 穏やかな天候だったためかアリスイが出ました。竹三又にとまったモズ♀に刺激されたのか、すぐそばのノイバラの茂みの下から出てきました。そしてモズが飛び去った後の竹三又にとまってくれました。
 


今日もノスリ

 2015年12月19日 晴れ 北西風 
 
 ほとんど外出しない一日だった。
 夕方になって携帯を見たらYさんからの着信あり。
 確認すると那賀川でガンが2羽飛ぶのをご覧になった由。
 ヒシクイの例もあるので念のため私も野鳥園を覗いてきました。
 観察舎ではBさんが鳥待ちされてましたが、何も出てない様子。
 30分ほどご一緒させてもらいましたが暗い、寒いで撤収。
 今日は鳥ネタ全くなし・・・でもって昨日のノスリ画像からとなりました。
 

 全て2015年12月18日撮影
 最近のノスリはこの枝がお気に入り
 ホバリング中のノスリです
 段々高度を下げてきました
 この後、草地に降りましたが成果はなかった様子
 杭にはとまらず・・・



今日はノスリ

 2015年12月17日 晴れ 北西風 
 
 そろそろタカ類から卒業して可愛い系の小鳥でもと考えてはいたのですが・・・結局今日もタカ。
 夕方、暗くなった午後4時40分過ぎのことでした。向こう正面でとまっていたノスリが飛んで来て1本杭にとまりました。私にとってノスリの杭どまりは12月9日以来のことです。
 まだまだ見せてくれそうなお子様です。
 

 さぁ~てどうしますか  お、これはとまるぞ!!
 やりましたー万歳ポーズ  今日は1分もとまってなかったような・・・



オオタカ・チュウヒ

 2015年12月16日 曇り 
 
 今日はオオタカ、ハイタカ、チュウヒ、ノスリと出島の猛禽勢揃いでした。
 おかげで遅い昼飯になってしまった。
 

 オオタカ成鳥 西観察舎にて  チュウヒ成鳥
 向かい風の中、ゆっくりと近づいてきました
 そして目指す先には・・・  オオタカがいました    でも無視・・



ナベヅル・ミサゴ・キジ

 2015年12月14日 晴れ 
 
 苅屋川の堤防で今年もカモの給餌を始めました。給餌と言ってもボールに一杯のクズ籾を撒いてやるだけ。今のところやって来るのは目ざといカラスだけ。
 
 那賀川町のナベヅルは町内の北部から中央部に採餌場所を移していました。今日、確認できたのは28羽(内幼鳥4羽)。最近は住宅地の近くで採餌することが多くなったようですが、風景に溶け込んだような感じであまり警戒することなく過ごしているように見えました。
 
 苅屋川にはミサゴが2羽やって来て盛んにダイブしています。自宅裏なので用事をしていてもついカメラを構えてしまいます。でもミサゴはそんな私の行動をしっかり見ているようで、すーっと遠ざかってしまいます~。
 
 久しぶりに野鳥園内でキジの姿を見かけました。それも湿地を横切って飛ぶ姿。この時期には珍しいことです。
 

 鳥から見て周囲の様子がよくわかるように
 草を刈ってあります。”まっき”対策です~
 田んぼ1枚ごとに固まって採餌してゆきます
 苅屋川ではミサゴが活発です  キジ♂が2羽が連続して飛びました



スズガモ

 2015年12月11日 晴れ 強い北西風  
 
 昨夜の風雨の凄まじさは台風のようでした。朝は田んぼもすっかり冠水。苅屋川は濁流が流れカモの姿なし。出島野鳥園の観察路は吹き飛ばされた枯れ枝がいっぱい。
 でも、こんな天候の後には新顔がやって来ます。
 今日はスズガモが1羽入っておりました。
 居る所へ行けば数千の群れが見られるスズガモですが野鳥園内ではめったに見られません。
 今回のはホシハジロについて来たのかな?
 

 スズガモ♀ 潜っては水草を食べていました
 奥はホシハジロ♀
 羽繕いの後、羽ばたいてくれました



今日はノスリ!ハイタカもね

 2015年12月9日 晴れ 
 
 今日はノスリが1本杭にとまりNewsネタはOKだったのですが・・・
 夕方になってハイタカも大サービス。
 
 なんと今日は東観察舎の脇でハイタカが狩り。
 バサバサチーッチーッ。音のする方を見たらハイタカが万歳してました。
 以前、ハイタカが観察舎の中を飛び抜けたり、観察舎の窓にとまったりしたシーズンがあったが、今シーズンも同様なことがあるかもしれませんね。観察舎では後ろにも注意ですよぉ~。
 
 ということで結局、今日もタカNews。
 

 来たー!!ノスリ  1本杭にとまりました 幼鳥です
 学習舎寄りのヤマモモにも・・・  飛び立つと観察舎前を飛んで行った
   
  ハイタカ幼鳥 西から超低空を飛んできた   1本杭の手前で急上昇
   
  とまったぁー   ハイタカがここで小鳥?を捕えた
 今シーズン一番の接近遭遇 距離 3.5m!



サンカノゴイが東観察舎前に その2

 2015年12月8日 晴れ 北西風
 
 「今、観察舎前にサンカノゴイがおる」とのHさんからの電話。畑仕事を放り出して飛んで行きました。着くと、Hさんから「4分で来たな」。距離は500mもないですからねぇ・・こんな時は緊急車両並に駆けつけることができます~。
 Hさんが指し示す方向を見ると、観察舎前の水際から奥へ1mほどを枯れガマの中へ進んでいるところでした。で、撮れたのが下の写真です~。
 ところで今日のサンカノゴイはHさんが見つけた午後2時27分には全身を現してたようです。近すぎて頭が切れているのに気がかなかったと写真を見せて下さいました。
 羨ましい限り・・・Hさん、相当な善行を積んでおられるようです~。
 とにかく今日はありがとうございました。
 

 サンカノゴイ
 ノートリミング これでは証拠写真にもならない
 左のトリミング これでも苦しい・・・
 矢印がクチバシです(向かって右向き)
 オオタカ 遠い空抜けのをトリミング
 私のカメラのオートフォーカスでもピント合います
 目の虹彩は濃いオレンジ色



サンカノゴイが東観察舎前に

 2015年12月4日 晴れ時々曇り 北西風
 
 午後2時40分過ぎに東観察舎に入ると皆さん、前方にレンズを向けておられた。前方の竹三又にはハイタカがとまっていた。でも私がカメラを取り出すと飛んでしまった。
 (ハイタカは今日も夕方4時34分に現れたが杭にはとまらず東へ飛去した)

 今日はサンカノゴイが東観察舎前で見られた。Tさんが東沼で1羽確認された後、東観察舎に移動して見つけられたとのこと。2羽確認です。さすがサンカノゴイウォッチャーです。
 これからは東観察舎前のガマが倒伏したあたりは要チェックです。


 ハイタカ 残念!ブレブレ  オオタカ(幼) 西観察舎前のセンダンにて
 サンカノゴイ 東観察舎前 
 400mmノートリミング
 左写真のトリミング
 こんな見え方ですから油断できません



サンカノゴイと律儀なハイタカ

 2015年12月4日 曇り 北西風
 
 4日ぶりのサンカノゴイ。今日はボラの子を捕っていました。
 目隠しの隙間からで撮影し辛かったですがなんとか撮れました。
 
 夕方、暗くなりだしてからはハイタカが活発でした。
 今日は2羽で園上空を飛ぶのが見えましたし、正面の木の茂みを移動する姿も観察できました。
 そして4時30分を少し回った時のこと。
 約束していたようにハイタカが1本杭目がけて一直線で飛んできました。
 観察舎の一同、思わず叫んでおりました「とまる、とまる、とまる~!」・・・
 本当にとまりました。
 過去2回、4時30分頃にとまっていたので冗談半分で待っていたのですが本当にやって来るとは。
 律儀なお子です~今季のハイタカは。


 独特のクチバシ浸け込み漁法です~  Get~! まあまあのサイズです~
 呑みこんで満足そうでしょ?  定刻16:34杭を目指してハイタカが飛んできた
  草地すれすれの飛行   とまりましたー
   
 で、次に目指したのは・・・  倒れた竹三又でした



竹三又ハコケマシタガ・・

 2015年12月3日 晴れ時々曇り 強い北西風
 
 昼頃から特に北西風が強くなった。おかげで竹三又が倒れてしまった。一昨日、昨日と夕方にはハイタカがとまってくれてたのに残念。そのハイタカは今日はちらっと姿を見せてくれただけ。でもそれ以外のタカはサービスよかったです。
 ツクシガモは今日も部屋の窓から見えました。苅屋川がお気に入りみたいです。


 右(南東方向)から吹く台風の風で左に
 倒れていたはずの竹三又ですが、今日の
 北西風はすさまじかったようです。
 右にこけてます~。
 今日の1枚はコレ 
 いいところを飛んでくれたオオタカ成鳥
 強風の向かい風をものともせず観察舎へ
 向かって飛んで来たハヤブサ♂
 チュウヒもよく飛びました
 今日は低く飛んでくれた



ツクシガモ

 2015年12月2日 晴れ後曇り一時雨 午後より南風強まる
 
 今朝、部屋のカーテンを開けると苅屋川で頭を羽に入れてお休み中のカモが見えました。
 まさか。あれじゃ?!と備え付けの双眼鏡で覗くとツクシガモでした。
 ついに苅屋川にもツクシガモが来たかという思いです~。苅屋川のカモ類は野鳥園と行き来してるので、その内、園内でも見られる可能性高いですよ .
 ハイタカは今日も竹三又にとまりました。16時30分のことでした。


 部屋から見える苅屋川 矢印がツクシガモ  望遠によるクローズアップ
 ♂若鳥でしょうか
 ミサゴ 苅屋川にて
 誤って爪に木の枝をひっかけたようです 
 オカヨシガモ
 苅屋川にて 手前♂ 奥♀



オオタカ・チュウヒ・ハイタカ

 2015年12月1日 晴れ時々曇り 弱い北西風
 
 今日はそんなに多くの時間を出島で過ごしたわけでもないのに、撮影した画像を見直すと全てがタカ類でした。話題がタカ類に集中しますがこらえて下さい。
 
 午後一番は1時間ほどの観察。
 比較的近い距離から撮影出来たのが西観察舎から見て左側の松に潜むオオタカ。
 これは18分ほどで飛び立ち。
 
 用事を終えて再び東観察舎を訪れたのは午後4時過ぎ。
 チュウヒが正面のクズの上にとまっていました。すでに1時間ほどとまっているらしく、皆さん辛抱の限界で4時30分過ぎには撤収されました。 ところが、その5分も経たないうちにチュウヒ飛び立ち。園内を周回する際にはハイタカも加わりました。
 そしてチュウヒが東へ飛び去った直後にハイタカが竹三又にとまってくれたのです。ハイタカがとまっていた時間は6分ほど。撤収組の皆さんに連絡した方がよかったのかなぁ・・・。


 松の枝陰から池のカモをうかがうオオタカ  飛び立ったがそのまま東へスルー
 クズ上にとまるチュウヒ  16:35 チュウヒ飛び立ち
 直後、そのチュウヒにつっかけたハイタカ  出島には現在大小2羽のハイタカがいるようです
 これはどちらかな?



コミミズク出ました!

 2015年11月29日 晴れ後曇り
 
 夕方に野鳥園を訪ねました。
 東観察舎に入った時に17時の時報がスピーカーから聞こえてきました。
 辺りはすっかり薄暗くなっていました。
 観察舎前の杭には何もとまってないことを確認して双眼鏡から目を外し、辺りの様子を見回した時のことでした。東沼の方から何かがこちらへ向けて飛んできました。それは双眼鏡を使うまでもなく、すぐにコミミズクとわかりました。それほど近くまで飛んできていたのです。慌ててレンズを向けてシャッター押しましたが、明かりが全く足りません。
 ここはじっくり観察していようと双眼鏡で追っていたところ幸運にも竹三又にとまってくれました。
 昨夕の運がまだ残っていたようです。
 とにかく、しばらくは薄暮時期の出島は外せないですね。
 カメラは横に置いて、明るめの双眼鏡を使って観察に徹してはどうでしょうか。

 今日は家事の都合であまり長い時間野鳥園で過ごせなかったのですが、ハイタカは今日も活発で湿地内での狩りの様子も見せてくれたようです。
 池のカモ類の中にはシマアジ♀が1羽混じっておりました。
 数日間、姿の見えなかったナベヅルですが、今日は町内北部で34羽が確認されています。


 突然、東側から飛んできた。この直後、観察舎
 すぐ近くの草地にバサッと突っ込んだ
 暗くて写真はどうにもなりませ~ん
 だけど幸運にも竹三又にとまってくれました  ハイタカは今日も活発だったようです
 シマアジ♀ 西池にて
 トモエガモとは肩羽の形が違います
 シマアジ♀ 西池にて
 翼鏡の前後に明瞭な白線、雨覆羽も灰色味が
 強い



今日はハイタカDAY

 2015年11月28日 晴れ
 
 今日は私が東観察舎へ行ったのは15時30分頃になってから。
 それからの話なのでハイタカDAYと言うのはちょっと言い過ぎかな?
 でも今日は観察舎へ入って間もなくハイタカが出ました。
 はじめは茂みの中からちらりと姿を見せる程度。
 ところが、辺りが暗くなりだした16時11分のことです。突然、湿地の茂みからハイタカが浮きだしてきたかと思うと、なんと正面の竹三又にとまりました。どこからどうやって飛んできたのか・・全く私には見当つきませんでした。
 ハイタカが竹三又にとまるのは私が知っている限りでは今シーズン2回目です。

 今日、竹三又にとまったハイタカは胸の太い横斑、明瞭な尾羽の横斑、雨覆い羽先に残る淡色等から幼鳥と思われます。サイズは微妙で小さいと言えば小さい、大きいと言えば大きい・・・。
 下の写真はいずれも400mm単焦点で撮ったものです。飛翔写真以外は全てトリミング値は同じです。最下段の1本杭にとまったハイタカとモズのサイズ比からみて、皆さんはこのハイタカを♂♀どちらと判定されますでしょうか?
 
 ところで出島では今シーズンは2羽のハイタカが確認されています。近隣の農地でも見かけることがあります。今年はハイタカの当たり年のようですね。


 暗くなりだした頃になってとまってくれました  夕日が当たって真っ赤っか
 バックに夕日が差したこの頃が一番きれい 16:30竹三又を飛び立つと
 ヨシ原の中の小鳥を狙って一直線
 16:41 今度は1本杭にとまりました  11月4日 モズVSアリスイ撮影画像から



寒空にアオアシシギ

 2015年11月27日 時雨後晴れ
 
 今日の出島。タカ類はオオタカ成幼、ハイタカ、ノスリ、チュウヒとレギュラー陣勢揃い。
 他に季節外れのお客さん、アオアシシギが出ました。真冬の天気には違和感ありです~。
 3日ぶりにサンカノゴイが確認できました。初認の24日は中ノ島手前堤防直下でしたが、今日は東沼の東端堤防直下とのことでした。フナを食べていたとのこと。
 

 園内を周回して飛び去るアオアシシギ  池のカモ類はホシハジロ、マガモが優勢
 他にオナガ、ヒドリ、キンクロなど
 午後4時前に現れたハイタカ
 木々に紛れるように飛んで来ました
 左のハイタカ。お腹いっぱいの様子



チュウヒの風切羽

 2015年11月25日 曇り後雨
 
 午前中は何とかこらえていましたが午後からは天気予報通り寒い雨になりました。
 
 さて、昨日、チュウヒの羽の痛みについて紹介しましたが補足です。
 ご存じのように鳥の羽は乱れてもしごくと元通りになる構造をしています。クチバシのよる羽繕いはその作業でもあります。ですから、出島のチュウヒも次回見た時にはなんら異常の無い状態であるかもしれません。ただし、下の拡大写真のとおり割れ方がいびつですから元に戻らない可能性も大きいです。大きな力が加わる部位ですから羽先が欠損する可能性もあります。
 個体識別には参考程度にしておいた方がいいかもしれませんね。)

 今日は鳥の話題は何もないです~。(さすがに二日続けてはサンカノゴイも見つけられず)
 でもって、今日は出島で見られる実です。野鳥にとっては大事な餌です。
 おそらく野鳥も人間といっしょで一つのものばかり食べていると飽きてしまうんじゃ・・・。あれも食いたい、これも食いたいじゃないかなぁ~?それに自然の仕組みからするとそれぞれが特別な栄養を提供できるように特化しているに違いありません。そんな事を思いながら写真を撮ってきました。


 拡大すると少しいびつな割れ方をしています  青いのはアオツヅラフジ、赤いのはノイバラ
 サネカズラ 一名ビナンカズラともいいます
 鮮やかな実は本当にうまそうに見えます~
 トベラの実も裂けて食べやすそうです~



サンカノゴイ確認!

 2015年11月24日 晴れ後曇り
 
 今日、やっとサンカノゴイを確認できました。私は今シーズン初です。昨年、見かけた場所を重点的に探したところ運よく視界に入りました。これで少し落ち着けました。
 
 今日は夕方になってから冷えてきましたが、昼間の温度は高かったです。ニュースでも全国的に気温の高い状態が続いているとか。だからでしょうか、今年はまだツグミをほとんど見かけません。でも明日から寒くなるらしいですね。次にメンバーに加わるのは何だろねぇ・・・?。


 この状態ではわかりにくいですねぇ。
 擬似木によるハレーションで白んでます~
 これならわかりますね。
 少し場所を変えたらましになりました。
 チュウヒ 07:54 撮影
 左翼の初列風切外から2番目が傷んでいます
 個体識別に使えそうです
  チュウヒ  08:03撮影
 左の個体と同じです。閉じてると翼の痛みは
 確認できません
 
   
 カワウの中には何羽か繁殖羽になったものが
 混じっています。ディスプレイの練習かい?
 左の写真の拡大(等倍切り出し)



アリスイ・ナベヅル・ハイタカ

 2015年11月23日 曇り時々雨れ
 
 昨日から今日までまとめてます~。
 
 昨日の午後はアリスイが活発でした。2羽の鳴き合いが聞かれ、湿地内のヤナギ、竹三又にとまってくれました。観察舎専属のモズ嬢はカマキリをパクパク。
 
 那賀川町北部で過ごしていたナベヅルは21日には、またわが家の田んぼに降りたとのこと。以降は町内、南部の田んぼで過ごしているようです。県南部にもたくさん来てるとのことで、今年は当たり年です~。
 
 今日の野鳥園は時折、雨が降る暗~い天気。ハイタカがこれ以上ないコースで飛んできましたが当然の事ながら写真はブレブレ。
 昼間、観察路でルリビタキの♂が出たとのことでした。夕方に撤収するときには私も見ました。昨日は♀も確認しています。観察路を歩くときは注意しましょうね~。


 11月22日東観察舎にて撮影
 竹三又にとまったアリスイ
 東観察舎のアイドルモズです~
 水浴びしてすっきり
 那賀川町内に降りたナベヅル10羽  東観察舎すぐ脇の林めがけて飛ぶハイタカ
 最高のコースでしたがブレブレ~



トモエガモ・アメリカヒドリ

 2015年11月20日 晴れ
 
 今は池でカモ類の姿を多く見かけます。
 特にチュウヒが飛んできた時にはたくさんのカモ類が水面に出てきます。
 そんな時が観察のチャンスです。今日はトモエガモ、アメリカヒドリが入っていました。


 トモエガモ
 全部で6羽見かけたが繁殖羽の♂は1羽だけ
 アメリカヒドリ
 最奥が♂、オナガガモを挟んで手前が♀の
 ように思われるのだが・・・



雨の中のチュウヒ

 2015年11月17日 雨
 
 今日は終日雨になりました。
 雨となればクイナです。午前と午後にそれぞれ1時間半ずつ東観察舎で鳥待ちしました。
 が、今日のクイナは水の中を高速で突っ走っただけ。雨だからもう少し落ち着いた動きになってくれるかと期待してたのですが見事に裏切られました。
 代わりにチュウヒの枝どまりが見えました。いつもオオタカがとまっていたヤナギで雨に濡れながら1時間以上とまっていました。。


 13:28撮影
 午後に観察舎を訪ねた時にいたチュウヒ
 15:10撮影
  いつの間にか元の枝に戻っていたが
 15:10撮影
 すぐ飛び立ち南東方向へ飛び去った
 辰巳行きか?
 学習舎前池にはトモエガモ♀もいました



穏やかな朝はハイタカ

 2015年11月16日 晴れ時々曇り
 
 午前中は穏やかな天気だったためか小鳥類が活発でした。ヨシ原ではセッカ、オオジュリンが鳴きながら数羽で舞い上がる光景が何度も見られました。それを狙ってかハイタカも二度ハンティング飛翔を見せてくれました。でもあまりに速すぎて裸眼で見送るだけ。双眼鏡もカメラも出番なし。
 オオタカ、チュウヒ、ノスリ等、常連のタカ類も登場した午前中は出島らしかったのですが午後は一転、動きが止まってしまいました。結局、ハイタカは1カットも撮れず。残念!


 こちらの様子をうかがうチュウヒ
 観察舎内の人数までカウントしてるんじゃ・・
 獲物を見つけたのでしょうか、急反転
 観察舎目がけて飛んできたノスリ
 超トリミングです~
 日向ぼっこしてるカモの中にトモエガモ♀を
 見つけました



最近のアカガシラサギ

 2015年11月14日 雨
 
 最近のアカガシラサギは園外で見ることが多くなりました。
 特に苅屋川沿いの田んぼでよく見かけます。
 今朝は苅屋川のカモを見ている時に下流から飛んできました。そして自宅裏のヨシ原に降りました。 11日以降は土手の草地に降りたり、田んぼの排水溝に降りたりするのが見えました。
 バイパス交差点から野鳥園入り口までの道路沿いの田んぼで白い鳥を見かけたら要注意です。
 ただしよそ見運転は厳禁です~。


 風切羽の先に暗色部があります



ジョウビタキ&ショウドウツバメ

 2015年11月9日 曇り時々雨
 
 今日もチュウヒ、ハイイロチュウヒ、オオタカ出ましたが、毎日タカニュースばかりではその他の鳥たちに申し訳けないので今日は小鳥を2種。
 
 西観察舎すぐ前。ノイバラの茂みから飛び出した枯れ枝はおジョウちゃんの定位置です。今日は置きピンで適当に撮りまくりました。食べ物のカス?を吐きだしたり、伸びをしたり、枝上でホバリングしたりと見せてくれましたが思惑通りにはいきません。
 今日はショウドウツバメ2羽が飛びました。
 少し遅めの渡りですが連れ合いがいればこの先も心強いかな。


 ジョウビタキ♀
 尾羽をパラリと広げて見せてくれました
 ジョウビタキ♀
 思惑外れ 脚が切れてしまいました
 ショウドウツバメ
 なんとか証拠写真
 ショウドウツバメ
 体の上面です。小さめのツバメは腰が白いか
 どうかを先ずチェック



今日はタカDAY!

 2015年11月8日 雨後曇り
 
 今日もタカDAYとなりました。
 
 夕方に東観察舎を訪ねると、Nさん、Bさんがカメラを構えておられました。5分ほど前に東側のヨシ原にハイイロチュウヒが飛びこんだとのこと。状況から何か獲物を捕らえた様子。獲物が小鳥ならば15分もすれば飛び立つはず。一同、緊張してその時を待ちました。
 待っていると10分もしない内に飛び立ちました。そしてヨシ原上をこちらへ向けて飛び観察舎前に回りこむように飛んでから東沼方向へ飛び去りました。絶好の撮影チャンスだったのですが歯がゆいことに私は全くピントが合わせられず。他の皆さんの写した画像を羨ましく拝見して終わりました。

 ハイイロチュウヒが飛び去ってから10分もしない内に今度はオオタカ幼鳥が現れました。そしてなんと今日は観察舎前の竹三又にとまってくれました。辺りをキョロキョロしていますが観察舎内の我々にはあまり警戒している感じはしません。その後、観察者が増えても、飛ぶ気配なし。わずか40mほどの距離で6人も居るのにかなりの鈍感ぶりです。結局、飛び立ったのは35分経過してから。
 秋の日はつるべ落とし、オオタカがとまっている間に辺りはすっかり暗くなっておりました。
 このオオタカですが学習舎当番の方の話によると今日は学習舎正面で爪にカモを引っ掻けてキリもみ状態になったとのこと。食うために必死なのでしょうが、観察している我々にとってはえらいサービスのよい若様です。
 
 今日のようなことがあるとまた出島から逃れられなくなる。頭が痛い・・・。


 16:12 ヨシ原から飛び立ったハイイロチュウヒ  16:19 竹三又にとまったオオタカ(幼)
 観察舎の我々を睨みつけているかのよう  16:54 すっかり暗くなってから飛び立ち



ハイイロチュウヒ出ました!

 2015年11月7日 曇り
 
 今日は野鳥園を訪れたのは午後遅くなってからでした。観察舎にはオオタカ狙いの常連さんが陣取っておられました。相変わらず、オオタカの幼鳥はサービス精神旺盛の様子。何度も園内を飛んでくれたようです。私も数枚シャッターを切ることが出来ました。写り映えはともかくですが。
 でも何よりも嬉しかったのはハイイロチュウヒに会えたこと。15:06のことでした。突然、海側のかん木林を越えて園内に進入してきました。こちらも気持ちの準備が出来てなくて結果はいまいちでした。

 当地における今シーズンのハイイロチュウヒは10月3日に科学センタ近辺でカラスのモビングを受けた♀型、11月4日に園内を東から西へ向けて飛んだ♀型の記録があります。


 オオタカ幼鳥
 東沼との境にある松を目指して飛んでいます
 ハイイロチュウヒ 
 サイズからみても♀だと思います
 ハイイロチュウヒ
 羽下面の体に近い側が暗色なのが特徴
 観察舎前で水浴び後、ショウリョウバッタを
 とらえたモズ♀



アカガシラサギと再会

 2015年11月6日 曇り
 
 10月31日に接近遭遇したアカガシラサギですが、以後、園内では見られなくなっておりました。ちょうどオオタカがよく見られるようになった頃からです。何度か飛ぶのが観察されていたので、もしかしたらオオタカに追いかけられでもしたのかしらん?!
 
 今日はそのアカガシラサギに意外な場所で出会えました。
 お昼近くになって野鳥園から家へ戻る時の事でした。
 拙宅のすぐ前の田んぼの中でぽつんとアカガシラサギが立っていたのです。
 私が車を停めると同時に飛び立ち、すぐ横の神社のケヤキにとまりました。しばらくすると再び飛び立って拙宅の屋根を越え、苅屋川方向へ飛び去りました。
 まさかこんな近くに居るとは思いもしませんでした。
 灯台下暗し。まさかアメリカヒドリも苅屋川のカモに混じっているのでは・・・・。


 アカガシラサギ 冬羽
 野神社のケヤキの枝上にて
 今日、気づいたことですがこのコは飛ぶと
 初列風切先端が暗色です
 オオバン 西観察舎にて
 羽繕い後の羽ばたき
 マガモ♂ 西観察舎にて
 こちらも羽繕い後の伸び
 あと十日足らずで狩猟解禁だなぁ・・・・



モズVSアリスイ&ナベヅル他

 2015年11月4日 晴れ後曇り
 
 今日も観察舎では珍しい光景が見えました。
 湿地内の斜め杭でアリスイとモズが鉢合わせでした~。
 アリスイが杭の表面をつつきながら登っていくと先端にはモズがとまっていました。最後は一鳥身?もない距離まで近づきました。モズはけたたましく鳴いて威嚇しますがアリスイは低く身を構えたままです。しばらくそんな状態が続いていましたが最後はアリスイがモズをつついたように見え、モズは退散しました。モズはアリスイの必殺ベロ攻撃を受けたのかしらん?

 今日は野鳥園からそう遠くない田んぼに一群25羽のナベヅルが降りていました。稲の二番穂が完全に残った田んぼでした。彼らが降りる田んぼは全て納得できる場所です。すなわち餌があって、人の圧力を受けにくい場所。でも、町内ではなかなかそうした田んぼは見つかりません。ナベヅルが飛んでいる姿を見かけますが、上空から「ここは駄目、あそこも駄目、ここなら何とか・・」と、迷いながらやっと降りた場所に違いありません。
 彼らが無事、この地で越冬できるよう遠くから見守ってあげましょう。

 最後に忘れるところでした。
 今朝、08:52、ハイイロチュウヒ♀型が園内を東から西に向けて通過したのをMさんが撮影されていました。今季、園内での初記録です。なお、これと同一と思われる個体をナベヅルの居た田んぼ付近でBさんもご覧になっています。また、メンバーが増えました。
 
 連絡:11月5日には指定管理者により学習舎前田んぼの草刈りが行われる予定です。



 ①アリスイが杭の下にとまりました  ②杭を登った先にはモズが・・・
 ③そりゃ、こうなるわ  ④だけど退散したのはモズ
  強いぞ!アリスイ
 今日のナベヅルは25羽の集団
 内、幼鳥は5羽 行動を観察すると幼鳥は
 2羽+3羽もしくは2羽+2羽+1羽に分かれて
 いたような・・・
 東観察舎にて 
 アタシに近づきゃひどい目にあうよ~



オオタカが見せてくれました!

 2015年11月3日 晴れ 北西風
 
 今日は那賀川町内にて何度かナベヅルが飛びました。いずれも10羽の群れです。先ず06:30頃にBG近く(芳崎地区)の上空を飛んでいるのをYさんが確認。09:50頃に出島川上空付近を飛んでいるのを私が見ました。さらに12:55にはHさんと私が野鳥園の駐車場で北西方向へ飛ぶのを確認。
 10羽の群れは1日にも出島川近くの田んぼで見られておりますので、これからも町内で出会える可能性が高いかも知れません。

 今日の観察舎は充実しておりました。
 オオタカ、ハイタカ、チュウヒと出島を代表する猛禽たちが勢揃いでした。
 特に今日はオオタカ(幼)が見せてくれました。
 今日のオオタカ(幼)はあまり警戒しないタイプのようで複数の人が観察舎にいるのに平然と正面の丸見えの場所にとまっていました。さらに西観察舎前の水際にも降りました。最後は真正面の池でオオバンを仕留めました。ところが私を含めて5人も観察舎に居たのに、誰も狩りの瞬間は確認出来ませんでした。直前にとまっている場所を承知しているのにも関わらずです。視線を外した瞬間の出来事でした。それにたくさん居たカモに声を上げる暇も与えない静かな狩りでありました。
 
 オオタカは少しの間、オオバンを水に沈めた後。水際まで運び藪の中に姿を消しました。その後、キツネがオオタカの食事場所の方向へ向かっていくハプニングがありましたが何事も起こらず。1時間半ほど経過したところで藪の中を飛び去る姿が一瞬見えました。

 連絡:11月4日、5日には指定管理者による観察路、観察舎付近の樹木の剪定作業が行われる予定です。



 12:55 出島野鳥園駐車場にて撮影  西観察舎前に飛んできたハイタカです~
 このコはオオタカにチョッカイ出してから飛んで
 きたところです
 オオタカは西観察舎前の水際にも降りました  13:30の出来事です
 オオタカがオオバンを沈めています
 13:49に現れたチュウヒ  このキツネはこの後、右側の藪の中へ
 その先ではオオタカが食事中だったはず・・



ナベヅルが来ました

 2015年10月31日 晴れ 午後から北西風強くなる
 
 朝、菜園で野菜の収穫作業をしていると、畑の師匠、ムネはんが突然やって来て「お前んとこの田んぼにゴイサギより大きい黒い鳥がよーけ降りとるぞ~」って。
 田んぼに大きな黒い鳥と言えば考えられる鳥はひとつです。ただちに走って行きましたー。
 
 やはりナベヅルでした。それも13羽。中には幼鳥が4羽いました。これはニュースです。
 ただちに鳥仲間にも連絡してあげました。皆さん、ご覧になられたでしょうか。
 ところでこのナバヅルの一団ですが、10時半頃に近くの道路を選挙関係の街宣車が通った時に驚いて飛び去りました。が、14時過ぎにはウチの田んぼに6羽(内、幼鳥2羽)が戻って来ました。
 ウチの田んぼの何が気に入ったのかなぁ・・・とにかくツルが舞い降りるなんて赤飯炊いて祝わないといかんなぁ。

 アカガシラサギは今日も観察舎前で採餌しておりました。今日は昨日よりさらに接近遭遇でありました。連絡いただいたNさんによると一時はカメラのピントが合わなくなるまで近寄ったとか・・・。
 
 それから、今日は珍しいカモが1種入りました。


 ナベヅルの群れ 自宅ベランダから撮影  ウチの田んぼのど真ん中で採餌中
 今日も観察舎すぐ前に現れたアカガシラサギ  赤とんぼ(おそらくアキアカネ)を捕りました
   
  西池にはアメリカヒドリがいました
 左の♀はヒドリガモかも?
  ヨシガモ ♂(手前)も換羽が進んでます



アカガシラサギ・オシドリ

 2015年10月30日 曇り
 
 夕方になってYさんから、東観察舎前でアカガシラサギが出たとの連絡をいただきました。
 行けたのはかなり時間が経過してからだったのですが、いました。
 観察舎前の水際でゴイサギのようにじっとたたずんでいました。しばらく待っていると歩きだし、隣の水辺に移動して昆虫?をついばんでおりました。おそらくこのアカガシラサギはBG北で過ごしていたのと同個体と思われます。
 
 学習舎前の池ではオシドリがいました。私が見たのは♂1羽、♀1羽。Yさんによると♂は2羽いるとのことでした。しばらくは居てくれるかな。。


 アカガシラサギ冬羽  このコのホームポジションは観察舎すぐ前の
 茂み。先日までヨシゴイが見られた場所です~
 ♂はイチョウ羽を立てていました  薄暗くなると出てくるクイナ



ノスリ登場・チュウヒも

 2015年10月27日 晴れ~曇り 南風
 
 今朝はジョウビタキが目だって多かった。自宅周辺から野鳥園にかけて縄張り争いの声があちらこちらで聞けた。
 
 今日は午前、午後にそれぞれ短い時間しか野鳥園には行けてないのだが、常連の皆さんからの情報によると今日はオオタカ、ハイタカ、ノスリ、チュウヒが出て出島の猛禽は勢揃いの様子。

 ノスリは昨日Kさんが出島川周辺で2羽のノスリをご覧になっているので、昨日の内に入っていたのかも知れません。チュウヒは今月12日までは毎日にように観察されていましたが以降は23日に確認されただけでした。今日もチュウヒは高い位置を飛翔し、園内の様子を見ながら西へ飛び去ったとのことでした。


 西観察舎向こう岸のセンダンにとまるノスリ
 よく見ると目の虹彩が明るい 幼鳥のようだ
 キセキレイ 西観察舎にて



今日のヨシゴイ

 2015年10月25日 晴れ 強い北風
 
 北寄りの風が強いと思ったら今日は東の方では木枯らし第一号となったらしい。一日中、肌寒くて一気に秋が深まった感がしますね。
 
 午後3時前、学習舎が閉まるのに合わせて東観察舎へ移動。
 観察舎ではすでにSさん、Nさん、Oさんがヨシゴイ待ちされていました。
 穏やかな天気だった昨日はよく飛んだらしいですが、今日はこの大風です。
 どうも飛びそうにないなぁ・・と何気なく水際を見たところ、ガマの茂みに何か違和感・・・・。
 双眼鏡で覗くとガマの茎に寄り添うようにヨシゴイがいました。
 そして皆が見てる前で餌捕りを見せてくれました。ラッキーでした。


 この脚はどうなってんだぁ?  丈夫そうな脚してます~
 お子様なのにアゴヒゲ  小魚をゲット~
   
  赤とんぼ(マイコアカネ)も捕りました   今日は小魚、トンボ以外にコオロギも捕りました



ヒクイナ危機一髪

 2015年10月23日 晴れ 北西風
 
 最近、観察舎でイタチを見ることが多くなりました。2時間ぐらい観察舎で過ごしていれば必ず目にするぐらいの感じ。今日、東観察舎前に出て来たイタチはヒクイナを狙ってたみたいです。なんとかヒクイナは逃げたようですが油断ならないです。
 ところでヨシゴイはイタチ相手に擬態でごまかすなんてしないんだろうなぁ・・・。そんなことしたら一発でやられちゃいそうです~。今日のヨシゴイはちらっとも姿を見せませんでした。


 この後、振り向き様に茂みに飛びこみました
 ヒクイナ2羽が飛び出したのはほぼ同時
 カマの奥に逃げ込み様子を見るヒクイナ
 オオバン
 みんなで上がれば怖くない?
 ハシビロガモ♀
 これだけ大きくなる必然性はあるのか?



ハイタカが出ました。ちらっと

 2015年10月22日 晴れ 午後から北北西の風強くなる
 
 今季のハイタカは10月18日の学習舎当番中にそれらしいのが正面の林から飛び立ったのを見ておりますが、はっきりせずハイタカ類で記録しておりました。今日ははっきりそれと判るのが東観察舎から見えました。でも写真は証拠写真にもなりませ~ん。
 今朝はオオタカ(幼)も出たとのこと。17日以来の観察です。
 チュウヒは10月12日以降、姿を見せてないようです。
 池には昨日からホシハジロが見えるようになりました。夜間に北寄りの風が吹いた翌日にはカモ類が増えるような傾向があります。明日は何がやって来るでしょう?


 これでハイタカとはちょっと苦しい?  ホシハジロも♂1羽、♀2羽を確認
 やっと全身を見せてくれたクイナ  水際に1羽だけでやって来たタシギ



今日のヨシゴイ

 2015年10月21日 晴れ 北西風
 
 なかなか姿を見せないヨシゴイ。今日出たのは私が知ってる範囲では3回。
 
 一回目の09:17はカワセミのとまる杭の脇から水路を左に向けて低く飛びました。一瞬の出来事。
 ヨシゴイのホームポジションは東観察舎から見て中央から右にかけてのガマがまとまって生えている場所です。もし飛ぶとしたら左から右に向けて飛ぶだろうと踏んでいたのですが・・・
 果たして、飛びました。
 それは09:48のことでした。左隅の水路から飛び出してきたヨシゴイはそのまますぐ前の水路上を飛び東側の水路際で降りました。その間、夢中で連射3回、マニュアルフォーカスでしたがその内の1枚がバッチリでありました。私にとっては今年一番のマグレ写真。
 
 三回目は15:48。Kさんが教えてくれました。
 kさんの指差す方向を見ると観察舎前のガマの間をゆっくり歩いて行くヨシゴイが見えました。
 なかなか手強いヨシゴイですが観察舎のすぐ近くで過ごしているようです。


 東観察舎前を飛ぶヨシゴイ
 もちろんトリミングはしてますよぉ~
 竹三又にジョウビタキ♂がとまってくれた
 東観察舎前の茂みに降りたモズ♀
 獲物はバッタでした
 ゴルフ場ではトビが虫干し?



不本意ですが今日は天敵

 2015年10月19日 晴れ 北西風
 
 今日は鳥が出てくれなかったので仕方ないです~。
 不本意ではありますが今日は天敵。実はこれしか写せなかったのです~。
 
 四足動物との出会いはいつも突然。
 Kさんが「あれ?」と学習舎前池の水際にレンズを向けました。その先には10羽前後のカモが集まっているのが見えました。すぐ側の草むらで何やら動くもの。キツネでした。
 ちょっと遠いですが連射。

 そして、撤収して車に乗り込もうとした時に、Kさんが「今度はこっち」と手招きしてくれました。 
 なんと今度は管理道の真ん中でキツネがたたずんでいるではないですか。二人でフェンスにレンズを乗せて撮影を始めてもキツネは私たちを見つめていました。さらにこちらへ近づいて来て・・・。
 あまり警戒しないキツネのようです~。


 イタチ ノートリミング  東観察舎にて撮影
 尻尾の先まで神経が行き届きませんでした
  キツネ 東観察舎にて撮影
 水際にはカモが集まっていました
 管理道にて無警戒のキツネ  近寄って来て土の中から何か探し出して
 食べていました



ヨシゴイが出ました!

 2015年10月17日 晴れ 北西風
 
 今日はヨシゴイが出ました!
 13時38分のことでした。東観察舎にまっすぐ向かってくる小型の鳥が目に入りました。そして東側の刈りこみ部分に降りようとした後、すぐ脇のヨシにとまりました。距離は10mほどでした。

 ヨシゴイの記録を見返すと
 園内では2012年9月に東観察舎前を飛んだ記録が最後
 (苅屋川では2013年7月に姿と声を確認)
 とにかく野鳥園ではすっかり珍しい鳥になったようです。

 なお、今日のヨシゴイは東観察舎前のガマの茂みに姿を消したのが最後だったのですが、実は昨日、私は東観察舎すぐ前のヨシの茂みから数メートルだけ飛ぶバンサイズの正体不明の鳥を見ていたのです。もしかしたらこのヨシゴイだったのかもしれません。だとしたら東観察舎周辺のガマの茂みがお気に入りなのかもしれません。観察舎で注意するものがまたひとつ増えましたね。


 久々のノートリミング 幼鳥のようです  しばらくとまった後、隣の刈りこみに向けて
 飛びました
 降りるとすぐガマの茂みに入って行きました  頭頂部に黒味あり、♂なのかも



ジョウビタキが来ました

 2015年10月16日 晴れ 弱い北西風
 
 そろそろ園内でもジョウビタキが姿を見せる頃、と出かけた観察舎。観察舎に詰めておられた方々にお聞きしたところ、今朝、Nさんが観察路で♀2羽を見かけたとのことでした。
 ジョウビタキの渡来は平年から比べると早い感じですが、私にとってはやっと来たかという感じ。
 実は今季のジョウビタキは渡来が早くて、テニスコートの森では10月6日にKさんが♀を確認されていたのです。ですから、何時現れるかと心待ちにしていたのです。

 それから今日は園内にタゲリが10羽ほど飛来したようです。おそらく付近の田んぼに降りていることでしょう。観察路ではオオムシクイ、キビタキの地鳴きが複数聞けました。さらに今日はウグイスのさえずりまで聞けました。季節がゴジャマゼになったような感じでした。一番油断のできないシーズンがやって来ました。    


 旧堤防を歩いていたら電線にとまった♂発見
 堤防下道路で撮影したジョウビタキ♂
 タゲリを入れたかったのですが



クイナが出ました

 2015年10月14日 晴れ 北西の風
 
 昨日、Yさんが今季初と思われるクイナを撮影されました。
 そのYさんの写真、それはそれは素晴らしいものです。空中をすっ飛んでます。紹介出来ないのが残念です~。
 
 今日もクイナをご覧になった方がおり、観察舎では私自身も声が確認出来ました。
 ですから待っておれば出てくるとは思っていたのですが、私が撮れたのはとても写真と呼べる代物ではないです。実力が出てしまいました~。
 
 それから今日は水路を低く横切った大きな鳥を一瞬の間だけ見ました。あれは何だったんだろ?!
 ゴイサギにしては大きかった。アオサギにしては色が・・まさか・・・サンカノゴイ?!    


 東観察舎前の水際を走り抜けたクイナ
 これでは証拠写真にもならんなぁ・・・・
 その水際を走り抜けたのはクイナだけでは
 ありませんでした
 タシギも今日は2羽見えました  次列風切先端の白が明瞭



やっとアリスイ

 2015年10月12日 曇り 風弱い 
 
 昨日のヒシクイ情報が効いたのでしょうか。今日は観察舎に大勢来られていました。
 でも、肝心のヒシクイは姿を見せなかったようです。何処行っちゃったのかな?。
 
 今日は今季初めてアリスイの姿を見ることができました。声はあちこちで聞けるのに姿には縁がありませんでした。これで少し落ち着けました。
 それから今日は西池でキンクロハジロを見かけました。私は今季初です。

 今日はオオタカ(幼)によるゴイサギへのアタックが見られました。園内ではゴイサギには見向きもしなかったオオタカですが、ついに一線を?越えました。今までオオタカがやって来ても爆睡してたゴイサギたち、これからは安心できないよ~。


 証拠写真 園入り口にある草地のサクラに
 とまっていました。この時期、枝にモズみたい
 なのがとまっていたら要確認です~
 キンクロハジロ♂ 西観察舎にて
 細い枝にとまってたんだなぁ・・オオタカ
 しっかりこちらの様子を見てました
 Tさんが教えてくれるまで気づかなかった
 ゴイサギ目がけて滑翔するオオタカ


ヒシクイ・チュウヒは今季2羽目

 2015年10月11日 曇り 
 
 今日の朝早くYさんがBG近くの堤防でマガンらしき鳥2羽が飛ぶのを撮影されていました。 
 その写真を拝見し期待が高まった中で定例探鳥会が始まりました。
 
 そして参加者一同が出発、旧堤防上へ揃ったときのことです。
 なんとBGの方からそのマガンらしき鳥が2羽飛んで来るのが見えました!!
 Sさんのミラーレスからジジジジの連射音。
 急ぎ私もバッグからカメラを取り出し撮影しました。
 撮影写真は被写体が遠かったので細部ははっきりしません。でもクチバシの先がなんとなく黄色く見えます。どうもマガンではなくヒシクイのようです。

 そうなると、はっきりしないわけにはいきません。亜種を特定する必要もあり、Yさん、Sさんは那賀川から和田島まで探索に回ったようです。でも結局発見できませんでした。
 その後、諦めて帰って来られたSさんと東観察舎でチュウヒ待ちしてた時の事です。
 観察舎当番のMさんが駆けつけてくれ、「今、西の池にヒシクイ2羽が降りた」と教えてくれました。
 「えぇ~?!」と私たち。
 ちょうど東観察舎では今季2羽目のチュウヒが現れた後で、私たちはヒシクイが入ったことには全く気づいてなかったのでした。ただちに西観察舎へすっ飛んで行ったのは言うまでもありませ~ん。
 
 今日はヒシクイ出たし今季2羽目のチュウヒも出たし、やっぱり出島野鳥園は凄い所ですね~。


 今季2羽目のチュウヒ
 今日の探鳥会で出た個体と同じと思われる
 幼鳥のように見えます。
 風切分離羽数も5枚揃っています
 西池にて 
 ヒシクイそれともオオヒシクイ?
 どちらにしても私にとって初めての鳥



クロサギ

 2015年10月8日 晴 北西風
 
 夕方、短時間ですが出島の様子を見に出かけました。
 東観察舎に入ってすぐ学習舎前の池の方からギャックァークァとゴイサギの叫び声。
 オオタカ!と身構えました。しかし、ゴイサギ2羽に混じって飛んでいたのはクロサギでした。
 クロサギはそのまま観察舎の方へ飛んで来て左旋回した後、学習舎前池の杭にとまりました。。
 
 クロに対してアカも今日、確認されたようです。


 
 残念!ぶれてしまいました
 暗かったから仕方ないです~精一杯です~
 クロサギって結構気が強い?
 ゴイサギを蹴散らしてゆきました
 
 しばらく杭の上で羽繕いした後、よそ見してる間に
 視界から消えました
  西観察舎にて
 今日のオオタカ(幼)です




アカガシラサギ

 2015年10月4日 快晴 朝は穏やか、その後北西風段々強まる
 
 穏やかな朝。コーヒーを淹れていたらYさんから電話。「今、BG近くでアカガシラサギがおる。今から来たんじゃ間に合わんかなぁ。」と仰る。
 脱兎のごとく飛び出しました。
 堤防道路を軽トラですっ飛ばして行くと、Yさんの車が見えました。まだ居るようです。
 ゆっくり近づいてゆくと、Yさんが指で居場所を示してくれているのが見えました。堤防左脇の木にとまっているのかな?と窓からすぐ脇の木を見たら目の前!。
 さすがにカメラを構えて1回シャッター切った時点で飛ばれました。

 当地ではアカガシラサギが昨年、今年と連続して夏場に見られていますが、本来は旅鳥か冬鳥。
 しばらくはこのコが野鳥園に入る可能性が高いです。飛ぶと白い鳥ですから注意しましょう。

 Yさん、いつもながら連絡いただきありがとうございました。


 アカガシラサギ冬羽 芳崎の海岸堤防にて
 400mmノートリミング




ヒタキの仲間が渡ってます

 2015年10月3日 快晴 弱い北風
 
 今、野鳥園の観察路沿いではキビタキ、オオルリ、サンコウチョウ等、渡り中の夏鳥が見られます。茂みを見ていると枝移りする小鳥の姿が見えてきます。また、姿は見えなくても鳴き声(地鳴きですが)が聞こえますので、そんな時は立ち止まって静かにしていると近くまでやって来ることがあります。
 鳴き声と言えば今日は東観察舎でアリスイが2羽鳴き合っておりました。少しモズに似ていますがちょっと甘めに聞こえます(私の耳には・・・)。モズ風の声には注意です。

 もう1件、ニュースです。今朝10時半頃にSさんが、科学センター近くでカラスに追われるハイイロチュウヒ♀型をご覧になったそうです。そしてそのハイイロチュウヒはゴルフ場の方へ飛んで行ったとのこと。その時間帯、私は下のキビタキを撮影するために後ろを向いておりました。もしや、背後をしれーっと飛んで行ったんじゃ・・・・。

 明日、学習舎当番中に出てくれないかなぁ・・ハイチュウ。


 東観察舎すぐ裏のエノキにとまったキビタキ
 逆光が強すぎて補正しきれませんでした
 ムシクイ類 頭央線は確認できませんでした
 オオムシクイの地鳴は聞けましたが・・・
 このコの発したものかは不明



コガモの群れの中に・・・

 2015年10月2日 晴れ 北西風強
 
 昨日、東観察舎で飛んできたカモを撮影したところトモエガモでした。私はコガモを撮影したつもりだったのですが画像をチェックすると羽の模様が違っておりました。
 そこで今日、改めて学習舎前の池で群れていたコガモを観ていくと2羽のトモエガモが入っているのが確認できました。コガモに似ている点ではシマアジも然り。コガモの群れを見かけた時はじっくり観察ですね。この時期のカモ類の観察は奥が深いです~。


 2015年10月1日 東観察舎にて
 観察舎前水路に降りるトモエガモ
 東観察舎にて トモエガモ
 この個体は肩羽が長いです~♂かしらん?
 2015年10月1日東観察舎にて  シマアジ  西観察舎にて ヨシガモ



雨中のチュウヒ

 2015年9月30日 雨 南風
 
 雨の観察舎を訪ねるとAさん、Kさんのお二方が待機中でした。
 今日の私は本当についてまして私が観察舎へ入るのと同時にチュウヒが出ました。
 10時20分のことでした。
 次に現れたのは11時。Aさんがお帰りになった後でした。いずれも距離はありましたが東観察舎前まで飛んで来て東沼へ引き返すパターンです。
 さらに三回目出たのは11時22分。今度はKさんがお帰りになった後のことでした。
 
 三回目も同じパターンでしたが今度は東観察舎前の湿地に突進しました。(距離はあります)
 そして飛び上がった時にはカエルを掴んでいました。そのままチュウヒは南東方向へ100mほど飛んだところで降りました。
 再び飛び上がったのは7分後のこと。その時、足にはカエルは確認できませんでした。
 
 雨の中、1時間そこそこで三回飛んでくれたのですから今日は上出来です。
 でも、今日の私め、ついてはおりましたが写真は駄目。全くピントが合いませんでした。
 今日は暗かったので衰え気味の私の目ではMFは無理だったみたいです~。


 両翼対称に初列風切羽が換羽中です  これは突っ込んでゆくところ
 これはピントというよりブレが大きい
 ピントが合ったのはAFで撮ったこれだけ
 尾羽が1枚伸長中です
 絶好のシーンの時は全てピンボケ
 なんとかカエルとわかるのはこれだけ



シラサギのネグラ

2015年9月30日 曇り 北風強め
 
 月末でもあり、夕方になって自転車で上福井の田んぼのサギ類の様子を見に行きました。
 時刻は16:30頃でしたが全域を廻りましたがサギ類の姿はほとんどなく、チュウサギ2羽、ダイサギ1羽のみでした。
 
 その後、江ノ島の休耕田へ見に行ったところ、こちらでは50羽近いサギ類が降りていました。(シギ類は全く見かけず)出来る範囲でカウントしたところ、コサギが38羽+、アマサギ2羽、ダイサギ1羽、チュウサギ1羽でした。観察中に沖合に飛んで行くシラサギがいましたので、海岸へ出ると沖の離岸堤に60羽+のシラサギが降りていました。
 
 離岸堤から近い所まで移動して観察したところ、こちらにはチュウサギがたくさんいました。こちらも出来る範囲のカウントでダイサギ5羽±、コサギ25羽±、チュウサギ30羽±でした。
 
 観察を終える頃にはたくさんのシラサギ類が堤防の方から飛んで来て加わりました。帰りに休耕田を見たらシラサギは全く見えず。離岸堤に加わったのは休耕田のコサギを中心としたシラサギでした。
 帰り道では海上低く離岸堤の方へ飛ぶシラサギ類を何羽か見ました。17:50頃のことです。。


 休耕田の様子 こちらはほとんどコサギ  沖の離岸堤の様子、こちらはコサギとチュウサギ
 半分半分でした。



チュウヒ初撮&正体不明鳥?

2015年9月29日 晴れ 北西風強め
 
 チュウヒ初認日の様子を当日、学習舎当番をされていた鳥人Yさんにお聞きしたところ、チュウヒは13時30分に再び現れたとのことでした。それでワラをも掴む気持ちで昨日、今日と二日間連続で13時30分を意識しての観察舎詣でとなりました。昨日は空振り。そして今日!13時13分東沼の方から一直線にこちらへ向かって飛んできました。東観察舎前に来たところでプイッと引き返してしまいました。観察舎内の我々を警戒したのでしょう。
 
 今日、撮影できたチュウヒは一昨日確認されたのと同個体かどうかは何とも言えません。ただ、今日撮影した写真を見る限りでは今日の個体は毎年、出島を中心に活動していた”腹茶、左脇にハート斑”の個体と同じ印象を受けます。
 
 とにかく今季のチュウヒを一目でも見ないと次へ進めませんでしたので、これでやっと落ち着いてタカ渡りに出かけられるというものです。

 ところで、江ノ島休耕田の状況ですが、一度姿を消したセイタカシギの最後の1羽は昨日、他の1羽と共に居るのが確認されていますが、今日は終日確認できなかったそうです。今日の休耕田にはアオアシシギが1羽居ただけとのことです。


 よくぞ帰って来てくれました  こちらを一瞥して「またお前さんたちかい?」
 シマアジもいました
 灰色の雨覆い羽を披露してくれました
 14:40ゴルフ場との境付近を飛んだトケン類と
 思われる正体不明の鳥
 私は一瞬、ハイタカと勘違い・・ これ何?!



チュウヒがやって来ました

2015年9月27日 雨後曇り後晴れ
 
 今朝、出島でチュウヒが確認されました。おそらく今季の初認だと思います。
 
 確認されたのはBさん。早朝(6時半頃)に東観察舎前の湿地に舞い降りるチュウヒをご覧になったとのことで写真も撮られておりました。写真を拝見した限りでは過去の渡来個体なのかは不明ですが換羽中のように見えました。右翼初列風切の分離羽数は4枚しか確認できませんし、尾羽も右外から4枚目が伸長中のように見えました。
 
 なんとか私もチュウヒを見たかったのですが予定が立て込んで鳥待ちできませんでした。でも幸運にも野鳥園に立ち寄った時にオオタカに会えました。10日ぶりです。
 そう言えば前回、オオタカが現れたのも雨上がりだったなぁ。


 学習舎正面のヤナギにとまったオオタカ幼鳥
 おまえ今までどこでいたんだぁ?
 チュウヒの写真は撮れなかったので代わりに
 今日の月でも   (中秋の名月です~)
 明日はスーパームーンとかいって一番でっかく
 月が見えるらしい。でも晴れになる保証ないし・・



ノビタキ・オナガガモ

2015年9月26日 曇り~晴れ~曇り
 
 今日は自宅裏の堤防でノビタキに出会いました。何気なく窓の外を見たら草のトップでフライングキャッチしてました。運が良かったです~。
 野鳥園の池にはオナガガモが入っておりました。こちらは今の時期、地味ですから見逃してしまいそうですが。
 江ノ島の休耕田ですが、今日は午前中はタカブシギが数羽いましたが、午後にはそれも姿を消してシギ・チが全くいない状況となりました。Yさんは早朝にはセイタカシギを確認されたようですが、私は、今日は午前、午後とも見ておりません。最近のセイタカシギは時々田んぼから姿を消していましたので、何処か近くにいるのかも知れませんが正直なところ早く渡って欲しいです~。


 苅屋川の堤防で見つけたノビタキです  水際で休んでいたオナガガモ
  観察舎前を横切るイタチ
 400mmノートリミングで画面いっぱいです~
  観察舎前のバン
 左のイタチが走った後に出てきました 
   
 2015年9月24日 江ノ島休耕田にて
 干上がりかけていた田んぼに水が入りました
 このコ 羽が抜けかけているのかな?
 2015年9月25日 江ノ島休耕田にて
 雨で水位が増した田んぼ、入ろうかなぁ~
 止めとこうかなぁ・・・ミユビシギです~
 2015年秋 近隣のシギ・チドリ類



チョウゲンボウ・オオルリ・??

2015年9月23日 晴れ 南東の風
 
 今日もいつも通り近場の鳥見で終わった。上福井の田んぼでぐるりと周りを見渡すとチョウゲンボウが電線にとまっていた。近くまで車を寄せて待っていると狩りを開始。と言っても相手はバッタかカエルのようです。近くにとまっていたハシボソガラスとの体格比ではこのチョウゲンボウは♀である可能性が高い。
 
 野鳥園では観察路沿いでヒタキ類と思われる小鳥を何羽か目にした。内、1羽を蚊に刺さされながら観察路にうずくまって撮影。結果はオオルリであった。
 
 それから今日は正体不明の鳥を観察路で見た。東観察路を歩いていると前方の木の茂みから飛び出したハト大の鳥が一瞬見えた。色は茶褐色?羽音もハトとは違っていた。
 観察舎に詰めていた方もけたたましい鳴き声を聞かれたとのこと。同一の鳥が発したものかは不明だがちょと気になる出来事。


 チョウゲンボウ 上福井の田んぼにて  オオルリ♂若鳥  西観察路の暗がりで



アカエリヒレアシシギ

2015年9月22日 晴れ
 
 午前6時過ぎにYさんから連絡が入りました。
 江ノ島休耕田に見慣れないシギが1羽いるとのこと。
 顔が白いシギ・・何だろ何だろ?!ヌカ味噌混ぜを放り出して飛んで行きました。
 
 はたして!居たのは!?   アカエリヒレアシシギでした。ここでYさんも落ち着かれた様子。
 以前、Yさんが和田島で撮影されていたのを拝見したことがあります。
 
 今日の江ノ島休耕田には他にオオソリハシシギ、キョウジョシギも入りました。海岸沿いの休耕田にには何が出るかわからないから油断できません。でも田んぼの中の水は減っています。あと1~2日で干上がってしまうかも・・・。たった1羽になってしまったセイタカシギが気がかり。雨が欲しいところです~。上福井の田んぼは今では完全に干上がってしまい鳥の姿もなくなりました。

 今日の出島野鳥園では観察舎でシマアジ2羽が見えました。観察路ではセンダイムシクイが採餌しながら枝渡りするのも見えました。蚊は相変わらず多いです~。


  アカエリヒレアシシギ 幼鳥と思われる
 下腹部にトラブルがあるのかも・・執拗にに羽繕い
 していた。この種は水面では多少腰高気味に浮く
 傾向があるが、これは極端
  アカエリヒレアシシギ 飛翔
 飛んだり採餌したりは何の不具合もなさそう
   
  キョウジョシギ幼鳥 今日は2羽入ってました  シマアジ 東観察舎のすぐ前に現れました



カモ類が徐々に増えてます

2015年9月20日 晴れ 北寄りの風
 
 ここ数日、北寄りの風が吹き続けています。
 そんな天候が続くとカモ類がやって来ます。
 今日の野鳥園ではヒドリガモ、ハシビロガモが加わりました。渡来当初のカモ類はいずれも地味な羽をしている上、どことなくひっそりした感じ?がします。渡りを終えて疲れているのかな。

 観察路沿いではエゾビタキ、キビタキ、オオルリなども見かけます。こちらは観察路の風の影響を受けにくい場所で見ることが多いような・・・そんな気がします。観察路を進む時は注意しましょうね。

 さて、近隣の田んぼではシギ類が賑やかです。記録の意味合いも兼ねて”2015年近隣のシギ・チドリ類”をアップしました。 2015年秋 近隣のシギ・チドリ類


 ヒドリガモ
 茶系の羽と灰色のクチバシが見極めのポイント
 ハシビロガモ
 マガモ風を見かけたらクチバシに注意 太い!




今日はオオタカ

2015年9月17日 雨、曇り
 
 昼前になって雨が上がったので田んぼの様子でもと出かけました。無論、田んぼの鳥が目当てです~。いつものように上福井の田んぼを見てから江ノ島の休耕田へ向かっていた時のことです。堤防脇の枯れ松のテッペンでトビが羽を乾かしているのが目に入りました。
 
 ところが近づくと広げた尾羽には横斑!オオタカでした。
 おそらく昨日、Mさん夫妻が野鳥園でご覧になった幼鳥でしょう。車をバックさせてからそっと撮影しましたが怪しまれてしまったようですぐ飛ばれてしまいました。でもこのオオタカ、あまり慎重な個体ではないようです。この後、近くの電柱とか水門の支柱のテッペンにもとまって羽を乾かしていました。

 午後は3時頃になってから野鳥園へ出かけました。
 池の水際ではセイタカシギが3羽休息していました。朝方に上福井の田んぼで過ごしていた3羽でしょう。水路周りにはゴイサギが何羽か入っていていかにもオオタカがやって来そうな雰囲気・・・。
 
 ウソ!本当に飛んできた!
 それも杭のとまるサービス付き。慎重なというより目立ちたがり屋のお子様です~。


 逆光でトビと勘違いしておりました
 大きいので♀かもしれません
 今度は100mほど離れた電柱上で
 えぇ~杭にとまるつもりなの~?  体下面のバフ色が濃く見えます



キビタキ・ヒクイナ他

2015年9月16日 雨、曇り
 
 観察路沿いで渡り中の夏鳥が見られるようになりました。今日はキビタキ、ムシクイ類を数羽見かけました。観察舎では久しぶりにヒクイナの姿も。でも、今日のヒクイナは換羽中のようでみすぼらしかったです~。
 Mさん夫妻からはオオタカ幼鳥飛来の情報をいただきました。駆けつけるとオオタカは正面かん木内に入ったとのことでした。時々、ゴイサギが園内を飛ぶので、つられて飛び出してこないかと東観察舎で待ちましたが結局期待外れ。楽しみがひとつ増えました。


 西観察路で見かけたキビタキ♀  東観察舎で見えたヒクイナ
 このコはセンダイムシクイです  上福井のセイタカシギのいる田んぼには
 ムナグロが1羽だけ加わりました



チョウゲンボウ

2015年9月14日 晴れ、北風
 
 当地におけるチョウゲンボウの今シーズン初認は私が知る限りでは8月9日の定例探鳥会での記録です。毎年、冬のタカ類で一番早くやってくるのがチョウゲンボウなんですが今年は特に早かったようです。過去の初認記録では2010年に7月7日の記録がありますが、これは特別なケースで当地ではだいたい9月上旬です。今日は苅屋川北側(芳崎地区)の田んぼ上空で2羽が飛んでいました。


  早くやって来るのはバッタ類が多いからかな   左と同一個体のはず・・・です
   
  ハシボソガラスに追われていましたが
 身のこなしは1枚上手です~
 上福井の田んぼにセイタカシギがいないと
 思ったら野鳥園内にいました



気がかりなセイタカシギ

2015年9月11日 晴れ、北風
 
 8月26日以降、江ノ島休耕田で確認されていたセイタカシギは31日以降は安定的に5羽が過ごすようになっておりました。ところが昨日以降、1羽だけしか見られなくなっております。ただ、その1羽はセメン畔の上で休んでいることが多いです。採餌で田んぼの中を歩き回ることもあるのですが、”体調不良でおいてけぼり”になったのかと心配しております。

 ところで、この江ノ島の休耕田での観察は堤防に沿った堤防道路からとなります。道は十分に広いのですが漁師さんとの無用のトラブルを避けるためにも漁港出入り口付近への駐車には十分注意するようにしてください。

 なお、上福井の田んぼのセイタカシギは本日時点で11羽滞在を確認しています。こちらも狭い農道からの観察になりますので車の往来には十分注意してください。


 2015年9月10日江ノ島休耕田にて撮影
 気になるセイタカシギ 左奥はアカアシシギ
 2015年9月10日江ノ島休耕田上空を飛ぶ
 チュウシャクシギ(左)とオオソリハシシギ(右)



増えてます

2015年9月8日 曇り後雨、北風
 
 朝、畑仕事をしていたらYさんから電話。
 上福井の田んぼにセイタカシギ7羽とのこと。江ノ島は4羽+1羽確認しているとのことで移動しているわけでもなさそう。また数を増やしたようです。
 ところが、その後今度はKさんから11羽になっているとの連絡あり。
 私は即、江ノ島の休耕田に飛んで行き羽数を確認しました。もちろん今度こそ江ノ島からの移動個体が加わっていると思ったのです。ところが現場では羽数は変わらず、休耕田に4羽、手前の墓地前の田んぼで1羽と朝と変わりません。間違いなく周辺で16羽が飛来しています。でも、驚くことに昼頃にYさんが上福井で観察したところではさらにセイタカシギは増えて13羽居たとのことでした。
 実際のところ何羽いるのか・・・?!。

 ところで上福井の田んぼでセイタカシギを観察していたところで突然へクロハラアジサシが飛来しました。降りてしばらく水浴びした後、北へ飛び去りましたが、”鳥は鳥を呼ぶ”を実感した瞬間でした。
 昨日から北寄りの風が吹き続けているためかカモ類も渡り始めたようです。
 今日は出島野鳥園でシマアジ3羽を確認できました。


 上福井の水田にて
 セイタカシギ、アオアシシギ、アカアシシギ
 上福井の水田にて
 アカアシシギ、セイタカシギ
 上福井の水田にて
 セイタカシギのすぐ横にクロハラアジサシが着水
 上福井の水田にて
 水浴びを終えて飛び立つクロハラアジサシ
   
  江ノ島の水田にて
 このコだけは休耕田の4羽とは別行動
  野鳥園東観察舎から見えたシマアジ




珍しいこと

2015年9月7日 雨、曇り、北風
 
 学習舎前の池にて昨日見たコガモを再確認出来た。カルガモと共に休んでいた1羽と水面上を低く飛ぶ1羽が東観察舎から見えた。杭上にとまっていた黒っぽい鳥、ゴイサギかな?と双眼鏡を覗いたらクロサギでした。珍しいことです。
 上福井の田んぼでセイタカシギ6羽の群れを見かけた。直前に寄った江ノ島の休耕田にて観察中のNさんに確認したところセイタカシギは変わらず4羽いるとのことでした。これで出島周辺に10羽揃ったことになります。当地においてこれだけの数、これまた珍しいことです。


 東観察舎から撮影 矢印がコガモです  学習舎横の茂みの隙間から撮影
 上福井の田んぼにてセイタカシギ一群6羽  左写真の中央2羽 淡色の羽縁が明瞭



今度はアカアシシギ

2015年9月6日 曇り、雨、曇り
 
 江ノ島の休耕田。いつまでセイタカシギが滞在してくれるのか気になって出かけました。今日確認できたセイタカシギは4羽。そして今日は新顔がやって来ました。コアオアシシギより少し大きいシギが4羽。サイズ、眉斑、足と嘴の色からアカアシシギと思われましたが、白い次列風切羽を見るまでは落ち着けませんでした。

 本日、学習舎前の池でコガモ2羽が確認できました。おそらく園内初認だと思われます。


 手前からセイタカシギ、アカアシシギ
 コアオアシシギ、アカアシシギ
 左の写真の一番奥の個体
 コアオアシシギの水浴び  ソリハシシギの飛翔
 


オナガガモ/コサギの一団

2015年8月31日 曇り、小雨
 
 夕方に近辺を自転車で一周した時に東沼で羽繕いするオナガガモを見つけました。オナガガモは8月23日に娘が苅屋川で見つけており、昨日(日曜日)にも学習舎で観察されております。私も注意してはいたのですが今日まで見つけられませんでした。カモ類の渡来の第一号はたいていコガモなんですが今シーズンはオナガガモに先を越されたようです。ただ、この時期のオナガガモの♂はエクリプスで特徴の無い姿をしているのですが、今日見たのは一部繁殖羽になっておりました。近くで越夏した個体かも?!

 今日はカメラをデイパックに入れてるついでに江ノ島(今津漁港)の休耕田の様子も見てきました。時刻は18時近かったのですが、たくさんのコサギの側でセイタカシギがせわしく採餌しておりました。今日のセイタカシギは5羽。近辺に分散していたのが1か所に集まったのかも知れません。
コサギは観察中にも他所から飛来するものあり、撤収する前には休耕田内で29羽を数えました。ここをネグラにしているのでしょうか。


 園内 東沼にて撮影
 羽繕いの後、休息するオナガガモ♂
 肩羽、三列風切が繁殖羽
 江ノ島の休耕田にて
 コサギの群れの一部
 全体の中にチュウサギは2羽だけでした
   
  江ノ島の休耕田にて
 とうとう1羽だけは入ってこず終い
  江ノ島の休耕田にて
 エリマキシギも3羽飛来しましたが、すぐコサギに
 追われて北(和田島方向)へ飛び去りました




エリマキシギとセイタカシギ

2015年8月29日 晴れ後曇り、雨
 
 昨日、当地を訪問されたHさんから「B&G近くの田んぼではエリマキシギは2羽いた」とお聞きしていたので今朝、様子を見に行ってきました。一昨日と同じでセイタカシギとつかず離れずで採餌しておりました。エリマキシギ2羽は一見しただけでサイズに差がありました。


この田んぼでは今朝はトウネン、ヒバリシギ、
アオアシシギの姿も確認できました
 左が♀、右が♂と思われます





ムナグロがやって来ました

2015年8月28日 晴れ  風弱い
 
 上福井にあるわが家では一番広い田んぼ。
 毎年、春と秋にはムナグロが好んでやって来る田んぼです。
 でも、今年の春はほんの少数のムナグロしか立ち寄ってくれませんでした。
 今日は見えたらラッキーという気持ちで訪ねたのですが・・・いました、いました!
 耕起された泥と稲株に紛れるようにムナグロの一団(30羽±)が採餌中でありました。


 見たところ全て胸から腹にかけて黒い斑が
 残るタイプでした
 ムナグロは好んで降りる田んぼがあるようです



今日はシギ三昧

2015年8月27日 晴れ 弱い北西風 
 
 Yさんが「用事があるので」と言い残して野鳥園を後にしてほんの2~3分して、そのYさんから「お宅の田んぼの近くの”ジル田”でセイタカシギが3羽おるでよ」と連絡をいただきました。
 ”ジル田んぼ”は水を張ったジルジル状態の田んぼのこと。どうやら野鳥園から神明神社への道路沿いにある田んぼのことのようです。
 駆けつけると3羽の内、2羽は休息状態、残り1羽だけが採餌中で近くまで来てくれました。少し羽が褐色がかって見えたので若い個体だったのかもしれません。

 Yさんの車が見えなくなっても観察を続けていたら、またまたYさんからの電話。
 「B&G下のケアセンター前でもセイタカシギが2羽おる。こっちはツルシギみたいなのが一緒」
 「ほなすぐ行く」と私。一緒のツルシギ風はエリマキシギのようでした。

 ところで同時に江ノ島の休耕田(今津漁港北)でも昨日と同じ個体らしきセイタカシギ1羽を確認しました。これで野鳥園の近辺3か所で合計6羽のセイタカシギが確認されたことになります。
 おそらく今日は県内あちらこちらでもセイタカシギの姿が見られたことでしょうね。

 とにかく今日はすっかりYさんに”おんぶにだっこ”の一日でありました~。


 神明神社手前の田んぼにて
 3羽の内1羽だけがこちらへ近づいてきました
 そしてシコを踏んでくれました
 B&G近くの老健施設前の田んぼにいたコら
 セイタカシギ2羽と一緒だったのはエリマキシギ
 のようです。エリマキは幼鳥、おそらく♀
 セイタカシギとエリマキシギの2ショット  江ノ島の休耕田にてセイタカシギ1羽と一緒
 だったのはコアオアシシギ
 手前は幼鳥、奥は成鳥冬羽と思われます
 江ノ島の休耕田にて
 このタカブシギはあまり警戒しない個体だった
 幼鳥だからかな?盛んに草をつついていました
 夕方、神明神社手前の田んぼではアオアシシギ
 が採餌中でした。餌はタニシのようですね





セイタカシギ

2015年8月26日 曇り時々晴れ 
 
 今津漁港近くの休耕田(江ノ島の休耕田)にセイタカシギ1羽がやって来ました。観察されていたKさんによると台風前に見能林で居た個体とのことで盛んに採餌しておりました。シギ類は他にタカブシギ、ソリハシシギも見かけましたが遠慮気味にセメン畔にとまっているだけ。水位が高いので田んぼに入りたくなかったのかしらん・・・。台風前にはたくさんのサギ類が詰めかけていたのですが、今日は付近の田んぼに分散していた様子。23日にはここでコサギを25羽見かけた。まとまってこれだけのコサギを見たのは本当に久しぶり。

 ソリハシシギとセイタカシギ  トビを警戒して飛ぶセイタカシギ
 成鳥♀のようです
 2015年8月23日撮影
 トウネンとソリハシシギが一緒に採餌
 2015年8月23日撮影
 堤防の坂道で見かけたムクドリ幼鳥
   
  2015年8月23日撮影
 この日はサギ類が多かった
 写真は奥がアマサギ、中と左がチュウサギ
 右奥がコサギ、手前がクロサギ
 2015年8月23日撮影
 セメン畔にずらりと並んだ中から
 手前2羽はチュウサギ、奥2羽はアマサギ



田んぼのシギ類

2015年8月19日 雨後曇り 弱い南東風 
 
 雨で稲刈り中断。
 今朝のように本降りの雨だと刈ろうか刈るまいか悩む必要がないので助かります。
 これ幸いに今日は久しぶりに鳥探ししました。
 でも今日の野鳥園の観察舎は蚊が多くて・・とても鳥見どころではありませんでした。
 
 そこで稲刈りの終わった田んぼを一回り。お目当ては2日前に自宅で上空からの声を聞いていたムナグロです。毎シーズン彼らがよく降りる田んぼの脇に車を停めて待ちました。
 目の前の田んぼでは切株の隙間で忙しそうに採餌するソリハシシギ、ヒバリシギの姿がありました。じっくり観察しようと車の窓辺にスコープを取り付けていたところで後方からヒョロヒョロとムナグロの声が聞こえてきました。振り返ると一群10羽が低く飛び去るところ・・・記念写真は撮れず終い。残念。
 

 2015年8月18日撮影 上福井の田んぼにて
 稲の刈り跡にやって来たカルガモの一群
 上福井の田んぼにて
 ソリハシシギが2羽
 上福井の田んぼにて
 ヒバリシギでしょうか・・こちらも2羽いました
 左のシギの飛翔



アカガシラサギ(夏羽)

2015年8月8日 晴れ 弱い北西風 後 南東風 
 
 今日も出会いがしらの遭遇でした~。
 
 今朝、何気なく裏の川(苅屋川)を見た時のことです。黒っぽ~いベストを着込んだシラサギが今まさにヨシ原めがけて降下しているのが目に入りました。
 思わずアカガシラ・・と声に出してしまいました。
 昨年の今頃は野鳥園でお馴染みの鳥だったのですぐにそれとわかりました。昨年と違うのは今回は完全な夏羽だったということ。急いで自宅に戻り、ベランダから撮影しました。アカガシラサギは堤防の法面を数カ所移動した後、南側の田んぼの方角へ飛び去りました。
 今年のアカガシラサギは本年5月上旬に出島の神明神社近くで見られていますが同個体なのでしょうか、もしや近くのサギコロニーで他のサギ類に混じって繁殖とか・・・。ないだろうなぁ・・・。

 さて、ベニバト、コシャクシギと珍鳥を出会いがしらで見つける幸運に恵まれていた私めです。
 幸運は三度続く?と言いますので次は何が出るのかな?と内心期待してたのですが・・・。
 いやいやアカガシラごときでは満足できませんねぇ~。
 
 とにかく、このアカガシラサギは野鳥園にも出る可能性大です。来園された時は注意ですよぉ~。
 

 目にした時はちょうどこんな具合に降下して
 きたところでした
 苅屋川北岸の法面でしばらくじっとしていました
   
  川の下流に向けて飛び立ったところ   アカガシラとは関係ありません
 田んぼで群れていたアマサギを狙ってやって
 来たハヤブサです



いよいよアマサギのシーズン

2015年7月31日 晴れ 弱い南風
 
 田んぼの脇でイナゴが見られるようになったと思ったら今朝は上福井の田んぼ(道の駅東の約60haの田んぼ)でも7羽の小群が確認できました。
 アマサギは那賀川町の北端付近では50羽+の群れが4~5日前から見られるようになっているので間もなく近辺にも大きな群れがやって来ることでしょう。そしてアマサギの群れがやって来るといよいよ稲刈り準備です~ この暑いのに・・・思いやられます~。
 

 江ノ島と和田島の境界付近にて
 野鳥園から北西方向3kmほどの田んぼでは
 50羽+の群れがおりました
 東観察舎にて
 あまりの暑さにゴイサギも泳いでいました



センダイムシクイ・バン(幼鳥)

2015年7月30日 晴れ 弱い南風
 
 今日、野鳥園の観察路で見かけたセンダイムシクイは渡りなのでしょうかねぇ。クスノキの中にいたのですがあまり活発ではなかったです。おかげでじっくりと撮影できましたが、蚊には参りました。
 

 センダイムシクイ 東観察路にて
 5mぐらいの距離でしたがじっとしてました
 後姿でやっと頭央線が確認できました
 バン幼鳥 東観察舎にて
 やっと幼鳥が確認できました
 ゴイサギ幼鳥 東観察舎にて



今はゴイサギ

2015年7月28日 晴れ 南風
 
 この時期、鳥の姿が無いわけではないのですが・・・・。
 野鳥園では今はゴイサギの姿が目だっております。多くはいわゆるホシゴイと呼ばれる幼鳥ですが、中には白い冠羽が凛々しい成鳥も見られます。
 最近、自宅で居てもアオアシシギとかクサシギの声が聞こえてくる時があります。暑いさなかですがシギ類の渡りが始まっているようです。
 

 2015年7月24日東観察舎にて
 ヨシの茎を咥えたゴイサギ幼鳥
 2015年7月24日東観察舎にて
 大きなオタマジャクシを食べていた
 2015年7月21日 江の島の休耕田にて
 タカブシギが2羽入ってました
 2015年7月21日 江の島の休耕田にて
 コチドリ15羽±の中にヒバリシギが1羽



今日はカワセミ

2015年7月23日 雨後曇り 南風
 
 雨がよく降ります。今日は野鳥園のカワセミです。最近また姿を見せるようになっているようです。
 飛んで来る時にはだいたい鳴き声でわかるのですが、今日はいつのまにか観察舎のすぐ左側のノイバラにとまっていました。水路の水位が高くなっているので見張りにはいい高さになっているのでしょうね。
 
 ※コシャクシギ情報
 コシャクシギはB&G運動場で昨日22日の昼頃に見かけたのが最後だったのですが、Sさんが今朝23日05時40分頃に運動場から飛び立ち、南西方向へ飛び去るのが観察されております。私は今日は見ておりません。
 

 東観察舎にて
 このカワセミはお子様でしょうかね
 一瞬のホバリングの後水面へ突っ込んで行く
 お見事!
 小魚を何度も杭に打ちつけていました
 那賀川町色ケ島にて
  トビが2羽揃って松の枝にとまっていました
  幼鳥が盛んに鳴いていました



コシャクシギ続き

2015年7月21日 曇り一時雨 南風
 
 嬉しくて午後にも出かけました。続報です。
 コシャクシギは運動場の草地でフナムシとかミミズのような生き物を盛んに捕っていました。
 明日も居てくれたらいいのですが・・・。
 私は明日は家でおとなしくしていよう思っています~。
 

 このコは上嘴の先端が少しだけ欠損してます
 一見、餌捕りには問題ない様子でしたが・・・
 ハシボソガラスとの大きさ比較
 こんな草地の中にフナムシがいるのかぁ?  やはり海岸沿いの施設ですね~
 すぐ側にもいました フナムシ
   
  飛翔形その1   飛翔形その2



コシャクシギ!

2015年7月21日 曇り一時雨 南風
 
 先日のベニバトに続いてまたまた未見の鳥と鉢合わせてしまいました。
 
 今朝8時過ぎ今津漁港からの帰り道、堤防上を軽トラを走らせてB&G運動場横にさしかかった時のことです。運動場上空をコアジサシ大の鳥が飛んでいました。その鳥は何か運動場に降りたいような、そんな羽ばたき方をしておりました。よく見るとクチバシが下に曲がっているような・・・まさかコシャク?!と車を降りたところで、その鳥は海上方向へ飛び去って見えなくなってしまいました。しばらく沖合の消波ブロックの上等を探したのですが見つけられませんでした。仕方なくいったん帰宅。

 あらためて9時半頃にB&G運動場へ出向きました。運動場の周囲の低い草むらを双眼鏡で流していると小さ目のチュウシャクシギ風を見つけました。果たしてクチバシは?!短いです~!!いくらチュウシャクの幼鳥といえどここまで短くはないはず。とにかく証拠写真までとピンボケ写真を量産。
 その内、運動場内を短く飛んでくれました。着陸時に撮影した写真を見ると腰から上尾筒は白くありません。ついにコシャクシギと出会えました。

 実は、私はいつか出島野鳥園入り口の土場(草原)もしくはB&G運動場あたりでコシャクシギが出るのではと思っていたのです。それがまさかこの時期になるとは思ってもみなかったです。それだけに喜びひとしおです~。
 

   
   





今どきのモズ

2015年7月11日 晴れ 弱い南風
 
 今朝、家の電線にとまっていたモズ、何か変?だなと思ってよく見るとデイパックを背負っているような姿をしておりました。暑い盛りを迎える頃には姿を消すモズですが、まだあちらこちらで見かけます。
 

 羽毛を立てていただけでしょうか  7月7日 野鳥園にて撮影
 幼鳥のようですが赤みが強いです



オシドリがやって来ました

2015年7月3日 くもり
 
 園内の刈りこみ個所の草が伸びてきたので午前中に草刈りしました。
 夕方になってから、その刈り取り跡に何か出てないかと様子を見に行ったところ池で羽繕いしているオシドリを見つけました。クチバシに赤みが見られるので雄エクリプスのようです。


 西観察舎にて撮影
 クチバシの白は羽繕いで着いた羽毛と
 思われます
 東観察舎から撮影
 水浴び後は学習舎前の池に移動



近隣アジサシ情報

2015年6月27日 曇り 弱北風 
 
 今日は出島は遠慮して近場で鳥を見ておりましたので近隣情報。
 出かけたのは那賀川河口。一時、数を減らしていたコアジサシも元通り100羽を超える規模に戻っておりました。営巣場所を避けるため浜辺に寄って進むと小石混じりの波打ち際が見えます。そこで今日は色々なアジサシ類を観察できました。
 
 Mさんによると現在、和田島では立派なサバが釣れているとのこと。おそらく沖では小魚が湧くようにいるのでしょう。昨日は那賀川町の沖合で2000羽を越えるオオミズナギドリの大群が見られました。アジサシ類が盛況なのもこのあたりが関係しているのかも知れませんね。


  クロハラアジサシは少なくても6~7羽はいました   時々いいところを飛んでくれました
   
 ハジロクロハラアジサシ(手前)
   クロハラアジサシ(奥)
  落ち武者頭の姿も
   
 コアジサシを追いかけるクロハラアジサシ  コアジサシの落とした小魚を咥え上げた
 クロハラアジサシ
 足が赤い・・・アジサシの亜種か?
 私としてはベニアジサシであって欲しい
 アジサシ類に混じってアカアシシギが飛び立ち
 ました。野鳥園へ行ったのかも?!



ベニバト続報

2015年6月26日 雨 南風
 
 今日は本降りの雨になりました。
 それでも朝早い内には観察の方が来られていたようですが、私が出かけた時には誰もいませんでした。ベニバトは昨日と同じ場所で採餌しておりました。でも今日はキジバトに再三追われて、ゆっくりと食事をさせてくれない様子。その分、飛んでくれたり、車の近くまでやって来たりでなかなか中身の濃い観察となりました。でも、レンズは曇るし雨交じりの南寄りの風は吹きこんでくるしで大変でした。


 すぐ近くまで来ました ノートリミングです~  尾羽の裏はこうなってるんですねぇ 
 尾羽の最外側は根元まで白いです  雨で濡れているせいか本来の尾羽の模様が
 出てくれません



ベニバト登場!

2015年6月25日 晴れ 南西の風
 
 今日は未見の鳥との出会いです!
 
 午後の出島詣のため野鳥園入り口のT字路にさしかかった時のことでした。目前を変なムクドリが飛びました。この時期たくさん見かけるムクドリ幼鳥かな思ったのですが、尾羽の外側が白いんです。よく見ると飛び方もハト風。その鳥はすぐに脇の残土置き場に降りました。双眼鏡で見ると、頭部が綺麗な灰色。首にはっきりと黒い線。日陰に降りていても、羽が赤味がかっているのが見てとれました。
 図鑑でしか見たことない鳥、ベニバトとの初の出会いです~。
 地上に降りた姿はそうでもないのですが、初めに飛んでいる姿を見た時にはムクドリと思うほどに小さな鳥という印象。漫然と見てるとベニバトと気づかないかもしれません。


   
 体下面まで赤褐色 ♂成鳥と思われます   莢を弾けさせたアブラナ科のような植物
 ベニバトはこの下で採餌していたので、この実を
 食べていたのかもしれません



婚姻色のコサギ

2015年6月23日 
 
 今日は園の近場情報。
 野鳥園の駐車場でYさんが婚姻色のコサギの写真を見せてくれました。
 目先がきれいな赤紫色した個体で指にも赤味がさしていました
 最近、こんなにきれいなのは見たことないので何処で写したの?とお聞きしたら今津漁港近くの休耕田とのこと。以前から気になっていた休耕田でした。
 ところでこの休耕田、Yさんは一日に2回行くというから驚きです。
 やっぱり珍鳥に縁のある人は違います~。


 4羽まとめてコサギを見るなんて久しぶりです~
 パドリングを繰り返しながら小魚をGet
 婚姻色の色はジャンボタニシの卵色ですねぇ
 クチバシも真っ黒です~



オフでも油断できない

2015年6月22日 
 
 すっかり鳥の方はオフな感じになっている出島野鳥園ですがオウチュウ、クロハラアジサシのような鳥が突然やって来るので空けるわけにはいきません。午前と午後にそれぞれ短時間でも観察舎の様子を見るようにしています。
 何も鳥見は珍しい鳥だけを対象にしているわけではありませんが、意外な鳥に出会った時のワクワク感はたまりませんのでねぇ~。
 
 この春以降の渡りで得た教訓。
  その①  4月はムクドリに注意!ギンムクドリ、シベリアムクドリが入ります~。
  その②  5月~6月はヒヨドリに注意! もちろん、オウチュウです~。

 さしあたっての目標はヒクイナ(ヒナ連れ)とヨシゴイです。


 2015年6月19日東観察舎から撮影
 コサギ すっかり珍しい鳥の仲間入り
 2015年6月21日学習舎から撮影
 カワウ 羽の縁どり模様がいかしてます
 じっくりスコープで観察したい鳥
 2015年6月19日東観察舎から撮影
 マガモと呼ばれようがアイガモと呼ばれようが
 あたしゃ頑張るよぉ~
 2015年6月21日学習舎から撮影
 
 2015年6月19日東観察舎から撮影
 ホオジロ幼鳥 すっかり独り立ち
 2015年6月14日自宅にて撮影
 ハクセキレイ幼鳥 こちらは親鳥と一緒でした



オウチュウがまたやって来た!

2015年6月17日 曇り時々晴れ 弱い北風
 
 午前中に東観察舎を訪れた際に湿地の中でフライングキャッチ風の飛び方をした鳥を見かけ、もしやオウチュウ?と思って写真を撮っていました。しかし写真が遠く、なおかつピンボケでヒヨドリと区別できなかったのです。それにもしオウチュウとなると昨年に引き続いての登場です。正直なところそんな事あるはずないと思っておりました。

 ところが午後に野鳥園を覗いた時の事。
 駐車場にはKさん、Bさん、Mさんの車が停まっているのに東観察舎には誰もいません。
 皆さん揃って西観察舎?これは何か出てるかも!!と急ぎ西へ移動。
 そっと通路を進むと、西観察舎の中は緊張気味、皆さん揃って前方にカメラを向けています。
 
 なんと本当にオウチュウが来ていたのです。こんな事があるんですねぇ~!!。
 
 オウチュウは池を挟んだ正面の木にとまってフライングキャッチを繰り返していました。お気に入りの止まり木から飛び出しては戻って来るを繰り返していました。そして止まり木に戻ってくる時にはトンボを咥えていました。池の上にはたくさんのトンボが飛んでおり、それを餌としていたようです。
 
 しかし、今日、観察していて感じたこと。
 オウチュウという鳥はじっと枝にとまっていると意外と分かりにくいということ。大変な珍鳥とされていますが、今頃の時期、立ち寄っていても私たちがそれに気づいてないだけかも知れません。
 
 この時期は鳥が寂しくなって観察する人も少なくなる傾向です、昨年はレンカク騒動でたくさんの観察者の目がありました。そして今年もオウチュウの再来を期待する熱心な観察者の目があった。だから見つけられたのかも知れません。


 今回は少し茶色味が強い個体です  シオカラトンボを捕ってきました
 今日一番近かったのがこの写真(もちトリミング)
 下雨覆いに白い斑が見られます
 池の周りにはウスバキトンボの大群
 餌は十分、もしかしたら明日もいてくれるかも?
   
  東観察舎では久しぶりにヒクイナのペア
 に出会えました。ヒナの出現を期待してたの
 ですがまだ先かなぁ・・・?
  今日のヒクイナの餌 何だろ?稚貝?
 どうやらダンゴムシのようです~



クロハラアジサシ続報

2015年6月15日 晴 弱い南東風
 
 クロハラアジサシ、今朝、野鳥園を訪ねたらまだいました。昨日と同じ学習舎前池の杭上で休んでおりました。ただし今日見かけたのは3羽。今日はもっぱら杭の上で羽繕いをするだけで昨日のような園内を飛びまわって採餌するようなことはありませんでした。昨日は苅屋川方向とで出入りしていましたが今日は海岸との間を往復していたようです。今日の3羽は下の写真のようにそれぞれが特徴を持った個体でした。
 なお、午後に訪ねた時には姿を見かけませんでした。抜けてしまったかな?
 
 
※クロハラアジサシは翌16日にも2羽(頭部が黒くて腹が暗色&頭部が斑で腹が白)を確認しましたが17日には終日確認できませんでした)

 頭部が黒くて腹が暗色の個体  頭部の黒が薄くて腹が白い個体
 頭部が斑で腹の白い個体  風向きがよかったのかこちらを向いて
 ホバリングしてくれたミサゴ



クロハラアジサシが6羽!

2015年6月14日 雨
 
 定例探鳥会の始まる直前の学習舎。Yさんの「あれ何で?」の一言に前方を見るとヒラヒラ飛ぶ鳥が見えました。すかさず誰かからクロハラアジサシ!の声。
 最近めっきり寂しくなっていた野鳥園に珍鳥を呼んでくれたのはまたしてもYさんでした。
 
 ところでこのクロハラアジサシ、初見は1羽でしたが園内への出入りを繰り返す内に6羽まで数を増やしました。私には頭部が黒くて腹が暗色なのが4羽(腹の濃淡にはバラツキあり)、頭部の黒が薄くて腹が白いのが1羽、頭部が斑で腹が白いのが1羽だったように見えましたが・・・。
 
 久々にエキサイティングな野鳥園でしたが明日はどうかな?


 



危機一髪!

2015年6月11日 雨
 
 東観察舎での出来事。今日はカイツブリの親子が危機一髪でした。
 観察舎前の水路を東から西へ大きなヘビが泳いで行ってから30分ほど後のことでした。
 カイツブリの親子(成1、幼1)が同じように水路を西へ向けて泳いでいきました。
 左側の開けた水路に親子がやって来た時でした。その親子を撮影しようとファインダーを覗いた時に親鳥が水に潜ったのと同時にヘビが水面から頭をもたげるのが目に入りました。
 すぐさまシャッターを押して撮影したのが下の写真です。
 今さらながらですが私のカメラはタイムラグが大きいです~。


 アオダイショウのようですね  この十数秒後の事でした
 大きな波紋は親鳥が潜ったためのものです。ヘビの頭の角度がヒナから少しずれてるのは
 親鳥が威嚇、もしくは誘導したのではと想像しています。ヒナは無事でした。
 



この時期は河口に注意!

2015年6月9日 雨、曇り
 
 最近、園内のニュースがないので今日は近隣での情報。
 畑用の苗を仕入れに出かけていたところへSさんからの電話。
 那賀川河口に体から羽に欠けてが黒いアジサシがいるとの情報でした。羽が黒いアジサシなんて尋常ではありませんのですっ飛んで行きました。
 しかし現場へ着いた時は釣り師が浜に侵入した後で問題の鳥は見えなくなっていました。撮影されていた写真を拝見した限りではハジロクロハラアジサシの夏羽のようです。そこでしばらくの間アジサシ類の群れの中を探していると動きの異なるアジサシ類が混じっているのを発見。
 この時期は河口に注意ですね。


 アジサシとコアジサシ  はっきりしない写真ですが・・・
 この種のアジサシ類が4羽いました
 2015年6月8日 東観察舎にて撮影
 カイツブリの親子
 東観察舎にて
 オオヨシキリ
 

落ち着いても油断禁物!

2015年5月26日 晴れ 北寄りの風
 
  渡りも一段落、すっかり落ち着いた様子の野鳥園でした。昨年の今頃はレンカクだオウチュウだと大騒ぎだったですがあれは何だったのでしょう・・・今となっては夢のような出来事です。
 見ることが叶わないのならばせめて声だけでもと耳を澄ませても変わった声は聞かれず。
 だけど、地道に見ておかないと、たまにあっと言うのを出してくれるのが出島ですからねぇ・・・。
 まだ油断できません。


 2015年5月25日東観察路にて撮影
 まだ渡り中のコがいました サンコウチョウ♀
 2015年5月25日 西観察舎にて撮影
 ヒナ3羽の家族でしょうか、この日に
 見られたヒナは2羽・・・残りの1羽は何処へ?!
 2015年5月24日 学習舎にて撮影
 ヒドリガモ♀ まだ残っています
 2015年5月23日 東観察舎にて撮影
 この日、カイツブが捕っていたのはザリガニ
 



野鳥園にハチクマが寄ってくれた!

2015年5月21日 晴れ 北西風
 
  今朝、西観察舎へ行った時のことです。覗き窓から池の様子を見ようとしたら前方の林からタカ類が飛び立ちました。初めに目に入った下雨覆いの色合いからサシバ?いやいや大きい大きい!チュウヒ?出島ですからねぇ・・・羽が少し長めなタカといえばチュウヒしか思いつきません。
 ここは慌てている自分の目より写真、ということで撮影したのが下の写真。
 正体はハチクマでした。
 出島へハチクマが降りたという記憶はないなぁ・・・。
 昨日でハチクマは見納めと思ったのに出島で出てくれるとは思いもしなかった。


 西観察舎前の林から飛び立ったハチクマ
 昨日、島で撮ってきたのと違いますからねぇ~
 東観察舎前に出て来たヒクイナ
 2羽で行動していました おそらくペア
 カイツブリのヒナも大きくなっています
 親鳥が咥えているのはドジョウでしょうか
 ヒナのバンザイです~
 



コヨシキリ来ました!

2015年5月16日 曇り 弱い北西風
 
  今朝は東観察舎でコヨシキリのさえずりが聞けました。弱いさえずりではありませんでしたが特徴のある節回しですぐわかりました。しかし藪の陰で遠慮気味に鳴いていたようです。さえずっている時はたいてい目立った場所にとまっているものですが、なかなか見つけられませんでした。結局、姿を見たのは午後になってからでした。
 おそらく明日あたりは県内あちらこちらでコヨシキリのさえずりが聞けることでしょう。
 
 コヨシキリのさえずり~2014年5月30日録音。


 なんとか証拠写真  撮れてよかった~
 園内に飛んできたダイサギの足
 関節部に棒のようなモノが刺さっている!?
 一瞬、白鳥かぁ?
 左の負傷したダイサギとは別の個体です
 



サンコウチョウ♀

2015年5月15日 晴れ 弱い南風
 
  今朝の野鳥園はサンコウチョウ。
 観察路沿いの林を3羽のサンコウチョウ♀が東へ西へ行き来していました。
 ほとんど暗い場所ばかりなんで写真はいわゆる証拠写真ばかり・・・。
 他には今日はセンダイムシクイが賑やかでした。台風通過後に一気に渡って来た感じ。

 

 東観察舎裏のエノキにとまってくれたのに
 残念・・・ボケボケでした
 ♂ほどの声量はないですがさえずってました
 パンク頭です~  せっかく近い所にとまったのにカメラを
 向けた瞬間に飛ばれました
 



ショウドウツバメ

2015年5月14日 晴れ後曇り一時雷雨後曇り
 
  この時期、10羽以上のツバメの群れが飛んでいたら注意してご覧になってください。
 おそらく少し小型で色合いの鈍いのが混じっているはずです。それがショウドウツバメです。
 先日の定例の出島探鳥会のテーマ鳥はショウドウツバメでした。遅ればせながらの登場でした。

 今日は観察路でサンコウチョウの♀が確認されています。さらにジュウイチ、ホトトギスの声も聞けました。トケン類の声がしだしたところで夏鳥の渡りも一段落というところでしょうか。
 
(そうそうコヨシキリが残っていました、賑やかなのを忘れてはいけませんねぇ)

 今日は野鳥の声を私のショボイ録音機で採ってみました。
 一つ目は本日、東観察舎向こう正面の林内から聞こえてきたジュウイチのさえずり
 二つ目は西観察舎で聞けたオオヨシキリの地鳴き。繁殖が一段落した以降はこの声が手がかり。
 

 ショウドウツバメの胸の暗色線は
 双眼鏡ではなかなか見えません
 比較のためツバメも
 大きさの差もこのぐらいの感じ?
 ヒクイナは日が陰った方が出やすい  オオヨシキリは3か所以上でさえずり
 



右目に障害のあるカルガモ

2015年5月12日 曇り→大雨 南強風→北西風が段々強くなる
 
 台風で大雨なのに野鳥園へ行ってしまいました。すっかり依存症の私めです~。
 
 でも、普通じゃない時に出かけると普段出会えないコに会えます。
 東観察舎前にやって来たカルガモ。どことなく変・・・・。よく観察すると右目が赤いです。
 おそらく片目は見えないのでしょう。でも最後は元気よく飛んで行きました。
 
 久しぶりにヒクイナにも会えました。
 まさかこんな日に人が来てるとは思いもしなかったのでしょう。しばらくの間、観察舎前で採餌を続けてくれました。
 

 この眉斑の乱れに目がとまりました  怪我によるものか、先天的なものなのか
 ヒクイナはミミズのようなのを捕っておりました  観察路の濡れモズはカエルを捕えていました
 



ササゴイ

2015年5月11日 晴れ 北寄り、後南寄りの風
 今日の西観察舎ではササゴイのサービスがよかったです~。
昨シーズンのササゴイは4月27日にSさんによって初認されています。今シーズンも5月5日に新堤防方向へ飛び去るササゴイをSさんがご覧になっています。
 そのササゴイ、今朝、西観察舎を訪ねた時にタイミングよく池の杭を目指して飛んで来ました。
 杭の上をヒョイヒョイ飛び移ったり、水面に突撃したりとなかなか見ごたえありました。

 学習舎前では現在、モズの巣立ち雛に親鳥が給餌しているのに出くわしましたが、なんと親鳥が咥えていたのは小鳥の骨付き肉でした。やっぱりモズは猛禽ですね。
 

 よぉーい   あらよっと
   
  ムムム?!   うりゃー
   
  駄目だこりゃ・・  こいつにはかなわん・・
 



サンコウチョウ来ました

2015年5月9日 曇り時々小雨 弱い北寄りの風
 昨日8日に今シーズン園内初のサンコウチョウが出ました。
 サンコウチョウを心待ちにしていたIさんの一念が通じたようです。
 Iさんによると私が草刈りを終えて野鳥園を後にしたほんの数分後に出たらしいです。残念!
 昨日は他所でもサンコウチョウが見られたそうです。まとまって渡って来た感じです~。

 Iさんが撮影された写真
 学習舎前で待っていたら西観察路の方から
 飛んできたとのこと
 今日も出ないかと同じ時間帯に訪れましたが
 現れず・・・・・。
 写真は毛虫がいっぱいの学習舎前のエノキ
 



アカガシラサギ

2015年5月8日 晴れ 昼間は弱い北寄りの風
 朝の畑仕事をしていたらYさんから出島の田んぼでアカガシラサギがいるとの有難い情報が入りました。全て放り出して出かけたのは言うまでもありません。
 
 アカガシラサギは50mほど離れた田んぼの中で採餌中でした。
 時々振り返り様に何かを追いかけるようにして水面から小さなものを咥え上げていました。
 しかし何を捕っているのかわかりませんでした。
 今回の個体は完全な夏羽にはなり切れてない点で野鳥園で昨年夏を過ごした個体とよく似ております。これから換羽が進むことも考えられますが、同個体の可能性は捨てきれません。5日にはアカガシラサギが野鳥園内の杭にとまっていたとの情報もありました。
 いよいよ野鳥園への定着が期待されるところです。

  なお、今日撮影した場所は集落を抜ける狭い道路際の田んぼでした。証拠写真だけ撮影して早々に撤収してきました。


 横から  後姿
 



アマサギ

2015年5月7日 曇り時々晴れ間がのぞく
 3日前のチュウサギに続いて昨日にはアマサギの姿を見ました。アマサギは昨年と初認日が同じです。確認場所も旧堤防近くの田んぼで同じでした。
 アカガシラサギとツバメチドリが期待された野鳥園ですが今日は気配なしでした。観察路周りもいたって平穏?


 2015年5月6日撮影
 アマサギ夏羽 やっと周辺で見られるように
 なりました
 観察路で見られたモズ♀
 今どきのモズは悩ましい・・・
 西池の杭でくつろぐバン  2015年5月5日撮影
 シマアジ♂ 今日もいました
 



アカガシラサギ・ツバメチドリ

2015年5月4日 曇り 弱い南風 夕方には霧
 朝の内に畑仕事を済ませておこうと励んでいたところ、Yさんから近くでアカガシラサギが出たとの情報をいただきました。仕事が一段落した後で私も出島一帯を探し回ったのですが結局見つけられませんでした。失敬して撮影させてもらったモニター写真が保険になってくれました。Yさん、ありがとうございました。
 昨年のアカガシラサギは5月下旬にやって来て野鳥園で越夏しましたから、その内今回のも野鳥園で見られるようになるかも・・・期待しましょう。

 日が傾いた頃になってから北の方から霧が出てきました。そんな状況下の野鳥園でツバメチドリ3羽が飛びまわってくれました。キュリリ、キュリリと鳴きながら何回も観察舎上空を飛んでくれましたが、狭い観察舎の覗き窓からでは思うように撮れませんでした。


 Yさん撮影のアカガシラサギ
 バックにピントが行ってますが夏羽というのは
 わかります
 レアハンターYさん面目躍如です~
 私もあやかりたいです
   
  お腹いっぱいなのかな?   羽の赤レンガ色が出てほしかった
   
  上福井の田んぼでやっとチュウサギの姿を
 見かけるようになりました
 イヌマキの樹冠上で成長したアオサギ幼鳥
 



シマアジ♂

2015年5月3日 晴れ 雨後曇り時々小雨 弱い南東風
 日曜で開館中の学習舎を訪ねましたが、運がいいことにシマアジ♂の姿が見えました。
 今シーズン、シマアジ♂を見るのは私は40日ぶり。今日こそ声を聞きたいと耳を澄ませました。ギリギリとそれらしい声が聞こえた気がしたのですがあれは私の空耳だったのかなぁ?
 朝は学習舎横の茂みからノゴマのさえずりも聞かれたとのこと。チュウサギも飛んできました。
 一方、冬鳥のオオバンはまだ2羽残っています。こちらは繁殖までいってくれることを期待してます。


 
シマアジ♂(右側) 左手前はコガモ♀   学習舎前池にダイブするミサゴ
 



オオミズナギドリの大群

2015年5月2日 晴れ 朝方穏やか 日中は南寄りの風やや強め
 Mさんから辰巳の防波堤にて間近でたくさんのオオミズナギドリが飛んでいるとの情報をいただきました。昨日には伊島連絡船の航路筋でも見られたようで、大きな群れがやって来ているようです。昨年も5月から6月にかけて何度か大きな群れを確認しております。Mさんによると着水して餌を捕っている個体が多く見られたとのこと。
 私も新堤防の東端にて群れの様子を観察してきました。オオミズナギドリの群れは那賀川河口域が特に濃い印象でしたが北は和田島沖合あたりまで広がっていました。個体数はとても数えられる状況ではなかったです。双眼鏡で見える範囲を大雑把にカウントしても1000羽は軽く超えていました。スコープで覗くとさらに沖合にかけて群れているのが見えました。おそらくウン千羽でしょう。


サムネイルサイズでは無理だなぁ・・・
左はオーシャン東九、右は那賀川河口北突堤の
先端の灯台です
 


普通種をじっくりと・・・

2015年4月29日 雨後くもり 東寄り微風
 今日、苅屋川でオオヨシキリのさえずりが聞けました。苅屋川での今季初認です。
 上福井の田んぼではムナグロ4羽が飛んでいました。やっと来たかという感じです。
 野鳥園では今日はコムクドリの姿をほとんど見かけませんでした。他の夏鳥も見かけずちょっと寂しい感じでした。渡りは小休止でしょうか。
 こんな時には普通種をじっくり観察するのがいいです。スコープで観察するホオジロ♂はなかなかイカシテマス。この鳥がめったに見ることができない鳥だったらどうなんだろ思います~。


 ホオジロ♂  頭に脂を塗り付けるカイツブリ
 



ノジコが見たい・・・

2015年4月28日 晴れ後くもり 南寄りの風
 時期柄、私には見たい鳥がいます。
 それはノジコ。
 今季は先日出かけた伊島で見てはいるのですが出島で見ないことにはスッキリ出来ません。
 私が今までにノジコを確認しているのはもっぱら旧堤防。それで旧堤防を重点的に探しました。でも、今季の旧堤防はノジコどころか鳥をあまり見かけません。例年ならコムクドリの群れがザワザワと飛び立つのですがそれも見かけません。少数のヒヨドリとホオジロを見かけただけでした。
 
 ヨシ原ではオオヨシキリのさえずり、観察路ではキビタキのぐぜりとアカハラのさえずりが聞けました。今日は上空を鳴きながら飛ぶムナグロ1羽を見かけましたが、上福井の田んぼではまだムナグロの群れの姿はありません。近隣の田んぼでは観察されているようですが・・・・私が気づいてないだけかしらん。


 アオジ♂ 西観察路にて
 緑っぽいのは目の周りが気になります
 ホオジロ 東観察路にて
 食べてるのは何の幼虫だろう?
 キビタキ♂ 東観察路にて  2015年4月27日撮影
 キビタキ♀ 東観察路にて
 



クサシギ・ヒクイナ

2015年4月27日
 暑いぐらいの天気が続いてます。
 昨日まで観察路周りで見られたシロハラ、アオジを今日は見かけませんでした。渡ってしまったのでしょうか。夏鳥は観察路でキビタキ♂♀、サンショウクイ、コムクドリ、エゾムシクイ(声)が確認できましたが、この時期としてはさえずりが少なく静かな野鳥園でした。天気が良すぎて立ち寄らずにこちらも一気に目的地へ向けて飛んで行ったのでは・・・なんて考えてしまいます。
 後続に期待です。


 クサシギ  西観察舎にて  ヒクイナ  東観察舎にて
 モズ♂  旧堤防にて
 この個体は随分白っぽく見えます
 左個体の飛翔
 お腹の黒は足指のようです
 



今日はノゴマDay

2015年4月23日
 今日はノゴマDayでした。
 午前中には西観察路脇でさえずりが聞けました。夕方には野鳥園東端のノイバラに覆われた草原にて少なくても4羽(♂2羽、♀2羽)が確認できました。♂は姿をちらっとしか見せてくれませんでしたが少なくても2か所からさえずりが聞けましたし♀は追いかけっこしているのが見られました。早朝にスコープを持参すればゆっくり観察できるはずです。
 観察路沿いではウグイスに混じってアオジのさえずりが聞けました。センダンの低い枝にはキビタキ、高い枝にはアカハラ、コサメビタキ、若葉をつけ出したエノキではコムクドリの小群が見られました。


  ノゴマ♀   ノゴマがまとまって飛来した環境
   
 コサメビタキ
 東観察路脇のエノキにとまってくれました
 キビタキ♂
 こちらのおコも東観察路です



ヒヨドリ、キビタキ

2015年4月21日
 天気は回復したが北寄りの吹き返しの強い一日だった。科学センターを覗いたら駐車場にたくさんの車。それぞれの車の向きからして目当ては明白。すぐさま退散、野鳥園へ引き返しました。
 今日の野鳥園は風の音だけで鳥の方は寂しいものでキビタキ、アカハラあたりがちらっと出てくれただけでした。藪の中を動く小鳥が気になりますがたいていアオジ。でも油断してるとこの時期はノジコという場合もありますので注意です。


 西観察路で出会った無警戒のヒヨドリ
 園内ではもうヤブツバキの花は見かけないが・・
 フェンス越しに管理道の方を見てるとすぐ
 前の横枝にキビタキがとまってくれました
 二絞り分プラス補正ですが本来の色は出ず



ヒタキも♀が到着

2015年4月19日
 雨が小康状態になったところで野鳥園の様子を覗いてきました。
 今日はキビタキの♀を2羽見かけました。他にオオルリも♀がやって来たようです。
 東観察路では間近の茂みからコマドリのさえずりが聞こえてきました。しばらく観察路にしゃがみ込んで鳥影を探しましたが結局見つけられず。でも3種類のさえずりパターンをしっかり録音でき満足。
 観察路の帰り道、イタチと鉢合わせしました。


 キビタキ♀ 東観察路にて  ヒヨドリ 東観察舎にて
 アシナガバチをくわえていました
 ヤマガラ 学習舎前にて
 エノキの枝で3羽確認 出島では珍しい
 イタチ
 天敵も生き抜くのに必死なのでしょう
 肩が泥だらけでした



オオヨシキリが来ました

2015年4月18日
 昨日、中島港近くでオオヨシキリのさえずりを今年初めて聞いたのですが、今日は園内でもさえずりが聞けました。コムクドリはあちらこちらで声が聞こえ10羽前後の群れも見られるようになりました。しかし今頃の時期としては数はもうひとつです。例年なら旧堤防沿いを歩けばコムクドリが次々と茂みから飛び立つのに今朝は全く姿が見えませんでした。。


 オオヨシキリ 西観察舎にて
 残念飛ばれてしまいました
 コムクドリ 東観察路にて
 今日はさえずりを聞かせてくれました
   
  キビタキ 東観察路にて
 幼虫を食べていました
  アカハラ 東観察路にて
 センダンの枝にじっととまっていました



草むらの白いコ

2015年4月17日
 4月6日にYさんが撮影、その後も何人かにより観察、撮影されてきたコですが日曜日(12日)を最後に見られなくなっていました。ところが今日の昼前に再び現れました。


この2羽、変に仲よさげ~  草むらに潜ってしまい首から上だけ



アカハラ・オオルリ

2015年4月16日
 穏やかに晴れた朝でした。今朝はアオジとアオバトのさえずりが聞こえました。旧堤防水門からはヤマシギの飛ぶのが見えました。カメラを携帯してない時に限って出てくる・・・クヤシ。

 野鳥園の観察路を歩くときは慎重に。周りのヤブの中に注意を払うのはもちろん、曲がり角の先もそーっと覗いてから進みましょう。今朝はアカハラに会えました。


 アカハラ
 東観察路でたたずんでいました
 オオルリ
 学習舎前のセンダンで虫をフライングキャッチ
 タシギ
 東観察舎前で2羽見かけました
 今日の獲物はヤゴのようです



ちょっと寂しいコムクドリ

2015年4月15日
 今年はコムクドリが少ない印象です。
 例年なら今頃には100羽以上の群れが見られ、20日頃にかけてピークを迎えるのですが今年は4~5羽の小群をポツリポツリ見かける程度です。今のところYさんが昨日(4月14日)見かけた西観察舎正面のかん木沿いを飛んだ50羽ほどが一番多い情報です。
 
 今日も旧堤防を歩いてみましたがほんの数羽見かけただけ。私としてはナワシログミの不作が気になるところです。ただし、今年は4月に入ってからの天気が悪すぎます。やはり本隊が到着してないだけなのでしょうか。


  コムクドリ♂   コムクドリ♀
 何か実を食べてるようですがピンボケ・・
   
 このホオジロは何をしてると思いますか?
 実は足を痛めて擬似木上にうずくまっているのです
 何で足を痛めたかって?想定外の事情です~
 今日はオオタカ(幼)が飛びました




シメでした

2015年4月14日
 この時期は何が出るかわからないワクワク感があります。
 だから観察路を歩いていても自然と周りの様子には注意深くなります。
 今日も西観察路を歩いていて前方の木々の隙間に小鳥がとまるのが目に入りました。
 あれ?羽に白い筋がある!まさかカラムクドリ?!珍鳥ニュースが駆け巡っている出島ですからねぇ・・・期待しましたが、残念!シメでした~。
 
 昨日はキツネ、今日はタヌキが現れた野鳥園。
 馬鹿してくれませんかねぇ。そして夢のような鳥に会わせてくれませんかねぇ。

 外へ出て空を見上げると久しぶりに星空です~。
 この空の元、渡り鳥たちが飛んで来てるに違いありません。明日は何が出るかなぁ・・・




バンも大変・・

2015年4月13日
 今日は東観察舎でゆっくりとバンを観察できました。
 
 観察舎前の水際でバンのペアが採餌しておりました。
 そこへ別の1羽が近づいてきました。額板の色の鈍い個体でしたがこちらは♂だったのでしょう、ペアの内の1羽(♂)の攻撃にあって即退散させられました。
 
 しばらくするとまた近づいてきました。しかし、またまた攻撃を受けて退散。
 何度か繰り返している内にペアの♂が茂みの中に姿を消してしまいました。その機会を待っていたのか、またまた先ほどの♂が下尾筒の白い羽を広げてペアの♀に近づいてきました。するとペアの♀も下尾筒の白い羽を広げました。あれれ、もしや♀がその気になっちゃった!?それを見てたのか慌てた様子で茂みの中からペアの♂が戻って来ました。もちろん♂を激しく攻撃。
 
 攻撃する側、される側とこの時期のバンもなかなか大変です~


 交尾中のバン
 額板からクチバシにかけての赤色が
 一段と鮮やか
 ダイサギ
 黒いクチバシと目先の青緑色は夏の装い





雨の中のオオルリ

2015年4月10日
 雨の野鳥園を訪ねました。
 さすがに今日のような雨では鳥の気配は薄いです。さえずりはウグイスだけ。
 やっとのことで木々の隙間にオオルリ♂1羽を見つけました。
 天候回復が待たれます。


 オオルリ♂  シマアジ♀ これは昨日(9日)の撮影です



ヒレンジャク

2015年4月9日
 多目的広場脇の林でヒレンジャクを見かけました。
 今日は2羽しか見かけておりませんが、昨年のようにこれから数が増えるかもしれません。野鳥園へ来られたついでに多目的広場にも寄ってみて下さい。ヒレンジャクは枝の高い所にとまっていることが多いですが、昨年はキヅタの実を食べていましたので木に絡まったツタも要チェックです。

 最近、西池で小魚が群れているのをよく見かけます。小魚はおそらくボラの子と思われますが、大きな群れなのにカワウが見逃しているのは何故だろうか。(昨日はカワウが1羽だけ餌採りしていましたが・・・)


 ヒレンジャク   左はカワラヒワです  左の個体とは別個体です
 西池で群れる魚 ボラの子か  2014年4月8日西池にて撮影
 魚群の中から浮かび上がったカワウがくわえて
 いたのは10cm足らずの魚



今年の渡りは早い?

2015年4月8日
 今年の渡りは早いのかしらん?
 野鳥園及びその周辺部には続々と夏鳥がやって来ております。
 3月26日にコムクドリ、同31日にはキビタキ、4月3日にはノビタキ、同6日にはコマドリ、そして7日にはマミジロ、本日8日にはオオルリ、クロツグミがそれぞれ確認されています。
 冬に逆戻りしたような天気でしたが、鳥たちも早く来すぎたと嘆いているかも?


 キビタキ♂ いいところにとまってくれました
 多目的広場脇の林にて
 オオルリ♂ 気づくのが遅れシャッターチャンス
 を逃しました 証拠写真です~
 多目的広場脇の林にて
 ヒレンジャク
 多目的広場脇の林にて Yさん撮影
 3月12日のキレンジャクに続いて鳥運が
 最高潮のYさんです。ついてゆけば間違いなし~
 アオジ♂
 こちらさんも、もうすぐ北へ帰ります~



ダイサギが目立ちました

2015年4月2日
 私のフィールドはもっぱら野鳥園とその周辺部。限られた範囲ばかりで観察を続けているとちょっとした変化にも敏感になります。今日はダイサギでした。普段は池の杭にとまっているのはマガモ、カワウ、アオサギあたりが主でシラサギの類は2~3羽といったところです。それが今日は11羽まとめて学習舎前池の杭にとまっておりました。
 それがどうした?と言えばそこまでなんですが・・・・。


 そろそろチュウサギもやって来るかもと確認
 しましたが全てダイサギのようでした
 近くの休耕田でカニを捕っていたホウロクシギ
 このサイズだとそのまんま丸飲みです~
 東観察路沿いのサクラにやって来たヒヨドリ  突然、40羽ほどのコガモが飛来したが
 降りずにまた園外へ飛び去った。写真では
 シマアジは混じっておらす・・・





ホウロクシギ・コムクドリ

2015年4月1日
 野鳥園入り口近くの田んぼで撮影されたという写真を拝見しました。下腹部は白くないし、飛翔時の上尾筒も白くありませんのでホウロクシギのようでした。撮影されたMさんご夫婦によると2羽揃っていたとのことで、さっそく私も現場に行って撮影してきました。
 昨日園内上空を大声出して飛んだのはこの2羽だった可能性もありそうです。

 同じくMさんご夫婦から野鳥園入り口付近でコムクドリが5~6羽見かけたとの情報。こちらも様子を見に行くとナワシログミにとまったり電線に上がったりしているのが見えました。
 小群が見えだしたということは出島がコムクドリだらけになるのは時間の問題ですね。


 ホウロクシギ  左と同一個体
 コムクドリ♀
 完全に前ピンです~
 シマアジ♀
 今日は東観察舎すぐ前で採餌してくれました



キビタキ来ました

2015年3月31日
 今日は早朝と夕方に少しだけ野鳥園を覗いて来ました。
 朝は西観察路で今季初のキビタキに会えました。タッタッと舌を打つような声が聞こえてきたので、もしやと思ってしばらく待っていたら木々の隙間を移動するのが見えました。今年は例年に比べて少し早いようですね。
 
 夕方の東観察舎。
 突然上空から大声が降って来ました!
 声はヒョーンヒョーンだったかなぁ、とにかく大型の鳥が発する声で一瞬ツルかぁ?と思ったほど。
 「なんだ!?なんだ!?」と居合わせたYさんと観察窓から上空を見上げました。でも声は真上から聞こえてくるのに声の主は死角に入って見えませーん。
 しばらくして遠くを飛ぶ大型のシャクシギ2羽が目に入りました。全体のサイズ、嘴の形状からダイシャクシギもしくはホウロクシギのようです。去る22日には新堤防外の海岸からダイシャクシギ2羽が飛び立つのをSさんが確認していますので、同じ個体だったのかもしれません。
 
 26日には恐竜公園近くでYさんがコムクドリ♂を1羽確認されています。そして今日の11時半頃にはサシバ3羽が野鳥園上空を帆翔するのが見えました。いよいよ渡りが始まりました。これからしばらくは油断できませんねぇ~。野鳥園は早朝が狙い目です~。
 
 
日曜日の学習舎当番の際に玄関前に掲示してある観察リストを3月分に書き換えてきたのですが、それ以降にアリスイ、ヤマガラ、キビタキ、サシバの4種が追加になりました。これで3月に見られた野鳥は68種※)になりました。

    ※内、ダイシャクシギとキレンジャクは近隣地情報


 今朝は西観察路沿いで♂を2羽見かけました  こちらは間もなく北へ帰るシロハラです
 冬中、西観察路の入り口付近でで落ち葉を
 ひっくりかえしていたコです。
 きれいな夏羽になったカイツブリ
 今日はエビを捕っていました
 後ろを飛んでいるのが鳴いているようです



シマアジ♀&ヤマガラ

2015年3月29日
 雨では動きがとれないので今日の学習舎当番はちょうどよかったです。それに6時間も学習舎で過ごしていると、やっぱり出てくれましたー。シマアジ♀です~。
 でも今日のシマアジはどうしたことか、東へ西へ何べんも飛んで落ち着かなかったです。その内、♂も一緒に現れるのではと期待して待ちましたが・・・・結局出てくれず終い・・・・。

 今日はシマアジ以上に珍しいのに会えました。当番を終えて学習舎を出た時にニーニーニーの声が聞こえてきました。ヤマガラでした。ここ出島野鳥園でカラ類に出会うのは稀なことなんです。だから私は見かけた場合は必ず記録をとっているのですが、ここ15年間でヤマガラが5回、シジュウカラにいたっては2回しかありません。いずれも渡り時期の記録です。
 

 学習舎前田んぼの水溜りに降りたシマアジ♀  シマアジ♀の飛翔
 学習舎前の田んぼに降りるタシギ  学習舎玄関前の茂みで採餌するヤマガラ



シマアジ♂

2015年3月24日
 東観察舎でサンカノゴイを観察していたところ学習舎前の池にシマアジ♂がいるのを発見しました。
 今日見かけたのは♂1羽だけで遠くのヨシの生え際に沿ってバンと一緒に泳いでいました。条件がよければ独特の鳴き声が聞かれたかもしれません。ギジギジギジと櫛の歯を指でしごいた時のような音が聞こえたらこのコです。出島へ来られた時には耳を澄ませてみて下さいね。
 

 シマアジ♂  サンカノゴイは観察舎から十数メートルの
 距離ですがこんな見え方です~
 バンは白い下尾筒を見せて威嚇気味  こうやってゴソゴソ歩いてくれたら見つけ
 られるのですが・・・



タシギ・ツグミ

2015年3月23日
 今日は少しだけ季節が逆戻りしたような日でした。
 東観察舎内も北寄りの寒い風が吹き抜けておりました。
 連日、水路の中15mほどの距離でウロウロしていたサンカノゴイは今日は見つけられず。それに観察路周りのジョウビタキも姿が見えませんでした。渡ってしまったのかな?思ってたらかすかにピッピッの声・・・まもなく東観察舎前を縄張りにしていた♀がやってきました。今日、野鳥園で私が見かけたジョウビタキはこのコだけ。当地でのジョウビタキの平均渡去日は3月25日ごろですから、このコも間もなく居なくなることでしょう。

 今日は東観察舎で見られたコらです~。
 

 タシギ 仲良く見えました~ペアなのかな?  忙しそうに2羽で餌採り
 器用にクチバシを使って羽繕い  ツグミもやって来ました
 顔に光が当たって美男(美女?)
   
  キンクロハジロ♂1羽だけ・・寂しそう   2015年3月22日 17:56撮影
  ネグラ入りでガマ茂みに降りたタヒバリ



オオジュリン・バン

2015年3月19日
 渡りをひかえた冬鳥たちは栄養をつけるのに一生懸命です。今日は雨の中、オオジュリンの小群がヨシの茎を割っていました。ガマの茂みから現れたバンも額板が赤くなりだしました。見慣れたバンですが雨の中、佇んでいる姿には何かしら凛としたものを感じます。
 サンカノゴイは今日も東観察舎北東水路で見られました。ここ10日ほどはこの水路で過ごしているようです。しかし倒伏した枯れガマの下で餌を捕っているので見つけるのは大変です。
 

 夏羽に移行中のオオジュリン  2015年3月18日撮影  バン
 サンカノゴイは今日も東観察舎前の
 水路で餌捕りしてました
 アオサギが近くを飛ぶと得意の擬態を見せて
 くれました



キジのペア

2015年3月16日
 時々小雨が降るどんよりとした天気でした。野良仕事をする気にもなれず今日も野鳥園で過ごす時間が多くなってしまった。今日も西の池ではヨシガモが賑やかでした。ハシビロガモも岸に上がって羽繕いしてました。管理道ではキジのペアが行き来するのが見えました。このコらの姿が頻繁に見えるようになったということはオオタカのシーズンは終わりでしょうか。
 サンカノゴイはすっかり東観察舎前の水路に定着したようで今日も見られました。しかし、ほとんど枯れガマのトンネルの中に潜行しており姿を見つけるのは至難です。
 

 西観察舎にて
 手前はハシビロガモ♂、奥はヨシガモ♂
 キジのペアが管理道を徘徊してました
 東観察舎から北東方向の水路にて
 今日のサンカノゴイは近めでした
 餌は捕れてる様子ですがこのサイズのフナでは
 少し物足りないかも・・・
   
 でもこのコにとっては十分すぎる大きさ
 すっかり夏羽に衣替えのカイツブリです
 アオサギも今が一番綺麗な時です




超接近サンカノゴイとアオサギ

2015年3月14日
 東観察舎ではサンカノゴイとアオサギの超接近が見られました。
 サンカノゴイを見つけたアオサギがゆっくりと近づいてゆきました。サンカノゴイは少し首を伸ばして警戒気味。さらにアオサギが近づくと一瞬、サンカノゴイが体全体を伸ばしたように見えました。
 ここで、てっきりサンカノゴイが飛ぶものと思っていたのですが不思議なことにさらに近づいても何事もなく過ぎました。その内、サンカノゴイはのそ~りとアオサギから離れて行き2~3m離れたところでしばらくアオサギの様子を見ていました。その後、サンカノゴイはヨシの中に姿を消しましたが今日は両者、大人の対応が出来たということですねぇ~。
 

 以前は東沼でないと見えなかったサンカノゴイ
ですが最近は東観察舎から見える場所に現れる
ようになりました
2015年3月5日東沼にて撮影 
 水路を飛ぶ直前のサンカノゴイ(ノートリミング)
 飛んだー! 飛んだのは10mほど
擬似木の隙間からでもけっこう写るもんです~




ツバメ初認

2015年3月12日
 今日、野鳥園でツバメが1羽、東から西へ飛んで行きました。冷たい向かい風をものともせず飛んで行きました。私は今季初認です。昨年の初認日は3月4日でしたから少し遅め。
 今日は午後には南寄りの風が吹いておりましたし、明日は暖かくなるそうですからもっとツバメが見られるかもしれませんね。

 残念ながら魁ツバメは撮影チャンスを逃しましたので今日は代わりにカモ類を。
 西池では15羽ほどのマガモがいました。♀の近くで数羽の♂がヒョロッヒョロッと優しい声を立てながらディスプレイを繰り返していました。その様子をしばらく見ておりましたが、渡り前のカモたちはホント綺麗ですね~。この時期は望遠鏡での観察がおすすめです。
 もうすぐ渡りを迎えるカモたちもしっかり観てあげましょう。
 

ディスプレイ中の♂
♀も怪しい動きをしています
交尾中のペア(左の写真の♂♀です)
 私は青く光っているのが好きです~  ハシビロガモの♂も光の当たり方によって
 青く見えたり、緑に見えたりです



サンカノゴイ&チュウヒ

2015年3月10日
 午前と午後にそれぞれ1時間半ほど野鳥園で過ごしたが今日は誰とも会わなかった。強い北西風に時折、雪が混じるような天気である。目新しい鳥も出てないので誰も足が向かなかったのだろう。
 今日は出島の二大スターと過ごしました。
 

午前中に見られたサンカノゴイ
これは東観察舎前の北東に伸びる水路奥に
いた個体。特徴からおそらく東沼の中ノ島手前
堤防直下にいた個体だろう
左の個体を確認したので東沼へも行ってみました
旧堤防東端直下にもいました。
ここで見たのは久しぶりです。
 風が強い日はチュウヒが低く近くなる傾向
 しっかり睨みつけられました
 獲物を見つけ執拗にホバリング
   
  杭の近くに飛びこみました   強風が幸いしてゆっくりでした



ヨシガモ・サンカノゴイ

2015年3月9日
 午前中、まだ雨が酷くならない内に野鳥園の様子を見てきました。西の池ではヨシガモのディスプレイが見られ独特の♂の鳴き声も聞けました。
 
 東観察舎に入った頃から雨が本降りに。まずは周囲の様子からと、双眼鏡で眺めていると東側水路奥で首を伸ばしたサンカノゴイが目に入りました。ゴルフ場の方からオオタカがカラスに追われながら飛来した時だったので、それを警戒しての擬態だったのでしょう。その後サンカノゴイはガマの茂みの高い位置を選んで雨の中を佇んでいました。時々警戒して首を伸ばしたりしていました。もしや、こちらに向けて飛んで来るんじゃ・・・とワクワクしながら待ちましたが最後はあっけなく逆方向の東沼へ向けて飛び去りました。
 
 ところで今日は東観察舎で得体のしれない”さえずり”を聞きました。おそらく2月24日に紹介した正体不明の声と同じだと思います。”ウグイスの谷渡り”と”カイツブリのキュルキュルを足して2で割ったような声??ホント何だろなぁ・・・。
 

 ♀(右奥)に集団で近づいて背中を反らしたり
 頭の羽毛を逆立てたりしていました
  観察舎近くで雨宿りしていたヒヨドリ
 嘴元の黄色はヤブツバキの花粉でしょうか
   
 サンカノゴイの擬態
 自分でもよく見つけたなぁ思います
 よくチュウヒがとまるガマ茂みのてっぺんに
 しばらくの間とまっていました



旬の鳥

2015年3月3日
 旬の鳥なんて書けば食い物のようですが百姓の書くことですからお許しください。
 今日のような曇り空の日はアオサギがきれいですねぇ。
 普段、アオサギって全体に灰色でどこが青いのって感じですが今頃のアオサギを見ると納得です。 4日前にはたくさん見かけたアオサギですが今日はいつも通りの数に戻っていました。
 

 2015年3月2日撮影
 もしアオサギのいない地に住む人がこれを
見たらどう思うでしょうかねぇ
飛ぶ時に飾り羽はこうなるんですねぇ



オオタカのリアルな姿

2015年3月1日
 寒冷前線が昼過ぎに通過。
 雨交じりの強い北西風が吹く中、苅屋川の堤防では凄い光(景が見られました。
 苅屋川の様子が落ち着かないので見渡したところ堤防下にオオタカの姿がありました。足元にはカモらしき羽が見え今まさに羽をむしり始めた様子。自室に備え付けのスコープで見ると獲物となったのはコガモ♀のようでした。

 オオタカの食事風景なんて見ていてあまり気分のよいものとは言えません。一部始終見るのは遠慮して時々スコープを覗きこむことにとどめました。
 その観察中に最も印象に残ったこと。
 それは羽をむしって早い段階で細長い腸らしき内臓を取り出して、それを食べずに横に置いたままにしたこと。(最後まで食べなかった)以前、オオバンを狩った時には内臓から食べ始めたのを見たので意外でありました。今回はむしろ皮付き肉をひきちぎるような食べ方が目立ち、モモらしき太い骨を引き上げながら食べる様はリアルなオオタカの姿そのものでした。
 

 13:37撮影
 むしり取った羽が風に舞っていた
 13:40撮影
 一心不乱に食べていた
 14:10撮影
 胸がボールが入ったように膨らんでいた
 14:15撮影
 接近するトビを警戒して獲物を隠すような
 仕草を見せた
 この後、獲物をつかんで飛び去った



アオサギが集結

2015年2月27日
 普段は野鳥園内で見かけるアオサギは東沼まで含めても4~5羽です。ところが今日はその数が異様に多かったです。西の観察舎では正面のアキグミに群れていました。そしていつもはカワウで埋め尽くされている学習舎前の杭も今日はアオサギばかり。どうした料簡なんでしょう。餌環境なのでしょうか、繁殖に関係してものなのでしょうか。いつもと異なる光景を見かけると気になります~。

 今日は強い風が幸いしたのかチュウヒが”近い”、”低い”、”ゆっくり”でしたー。

 ① 学習舎前の池の様子  ② 今日のチュウヒその1
 ③ 今日のチュウヒその2  左個体の下面



雨の日はクイナ

2015年2月26日
 雨の日はしようがありません。久しぶりに図書館でものぞいてみよう思っていたのですが、出島の方へ足が向いてしまいました。
 雨の日なりに鳥は出てくるものですね。今日はクイナ類でした。
 ヒクイナは観察舎前を高速で走り抜けただけで終わりましたがクイナは何度か出てくれました。
 でも、クイナの警戒心は強いです~。ゆっくりと撮影させてくれませ~ん。


カワウの羽は脂分が少ないからこんな具合です~ チュウヒも羽を濡らして白っぽく見えます
 警戒心が強いです~  これは伸びです
 今日は両翼を上に伸ばしたポーズもしました
 おそらくディスプレイだったのでしょう
   
  採餌しているところ  クチバシはこんな形をしていたのですねぇ~



オオジュリン・ヒクイナ

2015年2月25日
 夕方の野鳥園は風がなく穏やかだったためか小鳥が活発でした。オオジュリンが9羽の群れで観察舎すぐ前のヨシにやって来ました。ウグイスは”地鳴き”と”ぐぜり”が混在。ヒクイナも2羽が姿を見せてくれました。ガマの茂みに姿を消してからはキョ・キョ・キョと単発で長いこと鳴いていました。
 
 16:14には正面奥から突然チュウヒが飛び立ち。
 細いツルを引いて飛んでいましたが、その足元には鳥らしきものが見えました。写真で確認するとそれはヒヨドリのようでした。チュウヒはそのまま100mほど飛んで観察舎の東側草地に降りましたが、撤収する16:45まで再び飛び上がることはありませんでした。


観察舎前のヨシにやって来た ヨシの茎を割る音が聞こえてきました
観察舎前に現れたヒクイナ  つかんでいるのはヒヨドリのようです



今日は賑やか

2015年2月24日
 
今日は時系列で画像12枚と音声データで紹介します~。

  09:40 朝の散歩中に東沼にて2羽のサンカノゴイを見ました。21日にTさんが3羽確認
        されているので東沼東端でしばらくの間、残る1羽を探しましたが見つけられず。

  10:10 ミサゴが頻繁に学習舎前の池にダイブ。

  10:43 西池にマガモの小群12羽(なぜか♀ばかり)が降りたとたん集合。
        上空にチュウヒ♂が飛来。

  11:08 新堤防側に降りたチュウヒを待っていたらオナガガモ♂1羽飛来。
        池に降りると♂は首を上下させながら今まで聞いたことのない声で鳴く。
        昨日夕方に変な声(カイツブリのようでカイツブリでない声?)を聞いていたのだが、
        あれはオナガガモの声だったのかしらん??

 14:50  東観察舎で先着のKさんから先ほどオオタカが竹三又にとまって羽を乾かしていた
        と聞く。Kさんによると竹三又近くの水際で獲物を押さえていたとのことで、今は
        向こう正面の木に移って羽を乾かしている状況。

 15:18  オオタカ飛び立ち。学習舎前の池上でホバリングの後、池の杭にとまる。
        15分ほど杭上で過ごした後、お馴染のヤナギの枝に移る。

 16:03  チュウヒ(腹茶ハート)がやって来てヤナギにとまったオオタカをけん制。
        チュウヒはその後、向こう正面のクズ上にとまる。
 
 16:32  もう1羽のオオタカが加わり2羽で盛んに鳴き合う。チュウヒもその周りをけん制
        するように飛ぶ。

 16:43  チュウヒが正面クズ上に再びとまる。後から加わったオオタカはどこかへ飛び去る。

 16:51  チュウヒが東沼方向へ飛び去る。

 17:08  チュウヒが東沼から低く飛来して竹三又の奥水路に降りる。(Kさんからオオタカが
        獲物を置いていると申し送りのあったあたり)

 17:12  チュウヒが竹三又の奥水路から飛び立って東沼方向へ飛び去る。
        オオタカはヤナギの木にとまったまま。ここで観察終了。


 サンカノゴイ 
 東沼中ノ島手前 旧堤防直下の個体
 ここにいるコは赤みが強いです
  サンカノゴイ
 東沼 中ノ島奥水路向こう岸
 左に比べて背の色が薄い感じです
 そして縞状の赤みが目立つ傾向
   
  ミサゴ
 結局、1匹も捕れず苅屋川方向へ飛び去る
 マガモ♀の集団
 集まって首をかしげているのは上空に
チュウヒが飛来しているからです
   
 オナガガモの♂が飛んできました   ♂は首を縦に振りながら♀の元に
 近づいてきました
   
 オオタカ
 水上で獲物を捕らえた後、羽を乾かしている
 やがて池の上へ飛び出してきました
 池で何か見つけたのかホバリング  そこは獲物を置いてある所ではないんだけど
   
  池の杭に降りてしまいました   オオタカ2羽+チュウヒです~



強いぞアオサギ

2015年2月23日
 昨日吹いた春一番の余韻からか午前中は寒くなくて、園内ではウグイスのさえずりが複数聞けました。(当地での今年のウグイスの初鳴きは2月15日) 他にヒバリ、アリスイもさえずりが聞けました。
 
 園内ではアオサギが目立つようになりました。今日は向かいの木の上に4~5羽が一緒にとまっているのが見えました。そしてこの時期のアオサギは気が立っているのでしょうか、なんと雄たけび上げてチュウヒに突進する一幕もありました。繁殖時期が近づいて気合が入っているのかな?
 
 ところで、アオサギの繁殖と言えば、園内では2001年、2002年には水際のガマ茂みで営巣した記録があります。2002年にはヒナの確認までなされておりますが、いずれも大雨により水没の憂き目に遭っております。


水路奥のガマ茂みに降りようとしたチュウヒ・・・ 後ろから追いかけて来たアオサギに
蹴散らされたチュウヒ
クチバシに婚姻色が見られるようになりました タカのとまるヤナギにはペアと思われるトビ
巣の設営場所を物色していたのでしょうか



アメリカヒドリ

2015年2月22日
 昼前に西の方から学習舎前の池にヒドリガモ♂2羽、♀2羽が飛んできました。一見して白い雨覆いに目を奪われた私はヒドリガモで片づけていたのです。ところが今日の学習舎当番は鳥人Yさんでした。しっかり着水後の確認をされていて中にアメリカヒドリが混じっていると教えて下さいました。
 
 アメリカヒドリは近くは2013年4月に新堤防外海、苅屋川河口で♂1羽が確認されておりますが、ここ15年間で今回を含め3回しか記録がありません。(あくまで私が知りえた範囲ですが)
 
 雄は頭部の色合いで一見して識別できますが、♀は少しややこしいです~。今日、♂と行動を共にしていた♀を注意して観察すると少し額の灰色味が強いように思えました。それで今回は一応♂1、♀1で記録しておりますが、光の加減でそう見えただけでヒドリガモ♀の可能性もあります。


 アメリカヒドリ♂(中央) その左は行動を共に
していたので同♀と思われるが・・・
 写真の左側2羽がアメリカヒドリ♀♂
 右側はヒドリガモ♂♀
   
右上写真の 1 の拡大
左の♀は顔(額)の灰色味が強いようだ
右上写真の 2 の拡大
これはヒドリガモの♀



ヨシガモ♀が変?

2015年2月20日
 昨日、野鳥園の東沼にてヨシガモを撮影したのですが、その内の1羽の羽衣が変です。おそらく♀と思うのですがどうしたことか頭部に♂の特徴が見られます。
 繁殖羽に移行中の♂エクリプスの可能性もありますが、このようなオス化した♀も混じることがあるようです。カモの観察も油断できませんね。


2015年2月19日東沼にて撮影  最左側個体の拡大





久しぶりのヨシガモ・クイナ

2015年2月18日
 最近、鳥も人も寂しくなった野鳥園です。
 オオタカ、チュウヒは以前ほど出なくなりましたし、サンカノゴイはガマの茂みで見え隠れ・・・スコープでの観察がやっとです~。こんな状況で寒い風が吹き抜ける中、気力の維持は困難というものです。
 今日は在庫からです~。


本日 東観察舎にて撮影
 ヨシガモ♂ このコも久しぶり
2015年2月17日東観察舎にて撮影
 オオジュリン なかなか近くに来てくれません
   
2015年2月17日旧堤防にて撮影
 ノスリ 目隠し擬似木の隙間からの撮影です
2015年2月16日東観察舎にて撮影
 クイナ 私は久しぶりでした





今日はノスリ

2015年2月16日
 ウォーキングがてらサンカノゴイをチェックしておこうと旧堤防を歩いていたら久しぶりにノスリと遭遇。ノスリは私の頭上をゆっくり飛んで行き、東観察舎近くのマテバシイのトップにとまりました。しばらく観察していると飛び立ち、滑空して湿地内に飛びこみました。位置は東観察舎前のガマに覆われた水路です。もちろんただちに観察舎に急行したのは言うまでもありません。

 東観察舎に入りそーっと水路を覗くとヨシの狭間からノスリのばたつく羽が見えました。何か獲物を捕らえていたのかもしれません。しかし、5分ぐらい経ったところで飛び立ち、湿地を大きく迂回するように飛んだ後、湿地内に立ててある杭にとまってくれました。久々にワクワクでした。


   
 わぉ・・回りこんで来た~!  とまれーとまれーと念じました
   
杭が似合うのはコミミズクかこのコです~ 再び飛び立って向かう先は・・・
   
 そのまま竹三又へ行ってちょうだい!  見事にとまってくれました~




カルガモの群飛

2015年2月13日 
 最近、カルガモの群れが飛んでいるのをよく見るようになりました。ゴルフ場の共存ゾーンから野鳥園にかけてを何度も周回するように飛んでいます。今日は東観察舎の東側水路にカルガモが群れで降りているのを見ましたが何かしら緊張した雰囲気。突然、一斉に飛び立つのですが、オオタカ、チュウヒが接近しているわけでもありません。どんな理由があるのでしょう。渡りを前にしてみんなで訓練しているのかなぁ・・・。


   
 群れで飛びまわるカルガモ  さすがにカモ類が派手に飛んでいると
やって来ますね ハヤブサ
   
東観察舎前のジョウビタキ♀
泥の中から何かついばんでいますが
いったい何を食べているのか・・・
アオサギのクチバシも赤くなりだしました



カワセミ

2015年2月7日 
 今日は東観察舎前の杭にてカワセミが餌捕りを繰り返していました。カワセミ用に立ててある杭なのですが普段はとまっても短時間なのに今日は30分近くいたのでは。水際にいた小さな魚とか海老を何度も捕っていました。餌のサイズは小さくてクイッと一飲み。数をこなしていた様子です。
 
 ほんの十数メートルの距離にいるカワセミを30倍スコープで覗くとあらためてその凛とした美しさに圧倒されます。来訪の方もスコープを覗いて思わず声を立てていました。バードウォッチングの魅力を感じていただけたことでしょう。


   




サンカノゴイ3羽確認!

2015年2月4日 
 本年1月3日の本ページにて今季のサンカノゴイは3羽の可能性ありと書いておりましたが、今日、ついに3羽同時確認できました。
 今朝の散歩で東沼に寄った時に中ノ島手前のガマ茂みでサンカノゴイを見つけました。ここは最近立て続けに現れている場所だったので写真も撮影せず観察舎へ。

 観察舎で鳥待ちされていたHさんにサンカノゴイのことを伝えるとHさんはすぐ東沼へ。しばらくして気になって私もHさんを追って旧堤防へ。Hさんの元へ行くと確かにサンカノゴイはご覧になられた様子。でも・・・Hさんが指し示す方向がちょっと違いました。見ると全く違う場所です。中ノ島堤防直下ではなく中ノ島奥の水路です。そしてそのサンカノゴイは全身が丸見え状態!
 あそこまで移動した?と堤防直下をあらためて見ると全く同じ場所にいるではないですか。ここで2羽を同時確認。

 ここで、もしや沼の東端ガマ茂みにいるとしたら3羽同時確認になるんでは・・・と、すぐさま東沼東端のガマ茂みへ移動。だけど探せど探せど見つかりません。でもここの個体が見つけにくいことは十分承知してます。3回ほど見返したところで、用意してあったブロック片に乗って堤防直下のヨシとガマの境界近くを双眼鏡で流していると視界に入ってきました。ここで念願の3羽同時確認達成。
 出島という所は本当に偉大な場所だと再認識です~。

 さて、3羽を同時確認した時でないと出来ないこと。そうです4羽目への挑戦です。
 この後、東沼の西端を中心に探しましたが・・・・。


   
① 初めに見つけた個体
  中ノ島手前水路堤防直下のガマ茂みにて
② 中ノ島奥水路向こう岸のガマ茂みにて
   
  ③ 東沼東端堤防直下のガマ茂みにて
   黒っぽい小さな魚を食べていました
 ④ 左と同じ個体 上空のトビを警戒中




コミミズク!

2015年2月4日 
 夕方、母を車に乗せて病院へ出発しようとしたところ携帯コール。
 Kさんから「今、野鳥園の中をコミミズクが飛んでる!」との連絡でありました。母に5分だけ寄り道!と告げて旧堤防に急行。車を降りて周りを見渡すと苅屋川の方からそれらしいのが飛んでくるのが見えました。飛んでいたのは遠くて高いところでしたがとりあえず証拠写真は撮れました。
 Kさんありがとうございました。
 ところで今日のコミミズクはチュウヒに追われて現れたようですが、園内に立ててある杭にもとまってくれたらしい・・・そんな日がいつか来るだろうとは思っていましたがそれが今日とは・・・。
 残念でなりませ~ん!


   
 トビに攻撃されて 南東方向へ飛び去りました
   
  西観察舎前のモズ  今日のサンカノゴイは中ノ島手前の水路
 堤防直下でした 目先が淡色の個体です




シメ、アオジ

2015年2月3日 
 やっとシメの写真が撮れました。
 と言ってもいつものことながら遠い遠いのを超トリミングでサムネイルサイズですが。
 
 最近はニュースもオオタカ、チュウヒ、サンカノゴイばかりに話題が偏っていて何とかせないかんなぁ・・・思っていたんです。自分としてはチュウヒとサンカノゴイで野鳥園の価値は十分保たれていると思っているのですが、やっぱり野鳥園と名がつけばそうもいきませんものねぇ・・・。

 でも、今日もサンカノゴイのことを伝えないわけにいきません。
 今朝は2羽のサンカノゴイが確認できました。1月3日以来のことです。確認場所は東沼で中ノ島奥水路向こう岸と東端堤防直下のガマ茂みです。2羽は微妙に違います。私は目先に狭い淡色部分があるかないかに注目しています。(2014年12月26日参照)
 特に東端堤防直下の個体はここ3日立て続けに見られています。日曜日の定例探鳥会のテーマ鳥はサンカノゴイとなっていますが今度こそ見られそうですよ。


   
 シメ
 BG横堤防にて
 アオジ ♂
 旧堤防にて
   
  サンカノゴイ
 東沼 中ノ島奥水路向こう岸水際ガマ茂みにて
 サンカノゴイ
 東沼 東端ガマ茂みにて






雨上がりのチュウヒ

2015年1月30日 
 朝から冷たい雨が降り続き、観察舎内も冷え冷えしておりました。おおよそ鳥を見る気にさせるような状況ではありませんでしたが、やっぱり来る人はいるものです。久しぶりにYさんがやって来ました。
 
 そして雨が上がったのと同時にチュウヒが飛びました。
 しかし人が敬遠するような天気の日には鳥の動きにも変化があるようです。今日のチュウヒ、いつものコースを周回した後に観察舎前で折り返して急降下、目線高度ですーっと三又竹の方へ飛んでくれたのです。強めの北西風が吹いていましたので、てっきり風に乗って東沼の方へ飛び去るものと油断しておりました。横でタイミングよく5~6回のシャッター音。私「Yさん、今回はモノにできただろな・・」全滅だったらしい。。


   
思わず、とまれー!と念じました~  何か見つけたのか、休みたかっただけなのか
   
 この個体はほぼ毎日見られています~  とまっていたオオタカが見えたのでしょうか、
林をかすめるように飛んだハヤブサ若




サンカノゴイ

2015年1月29日 
 一昨日に東観察舎でサンカノゴイを見かけましたが今朝は東沼でいました。
 湿地の東端を中心に探したのがよかったようです。ここは毎年、春になるとウシガエルを食べている姿が観察できる場所です。朝は時間がなくて証拠写真だけ撮って帰りましたが、出直しで行った午後にも見えました。
 毎度の事ながら見つけにくい鳥です。目隠し擬似木の隙間越しの観察は大変ですが根気よく探せば必ず出会えるはずです。


   
こんな場所でじっとされてたら見つけるのは
厳しいです~ 
 動き出したところを別角度から
   
 体の右側面  左側面も






拾得物のお知らせ

2015年1月28日 
 二日前(26日)の夕方、野鳥園学習舎東側の観察路沿いの草むらで図鑑を拾得しました。図鑑は下の写真と同じ”フィールドガイド日本の野鳥”でハードカバータイプのものです。中にはハガキが1枚挟み込まれていました。園管理者であるゴルフ場に届けてありますので心当たりの方はクラブハウスのフロントへ問い合わせ下さい。


   
 写真は私の使っていた図鑑です。  今日も西観察舎正面の木にとまりました
 この体勢になるとドキドキしますねぇ~




三大スターそろい踏み

2015年1月27日 
 久しぶりの出島では三大スターが出迎えてくれました。
 上手の水路奥の茂みにはチュウヒ、中央水路奥の茂みにサンカノゴイ、そして下手のヤナギの木にはオオタカがとまるという贅沢な状況となったのです~。こういう事はありそうでないですよねぇ。
 
 西観察舎で出会ったオオタカはすぐ前の池でホバリングしてくれました。ヨシの茂み越しだったのが残念でしたがなかなかの見ものだったです。おそらく水際のオオバンが目当てだったのでしょう。こんな事があるから来るのが病みつきになってしまうのでしょうねぇ。

 今日は気温が高かったので湿地内ではカメが日向ぼっこしていました。東観察舎ではウシガエルの鳴き声も聞こえたそうですが、そろそろサンカノゴイ、チュウヒもカエルを捕り始める頃かな。


   
 西観察舎正面の木にとまってくれました  白い下面は滑翔中には目立ちません
   
このオオタカの虹彩は赤みが強いです  目が赤いのはこのコも同じ ゴイサギ幼鳥
茂みの中のいつもの場所に今日もいました
   
東観察舎前の水路奥に潜んでいたサンカノゴイ
よくこれが見つけられたものです。
 Nさん、おめでとうございます
 チュウヒは東沼へ伸びる水路の茂みに降りて
くれました




悔しいねぇ・・オオタカ

2015年1月13日 
 午後から観察舎を訪ねると、常連の皆さんが池の杭にオオタカが降りていると教えてくれました。
 
 見るとヨシに見え隠れするようにオオタカがとまっていました。すでに10分以上同じ場所にとまっているとのことで、オオタカの表情には近くに気になるものがあるように見受けられます。もしや、近くに獲物を置いてあるのでは?と皆で話し合っていたところ突然、オオタカのすぐ前のヨシの茂みからチュウヒが飛び立ちました。
 
 そのすぐ後の事です。オオタカがヨシの生え際水面に浮かんでいるのが目に入りました。何か捕ってる!!観察舎内にシャッター音が響きます。そして水面で羽ばたいたオオタカの足先に黒っぽい鳥がぶら下がっているのが見えました。撮影した写真で確認したところでは、獲物は半分ほどが食べられていました。
 これで、事情が呑みこめました。おそらくオオタカが仕留めた獲物をチュウヒが横取りしていたのでしょう。そしてチュウヒが食べている間は手が出せずに杭の上で指をくわえて?待っていたのでしょう。
なのにその獲物も運ぶ途中で水中に落とし失ってしまいました。悔しいねぇオオタカ・・・。
自然界は厳しいです~。


   
 獲物はおそらくオオバンでしょう  この後、獲物を落としてしまいました
   
獲物は水中に沈んでしまったようす  こちらも獲物をぶら下げていました




今年初めてのタカ撮り その3

2015年1月8日 
 出島のタカの呪縛からなかなか逃れられませ~ん。
 さすがに今日は空振りでした。常連のチュウヒが少し姿を見せてくれただけで他のタカは出ず終い。
 
 だけど夕方暗くなってからチュウヒが勇ましい狩りを見せてくれました。ヨシの生えた水際に突っ込んでいったのでもしや獲物はカモ?!
 ところが飛び出て来た時に掴んでいたモノは魚のように見えました。
 そう言えば昨年末にもチュウヒが魚らしいのを捕っていたことがあったなぁ。


   
 チュウヒが飛びこんでいったのは
 よくカモが休息しているヨシの生えた水際
 2015年1月7日撮影
 東沼の方から飛びこんで来たオオタカ




今年初めてのタカ撮り~その2

2015年1月6日 
 雨にも負けず風にも負けず・・・というか雨の日はどうにもなりませんので出島へ。
 
 昨日はチュウヒが紹介できなかったのですが今日はそのチュウヒが大サービスでした。
 午前9時30分過ぎ、東観察舎の右前方水路奥のガマの茂みに降りているチュウヒを発見。
 30分ほど待ったのですが動きなく、いったん用事のため帰宅。
 30分ほどで用事を済ませて観察舎へ戻ってもまだチュウヒは降りたまま。
 その後11時頃に、ハイイロチュウヒが飛来した頃にやっと飛び立ち。その後もチュウヒは向こう正面のクズの上にとまったりゆっくり低く飛んでくれました。
 なお、今日は2羽のチュウヒが現れましたがハイイロチュウヒは11時頃の1回だけでした。

 下の画像は全て同じ個体です。


   
 近くをハイイロチュウヒが通過した直後
 怒髪天を衝くって顔?
 行くぜ!と言ったかどうか・・・
   
 暗いですから写真の方はダメヨダメダメ・・・  ブルブルと雨をふるったり、伸びしたりと
 見せてくれました




今年初めてのタカ撮り~

2015年1月5日 
 やはり年の初めにタカを出さないわけにはいきません。
 みんな昨日の撮影。飛びものばかりになってしまいましたー。


   
2015年1月4日撮影
  ハイイロチュウヒ♀ 背面
 2015年1月4日撮影
  ハイイロチュウヒ♀ 下面
 
   
2015年1月4日撮影
 ノスリ
 2015年1月4日撮影
 オオタカ




サンカノゴイ 2羽+1羽?

2015年1月3日 
 ついにサンカノゴイの同時2羽確認です!
 本日09:42に東沼の中ノ島向こう岸西寄りで1羽、09:45には東沼東端付近の堤防直下ガマ茂みにて1羽を立て続けに確認しました。その間、ずっと東沼の状況を確認しておりましたので飛んで移動したとは考えられません。今シーズン出島には確かに2羽が飛来しているようです。

 ところで午後に東観察舎を訪ねた時の事。
 朝からずっと東観察舎で観察を続けてこられたMさんから11:38に観察舎前のガマ茂みにてサンカノゴイを確認されたとのことで撮影された写真を見せていただきました。朝からサンカノゴイの飛翔は確認されてないようですから3羽目の可能性が濃厚です。
 ただ、私が東沼で2羽を見かけてから約2時間が経過しておりますので、湿地の中を歩いて来た可能性も否定できません。


   
 中ノ島向こう岸西寄りで見かけた個体  旧堤防東端堤防直下ガマ茂みで見かけた個体
   
苅屋川で見かけたトモエガモ♂1、♀2
給餌場近くでコガモと一緒に過ごしていました
 東観察路で見かけたタヌキ 痛恨の露出ミス~
 野鳥園では今日はキツネも出現
 俺たちこいつらに化かされてるんかぁ~?




トモエガモがたくさん!

2015年1月1日 
 新年のお慶びを申し上げます。今年も昨年同様によろしくお願いいたします。
 
 大晦日から荒れ模様気味の天候でしたが今朝は雪がちらつく程度で落ち着いていました。そこで少しだけ野鳥園の様子を覗いてきました。東観察舎に先着のYさん、Mさんによるとトモエガモがたくさん入っているとのことでした。タカ圧?でカモたちが一斉に水域に出て来た時にカウントしたところでは♂が8羽、♀が9羽でした。でもまだいる可能性あったなぁ・・・。