平成30年(2018年)最新情報









 やっと来ましたサンカノゴイ

 2018年12月31日 晴れ

 一昨日にはチュウヒの幼鳥が加わり、昨日にはサンカノゴイが今シーズン初めて確認された。寒波で鳥にも動きが出てきたのかな。特にサンカノゴイは昨日は学習舎で、今日は観察舎からいずれも飛ぶ姿が確認されている。最近の野鳥園ではたいてい観察者がいる。私も10月の下旬からほぼ毎日、東沼を含めてサンカノゴイ探しを続けて来た。そんな状況でも全く確認できなかった。ところが今日は短い距離ではあるが3度も飛ぶ姿が見えた。渡来してからそう経過してないのかも?
 チュウヒは今日も成幼2羽が入れ代わりで飛んでくれた。

 オオタカも今日は成鳥が2羽確認できた。2羽が鳴き交わしたり、もつれるように飛んだりした。
 新たに加わった成鳥は少し若い感じのする個体だ。少し小さく見えるので♂なのかもしれない。そしてその成鳥が今日は大サービス。西池ではカモにアタックしてから杭にとまるオマケつき。中池では池の真ん中に取り残されたヒドリガモを執拗に何度も襲う姿が見られた。
 
 ということで今日は一時、観察舎前にオオタカの成鳥が2羽、湿地内にはチュウヒ幼鳥、サンカノゴイが潜むという豪華な状況となった。
 この状況は年始も変わらないのではないか。新年も期待できそうだ。


 新たに加わったチュウヒ幼鳥  従来からの個体
 東水路奥まで飛んだ直後のサンカノゴイ  もつれ合うように飛ぶオオタカ成鳥2羽
 カモの群れに飛び込んで来たオオタカ  カモたちは一斉に水に潜ってやり過ごす
 狩りに失敗した時に杭にとまることが多い  



 西観察舎にて

 2018年12月21日 晴れ後小雨

 西観察舎へ行くと西池の様子が変。
 カモたちに全く落ち着きがない。
 周りの茂みを見渡すと・・・向かいのエノキに居た。
 オオタカ成鳥がこちらに灰褐色の背を向けてとまっていた。
 次に起きることを見届けたい・・その気分から逃れられない。
 こうやって一日が過ぎていく。
 これではタカ依存症だ。


 正面のエノキにとまっていた  あっけなく飛び去る
 反対方向から池の隅の木に戻って来た  正面のセンダンにはハイタカもやって来た



 新堤防外にも注目!

 2018年12月19日 晴れ

 今日は新堤防外のニュース。
 
 最近は皆さん、新堤防外にも注目されているご様子。
 Sさんは海岸で大きな鳥(白っぽい)を捕らえたハヤブサを撮影され、新堤防をウォーキングコースにされているYさんはオオハムらしき海鳥を撮影されておられた。
 さすがにお二方はチャンスを逃しません。
 Sさん、Yさん画像ありがとうございました。

 私もお二方にあやかろうと出かけた。
 ハヤブサが降りていたと思われる場所には白い羽が落ちていた。しかしそれが何かははっきりしない。カモメ類あたりだろうか。一方、沖合はフィールドスコープでチェックしたが潜っているのはウばかり。かなり時間を使って探したが、残念ながらオオハムらしき鳥は見つけられず。

 しかし、今日は大変な場面に遭遇した。
 漁船の接近で沖合に逃れていたコクガンが戻って来た時のことだ。
 着水直後のコクガンに白い鳥がアタック!一瞬、カモメ類がちょっかい出したのかと思ったのだが撮影した画像に写っていたのはハヤブサだった。飛翔中のコクガンをファインダーで追っていてハヤブサの追跡に気づけなかった。危ないところだった。


 ハヤブサ幼鳥
 早朝に新堤防外で大型の鳥を捕らえていた
 Sさん撮影のカメラモニター画面から
 オオハムと思われる 新堤防外海上にて
 Yさん撮影のモニター画面から
 新堤防外海岸の様子  滞在中のコクガン
 12月5日は2羽いたが翌日以降はこの
 1羽だけが残っている
 コクガンが滞在中の海域
 時々漁船にかく乱される
 沖に一時退避したコクガンが帰って来た
 ところが着水直後に・・・
 画面の隅っこにハヤブサが写り込んでいた
 危なかったぁ~



 チュウヒ&オオタカ

 2018年12月18日 晴れ

 今日もチュウヒとオオタカの接近が何回か見られた。
 西観察舎正面のセンダンにとまったオオタカは幼鳥だったが、チュウヒから何度もプレッシャーを受けても全く動じなかった。幼鳥の場合は迎え撃つ場合が多いのだが、今日は落ち着きはらっていた。かなり成長したみたいだ。結局、オオタカ幼鳥が飛び立ったのは11時35分。4時間以上とまり続けてプイッと林の裏へ姿を消した。

 下の画像は今日のではなく昨日、東観察舎から撮影したものです。


 東水路のカモをねらってホバリング  すごい首の曲げ方してる
 チュウヒの右転に備えているのかな?
 向かいのクズ山がお気に入り  右翼の初列風切P-5羽弁の欠けは
 このコの特徴




 トモエガモの小群

 2018年12月17日 曇り

 今日は西池にトモエガモが降りていた。
 確認できたのは10羽。内訳は♂3羽と♀型が7羽だ。
 ♂3羽はきれいな繁殖羽であった。観察舎から比較的近い場所だったので羽毛の美しさをじっくり観察できた。他の7羽の中には換羽前の♂と思われる個体も混じっていたので♀型とした。
 
 年が変わる頃にはカモ類の♂は綺麗な繁殖羽となる。派手なもの、渋いもの、種ごとに美しさを主張している。スコープで見るとその美しさには息をのむ。これぞバードウォッチングだ。


 10羽でひと塊になっていた  トモエガモ同士で一斉に移動
 いいポーズをとってくれた3羽  嘴の付け根の淡色斑と翼のオレンジ色の
 線が特徴



 西観察舎にて

 2018年12月16日 曇り後雨

 西観察舎でNさんが「マダニをくっつけたジョウビタキがいる」と教えてくれた。
 雄のジョウビタキで観察舎すぐ近くまでやってくるのでじっくり観察できた。皮膚にダメージがあるみたいで頭部の羽毛が濡れていた。こんな小さな鳥にまでとりつくことないのにね。

 今日もハイタカ・オオタカに期待しての西観察舎入りだったが、やはり出かけるのが遅すぎた。
 出島でタカ類見るには午前9時までが成績いいみたい。


 ジョウビタキ ♂
 右目上にはマダニらしきものが・・・
 首を振ってもとれない
 大丈夫かしらん・・・このコ  12月15日撮影
 西池の石積み前で採餌していたクイナ
 12月15日撮影
 マガモの小群が一斉に潜った!
 12月15日 撮影  ハイタカ 幼鳥
 直後に上空を飛びセンダンにとまった



 夕暮れ時のハイタカ

 2018年12月14日 曇り

 夕方すっかり暗くなってからハイタカが見せてくれた。
 それはタヒバリの一群が湿地に降りた直後のことだった。

 突然、ハイタカが飛び込んで来た。東観察舎すぐ前を低く滑るように飛んで行くと、タヒバリの降りた辺りの草地に飛び込んだ。アクロバティックな飛翔を一瞬見せた後、ゴルフ場との境の木にとまった。ハイタカはすぐに飛び立ち、東水路方向へ飛んだが見失った。滑翔するハイタカは薄っぺらいので薄暮では姿を追いにくい。結局しばらくして枯れ松から何かを追いかけて飛び立つのが見えた。
 
 その数分後のこと。観察舎の後ろでヒヨドリの短い警戒声が上がったのでふり向くと、ハイタカが木々の隙間からこちらに向けて飛んでくるところ。観察舎内でバサバサと急ブレーキをかけた後、観察窓をすり抜けて行った。私から2mほどの距離!その鮮やかさにはたまげたー。


 16:08 湿地から飛び上がって羽を乾かす
       ハイタカ
 16:39 タヒバリの一群(70羽+)
       しばらく周回飛行した後、湿地に
       降りた
 16:46 そのタヒバリを狙ってハイタカが
       飛び込んで来た
 狩りは失敗・・・暗くて写真にはならない
 西管理道路沿いの枯れ松にて 
 カワラヒワと一緒にいたのだが??
 コクガンは1羽、首の黒い方だけ


 オオタカ・ハイタカ

 2018年12月12日 曇り

 近年は12月半ばあたりからカモ類が減るのだが、今年はまだかなりの数のカモ類が残っている。
 だからだろうか、オオタカをよく見かける。一方、ツグミ等の小鳥類は今でも姿をあまり見かけない。昨年の今頃は新堤防沿いでツグミが群れていたが今年はほとんど見かけない。そう言えば園内でもシロハラの声があまり聞かれない。どうもハイタカには厳しい状況のようだ。
 しかし今でも2~3羽のハイタカが野鳥園周辺には居る。
 園の周辺で群れているスズメ、ムクドリ、カワラヒワを獲って居るのだろうか。


 オオタカ 成鳥
 旧堤防より撮影
 ハイタカ
 東観察舎にて撮影



久しぶりに?チュウヒ 

 2018年12月11日 曇り後小雨

 東沼でサンカノゴイ探ししていると時々姿を見かけたチュウヒだが最近はさっぱり見かけない。
 以前は枯れ松にとまったり、頻繁に東水路へ降りる姿が見えたものだが・・・。
 オオタカがよく姿を見せるようになって以降、チュウヒの出が悪くなっているようだ。
 でも、今日は東沼のチュウヒに会えた。
 カモが騒がしいので覗き込むと、ちょうどカモの群れの上でチュウヒがホバリング中だった。
 カモの群れをパニックにさせた後、チュウヒは高度を上げて園外へ飛び去った。
 やっぱり出島はチュウヒだ。


 チュウヒ
 旧堤防目隠し隙間から撮影 ノートリ
 チュウヒに警戒中のカルガモ、マガモ
 旧堤防目隠し隙間から撮影 ノートリ
 東観察舎前に出て来たヒクイナ  今日も濡れた羽を乾かしていたオオタカ幼
 東水路奥で警戒するカルガモ
 キツネ、タヌキ?!
 これかも? 東観察舎前でウロウロしてた



オオタカ 成幼 

 2018年12月8日 晴れ時々曇り

 チュウヒ、オオタカなどの猛禽類が比較的近距離で見られるのが野鳥園の魅力。
 今日もオオタカの成鳥、幼鳥の迫力ある姿が見られた。
 ここに来て出現頻度の減ったチュウヒも今日は出たそうだ。
 
 新堤外海のコクガンは1羽(首に白い輪が見えない方)は今日も確認されている。
 一方、サンカノゴイは本日時点でまだ確認出来ていない。
 明日開催の定例探鳥会のテーマ鳥だったので何とか見つけておきたかったのだが・・・。
 サンカノゴイの発見は探鳥会参加の皆さんにおすがりしょう。


 オオタカ 成鳥 西観察舎より撮影
 中池上でホバリングの後、西池へ飛んできた
 同左
 西池脇のセンダンにとまった
 オオタカ 幼鳥
 学習舎前から飛び立ち東観察舎向かいの
 木にとまった。羽を濡らしていたようだ。
 同左
 ふり向いた時に胸のふくらみが確認できた
 獲物を食したようだ。



今年はツグミが遅い 

 2018年12月6日 曇り後小雨

 今年はツグミの姿があまり見られない。
 今まで何度か野鳥園周辺で姿を見ていたのだがいずれも一瞬だった。
 例年、今頃には野鳥園を取り巻く樹林上で何羽かがとまっているのが見えるのだが今シーズンはほとんど見られない。アキグミの実の生りが悪いのが関係しているのだろうか。
 
 今日やっと野鳥園へ行く途中、電線上にとまるツグミに会えた。もちろん撮影は今季初めて。


 今季初撮のツグミ  09:41 東から飛んできたチュウヒが東観察舎
 向かいのクズ山にとまった 旧堤防から撮影
 09:14 東観察舎前を通ったイタチ  09:26 同じ場所を今度はクイナが




コクガンがやって来た! 

 2018年12月5日 曇り時々晴れ

 新堤防外の海岸にコクガンがやって来た。
 発見者はここを鳥チェックを兼ねて運動のコースにしておられるYさんだ。
 行ってみるとコクガンは2羽。波打ち際でアマモらしき海藻を食べている様子だった。
 
 出島海岸には波消ブロックの囲まれた水域にアマモが繁茂する場所があり、それを目当てにしているのか時々コクガンがやって来る。ただこの種の鳥がやって来て一番心配なのは銃猟による誤射だ。
 前の日曜日には長いこと野鳥園周辺では聞かなかった銃声を聞いた。
 まさか天然記念物を撃つなんてことはないと思うが・・・。心配の種が増えた。

 今日もオオタカ幼鳥は終日、野鳥園もしくは苅屋川で過ごしていたようだ。ただしオオタカの幼鳥は2羽いるようなのでそれぞれ別個体の可能性もあるが。
 幼鳥の動きは活発で何度かカモの群れに突っ込むのが見えた。しかし狩りに成功したようには見えなかった。オオタカにありがちな何時間もとまりっぱなしなんてことはないようだが、なんだか無駄な動きが多すぎるようでこちらも心配。

 ところでオオタカ幼鳥のやんちゃぶりが目立つようになってからチュウヒの出が悪くなっていた。
 私もここ3日間は確認出来てなかった。ところが今日の午後に2回ほど園内を飛んでくれたとのことだった。こちらはちょっと安心した。


 雨覆の羽縁が明瞭で首の輪もはっきりしない
 2羽とも幼鳥なのだろう
 波打ち際に寄ってアマモを食べていた
 Kさんから提供いただいた画像
 杭どまりのオオタカを撮影したらカワセミが
 一緒に写り込んでいたとのことでした
 Kさん、ありがとうございました
 最近、カモが休息場に使っている中池の岸
 今日はオオタカ幼鳥がとまっていた
 カキカキ中のハシビロガモとオオバン
 油断するなよぉ~
 12月4日撮影
 オオタカはたまに成鳥もやって来る




あふれるほどのカワウ 

 2018年12月2日 晴れ後曇り

 コウノトリが降りた自宅裏の苅屋川。実は苅屋川での特異な出来事はそれだけではなかった。
 苅屋川には昨日、今日と連続してカワウの大群が降りているのだ。
 昨日は早朝、今日は昼頃の出来事だった。幅30mほどの川に200羽以上のカワウがひしめき合っていた。苅屋川に魚がそんなに居るようにも思えないのだが・・・。


 自宅裏にて撮影  カワウの騒ぎをよそに堤防法面のコガモたちは
 微動だにしなかった



コウノトリ園内に初飛来! 

 2018年12月1日 曇り時々晴れ

 野鳥園では、オオタカの幼鳥が池のカモにアタックしたり、東観察舎前の太枝杭にとまったり、西池の松杭にとまったり・・と派手な動きを見せている。ハイタカは湿地上を飛ぶようになっているし、朝夕にはチュウヒも園内を周回飛行してくれている。 
 
 だけど、今日のニュースは何といってもコレ、コウノトリだ。
 
 Sさんからの不在着信にて野鳥園へ出かけたのは午後3時を過ぎていた。そこで野鳥園にコウノトリが飛来したことをお聞きしたのだ。残念なことにコウノトリはオオタカ幼鳥のモビングを受けてすぐ園外へ飛び去ったとのことだ。30分ほど前のことである。Sさんからの電話はその連絡だったのだ。
 オオタカが近くに姿を見せていたのでしばらく観察した後、苅屋川の様子を確認するため帰宅。
 川の様子が見やすいベランダに上がった。
 すると目の前をユラ~リと大きなのが飛んでいた!コウノトリと鉢合わせ!これにはビックリ。
 灯台下暗しとはこのこと。自宅のすぐ下にいたのだ。

 現在、徳島県内にコウノトリが何羽いるのかは知らない。鳴門のコウノトリは有名だが私は現地に行ったことがない。3年前に高速道路を通行した時に看板の上にいたのを見ただけだ。
 小松島市、阿南市南部に出た時も出かけず終い。
 でも最近、那賀川北岸でコウノトリをご覧になった方がいたので密かに期待はしてたのです。


 園内湿地上を飛ぶコウノトリ 撮影14:45
 Sさんのモニターを複写させていただいた
モニター複写では足環の詳細ははっきりしない
 苅屋川を上流に向けて飛ぶコウノトリ
 自宅ベランダから撮影
苅屋川橋手前を飛ぶ  奥の橋は国道バイパス
自宅ベランダより撮影



オオタカ・アオサギ 

 2018年11月29日 晴れ

 今朝、西観察舎へ着くと朝組の常連Sさん、Kさんが覗き窓にレンズを置いてスタンバイ。
 正面のセンダンにとまっているオオタカが今にも飛び出しそうな状況らしい。
 スコープで覗くとオオタカは辺りをキョロキョロ、目の前の池にはたくさんのカモ。
 確かにいつ飛び出してもおかしくない。
 ところが私めも一緒に撮影させてもらおといったところで・・・。
 カメラを忘れて来たのに気付いた。
 すぐ家に取りに戻って撮影には間に合ったが、最近この種の失敗をよくする。


 オオタカ幼鳥
 フィールドスコープ30倍+TG4手持ち撮影
 まっすぐこちらへ向けて飛んできた
 手ごろなサイズの鮒を一刺し
 アオサギはクチバシを器用に使う
 こんな小さな魚でもくわえ捕ることが出来る



ごく普通な鳥ですが・・ 

 2018年11月28日 曇り後雨

 朝の内、雨が降る前の野鳥園ではチュウヒがよく飛んだ。
 だいたい30分に1回ぐらいの頻度で園内を周回してくれた。
 雨の直前にはチュウヒの活性が増す傾向あり。

 今日の画像は11月26日西観察舎での撮影分から。
 限られたエリアでの鳥見しかしないので、めったに驚くような出来事には遭遇しない。
 ただし普通の鳥には驚かされることがある。
 1羽で飛んできたムクドリとか、突然池から飛び出した白い鳥(ただのユリカモメ)とか。
 池奥のヨシの生え際をよく見るとヒクイナとコガモがにらめっこしてたりとか。


 ムクドリは羽衣の変化が多いので驚くことは
 ないのだが・・・
 海岸沿いだから飛んでくる確率は高いはず
 でも、突然だとやはりびっくりする
 よぉく見てないと見逃すシーンだ  カルガモには交尾するペアあり
 雄は雌の後頭部をしっかりくわえている



カラスを獲ったオオタカ 

 2018年11月27日 曇り

 今朝7時頃、洗濯モノを干していた時のことだ。(しっかり主夫業もやってます)
 カラスがガーガー騒ぎ出したので見るとたくさんのカラスが乱れ飛んでいた。ほとんどはハシボソガラスのようだったがハシブトガラスの声も混じっていた。このような状況の時はたいていオオタカがやって来て、ハンティングで獲物を捕らえた時である。
 
 車に乗って様子を見に行った。
 やはり一部のカラスが田んぼに急降下を繰り返していた。
 その先を見るとやはりオオタカだった。
 しかし、オオタカが捕らえていたのはカラスだった。騒ぎ方が尋常でないのも納得だ。
 現場は農道のすぐ脇。少し手前に駐車して撮影を試みたが、暗いのと手前に枯草があってどうもうまく写せない。そこで脇を車で通り過ぎる時に数カットだけ撮影させてもらった。10mにも満たない距離であったがこちらを警戒する風でもなかった。たくさんのカラスに囲まれ(近くの電線には50羽以上とまっていた)さらに怪しい人間まで近寄っても全く動じない。世間知らず?の幼鳥だからか、あるいは度胸が据わっているのか・・・。   以下、画像は全てノートリミング


 カラスはこの時点では羽をバタバタさせていた
   カラスの頭部をしっかりつかんでいる



今日はハイタカDAY! 

 2018年11月23日 晴れ

 今日はハイタカDAYだったようだ。
 朝の内に東観察舎では3~4羽のハイタカが見られたとのことだ。
 私も野鳥園へ出かけたのは9時を回っていたのだが、西観察舎で少なくても2羽のハイタカを見た。
 内1羽は幸運にも西観察舎正面のエノキにとまってくれた。
 とまったのは♀の成鳥だ。途中、枝移りはしたが25分以上見える位置にとまっていてくれた。
 だからスコープでじっくり観察、久しぶりに瓦色したハイタカを見ることができた。
 下の画像は全てフィールドスコープ30倍+TG4(手持ち)によるもの。全て同一個体である。
 

 正面のエノキにとまった  隣の木に枝移り
 そしてこちら向きにとまってくれた  さらに東へ50mほどのセンダンに移動



ドジョウ食い 

 2018年11月21日 曇り

 東観察舎前の水路には大きなドジョウ(多分ドジョウ)がいるみたい。
 アオサギが捕っているのが何回か目撃されている。
 いずれもドジョウとしては大き目サイズ。
 観察舎前でウロウロしてるアオサギはなかなかイイモノ食ってるようだ。

 Bさん、Sさん、Kさん、画像コピーさせていただきありがとうございました。
 

 Bさんのミニター画面から (本日撮影)
 目の瞬膜が閉じられている
 Sさんのモニター画面から(本日撮影)
 11月19日撮影のKさんのモニター画面から  こいつか・・ドジョウ捕り名人(鳥)は 本日撮影



今日はハシビロガモ 

 2018年11月20日 晴れ

 西池ではカモたちの採餌シーンが見えた。
 ホシハジロは盛んに潜水を繰り返していた。
 西池でホシハジロが餌を採り始めてからもう二週間以上になるが。
 いったい何を食べているのだろう。
 マガモ、カルガモは逆立ち採餌。こちらも何が餌なのかよくわからない・・・。
 カモたちに聞いてみたいものだ。
 採餌方法が変わっているのはこのカモ。ハシビロガモだ。
 

 名前の由来である大きなクチバシ  羽繕いではクチバシの中が・・・
 今日は直線的であったが、同じ場所を
 くるくる回ることもある
 あれ?ハシビロガモの向こうに変なカモが
 このコは14日に東沼で見かけたのとは少し違う  今日はオカヨシガモの雌雄もいた



オオタカとチュウヒ 

 2018年11月19日 雨後曇り

 本日午後4時10分頃の光景。
 左側、学習舎正面のタカのとまる木にはオオタカの成鳥。
 右側、東水路手前の松の枯れ木にはチュウヒ。
 観察舎をはさんで、2羽は対峙するようにじっととまっている。
 あたりはすっかり暗くなり雨もぱらつきだした。
 2羽はいつまでとまっているつもりか・・・。
 
 寒い! 付き合いきれない・・・撤収。
 



オシドリが入った~ 

 2018年11月17日 曇り

 Sさんから「今日はオシドリが入ってる」とお聞きしたのは野鳥園への道すがらだった。
 私が野鳥園へ出かける時刻は早朝組のSさんが野鳥園を後にする頃なのだ。
 おかげでSさんからは貴重な情報をいただけ助かっている。
 私が東観察舎へ行った時にはオシドリは中池(学習舎前池)の最も奥に居た。
 今シーズン、園内で繁殖羽の雄に出遭うのは初めてだ。
 

 観察舎から一番遠いところ  旧堤防で見かけた紅葉



カルガモ×マガモ 

 2018年11月14日 曇り

 東沼には30羽ほどのカルガモ、マガモの群れ中に両者の交雑と思われるのがいた。
 いわゆるマルガモだ。毎シーズン何度かこの東沼で見かけるが同じ個体なのだろうか。
 今日の園内はマガモがよく目立っていた。コガモの多くは隣の苅屋川に移動している様子。
 明日からカモたちにとって受難のシーズンが始まる。
 

 ”いけず”されてるみたいだがそうではない  左と同個体 頭央線が確認できる
 西池で見かけたオカヨシガモ♂
 この種は狩猟対象外だ
 マガモの♂♀ 中央奥はホシハジロ♀
 いずれも狩猟対象種だ
 



ナベヅル 

 2018年11月13日 小雨後曇り

 今日はナベヅルの群れが上福井の田んぼに降りていた。
 群れの構成は成鳥9羽、幼鳥2羽。11月6日以降確認された成鳥3羽、幼鳥1羽もこの群れの中に入っているのだろうか。この群れには左脚に足環が入った成鳥が1羽混じっている。足環は番号から繁殖地である中国東北部で装着されたものらしい。
 2015年から2016年にかけては30羽を超えるナベヅルが那賀川町で越冬した。
 当時のナベヅルたちは町内を広範囲に餌場を変えながら過ごした。
 餌と安心できるネグラが確保できれば今シーズンも同様の規模になるかもしれない。
 

 13:26 道の駅から撮影 ナベヅル一群11羽  同左
 ヨシガモ ♂  苅屋川にて撮影
 換羽がかなり進んでいる
 同左
 



トモエガモ・ホオアカ 

 2018年11月12日 曇り

 東沼にトモエガモの一群が降りていた。
 私が確認したのは11羽(♂7羽、♀型4羽)であったが、もっといたかもしれない。
 トモエガモは昨日から園内に入っているようで、学習舎の記録にも残っているそうだ。
 東観察舎で東沼方向から飛んできた小型のカモを撮影したらトモエガモが写っていた。
 園内でコガモ大のカモ類が飛んだ時はトモエガモの可能性があるので注意が必要だ。
 もう1種はホオアカ。今シーズンそれらしい声は聞いていたのだが姿は初めてだ。
 

 トモエガモ
 旧堤防目隠しの隙間から撮影
 同左 
 トモエガモ
 東観察舎にて撮影
 ホオアカ
 Sさんが東観察舎で撮影されたものです
 



コチョウゲンボウがやって来た! 

 2018年11月10日 晴れ

 午前11時01分、湿地に降りたチュウヒが飛び立つのを待っている時だった。
 突然、観察舎すぐ前5~6mの目線高を高速で飛び抜けた鳥がいた。
 それは明るい青灰色の小さなハヤブサであった。強風など関係ないかのようにあっという間に湿地を横切り、正面の林上に上昇してからは方向転換しゴルフ場方向へ飛び去った。10秒ほどの出来事だったと思うがしばらくの間、目の前で見た鋭い羽ばたきが頭から離れなかった。
 小さなハヤブサの正体はコチョウゲンボウの雄。
 後でこの鳥らしいのがチュウヒと共に飛ぶのが見えた。コチョウゲンボウがよく用いる狩り方法だ。
 これからはチュウヒが飛んだ時には周囲にも注意が必要なようだ。
 

 ゴルフ場上空を飛び去るコチョウゲンボウ♂  2012年2月12日 那賀川町芳崎にて撮影
 コチョウゲンボウ♂成鳥
 東水路奥の水際はチュウヒのお気に入り
 今日も何度も降りる姿が見られた
 向かい風でゆっくり飛んでくれるのに満足な
 撮影ができない・・・もどかしい
 どう写しても芳しくない・・
 しばらくチュウヒの撮影はお預けだ
 Sさんは製作したマニュアルレンズを持ち込み
 試写の結果はどうだったのかな?
 



今日もチュウヒ 

 2018年11月9日 雨後晴れ曇り

 夕方の薄暗くなった頃になってチュウヒが出た。今日もお気に入りの枯れ松にとまった。
 渡来当初は東水路から東沼にかけてを中心に活動していたが、最近は東観察舎以西でも低く飛ぶようになってきた。湿地に降りることも多く、警戒心が薄いのは昨シーズンの幼鳥との共通点か。異なるのはいったん降りると再び飛び上がるまでが長いこと。無駄な動きがなくなったのは成長の証?
 

 夕方には枯れ松にとまった
 東観察舎よりスコープ+TG4にて撮影
 飛行高度が低い 警戒心が薄いのか・・
 何度か学習舎前でハンティング飛翔を見せた  自宅周りと野鳥園でよく見かけたハイタカ幼鳥
 サイズが大きいのでおそらく♀
 



クイナ類が期待できそう 

 2018年11月8日 晴れ後曇り

 観察舎前を高速で駆け抜けて行くだけで、なかなかゆっくり見ることが出来ないクイナ類。
 だけど今日は採餌するところをじっくり観察できた。水位が低くなり餌取りがしやすくなったのかな。
 明日は天気が悪くなるそうだ。クイナとの2ショットも夢じゃない?!

 本日10:25頃のこと。
 苅屋川に降りたタゲリを自宅裏の土手から探していたら、突然、カモが一斉に飛び立った。
 チュウヒが飛んできたか?!と思ったのと同時にガッククルルルル~の大声!
 見上げるとなんと野鳥園の方向からナベヅル4羽が飛んでくるところだった。
 一度ならず二度まで頭上で鳴かれると何かしら特別な感情がわいてきそう。
 
 ツルたちは頭上を過ぎたところで90度方向転換、一昨日と同じ苅屋川北の田んぼに降りるそぶりを見せた。しかし農作業の車が停まっているのを警戒したのか北北西方向へ飛去。
 昨日、採餌場としていた町内北部の田んぼを目指したか。

 夕方の観察舎からは水路奥の茂みの中にいるチュウヒが見えた。周りの水面ではカルガモが群れていた。しばらく観察を続けていたが動く気配がないので車までスコープをとりに行った。しかし戻ってみるとチュウヒは姿を消していた。こちらの様子をしっかり逆観察されていたようだ。
 

 



お気に入りの場所 

 2018年11月7日 晴れ

 今日は昨日撮影の画像から。いずれも東観察舎から撮影。
 
 今シーズンのチュウヒが好んで降りる場所はココ。
 東観察舎から見える枯れ松周辺の湿地が大のお気に入り。一日に何回かココへ降りるのが目撃されている。ただしお気に入りゆえ長時間降りっぱなしのことも珍しくない。
 枯れ松の天辺にもよくとまる。その様子から水路周辺の獲物探しが目的のようだ。実際、枝から飛び立ち湿地へ飛び込むのも見たことがある。
 ほとんど一日中、園内で過ごしていたチュウヒだが、昨日、今日は昼前後にかけて園外に出かけていたようだ。行動範囲が広がりつつあるようだ。


 水路を飛んでくる  ココが大のお気に入り
 降りているのが見えますか?中央やや上です  発進~!
 



ナベヅル飛来! 

 2018年11月6日 晴れ

 今日のニュースはなんと言ってもナベヅルだ。
 
 10時40分過ぎのことだろうか、東観察舎で鳥待ちしていると上空からクァッガラララと大きな声が降ってきた!アオサギにしては変な声?大型のサギ類のような?!で、観察窓から上空を覗くとツルが飛んでいた!思わずツルー!と叫んだら観察路を駈けだしていた。もちろん旧堤防へ上がって様子を見るためだ。全速力で旧堤防の階段を駆け上がって周りを見渡したがすでにツルの姿無し。しかし、私には降りる場所は予想ついていた。この短い時間で降りられる場所といえばあそこだ。秋にサギが群れていた老健施設近くの田んぼ。軽トラに飛び乗り向かった。

 はたして・・・いましたナベヅル4羽(成鳥3羽、幼鳥1羽)
 老健施設から150m程の距離。警戒気味だったため数カット撮って撤収。

 今日の鳴き声は今までに聞いたツルの声とはずいぶん違っていた。でもあの声が聞こえなければツルの飛来には気づいてなかっただろう。観察舎の真上に来た時だけ鳴いたのは我々に来訪を報せてくれたのかな?いやいや、きっとそうに違いない。


 10:50 老健施設横から撮影 トリミング
 頭を下げているのが幼鳥
 成鳥は首を伸ばして警戒気味 長居は禁物だ
 13:19自宅ベランダから撮影
 400mmノートリ
 ハイタカが湿地上を飛ぶようになった
 写真は湿地内のヤナギにとまったところ
 同左 向きを変えてくれた
 10:32観察舎へ向けて飛んできたハイタカ  11:22にも・・いずれも湿地上へ低く進入
 しかし観察舎へ近づくと高度を上げてしまう
 出島らしいのを撮りたかったのだが・・・残念
 チュウヒは今日も枯松付近を中心に活動  もしや出島にはよく似たのが2羽いるんじゃ・・
 今日はそんな思いがした。 これは左と同個体
 



今日はチュウヒ 

 2018年11月4日 晴れ

 毎日、見られるチュウヒだが降りている時間が長くて意外と写真は撮らせてくれない。
 3時間待ったが出てこない・・・なんて観察舎ではよく聞く話だ。
 今日も東水路の枯松下の茂みに降りたままで数時間経過らしかった。
 下の画像は午後3時前に飛び立った時のものだが空抜けばかりになってしまった。
 でも撮れただけでもよしとしよう。


 光が強すぎた・・・・
 やっと丸見えクイナにも遭遇
 



ムシクイ類 

 2018年11月1日 晴れ

 西観察路の入口でムシクイ類を見かけた。
 聞き耳立てたが全く声は発せず。
 オオムシクイかメボソムシクイあたりだと思うが・・・
 鳴いてくれないことには私には見当もつかない。


 西観察舎にて あいかわらずイタチは活発  チュウヒは今日も野鳥園を離れず?
2018年11月1日撮影 サンカノゴイ探しの副産物
 



海ガモ類2種 

 2018年10月31日 晴れ

 出島野鳥園で見られる海ガモ類といえばホシハジロだ。
 園内で見られるホシハジロはまだ20羽ほどだがこれからもっと数を増やすことだろう。
 今日、そのホシハジロの群れから少し離れたところで潜水採餌を繰り返していた海ガモが1羽。
 見ると妙な顔つきしてる。
 でも、よく見たら泥を顔にかぶったスズガモだった。水底の泥を付けていただけのようだ。

 ところで今日は観察舎周辺をイタチがウロウロしてた。それも2匹。
 クイナ類が出て来ない訳だ。


 こんな顔見るとハッとしますよね  →→ 泥が落ちるとこんなです~スズガモ♀
 ホシハジロ♀ 羽ばたきと頭掻き  ホシハジロ♂の伸び
 ヌッと顔を出したかと思うと → →  スッスーっと泳ぎ出した    長い!!
 



オオタカとオオバン 

 2018年10月29日 晴れ

 もう昨日のことになってしまった。
 日曜日の学習舎当番。
 パソコンに向かって記録データを入力していたら来訪の方が教えて下さった。
 全く気がつかなかった。正面の木にオオタカがとまっていたのだ。それも成鳥。
 今シーズンもオオタカは早くから確認されていたが幼鳥だった。
 成鳥を見るのは今日が初めて。
 さっそくスコープにTG-4を当てがって記念撮影。


 オオタカ成鳥 2018年10月28日撮影
 私のフィールドスコープ30倍にて
 同左
 備え付けのプロミナー60倍にて
 東観察舎前で見られたオオバン
 餌取に夢中だけどオオタカには注意だよ・・
 バンも出て来た
 



クイナとチュウヒ 

 2018年10月27日 晴れ

 今朝のニュースはチュウヒがカモを捕ったシーンをSさんとNさんが撮影されたこと。
 早くから観察舎に入る人にはやっぱりご褒美があるようだ。
 
 さっそくNさんに撮影された画像を見せていただいた。
 東水路を獲物を掴んで手前に飛んでくるところを見事に捉えていた。
 しかし掴んでいたのはカモではないように見えた。
 足の形状から私にはクイナのように見受けられたが実際のところどうなんだろ?
 
 チュウヒは昨日も雨の中を東水路奥の枯れ松にとまって見張りを続けていた。視線の先は東沼に至る細い水路沿いだ。渡来以降よくハンティングする場所だ。今朝の獲物もそこで捕ったらしい。

 このチュウヒは10月14日に確認されて以降、10月21日(日)以外は毎日確認されている、今日は降りている時間が長かったが、おそらく終日園内で過ごしたのではないだろうか。


 観察舎前にちらっと姿を見せたクイナ
 こちらは1枚しか撮れなかった ピンボケ
 ホシハジロも増えてきた 今日は14羽
 水路の奥の茂みからチラリと姿を見せた  その後、アオサギに刺激されて飛び立つが
 すぐ東沼との連絡水路沿いに降りた
 



今日はオオタカ 

 2018年10月25日 晴れ

 夕方になってからオオタカ幼鳥が現れた。
 しばらく東観察舎向こう正面のエノキにとまっていた。
 このエノキは9月の台風で太枝が折れたものでタカたちにはよく利用されている。
 大きさ比較のために400mmレンズで撮った画像より同サイズで切り出してみた。


 本日のオオタカ幼鳥  それぞれのとまり場所
 2018年10月19日撮影 ノスリ幼鳥  2018年10月1日撮影 トビ
 



チュウヒ&クイナ 

 2018年10月23日 曇り時々小雨

 今朝はチュウヒが水路の枯松にとまっていた。観察舎に先着のSさんKさんによると、とまってからかなり経過しているそうだ。今季、チュウヒのとまり姿を見るのは初めてなので私も撮影。でも遠いからか写りは芳しくない。だけどお隣で撮影しているSさんのモニターを拝見すると全く写り具合が違う。もちろんSさんのが抜けがよく数段上だ。旧いレンズでは立ち行かなくなってきたみたい。

 今日は天候が幸いしたのか観察舎前ではクイナが賑やかだった。しかし声だけで姿を見せてくれない。近くまで来ている気配はあるのだが一向に出てこない。我慢・・我慢・・で昼過ぎになってやっと水際を走り去るところを撮影できた。

 ところで、今日、私は東観察舎前の茂みに飛び込む黄褐色の小さな鳥を見た。左斜め30度くらいの角度で茂みの生え際に飛び込んだ。上空から入ったのか、茂みを飛び越えて入ったのかは不明。種名で思いつくのはヒメクイナぐらいしかないか?。この時、東観察舎向かいの湿地にはチュウヒも降りていたので粘りたかったのだが、あいにく用事があって私は観察舎を離れた。後、Yさんが観察舎に残っておられたので何か収穫あったかも?!


 仕方ないのでアップはSさんのモニターから
 コピーさせていただいた
 この後、アオサギ顔負けの糞を出した
 獲物は十分に捕れているようだ
とまってから1時間15分経過後に飛び立ち  クイナ 証拠写真の域を出ない・・・
 



スズガモが1羽 

 2018年10月21日 晴れ後曇り

 早朝の西池にはスズガモが1羽入っていた。
 海上で群れで見られることが多いスズガモだが、野鳥園で記録されるのはたいてい1羽だけだ。
 なぜか今朝の西池には他のカモ類がいなくてこのスズガモ1羽だけ。
 「わたしどうすりゃいいの」って感じだった。

 他のカモ類は在庫から。


 ♀はクチバシ基部の大きな白斑が目立つ  カモ類の生殖羽の雄は派手だが
 10月20日 西池にて撮影 マガモ♂
 雌は地味だ
 10月18日 西池で撮影 マガモ♀(左側) 
 野鳥を見始めた時にはマガモの♀とこのコが
 見分けられなかった
 10月18日 西池で撮影 オカヨシガモ ♀型
 



オオタカ・オシドリ 

 2018年10月20日 曇り後晴れ

 朝、野鳥園へ行くとガーガーと作業音が・・・。
 見ると学習舎前に草刈り車が入って作業中だった。
 観察舎へ行くとやはりチュウヒは東沼の奥に降りたままとのことだった。
 その後、作業車が去ってからも鳥の気配無し、11時ごろになってやっとオオタカ幼鳥が飛んだ。

 夕方に観察舎をのぞいた折に、東沼から1羽のカモが飛んできた。
 お腹が白い。でもヒドリガモにしては?!と撮影。
 その画像を確認したらオシドリだった。違和感は当たりだったようだ。
 西池に降りたとのことで確認しに行くとオシドリは岸で休んでいた。
 嘴に赤味があるので当初♂と思われたが♀のようである。
 (脇の淡色斑に丸みがあるのと翼鏡の白がちらっと見えている)


 朝の内に学習舎前の草刈りをしてくれた
 何か飛び出さないかと様子を見ていたが・・・
 正面の林に沿って飛んだオオタカ幼鳥
 東沼から飛んできたオシドリ  
 



ノスリ登場、クイナが賑やか 

 2018年10月19日 晴れ

 今日はノスリが見えた。私は今日が初めてだがYさんは昨日テニスコートでご覧になったそうだ。どうしてもYさんには先を越されてしまう。
 早朝組のSさんによると、このノスリの登場で今朝はチュウヒが園外へ出るのが早かったようで結局今日は私は見ず終いとなった。タカ類ではハイタカも何度か飛ぶのが目撃されている。私も今日はアキグミにとまったキジバトをハイタカが襲うのを見た。間一髪!羽がぱっと飛んだがキジバトは無事逃げきった。

 朝の内、東観察舎ではクイナの鳴き声が盛んで3パターンの声が一度に聞けた。(キッキッと共にビュービュー、グギイー、グギーと賑やかな声)おそらく複数のクイナがいたのだろう。
 本日の録音データから3声が入った部分を抜き出してみた~録音はココ
 

 ノスリ幼鳥 東観察舎より撮影  園上空を飛ぶハイタカ
 タシギ 東観察舎すぐ前にいた  ジョウビタキ♀ 旧堤防を歩いていたら
 ピッピッと鳴いて呼んでくれた
 私は今日が初撮りだ
 



今日のチュウヒ 

 2018年10月18日 晴れ

 チュウヒは午前中は9時ぐらいまでは東沼周辺で過ごし、その後は園外へ出て、午後3時を過ぎてから園内に帰還するパターンのようだ。園内では東沼がベースとなっている様子。警戒心はそう強くないようで、園内を周回飛行する時は観察舎近くまで寄ることあり。

 ところで、このニュース記事には14日にSさんにより撮影された個体は15日以降に観察されている個体と異なると記載していた。しかし本日あらためてSさんの撮影画像を拝見する機会があり、同じ個体であることが判明した。私の確認不足であった。
 
 今日で滞在5日目。すっかりチュウヒは出島に定着したようだ。
 下の画像は東観察舎近くを飛行した時の連続カット。
 

 



チュウヒ・ジョウビタキ 

 2018年10月16日 曇りのち小雨

 今朝は観察舎にSさんの姿があった。
 早朝派のSさんが遅くまで野鳥園においでになる時は何か情報をお持ちの時である。
 早速、ジョウビタキの情報。昨日が初認と思っていたがSさんが一昨日に確認されていた。
 チュウヒもしっかり撮影されていた。昨日のチュウヒと同じ個体だ。
 
 今日のチュウヒ動向(私が観察した範囲)
 08時43分 東沼から飛び立ち学習舎前で高度を上げ北西方向へ飛び去る。
 15時40分 帰還し東観察舎東側の湿地上で周回、ハンティング飛行を見せた後東沼へ降りる
 16時20分、16時30分、の二回、東沼から飛んで来て西池まで周回した後、南西方向へ飛び去る
 

 10月14日Sさん撮影画像をコピーさせて
 いただいた 渡来当初は♀が多いがなぜか
 寄せられる初認情報は♂が多い
 こちらも本日Sさん撮影のチュウヒから
 頭部をアップしてコピーさせていただいた
 明るめに撮影すると虹彩ははっきりする
 今朝は観察舎正面のクズに降りようとした  本日、私が撮影したものの頭部アップ
 上の個体とは同じ
 東沼のシマアジ 管理道を作業車が通った
 のに驚き飛んだ。目隠しの隙間から撮影した
 わりにはよく撮れた
 本日、西池あたりと東沼を往復した変な鳥
 おそらくカイツブリ
 



チュウヒ・ジョウビタキ 

 2018年10月15日 曇りのち晴れ

 今日こそ今シーズンのチュウヒを見ておかねばと出かけた。もちろんムギマキも・・。
 しかし今朝は観察路沿いで見かけた小鳥はヒヨドリだけ(ヒヨドリはアケビの実を食べていた)
 仕方ないから東沼の様子を見に行った。
 昨日Sさんがコガモを追い立てるように飛ぶチュウヒを撮影されたのは東沼だったからだ。
 今日も東沼ではたくさんのコガモたちがのんびりとガマの茂みに身を寄せて休んでいた。
 観察舎へ戻るとYさんがいらしていた。開口一番「ジョウビタキが来た」とのことで撮影された画像を見せてくれた。どうも私に知らせておかねばと観察舎で待ってくれていたらしい。
 毎度のことながら感謝です。

 Yさんと二人で今日は鳥が寂しいなぁと言いかけたところへ東沼からチュウヒが飛んできた。
 あれ?昨日Sさんの撮影されていたのとは何だか違うような・・・・。
 春までいた個体とも羽衣が違う。
 今日の個体は私には♂の若鳥のように見えるが皆さんいかが?
 なお昨日の個体はカモ類を派手に飛ばしたようだが今日のチュウヒは数羽のコガモが飛んだのみ。 東沼には200羽を超えるコガモが居るというのにどういうことなのだろう?
 (ただ近年はチュウヒが飛来してもカモたちはあまり飛ばなくなっているようではあるが)
 

 東沼方向から飛来 最もワクワクする時  首から胸にかけて赤褐色の縦斑 腹部にかけて
 濃くなる 虹彩は暗色
 尾羽は横斑が目立ち中央は灰色味が強い
 この時期、風切羽は換羽中のものが多いが
 この個体はほぼ完全のように見える
 本日Yさんが新堤防で撮したものをコピー
 させていただいた ジョウビタキ(今季初認か)
 



チュウヒ・ムギマキ 

 2018年10月14日 晴れ

 「今、出島でチュウヒが大暴れしとる」
 Sさんから電話いただいたのは08時20分のことだった。
 しかし、所用で出かけられず私が野鳥園へ行ったのは定例探鳥会が始まる直前の9時前だった。
 残念ながらチュウヒを見ることはできなかったが、名残だろうか警戒気味のコガモが何度も園内を周回飛行するのが見えた。なお、今季のチュウヒは10月3日にゴルフのプレイ中に園内を飛ぶのを確認された方がいる。その方が仰るには頭は白くなかったそうだ。今日Sさんが撮影した画像を拝見したところでは頭部が白っぽい個体だった。私は昨シーズン越冬したのと同じような印象を受けた。
 明日からが楽しみだ。

 もう1件、ニュース。それはムギマキ。
 こちらもSさんから連絡いただいたのだが駆けつけると学習舎前のベンチでSさん、Iさん、Nさんが待機中。すぐ近くで何度も地鳴きが聞けたそうだ。姿を見せた時もあったようだが私は観察位置の関係で見ることはできなかった。用事があったので私は観察を続けられなかったが、皆さん、撮影出来たのだろうか?なお、今回確認されたムギマキは♂とのことだ。野鳥園にも楽しみが増えて来た。
 

 警戒気味に飛び回るコガモ  同左
 探鳥会中に見られたシマアジ  私はキビタキしか写せなかった
 



カモ類・サギ類 

 2018年10月13日 晴れ

 カモ類が増えてきた。今日は西池にヨシガモが入っていた。
 東沼ではコガモが確認できるだけで120羽+、中に1羽だけだったがシマアジも確認できた。
 カモ類が増えてきたからかオオタカ(幼鳥)の情報も聞けるようになった。
 10月12日には西観察舎脇の茂みでオオムシクイの声と姿が確認できた。
 渡り中のキビタキはまだ観察路周辺で見られる。

 10月10日に苅屋川で一群33羽のチュウサギが見られた。
 と思ったら翌日からチュウサギは姿を消し周辺でも見かけなくなった。
 毎年のことであるが当地のチュウサギは渡り前になると決まって苅屋川の中に集まるようだ。
 

 ヨシガモ 西池にて
 左は♂(エクリプス)、右は♀だろう
 シマアジ(中央) 東沼にて
 もっと居ると思うのだが私にはこれ1羽しか
 確認できなかった
 10月10日撮影  苅屋川に集まったチュウサギ  10月12日撮影 苅屋川で居たのはダイサギと
 コサギ 今や出島周辺ではコサギは珍しい存在
 



アリスイ来ました 

 2018年10月2日 晴れ

 旧堤防を歩いているとトゥイトゥイトゥイトゥイとアリスイの声が聞こえてきた。それも2羽。
 近い!堤防のすぐ下だ。胸ポケットの録音機に手がいく。すると目隠し越しにチラリと2羽が飛ぶのが見えた。内1羽はセンダンの枝にとまってくれた。ラッキー!撮影に変更。
 今日もシーズン初モノに出会えた。調子いいぞ~
 

 アリスイ 旧堤防の目隠し越しに撮影  同左 すぐ近くにもう1羽がいるみたい
 ヒドリガモ 東沼にて
 私の園内初見は9月24日
 オオルリ♀ 学習舎前にて
 他に夏鳥はコサメビタキ、キビタキ



今日はシマアジ 

 2018年10月1日 晴れ

 午後に野鳥園へ出かけると西池にコガモの群れ(15羽ほど)が入っていた。
 この時期、コガモの群れを見かけたらまずやることはシマアジのチェック。
 そうしたら、今日は当たり~!だった。
 比較的近い場所でゆっくりと羽繕いシーンを観察できたのはラッキー。
 ただし確認できたのは1羽だけ。21日にKさんがご覧になったのと同じ個体かしらん。
 私には♂の幼鳥のように見える。
 

 虹彩の色は鈍い  左とは光の当たり方が違うが胸は細かい斑
 翼の白い帯は広め 雨覆羽はくすんだ灰色  コガモとの違いわかりますか?



冬鳥の初認2種 

 2018年9月29日 雨

 今朝、いつものように部屋から苅屋川の様子を覗き見る。
 カルガモに混じって首の長いカモが目に入った。
 シルエットでもオナガガモだとわかる。
 1羽だけだったが、私にとっては今シーズンの初認だ。
 夕方になってやっと野鳥園へ。
 東観察舎ではすぐ前の水路でオオバンがじっとしていた。
 お互い「今年もよろしくなぁ」って感じだった。
 

 オナガガモ 苅屋川にて  オオバン 東観察舎より




カモが増え始めた 

 2018年9月27日 雨後曇り

 北寄りの風が吹き始めるとカモがやって来る。
 苅屋川ではカルガモの群れにヨシガモ5羽とハシビロガモ1羽が加わった。
 野鳥園のコガモは東沼で30羽を超えるようになった。
 今晩も風は吹いている。
 明日もまた増えているに違いない。
 

 部屋から見える苅屋川の様子 多くはカルガモ  中にヨシガモが混じっていた



バン・コガモ 

 2018年9月26日 曇り後雨

 雨が降りだすと何もできない。
 ならば観察舎へ出かけてボーッと鳥待ちしておれば何か出るかも・・・。
 自然と足が向いてしまう。
 実は午後から崩れるとの予報だったので午前中に観察舎前の草刈りを済ませておいたのだ。
 観察舎へ入るとバンの幼鳥が刈り倒したばかりのガマの上で採餌していた。
 コガモ、カルガモもやって来ていっしょに採餌。バンは観察舎前を何度も往復していた。
 バンが出てくると他の鳥の警戒も緩む。
 クイナ類でも出てくれないかと1時間あまりバンの動向を追い続けたが他には何も出ず。
 まだちょっと時期が早いかな。
 それにしても最近の天気予報はよく当たる。


 今日は東西観察舎前と学習舎前の草刈り  コガモ6羽がやって来た
 10月にはいい仕事してね  コガモとの2ショット
 カルガモ まだ換羽中のようだ  キビタキは今日もいた 西観察路にて





キビタキ・カワセミ 

 2018年9月25日 小雨後曇り

 朝の内まだ雨が降っている中ではあったが野鳥園をのぞいてきた。
 西観察路の暗がりではキビタキが3羽+。雨を避けているのか鳥の動きは緩慢に見えた。地鳴きのヒーヒートゥルルルルルが盛んに聞けた。鳴き合っていたのか、あるいは私を警戒していたのか・・。
 西池ではカワセミが杭にとまってくれた。それも一番お似合いの杭に。
 
 西観察路脇の木の上でハシボソガラスが死んでいた。
 雨の日にはカラスの死骸をよく見かける。駐車場周りでうろついていた2羽の内の1羽だろうか。


 キビタキ 西観察路にて  左と同個体 西観察路にて
 カワセミ 西観察舎より  カイツブリ 西観察舎より



トケン類 

 2018年9月21日 曇り

 今朝早くには野鳥園へ行けなかったのだが東観察路ではサンコウチョウが2羽いたらしい。
 私が出かけた時にはもう気配なし。夏鳥はやっぱり朝早くでないと駄目みたい。
 午後にも様子を見に行ったのだがコサメビタキが1羽だけ。西観察舎から向かいの林に何か出入りしてないかと双眼鏡を覗いていたら枯れ木のてっぺんにとまっているトケン類を見つけた。


 トケン類 ツツドリだろうか  コサメビタキ 



シマアジ・ヤブサメ他 

 2018年9月21日 曇り

 今朝の野鳥園では久しぶりにSさんにお会いできた。
 元気そうで安心でした。
 そこへKさんも加わって久しぶりの鳥談義となった。
 そこでKさん「昨日にはコガモがたくさん入っていた」
 私「え?何羽ご覧になりました?」
 Kさん「8羽ぐらいかなぁ・・」とスマホで撮影した画像を見せて下さいました。
 私「ありゃりゃ・・これシマアジちゃうん?」Sさんも「シマアジシマアジ」
 ということで出島で今季初のシマアジ確認と相成りました。

 他にも今日は色々と小鳥が入っていた。
 藪の地表近くをウロウロしているのを撮影したらヤブサメだった。
 他にもムシクイ類などが入っていた。みんなまとまって林内を移動している風だった。


 2018年9月20日 コガモの群れ中のシマアジ 
 東観察舎よりKさん撮影
 スマホ画像を複写させていただきました
 2018年9月20日 バン
 私めが撮影できたのはこのコらだけ
 ヤブサメ 東観察路沿いのブッシュの中にて  同左
 
 キビタキ♂ 東観察路にて
 キビタキは2~3羽いた バックは東観察舎
  キビタキ♀型 東観察路にて
 
 東観察路にて撮影
 センダイムシクイではなさそうなのがウロウロ
  残念ながら藪に紛れたこの2カットだけ
 
 
 ピントの山がとらえられず正体不明の鳥に
 なってしまった。一瞬のことだったが小型の
 ツグミ類のような気がした
  気になってサイズの参考になろうかと
 メジャーを当ててみた 左の鳥、なんでしょか?
 


ヒタキ類が渡っています 

 2018年9月18日 晴れ

 3日前に園内でエゾビタキが確認された。
 私もなんとか見ておきたいと思い、観察路を何往復もした。
 だけど会えたのはコサメばかり。(実際、この種のヒタキ類は2~3羽居た)
 この時期になんとかエゾを(出来ればサメも・・)ゲットしておきたいものだ。


 センダイムシクイと思われる
 
 
 
 
 
 
 



ヒタキ類が渡っています 

 2018年9月13日 小雨

 あいにくの天気だったがサンコウチョウが3羽、コサメビタキ2羽、キビタキ1羽とヒタキ類が賑やかだった。特にサンコウチョウ3羽は追いかけっこ。思わずこちらも追いかけっこに加わってしまった。
 ところでサンコウチョウと言えばIさんなのだがそのIさんが一向におみえにならない。
 早朝の常連であったSさんにも久しくお会いしていない。
 お二方とも元気になさっているのだろうか。心配しております。


 サンコウチョウ 東観察路にて  ヒヨドリ幼鳥 東観察路にて
 エノキの実を食べるムクドリ 東観察路にて  コサメビタキ 学習舎玄関より
 
 
 
 
 
 
 



キビタキ 

 2018年9月12日 曇り時々小雨

 今日は小雨がパラつく天気。
 期待出来ないのはわかっているが自然と野鳥園へ足が向いてしまう。
 が、現実は寂しい・・・今日はキビタキが2羽見えただけ。
 また二~三日は雨が続くらしい。


 
 
 
 
 
 
 



コガモが飛来 

 2018年9月11日 晴れ

 北寄りの風が吹き始めると渡りのカモ類がやって来る。
 一番にやって来るのはコガモだ。
 実は今季のコガモは一昨日の9日の定例探鳥会においてすでに確認されている。
 当日、私は探鳥会を忘れるという不覚をとって初認のコガモを見損なっていたのだ。
 でもって、昨日、今日とコガモ探し。
 やっと今朝、東沼にて2羽のコガモを確認できた。


 探鳥会で確認されたのも2羽
 同じ個体かしらん・・・
 2018年9月10日撮影
 園内には50羽以上のゴイサギが入っている
 
 
 
 
 
 
 



サンコウチョウ その2 

 2018年9月3日 曇り時々晴れ

 午前中は野鳥園の観察路をうろうろ。もちろん目当てはサンコウチョウ。
 今日も観察路周辺では2羽のサンコウチョウが地鳴きを発しながら東へ西へ。
 昨日のリベンジをと蚊に刺されながら待ったが、やっぱり出没するのはたいがい光の具合がよろしくない場所。だから何回撮っても写りはもうひとつ。
 でも今日は昨日よりは少し進展あったかな?
 
 今日はおまけがあった。
 入口のマサキの木にコムクドリがとまってくれたのだ。
 でもこのコムクドリ、普段見るのとどこか違う・・・お子様だろうか。


 こんな場所にしかとまってくれない  光が当たると翼の橙色味が出る
 
 近いケースではこのくらい ノートリミング   これがそのコムクドリ
 
 
 
 
 
 
 


サンコウチョウ

 2018年9月2日 曇り

 今朝の野鳥園にはまたヒタキ類が入っていた。
 オオルリは♂の成鳥と若鳥を確認。サンコウチョウも複数羽の地鳴きが聞けた。
 ムシクイ類も何羽か見られた。センダイムシクイの地鳴きに少し混乱。


 サンコウチョウはこんなのしか撮れなかった
 ♀成鳥のようであった
 
 
 
 
 
 
 
 
 



チュウサギほか

 2018年8月31日 晴れ

 暑かった八月も今日で終わり。
 今月はあまり鳥見が出来てないので記録集計する前に鳥カウントでもしておかねばと朝早く出島へ出かけた。しかし、期待していたヒタキ類は全く気配なかった。第一陣は26日、27日の二日間でみんな抜けてしまったようだ。代わりに蚊の総攻撃を受けた。
 近隣の田んぼではアマサギ、チュウサギなどが群れていた。今ではほぼ稲刈りが終わっているので耕運中のトラクターの周りが彼らの餌場になっている。主にカエルを捕っているようである。
 今年は天候の具合か例年に比べて田んぼのイナゴが少なかった。
 渡りに備えて十分な栄養は捕れているのだろうか。ちょっと気になるところだ。
 
 今日の画像は10日ほど前に撮ったものから。


   
2018年8月21日 西観察舎より
 チュウサギ
 2018年8月21日 西観察舎より
 チュウサギ
 2018年8月21日 西観察舎より
 アオサギ


 
 2018年8月21日 西観察舎より
 池の岸で一休みしているカルガモの多くは
 換羽中の個体だ
 2018年8月13日 西観察舎より
 このコの羽はもう元通りになってるだろうか
 
 
 
 
 
 
 
 
 





手配写真です~

 2018年8月30日 晴れ

 もう確認されてから10日以上経過していますが・・・
 皆さん、このコは誰でしょうか・
 
 野鳥園へよく来られるMさんが8月19日の17時15分に西観察舎入口近くの観察路上にいたところを撮影されたものです。Mさんによるとサイズはススメぐらいとのこと。目がくりっと大きく足(ふしょ)が長め。ぱっと見で小型ツグミ類のような印象ですが、今流行り?のコルリあたりが怪しいのかな?


 Mさんのパソコン画面をコピーさせていただき
 ました。Mさん、ありがとうございました。
 
 
 



夏鳥の渡りが始まりました!

 2018年8月27日 晴れ

 出島では昨日あたりから夏鳥の渡りが始まったようです。オオルリ、キビタキの他ムシクイ類がたくさん見られるようになりました。その中から今日はムシクイ類。
 観察路沿いでは5羽以上が見えました。おそらく全てセンダイムシクイだろうと思います。
 
 それから今日は東観察路でコルリの♂を見ました。なんとか証拠写真でも・・と1時間ほど蚊に刺されながら観察路に座り込んでいましたが残念ながら出て来ず。しかし、今、園内には複数のコルリが入っている可能性があります。朝には舌打ちするようなきつめの地鳴きが複数個所で聞けました。おそらくコルリの声と思われます。録音機持ってなかったのが悔やまれた。


 見る人が見れば「これ、センダイムシクイ」と
なるのだろうが・・私には頭央線を確認しないこと
には納得できない。
 左と同じ個体ですがこちらはちょっと甘い
 餌はよく捕れていた  コルリが写せなかったので観察路で見かけた
 ルリタテハを代役に
 
 
 


オオヨシキリ

 2018年8月12日 晴れ

 今日は学習舎の当番だった。
 風の向きが悪くてあまり舎内に風が入らなかった。湿気は高いし・・最悪。
 しかし、探鳥会から帰って来られた方々は汗びっしょり。外はもっともっと過酷だった様子。
 そんな学習舎当番の最後になってオオヨシキリが現れた。
 有難いことに地鳴きとぐぜりも披露してくれた。
 今年生まれのおコだろうか。
 今日聞けたオオヨシキリの声


 上面の茶色味が強い  だから上下のコントラストが強い
 さえずり一歩手前まで鳴いていた
 この時期では珍しい
 和歌山方向には入道雲が立ち上がっていた
 
 
 



アマサギの群れがやって来た

 2018年7月26日 晴れ

 野鳥園近くの田んぼにアマサギの群れがやって来た。
 連日の照り込みで稲の生育は順調で一帯の田んぼの稲穂は首を垂れだした。
 しかし、そろそろイナゴが大発生しそうだ。アマサギは農家にとっては心強い味方。


 家の窓から発見した  少し近づいて撮影
 
 
 



久しぶりのオオヨシキリ

 2018年7月24日 晴れ

 観察路・観察舎にあれだけ居た蚊が今はほとんどいない。
 これも異常な暑さのせいか。
 おかげでTシャツ短パンのまま出かけられる。
 今日は久しぶりにオオヨシキリが見えた。
 口は開いているが声は全く発せず。
 ヨシ・ガマの茂みに入ってしばらくすると飛び立ち、また近くの茂みに入るを繰り返していた。
 何してたんだろ?。


 観察舎すぐ前に出て来た
 口は開けっぱなしだった 暑すぎる?!
 カワセミ幼鳥もやって来た
 
 
 




ヒクイナ幼鳥

 2018年7月20日 晴れ

 今朝は昨日の刈込作業のご褒美が出た
 ヒクイナの幼鳥が何度も出てきてくれた。
 刈り倒したガマの上でポーズをとってくれたがみ~んなボケボケ。
 このコは7月11日にKさんが撮影されたのと同じ個体かな?さらにたくましくなったような気がする。


 ヒクイナ幼鳥 東観察舎にて撮影  同左 お立ち台にて
 園入口の堤防に落ちていたペリット  このコらの仕業か?
 
 
 



オシドリがやって来た

 2018年7月16日 晴れ

 最低一日一回は出かけていた野鳥園だが、最近は暑さで途絶えがち。
 だから熱心な出島ファンからの情報は有難いです。
 Kさんから西池のオシドリ情報をお聞きしてからもう数日経過している。
 だから出かけたら必ず池は入念にチェックするのだが今だ私には縁がない。
 でも、過去のオシドリの記録では7、8月にやって来た時には秋まで時々姿を見せてくれている。
 今後に期待。


 2018年7月12日 Kさん撮影のプリント複写
 西池でオシドリ2羽
 この時期、観察路で見かける残骸
 私としてはアオバズクを期待してたのだが
 カラスが怪しいようだ
 
 
 



カルガモの親子

 2018年7月13日 晴れ

 今日は観察舎前にカルガモの親子が来てくれた。
 小ガモは8羽でかなり成長していた。5日前にKさんがご覧になったのと同じ親子だろう。
 Kさんはヒクイナの幼鳥も撮影されていた。こちらもすっかり独り立ちした様子。
 次世代の成長した姿にほっとした。


 
 ヒクイナ 幼鳥
 7月11日 東観察舎にてKさん撮影
 ハクセキレイ 幼鳥
 観察路で見かけた
 
 
 



カイツブリのヒナ誕生

 2018年7月10日 晴れ

 本日、東観察舎前のカイツブリの巣でヒナが確認出来た。
 先月20日に産卵を確認してから雨の日も風の日も観察を続けて来たがやっと区切りがついた。
 今日、確認できたヒナは2羽。
 同じく毎日観察を続けてこられたKさんによるとまだ2~3個の卵が巣の中に残っているそうである。
 親鳥はカラス、トビを特に警戒している様子でヒナを翼の下に入れながら抱卵を続けている様子。
 だから一見するだけではヒナがいるかどうかはわからない。
 親鳥が餌を運んできた時だけ巣の脇に出てくるので親鳥が2羽揃った時がヒナ観察のチャンスだ。


 親鳥の背中から顔を出したヒナ  親鳥が近づいてくるとはい出してくる
 親鳥から餌をもらうヒナ  7月6日撮影
 大雨の中、抱卵を続ける親鳥
 
 
 



幼鳥たち

 2018年7月3日 曇り時々雨 南風強い

 今日も東観察舎前のカイツブリは抱卵中。
 親鳥が巣から離れた直後に巣にシマヘビが近づいて来るのが見えた。
 親鳥は巣の近くの水面に浮かんだり沈んだり。すぐヘビは見えなくなったので親鳥がうまくいなしたのだろう。上空のカラスを警戒したり親鳥は抱卵中も油断できない様子だ。

 今日はすっかり大きくなったカイツブリ幼鳥も見かけた。こちらは観察舎前で盛んに潜って餌探し。
 他にも見かける鳥たちは幼鳥が多い。ムクドリ、ヒヨドリ、ホオジロ、スズメ、ツバメなどは大多数が幼鳥のようだ。


 東観察舎正面50mの巣
 親鳥が抱卵中
 カイツブリ幼鳥
 すっかり成長
 東観察舎すぐ前の水面に現れた
 2018年6月26日 西観察舎にて撮影
 ゴイサギ幼鳥 頭頂部に雛の名残
 2018年6月29日 西観察舎にて撮影
 ゴイサギ幼鳥 左と同個体だろうか
 2018年6月29日 東観察舎より撮影
 杭上で休息するアオサギの幼鳥たち
 2018年5月21日 那賀川町北中島にて撮影
 イヌマキの樹冠では30巣+、個体数は成幼
 合わせて70羽+を数えた
 
 
 




ヒクイナが見えない・・・

 2018年6月29日 曇り一時雨

 観察舎である程度の時間待っていたならばたいがいヒクイナの姿は見られるものだ。
 しかし、どうしたことか今年は全く見かけない。
 6月に入って、私は声を聞いたのが2回しかない。
 11日に湿地内を飛ぶのを見かけたとの情報もあるが、とにかく姿を見かけるのは稀。
 この時期は皆さんヒナ連れを期待して来られるのだが、おかげで観察舎内はガランとしている。

 なんで今年はこんなにヒクイナを見かけないのか、以下は私の勝手な想像だが・・。
 
 とにかく数を大きく減らしたことで単純に見かける頻度が少なくなっただけではないか。
 数を減らした原因は四つ足動物のせいもあるだろうが、チュウヒが大いに関係しているのではないかということだ。今春まで越冬したチュウヒは特に園内での滞在時間が長かった。そして湿地内でよくハンティング飛翔を行っていた。渡来当初の獲物は小魚が多かったようだが、クイナ類も対象であったに違いない。実際、過去にはチュウヒがクイナ類を掴んで飛ぶのも観察されている。

 ところで、ヒクイナのヒナ連れにとってはこれも脅威になるのかなぁ・・・・


 ウシガエルがカニを捕まえた  手で押さえながら飲み込もうとしている
 ウシガエルはザリガニで釣るとか聞いたことが
 るが納得だ
 しかし、胃袋をハサミで挟まれないのかなぁ・・
 タヌキが徘徊するのも珍しいことではない  駐車場に戻ったら愛車が占領されていた
 
 
 



カイツブリの巣その後

 2018年6月25日 晴れ

 一日に一度は観察舎にスコープを持ち込みカイツブリの巣の確認している。卵の数が気になるのだが以前と比べて巣の周囲が高くなり中の様子が見えない。転卵の時に卵の確認はできるが数までは無理だ。巣の手前のヨシが茂りだしてきた。孵化の頃まで視界が確保できるかどうか微妙。


 2018年6月23日 東観察舎で撮影
 草の茎をくわえたオオヨシキリ 巣材か?
 2018年6月23日 東観察舎で撮影
 観察舎前の水たまりに姿を見せたカイツブリ
 2018年6月23日 自宅より撮影
 神社での子育てを終えたハシボソガラスのペア
 右側が♂、左側が♀と思われる
 2018年6月25日 自宅より撮影
 苅屋川で越夏中のヒドリガモのペア
 24日以降、♂の姿が見えなくなった
 2018年6月24日撮影
 苅屋川では150羽+のツバメがネグラを
 構えている 今は19:30頃に乱舞が見られる
 東観察舎にて撮影
 ホオジロの幼鳥が水浴びにやって来た
 
 
 



カイツブリの巣その後

 2018年6月20日 雨一時大雨

 「卵産んでますよ」
 観察路で出会ったKさんが声をかけてくれた。
 何時産み付けたのかなぁ・・昨日の夕方以降には違いないのだろうが・・・。
 観察舎に着いてYさんが8時過ぎに撮影したという写真を拝見。
 2個の卵がむきだし状態でしかも離れている・・・抱卵中の卵の配置にしては不自然。
 産み付けてから間もないものだったのかしらん?


 撮影された時の卵の状態
 Yさんのカメラモニターより
 私が観察舎に着いた時には抱卵中だった
 土砂降りの中、抱卵を続ける親鳥  50分ほどで抱卵交代した
 
 
 



カイツブリの巣その後

 2018年6月19日 小雨

 長いこと更新が出来ずにいた。というかその感、全くのネタなしだったのだ。自身のモチベーション低下もあった。そんなところへ今朝はYさんから電話。観察舎前にヨシゴイが現れたとのことだった。
 この時期のヨシゴイは期待大だ。さっそく野鳥園へ飛んで行った。しかし、Yさん、せっかくのチャンスだったが写せずとのこと。今回は他力本願も叶わずでありました。
 
 ということで、代わりに東観察舎前のカイツブリの巣その後を紹介。
 巣までは50mほど離れているので、毎回スコープを持ち込んで観察を続けて来たのだが今もって産卵は確認できない。巣を離れる時間が長く、巣への出入りの際の所作からも卵があるようには見受けられないのだ。手前のヨシも茂ってきて観察が難しくなってきた。
 これもカイツブリペアの思惑通りか?産卵は間近に違いない。


 2018年6月14日撮影
 巣を補強中のペア
 2018年6月15日撮影
 いずれの画像もスコープで観察しながら
 400mmで撮影したもの
 2018年6月17日撮影
 雌がクチバシを水面に差し込むのは
 同左
 マウンティング行動の誘いか?
 2018年6月18日撮影
 あまり放置するとカメが上がってくるよ
 2018年6月19日撮影
 巣にうずくまってはいるが・・・
 
 
 
 



カイツブリの巣作り

 2018年6月7日 曇り時々晴れ

 東観察舎の正面奥の水路交差点でカイツブリが巣作りを始めた。
 今日は何度も水草を運んで来てはヨシの茎に巻き付けていた。巣の基礎工事といったところか。
 距離はあるが見通しの効く場所なのでスコープでの観察が可能。今後が期待できそうだ。


 ペアの片方は全く手伝わないつもりか・・・  独り立ちしたホオジロ幼鳥
 
 
 



気になるヒドリガモのペア

 2018年6月5日 晴れ後曇り小雨

 苅屋川には今もヒドリガモのペアが一組残っている。
 当地では年によって雄1羽だけが越夏したことがあるがペアは今回が初めてでは?
 だから間違って?繁殖までいってくれないかな?と淡い期待をもって観察を続けてきた。
 しかし、どうも難しいようだ。
 雌の体調に問題がありそうなのだ。
 休息時の雌をよく見ると左側の翼が少し下がっているように見える。
 水浴び後の羽ばたきは問題なさそうに見えるのだが飛ぶのは見たことがない。
 対して雄は飛ぶのが確認できている。
 渡りの出来ない雌に雄が付き合っているのだろうか?


 
 
 
 



出島野鳥園初記録!!

 2018年6月1日 晴れ

 珍しいのが出た。
 今朝、久しぶりにSさんにお会いしたのだが、その際に「昨日、あれが出た」とプリントで見せてくれたのがこのヤイロチョウだった。撮影は昨日(5月31日、午前6時17分)で場所は西観察路。
 観察路を低く横切った後、竹を伐採した個所の地上付近にとまったとのことだ。
 早朝の曇天下で当時の西観察路は相当暗かったはず。ワンチャンスをモノにするとはさすがだ。
 今回はどんな天候であっても観察を続けるSさんの熱意が運を呼び込んだのだろうなぁ・・。
 私も少しでも鳥運にあやかろうとヤイロチョウがとまったであろう場所をカメラに収めてきた。


 私は何度か声を聞いただけで姿には縁がない  二十数時間前ここにヤイロチョウがとまった
 
 
 



オオムシクイがやって来た

 2018年5月17日 晴れ時々曇り

 今日は園内でオオムシクイがよく鳴いていた。
 太いジッジッの地鳴きの後、ジジロジジロジジロと鳴く典型的なさえずりだった。
 今日の録音データはココ
 11日にもそれらしいのを録音していたが、さえずりの調子が少し違っていたのと地鳴きが聞き取れなかったので??としていた。ところがこちらも今日パソコンで音量補正するとかすかではあるがジッジッが入っていた。最近、耳の衰えを実感しているのだがデジタル録音に助けられた。


 オオムシクイ 東観察路にて撮影
 たとえ写りが鮮明であっても私には見分けられ
 ない・・・声にすがるよりない
 苅屋川のカモたちも姿を消した
 これは最後に残ったヒドリガモのペア
 自室から撮影
 
 
 




夏鳥情報

 2018年5月16日 晴れ後曇り

 野鳥園では一昨日(5月14日)にホトトギスの初音が聞かれた。このコの声が聞かれるようになったということは夏鳥の渡りも終盤だ。もしかして今年は渡りのサンコウチョウは見ず終いになるのでは・・と思っていたところ今朝、Sさんが♀の姿を確認されたとのことだ。
 ここのところちょっと忙しくて早朝に野鳥園に行けずにいる。
 やっぱり渡りは朝早くだなぁ・・・。


 ヒクイナ
 5月15日 東観察舎にて撮影
 夏鳥とされているが野鳥園ではすっかり留鳥
 コサメビタキ
 5月14日 東観察路にて撮影
 
 
 



シギ類が目立ってきた

 2018年5月9日 晴れ

 昨年の今頃はもっと賑やかだったように思うのだが・・・どうも今シーズンの夏鳥の渡りは低調な感じがする。でもシギは動きが目立ってきた。園内では池の杭にアオアシシギ7羽がまとまって降りた。Yさん情報では旧堤防東端付近の空き地から30羽を超えるチュウシャクシギが飛び立ったそうだ。付近の田んぼを巡ればトウネン、ソリハシシギ、キアシシギなどお馴染みのシギ類に会える。


 西観察舎にて撮影
 アオアシシギが杭で一休み
 5月6日 BG近くの水田にて
 この田んぼではムナグロ、ウズラシギ、トウネンが
 採餌中だった
 
 
 



ノジコやぁ~い

 2018年5月5日 晴れ

 どうも私はノジコと縁がないようだ。
 今シーズンのノジコは4月22日にBさんが東観察舎でご覧になって以降、何度か観察路でも確認されている。だからアオジを見かけたらノジコを疑えとばかりに見ているのだが・・・。
 今回も常連さんのご厚意に甘えた。


 東観察路のノジコ
 Yさんのモニター画像から
 東観察路のコムクドリ
 Sさんのモニター画像から
 
 
 



コサギのこと

 2018年5月3日 曇り後晴れ

 4月中に野鳥園内で記録された野鳥は76種に及んだ。記録は私が知りえた範囲でまとめたものだから実際のところもっと多いと思われる。さすが渡り時期のことはある。
 ところでこんなに多くの野鳥が記録されておきながらコサギの記録がなかった。
 野鳥園から数キロメートル離れた江ノ島から和田島にかけては普通に見かけるコサギ。
 だからシラサギを見かけた場合には特に注意を払っているのだが・・・。不思議だ。


 チュウサギ 夏羽
 上福井の水田にて撮影
 アマサギ 夏羽
 上福井の田んぼにて撮影
 学習舎入口に掲示された園内記録  夕方に拙宅隣の田んぼで見かけたイソシギ
 もしかしたらペアかも
 
 
 



オオヨシキリ

 2018年4月27日 曇り時々晴れ

 今朝の野鳥園は特にオオヨシキリが目立っていた。
 西観察舎からでも、3カ所からさえずりが聞こえ、2羽で飛ぶ回るのを何度か見かけた。
 明日あたり苅屋川のヨシ原でも声が聞けるようになるのかな?
 園内で見かけるコムクドリの群れは20羽程度まで。ひところに比べると落ち着いた感じ。
 付近の田んぼではチュウサギ、アマサギを見かけるようになった。
 
 サンカノゴイは4月21日、チュウヒは4月23日の記録を最後に姿を見かけないでいる。
 シーズン中、大サービスだったチュウヒとサンカノゴイもここに来て渡り終えたか!?。


 オオヨシキリ
 西観察舎より撮影
 センダイムシクイと思われる
 東観察路にて撮影
 シロハラと思われるがこの個体は頭部に
 頭巾をかぶったよう  西観察路にて
 チュウサギ
 4月26日 上福井の田んぼにて
 
 
 



ヒレンジャクがやって来た

 2018年4月25日 晴れ 強い北西風

 今朝、西観察舎へ着くと先着のSさん、Bさんより西池でセイタカシギが飛び回ったと聞かされる。  が、私が到着した時には園外に飛び去った後。皆さんの撮影された画像をうらめしく拝見するだけ。
 そこへ別のSさんからの情報、テニスコートの林にヒレンジャクが居るとのことだった。
 
 さっそく急行。ニセアカシアの木に数羽がじっととまっているのが見えた。
 だけど辺りをコムクドリがたくさん飛んでいて紛らわしい。15羽ほどがまとまって飛んだのだがコムクドリとの区別がつかなかった。午後になってYさん撮影の飛翔写真で数は16羽+であることが確認できたが実際はもっと居たのかもしれない・・・。
 餌のキヅタの実はまだ残っているので数日は滞在してくれるかも。
 
 ところで朝方、園内で飛んだセイタカシギはその後、旧堤防外側の田んぼへ移動。
 夕方になって近くの畑へ出かけた時もまだ同じ場所に居た。
 田植えしたばかりの田んぼで採餌したり、セメン畦畔の上で休息したりで過ごしていたようだ。


 ニセアカシアにとまるヒレンジャク
 テニスコート林にて
 同左
 同上  Yさんの写真ではヒレンジャクはこの実をたべて
 いた。ニセアカシアの古木に巻き付いたキヅタ
 セイタカシギ
 ウチの畑より撮影
 池の杭にとまるクサシギ
 西観察舎より撮影
 
 園内西池沿いのエノキにやって来たコムクドリ
 西観察舎より撮影
  西池上を飛ぶミサゴ 上面が白っぽい個体
 西観察舎より撮影
 
 
 



ツバメチドリがやって来た

 2018年4月23日 晴れ

 野鳥園近くの田んぼにツバメチドリ2羽が降りた。
 まだ水を張ってない田んぼの土色にツバメチドリの色はよくなじむ。
 直ぐ近くにいた2羽めを確認するまで少しかかった。
 ただ、この2羽の内の1羽は体を低くしたり素早く向きを変えたり面白い動きをしていた。
 ディスプレイだったのかな。
 Yさん、情報ありがとうございました。。


 スコープでじっくり観察したかった  体を低くして
 プイッと向きを変える  キビタキ♀ 西観察路で見かけた
 
 
 
 
 



まだ居ます

 2018年4月21日 晴れ

 出島の絶滅危惧種2種まだいます。
 毎回これが最後になるかなと思いつつ眺めている。
 
 サンカノゴイは今日も東観察舎から20mほどの距離でまったりしていた。
 右眼の開きが少し悪い個体の方だ。
 この個体が東観察舎前を活動エリアにしてからもう半月が経過する。
 光の具合によっては目先の青味が増したように感じる。♂なのかもしれない。


 目先に青みがある  右眼の開きが悪い
 毛羽立てるとよく目立つ  一昨日はカモを捕り、昨日はウシガエルを
 捕ったのが目撃されている
 
 
 
 
 



気になるジシギ

 2018年4月20日 晴れ

 去る4月15日のこと。
 工地のミニ八十八カ所を歩いていたら大きなジシギに飛ばれた。
 それは明らかに翼が長くて、重そうな感じで飛んだ。
 鳴き声は発しなかった。
 ジシギは数十メートル飛んで藪の中に姿を消したので当日はそれっきり。
 
 その後正体を確認しようと毎日立ち寄るようにしていたのだが再会は果たせずにいた。
 そんなところへ今日Yさんから連絡あり。
 私が見た現場から二百m程離れた草地でそれらしいのが居るとのことだった。
 とりあえず撮影して確認しよう思ったのだが距離がありすぎ。
 そこでスコープを用意したのだがトビの接近でまたまた飛ばれてしまった。
 だから下のような画像しかない。
 私が見た個体と同じかどうかはわからないが私的には八割がた?オオジシギなのだが・・・。


 それらしい顔つきしてるでしょ  肩羽もタシギのそれではなさそう
 尾羽は微妙・・・  次列が白くみえるような・・
 コムクドリは100羽±の群れが何度か見えた  チュウヒはお気に入りの場所に
 
 
 
 
 



今日もシギ類

 2018年4月18日 晴れ

 夕方になってYさんから連絡いただき駆けつけた。
 場所はBG西の田んぼ。私が野鳥園の近隣記録として整理している範囲内だ。
 居たのはオバシギ3羽とウズラシギ1羽、隣の田んぼにはムナグロ27羽±も降りていた。
 シギ類は同じ区域で複数種を見かけることが多い。シギはシギを呼ぶか?
 Yさん、情報ありがとうございました。


 オバシギ夏羽  左:ウズラシギ 右:オバシギ
 ジャンボタニシを食べるオバシギ
 他にアメリカザリガニも食べた
 奥隣の田んぼに降りるムナグロの一群
 
 
 
 
 



今日はシギ類

 2018年4月16日 晴れ

 買い物途中に立ち寄った野鳥園でMさんご夫妻にバッタリ。
 そこで近くの田んぼにセイタカシギが居ると教えていただいた。
 セイタカシギは一昨日から居るようでお気に入りの場所になっているようだ。
 居たのは1羽だけで他にタカブシギが1羽。
 一帯の田んぼは田植え後10日といったところだが周囲の田んぼと何が違うのだろう?
 Mさん、情報ありがとうございました
 
 野鳥園内でも今日はシギが見えた。
 飛び立った時に全く声を発せず体のサイズも小さく見えたので一瞬コシャクが頭をよぎった。
 しかし撮影画像ではチュウシャクシギのようだ。
 どうやら”見たい見たい病”が悪化しているようだ。


 セイタカシギ
 出島川近くの田んぼにて
 左と同個体
 タカブシギ
 セイタカシギと一緒に居た
 腰に白い割れ
 右上と同個体 クチバシは長い  野鳥園西の管理道で見かけたジョウビタキ
 出島野鳥園では最も遅い記録かも?
 
 
 
 
 



今日の夏鳥

 2018年4月15日 曇り後晴れ

 やっと青い鳥に会えた。
 黄色いのにも会えた。
 オオルリとキビタキ。
 新緑にこの二種を探すのはこの時期の楽しみだ。
 コムクドリも50羽以上の群れをを見かけるようになってきた。
 ピークも近い。


 オオルリ ♂ 東観察路にて  キビタキ ♂ 西観察路にて
 コムクドリの群れ 工地八幡神社にて  今日もサンカノゴイは東観察舎前で過ごして
 いた。
 
 
 
 
 



独眼竜?!

 2018年4月14日 曇り

 今まで気にはなっていたのだが今日の観察ではっきりした。
 今、東観察舎前で過ごしているサンカノゴイは眼に特徴がある個体だ。
 ”まぶた”が少し腫れぼったく見え、眼が完全に開かない。
 だから以前から”寝ている”とか”眠そうにしている”とか紹介したことがある。
 しかしそうではないようなのだ。
 じっととどまっている状態では右眼だけを閉じていることが多いのだ。
 さらに右眼の瞳と虹彩は境界がはっきりせず何らかの障害があるように見える。
 スコープの視界いっぱいで観察すると色々気づかされることが多い。


 東観察舎前 今日も近かった  大きなフナ?を捕らえていた
 こんな顔してます  首を伸ばした状態でも右眼だけ閉じていた
 今シーズン初めてのキビタキショット
 キビタキカラーのトラロープがお気に入り
 園内には10羽近いハシビロガモがいた
 
 
 
 
 
 



ヨシゴイがやって来た!

 2018年4月12日 晴れ

 今日も東観察舎ではチュウヒとサンカノゴイ二股掛け持ちであった。
 そんな観察者の目の前を突然横切った中途半端なサイズの鳥。
 急ぎレンズを向けファインダーで鳥影を追った。
 翼のツートーンでヨシゴイとわかったのだが、残念!シャッター切った時にピントを外した。
 
 実は、ヨシゴイをこんなに早く見た記憶が私にはないのだ。
 ヨシゴイが当地で見られるのは5月の下旬からだ。かつては園内で繁殖したこともある。
 しかし近年はどちらかというと秋の渡り時期に見られることの方が多い。
 さらに遅い冬の記録(11月、12月)もあるのだが春の記録は稀である。
 

 ヨシの茂みに降りるところ
 わかってもらえますでしょうか?
 ホシハジロはこの♀だけが残っている
 旧堤防にて ナワシログミの実
 熟しても渋くて食べられない
 しかし鳥たちには貴重な食料だ
 ツマキチョウ
 この時期園内で見かける小さな白い蝶はこれ
 
 
 
 
 
 



コムクドリが増えてきた!

 2018年4月11日 曇り時々晴れ

 昨日は群れのサイズが一桁だったコムクドリ、今日はもう20~30羽となっていた。野鳥園周辺がコムクドリだらけになるのは間近のようだ。サンカノゴイは今日も東観察舎近くの水路でのんびりと昼寝していた。チュウヒも観察舎から見える範囲を飛んだり降りたり。いつまで居てくれるか・・・。
 

 東観察路で見かけたヒヨドリ
 クチバシの周りが黄色いのは・・・
 ヤブツバキの花粉か?
 今日もチュウヒ、サンカノゴイは近かった  園内を飛ぶコムクドリ
 今日は最大の群れで30羽±といったところか
 
 
 
 
 
 



夏鳥渡来、サンカノゴイも近い!

 2018年4月10日 晴れ

 いよいよ野鳥園も賑やかになってきた。
 今朝の観察路ではウグイス、アオジに加えてセンダイムシクイのさえずりが聞けた。
 旧堤防で空を見上げるとサシバ、アマツバメが飛んでいた。アマツバメに夢中になっていた時にすぐ脇をトケン類らしい鳥が飛びぬけていった。コムクドリはまだ5~6羽の群れしか見かけなかったが、あと数日も経てば大きな群れが見られそうな雰囲気だった。
 
 ところでサンカノゴイだが、ここ数日は東観察舎すぐ前で見かけることが多い。
 シーズンを通しても鳥との距離が最も近いのではないだろうか。
 なおかつ観察舎内の人に対する警戒も薄らいでいるようにみえる。
 渡去も間近に迫っており今がサンカノゴイを見る最後のチャンスだろう。
 サンカノゴイの滞在で最も遅い記録は私の知る範囲で4月25日。しかし3月いっぱいで渡去している年が多いので何時渡去してもおかしくない。
 

 オオルリ ♀
 4月9日 東観察路で撮影
 タッタッの地鳴きのおかげで見つけられた
 ノビタキ ♂
 4月9日 東観察舎にて撮影
 コサメビタキ
 西観察路にて撮影
 アマツバメ
 旧堤防にて撮影
 シュシュシュと羽音が聞こえた
 コムクドリ ♀
 旧堤防にて撮影
 電線にとまったコムクドリはなぜか警戒が薄い
 サンカノゴイが東観察舎前で寝ていた
 ※マウス ロールオーバーで拡大
 
 
 
 
 
 



夏鳥渡来、まだいるサンカノゴイ

 2018年4月6日 曇り後雨(時化)

 家のリフォームもいよいよシステムバスが設置される等、佳境に入った。
 田植え準備の方も馬力が入りさすがの私も鳥見に時間をとれなくなってきた。
 なのに出島ではオオルリ、コムクドリが見られているようだし近隣ではギンムクドリまでもが出た。
 この時期の鳥情報にはワクワクだが精神衛生に悪い。
 我慢しきれず昨日、今日は合間にちょこっと鳥見。
 昨日はテニスコートの広場(多目的広場)でコムクドリらしいのを見かけた。
 今朝は野鳥園東観察舎前でサンカノゴイに出遭えた。サンカノゴイは昨日も見られたようだが私はもう10日以上目にしてなかったのでてっきり渡り終えたものと思っていた。
 このまま居続けて繁殖までいってくれないかなぁ。
 

 4月5日 多目的広場にて撮影
 ボケボケだが私にとっては今季初なので・・・
 本日東観察舎前で撮影したサンカノゴイ
 以前から東沼を中心に活動していた個体だ
 
 
 
 
 



ツグミがさえずりだした

 2018年4月2日 晴れ

 最近、ニュースの更新が途絶えているが野鳥園へ行ってない訳ではない。
 ここ数日はあまり鳥の姿が見えなくて園内は端境期の様相なのだ。
 観察舎周辺で愛嬌をふりまいていたジョウビタキは先月26日以降見かけなくなった。そして今日はオオジュリンの姿も見えなかった。最近よく園内で見かけるようになっているチュウヒは今日はどうだったのだろう。
 ところで、我が家の畑で一冬過ごしたツグミが一週間ほど前からさえずりだした。そろそろこのコも渡りが近い。ツグミのさえずりはココ(ほんの4秒間ほどですが・・)
 

 茂みの中でさえずるものだから正体を
 見極めるまで少し時間がかかった
 4月1日 ハシブトガラスとバトル中のチュウヒ
 
 
 
 
 



オオジュリン足環付き

 2018年3月26日 晴れ

 野鳥園近くの田んぼでは3月24日早朝にホウロクシギが、本日26日にはコチドリがやって来た。
 昨日25日には園内にサシバも立ち寄った。でも残念ながらいずれも記録画像なし。
 で、本日の画像は昨日、学習舎にて撮影したオオジュリン足環付き。
 足環に刻印された文字がなんとか写真で確認できないかと撮影を試みたが・・・。
 やっぱり難しい。
 

 2018年3月25日 学習舎にて撮影
 オオジュリン♀ 右脚に金属環
 左画像の拡大
 
 
 
 
 



バンが現れた

 2018年3月21日 雨

 今日はバンを見かけた。久しぶりのことだ。
 今シーズンの記録を見返すと確かに12月以降の記録がない。もちろん私が知る範囲だが。
 ついでに過去10年ほど記録をさかのぼっても1、2月の記録はほとんどなかった。
 バンはごく普通の水鳥ではあるが、なぜか厳冬期の園内ではほとんど見かけないのだ。
 カモ類が厳冬期にいなくなるのと同じような事情があるのだろうか。こちらも理由は不明だが。
 
 チュウヒとサンカノゴイ、いずれも今日は東観察舎近くで観察されている。
 

 水際に上がって採餌していたバン  まだ額板は赤くない
 東観察舎前の湿地に降りていたチュウヒ
 バックの緑はヤナギの新芽
 ゴルフ場境の樹上にもとまった
 このコの姿もあと1週間くらいか・・  モズの♀が捕らえたのはケラ
 
 
 
 
 



オオジュリン夏羽

 2018年3月14日 晴れ

 午前中の東観察舎ではオオジュリンの夏羽を見かけた。
 Sさんによると夏羽の雄は2羽確認できたとのこと。渡去が迫って来た感じだ。
 

 オオジュリン 上♂夏羽、下♀  左の雄と同個体
 
 
 
 
 



チュウヒ・サンカノゴイ

 2018年3月9日 曇り

 春っぽい日があっただけに今日のような風が吹くと体にコタエル。
 野鳥園内は強風が吹き抜けて鳥の気配なし。観察舎での鳥待ちも我慢我慢だ。
 でも一日が終わってみれば出るべき鳥は出てくれた。
 

 チュウヒ 東観察舎にて ノートリ
 午前11時 園内を一周した後、東沼へ降りた
 同左
 サンカノゴイ
 16時 東沼の中ノ島手前でたたずんでいた
 ノスリ
 16時24分 ゴルフ場から飛来
 
 
 
 
 




今ごろのカモその2

 2018年3月8日 雨

 今日は終日の雨。
 部屋から田んぼを見下ろすと冠水した田んぼにコガモたちが採餌に繰り出している。
 午前中に少し野鳥園の様子を見てきた。
 幸運にも東水路を横切るサンカノゴイが見えた。
 水底に足は届いていたのか、それとも泳いでいたのか・・。
 わずかな時間でしかもヨシ越しだったので撮影できなかったのが残念。
 今日、撮影したのはハシビロガモだけ。それも遠いの。
 

 ハシビロガモはペアで行動していrた  雌へのアピールか、雄が首を上下していた
 3月7日 東沼にて 
 ヨシガモ♂ 広い水面にこの1羽だけ
 同左
 三列風切が風にそよいでいた
 
 
 
 
 



今ごろのカモ

 2018年3月5日 雨
 
 本降りの雨になったので施工した防水工事個所の排水が気になって外へ出た。すると苅屋川のカモが一斉に鳴きだした。給餌を期待してのことである。雨のため今朝の給餌は億劫になってパスしていたからだ。南風が吹きだす頃になるとカモたちは北帰行だ。給餌用の餌もそろそろ底をつく。

 狩猟期間はすでに2月15日で終了しているが今冬の出島は銃猟の発砲音を聞くことなく終わった。 (最近は音のしない空気銃を使っている場合もあり私が気づかなかっただけかもしれないが・・)

  ところで狩猟対象となっているカモ類はマガモ、カルガモ、コガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ハシビロガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、クロガモの11種とのことだ。当地ではよく目にするオカヨシガモは対象種ではないがヨシガモは対象種となっている。先般の全国一斉ガン・カモ調査では後者の数の方がずっと少ない。さらに少ないクロガモまで対象種に入っているのはどんな事情があるのだろう?国内で少ないだけなのだろうか・・よくわからんなぁ・・・。


 3月3日 苅屋川にて撮影
 コガモの雄たちがディスプレイ中
 同左
 羽毛を立ててるだけなんだろうが頭蓋骨
 まで変形しているように見える
 3月1日 東沼にて撮影
 休息中のヨシガモのペア
 3月2日 苅屋川にて撮影
 オカヨシガモのペア
 
 
 
 
 




大物ゲット~!

 2018年3月1日 晴れ

 今日は2羽のサンカノゴイがそれぞれ大物をゲットするのに出くわした。
 
 下画像の上段はもっぱら東沼東端を採餌場所としている個体で大きなウシガエルをゲット。
 下段は東観察舎前によくやって来る方の個体でこちらもフナらしき大きな魚をゲット。
 
 実はこの2個体、午後は東沼東端の同じ場所に居たのだ。
 午前中に大きなウシガエルを食べて休息中の個体の近くへもう1羽が飛んできたのだ。
 2羽が最も近づいた時は3mほどの距離だったが何も起こらなかった。
 一方が腹いっぱいだったからだろうか?


 完全に飲み込むまで20分ほどかかった  午後に様子を見に行ったら同じ場所で
 寝ていた。腹いっぱいで満足したか
 倒伏したガマの中から出て来た  凄いもんです~
 
 
 
 
 



アリスイ・ヒクイナ

 2018年2月28日 晴れ

 昨日からウグイスのさえずりが聞けるようになった。そして今日は近隣でツバメも確認されたとのことだ。明日からは3月。暦の上でもいよいよ春。午後から吹き始めた南寄りの風は夜になってからは一段と強くなり雨も加わり嵐の様相である。
 最近は、あまり鳥を見ていない。この嵐で少し状況が変わってくれるかな?


 2月24日東観察路脇で撮影
 アリスいが茂みの中でゴソゴソしていた
 2月27日東観察舎にて撮影
 日が射す中、姿を現したヒクイナ
 
 
 
 
 



東沼東端のサンカノゴイ

 2018年2月23日 晴れ

 今日は東沼東端のガマ茂みの中で見つけたサンカノゴイを紹介する。
 1週間ほど前から東観察舎前で見かけるようになっている個体とは異なる。
 おそらく過去に本ニュースで紹介した個体と同じと思われる。(昨年11月末あたり参照)
 最近のニュースはチュウヒとサンカノゴイばかりになっているが、何時でも何処でも見られる鳥ではないので今回もしつこくアップすることにした。


 
 東沼東端で見かけたサンカノゴイ
 堤防目隠し越しに撮影 400mmノートリ
 自慢の足でカキカキ
 羽繕い中に見せてくれたポーズ
 もしや眠る時もこんな風にするんじゃ!?
 暖かな日差しで眠くなったか?
 
 顔の左面   こちらは東観察舎近くに現れる個体
 2月21日撮影
 
 
 
 
 



サンカノゴイが観察舎近くで

 2018年2月22日 晴れ後曇り

 風は冷たいがひと頃のような厳しさはなく、どこか春の兆しさえ感じさせる。今朝のウォーキングではアオジが弱々しくさえずっていた。(正体がわかるまでしばらくかかった・・・)
 園内のタカ類はチュウヒ、ノスリ以外姿を見せなかった。
 サンカノゴイは今日も東観察舎近くまでやって来たようである。昨日も東観察舎すぐ東側20mほどの茂みの中に姿を見せた。それ以前にも水路を観察舎に向けて低く飛んでくるのが何度か目撃されている。最近のサンカノゴイは東観察舎前の水路で過ごすことが多いようだ。


 
 チュウヒは今日もいいところを飛んでくれた
 400mmノートリ 
 ツグミがハゼノキの実を食べていた
 東沼堤防の目隠し越しに撮影400mmノートリ 
 
 2018年2月21日撮影 400mmノートリ
 東観察舎前でくつろぐサンカノゴイ
  2018年2月21日撮影
 行動再開前の伸び
 
 
 
 
 
 
 



湿地保全作業のお知らせ

 2018年2月20日 晴れ

 家のリフォーム、確定申告準備などと色々あって最近はなかなか鳥見に出かけられないでいる。
 ウォーキングもここ数日はパスしている。代わりに畑仕事しているがカロリー収支は合わず。通っている銭湯で体重測ると毎日体重が増していてガッカリだ。
 
 明日21日は指定管理者による野鳥園の湿地保全作業の日です。鳥見に来られる方はご注意ください。私もボランティアで作業に加わる予定です。今回はいいエクササイズになるかな?。


 
 園内の湿地保全作業実施のお知らせ

 実施日時:2月21日 午後1時より
 作業内容:湿地内の幼木伐採など

 2月17日 東観察舎にて撮影(ノートリミング)
 チュウヒは相変わらずゆったり飛んでいる
 2月17日 東観察舎にて撮影(ノートリミング)
 観察舎前に突然現れたサンカノゴイ



ツーショット

 2018年2月16日 晴れ

 観察舎でカメラを構えるのは久しぶり。
 それで挨拶に来てくれたのかな?
 今日はチュウヒとサンカノゴイが一緒に飛んできた。


 はじめはサンカノゴイが2羽飛んできた
 と勘違いした 上チュウヒ、下サンカノゴイ
 東観察舎前を飛んで行く(ノートリミング)
 サンカノゴイは水面上低く飛び(ノートリミング)  東観察舎すぐ前に降りた(ノートリミング)
 旧堤防目隠し越しに撮影  狩りをするチュウヒ
 尾羽に横縞のような? 光のいたずら?



落鳥注意

 2018年2月8日 晴れ

 Sさんより野鳥園のすぐ近くでオカヨシガモが落ちているとの連絡を受けた。
 きれいな♂だった。思わず手が伸びそうになるが時期柄禁物だ。ただちに会を通じて県の担当部署に通報してもらった。先月中ごろにもマガモの落鳥が園内で確認されているが、その時はチュウヒが食べてしまった。今回のはどうなるのかな?担当者はもう回収してくれたのだろうか。

 ここで皆さんにお知らせです。
 来る2月13日より23日までの間、堤防工事に絡む測量のため関係者が園内に入る予定とのことです。おそらく西池周辺になると思いますが、引き続き3月にかけてボーリング調査の予定もあるそうです。来園の際にはご注意ください。
 また、2月中に指定管理者による湿地の維持作業の予定があります。作業員が湿地に入り幼木等の伐採作業を行います。日程がわかりましたら本ニュースでもお伝えするようにします。



 落鳥のオカヨシガモ  先週末より園内に設置されている案内看板



チュウヒその2

 2018年2月1日 小雨

 天気が悪くなるとチュウヒの活性が増すのか?
 今朝は小雨が降る中をよく飛んでくれた。外へ出かける様子もなく、東沼と西池を往復していた。
 タカらしい俊敏な動きも何度か見せてくれ湿地に突入するシーンも。飛びあがるまで少し時間があった時は獲物を捕らえていたのかもしれない。少し離れたところからノスリがその様子を見ていた。
 濡れたヨシ・ガマはしっとりと色合い濃く美しい。雨の野鳥園もなかなかいいものだが寒かったぁ~。


 お決まりの万歳ポーズ  ハイイロチュウヒばりの高度で飛ぶ
 雨の日は落ち着いた色合いで写って
 くれるので私は好きだ
 見晴らしの良い場所によくとまった
 内角を攻めで近づいて来て・・  近い所を堂々と飛んで行った



チュウヒ

 2018年1月31日 晴れ

 半月ほどチュウヒの情報が抜けていたのだが、今も朝方を中心に姿は見せてくれている。
 しかし、一昨日は終日、昨日は午前中までは確認できなかった。
 野生動物なのでたまに他所へ出かける時があってもなんら不思議ではないが、選りによってその二日間に遠い所から泊まり込みで見に来られた方には気の毒だ。
 「まぁ、その内現れるけんねぇ」と励ましはしてもチュウヒの都合だけはどうにもならない。
 昨日の午後は用事で野鳥園には行けなかった。
 お帰りになるまでにご覧になれたのかなぁ。気になる・・・。
 

 チュウヒが好んで降りる池の岸  入念に羽繕いしていた
 東観察舎前に現れたウグイス
 体を膨らませて正面顔を披露してくれた
 こっちもだー!瞬間横向いた・・・オオジュリン



2週間ぶり?サンカノゴイ

 2018年1月28日 曇り後小雨

 昨日のことは昨日に紹介すべきなのに今日になってしまった。
 昨日やっとサンカノゴイが確認できたのだ。
 
 1月14日(日曜)に派手に飛びまくったサンカノゴイだったが、翌日以後全く姿を見かけなくなっていた。と言っても私が見つけられなかっただけかもしれないが・・・。それ以前の出現率が高かったので、もしや何処かへ移動したのかと思い始めたところだった。
 実際、今シーズンのサンカノゴイは渡来当初は東沼で過ごしていたものが12月中旬には東水路付近で見られるようになり、年が明けてからは東観察舎前で見られるようになっていた。そして1月12日には園外へ飛び出るのが確認されていたのだ。そして同日に野鳥園から1km以上離れた湿地付近で飛んでいるサンカノゴイらしき鳥を見たとの情報もあった。

 昨日のサンカノゴイは日向ぼっこしている様子だった。
 いたのは東沼でも一番見つけやすい水路際だった。
 ラッキーなことにさらに奥の水路茂みでも別の1羽が確認できた。
 久しぶりの同時確認だった。
 

 日向ぼっこ中のサンカノゴイ  こちらは一瞬だったので1カット撮るのがやっと
 今朝のウォーキング中にBG運動場脇で
 見かけたイカル
 同じく新堤防沿いで見かけたアトリ



ハイタカVSハシブトガラス

 2018年1月21日 晴れ

 朝のウォーキング中に見かけたハイタカとカラスのバトル。
 はじめは旧堤防上で見つけた。距離はかなりあったのだがハイタカらしいヒラヒラと舞うような飛び方を披露してくれた。バトルは探鳥会コースを順光線側まで移動しても続いていた。
 普段はカラスに追われることが多いハイタカだが今日は終始優位だった。野鳥園内でよく見かけるお腹が白っぽいハイタカで今日、撮影した画像からは左翼の初列風切羽に欠損が確認できる。
 

 旧堤防より逆光線下での撮影  順光線側に移動してもまだやってた
 右上画像のハイタカ拡大  カラスはハシブトガラスか



久しぶりのクイナ

 2018年1月17日 雨後曇り

 朝の内は雨。
 雨となればクイナ類。
 現れるのはたいていヒクイナだが今日は久しぶりにクイナの姿が見えた。
 以前はクイナの声を聞くことがあったが最近は全くしなくなっていた。
 もしやチュウヒにやられてしまったのではと心配していたところ。
 安心した。
 

 春のような暖かさにのそのそ這いだしてきた  モズ♀ 雨上がりの観察路にて





新たな猛禽

 2018年1月16日 晴れ

 野鳥園に新たな猛禽が登場だ。それはコチョウゲンボウ。
 今シーズンのコチョウゲンボウは昨年末の12月25日に町内でYさんが確認されているが園内はおそらく今回が初だろう。今朝、チュウヒが飛び立った時に一緒に現れた。しかし、撮影のほうはとまっているのにシャキッと写ってくれない。Bさんは見事に2羽を収めておられた。羨ましい・・・
 
 ところでコチョウゲンボウだが、意外とチュウヒ類と共に観察されることが多い。
 過去に東沼のはずれ方向でチュウヒの飛行に合わせて急上昇するコチョウゲンボウを見た事がある。さらにさかのぼって近隣の田んぼが圃場整備される前のことだが、飛行中のハイイロチュウヒにまとわりつくように飛ぶコチョウゲンボウを何度も見た。そして追い出された小鳥類を追い上げて捕ったのを見た記憶がある。チュウヒが飛ぶ時には周りにも注意だ。
 

 
 西観察舎向かいの木にとまってくれた ラッキー  今日は一日チュウヒも活発だった
 本日最後の周回飛行か? 西観察舎にて



新たなチュウヒ

 2018年1月15日 晴れ

 今朝、西観察舎へ行くなり先着のSさんが「すぐ前でチュウヒがカモを食べている」と教えてくれた。
 見ると水際が羽毛で真っ白になった個所がある。
 双眼鏡で覗くとチュウヒがガツガツ食っているところだった。
 そしてその様子を10mほど離れた樹上から、あわよくば横取りをとノスリが見張っている。
 これは何か起こりそうだとしばらくカメラを構えて待った。
 しかしノスリはあっけなく反対方向へ飛び去った。(飛び去った先でオオタカと鉢合わせていた)
 
 その後のこと、突然チュウヒが池の上空をクルリと帆翔。
 てっきり飛び立ったものと思い「チュウヒが飛んだ!」と私。
 でもSさんは「チュウヒはまだ食べてるよ」って。
 「えぇ~これ別の~?!」と私。
 確かにこのチュウヒは12月20日撮影の成鳥ではないし、Yさんが和田島で撮影した幼鳥(2017年12月8日ニュース)とも違う。どうやら今シーズンの新たなチュウヒ登場のようだ。
 昨シーズン、出島でよく見かけた成鳥を思わせるが、腹の茶色はここまでべったりしてなかったし翼の下面の斑、虹彩の色が違うように思う。

 ところで、チュウヒの腹に入ったカモは最終的には昨日、西池水際で落鳥確認されていたマガモ♂だろうということになった。ただしその落鳥マガモは鳥インフルエンザ関連情報で役所に通報済みと聞いている。大丈夫かしらん?あのチュウヒ。
 

 チュウヒの周りは羽毛で真っ白  左下がチュウヒ それを見張るノスリ(右上)
 09:01に食事中のチュウヒの上を西へ飛去
 よく見かける幼鳥とは頭部の色合いが違う。
 虹彩の色もより明るい
 左と同個体
 腹部がべったりと茶褐色の♀タイプだが
 腰は白い



アオがらみの2種

 2018年1月13日 晴れ

 日本では緑を青と呼ぶことが多い。でもGREENは決してBLUEではない。
 アオと呼んでも何ら違和感を覚えないのは不思議と言えば不思議。
 でも今は変だと思う人も多いのでは。
 そこで今日の鳥はアオがらみの2種、アオジとアオバトだ。
 アオジの漢字名は青鵐だがアオバトのそれは緑鳩。漢字の使い分けはややこしい。
 アオバトは見た目ミドリバトでもよさそうだがウアオーアオーと鳴くのでやっぱりアオバトか・・・。
 

 旧堤防下で見かけたアオジ  アオバト♂  雨覆いに赤味がある
 Yさんが旧堤防から撮影したものをコピー
 させていただいた。感謝





ホシムクドリが出たぁー!

 2018年1月12日 晴れ

 旧堤防を歩いていたら電線にとまっているムクドリ大の鳥が目に入った。
 双眼鏡で覗いて「フム、イソヒヨか」なんて・・・。
 脳の回路がホシムクにつながるまで一呼吸かかった。ヤキガマワルとはこれか。
 電線から下におりたのであわててそこらあたりを探しまわった。
 すぐに見つけられた。ホシムクドリはハゼノキの実を食べていた。でも逆光線。雰囲気はいいがいまひとつ鮮明さに欠ける。そこで旧堤防をぐるっと回り下道へ。
 逃げずにいてくれた。ツグミ数羽と共にあまり警戒することもなく採餌を続けていた。しかし近くに潜んでいたゴイサギが飛び出したのに驚きどこかへ飛んで行ってしまった。
 でも、しばらくは近辺で過ごしてくれるような気がする。皆さん注意ですよぉ~。
 



久しぶりのアリスイ

 2018年1月11日 雪後晴れ

 旧堤防東端のヤナギの木でアリスイを見つけた。
 遠くから見ると腹部が白っぽく見えたのではじめはモズと思ったのだが、双眼鏡で見ると胸がオレンジ色がかっていた。何?何?とそぉーっと近づくとそれはアリスイだった。
 だけど肝心な時にカメラなし。旧堤防の途中に置いてきたのだ。
 おかげで往復200m走った。ちょっと体にこたえた。情けない・・・。
 

 アリスイ 旧堤防の目隠し越しに撮影  同左
 1月10日 東観察舎にて撮影
 穏やかでやけにウグイスが目立った日だった
 1月10日 東観察舎にて撮影
 メジロ 観察窓の脇にやって来た



今日も猛禽劇場

 2018年1月10日 晴れ後曇り

 今朝は穏やかな晴れで野鳥園は小鳥が多く見られた。観察舎周辺では特にウグイス、メジロ、オオジュリンが目立った。最近のニュースは大型の鳥ばかりなので小鳥を紹介したいところだが、今日も大きな猛禽類になってしまった。ノスりが2羽揃って出たものだからしかたない。
 

 2羽のノスリは仲が悪いという感じではなかった  西観察舎より撮影したノスリ2羽
 内1羽はゴルフ場所方向へ飛んで行ったが
 そこでハイタカに追われていた
 朝の内のチュウヒは活発だった



今日は猛禽劇場

 2018年1月9日 曇り後晴れ

 あい変らず野鳥園では猛禽類の出現率が高い。
 学習舎正面のヤナギにはオオタカ、ノスリがとまっていることが多い。
 最近のチュウヒは以前ほど頻繁に飛んでくれなくなったが姿を見せると低く、近い。そんな時にオオタカがいると決まってチュウヒが近づいていく。すると一瞬のバトルが起きる。これはオオタカが幼鳥である場合に多いようだ。譲り合うことをしないのは若様同士だから?
 

 西観察舎正面のセンダンにとまるオオタカ  チュウヒが近づいて来るとこうなる
 直後に飛んできたノスリ 猛禽は猛禽を呼ぶ  西観察舎前を横切って行った



飛んだー!サンカノゴイ

 2018年1月5日 曇り小雨

 野鳥園へ出かけたのは雨の降りかけた頃だった。
 東観察舎前はいつになくウグイスの姿が目立っていた。正面のタカどまりのヤナギには当然のようにオオタカ成鳥が羽を休めていた。このような天気の日にはやっぱりクイナ類だろな、と茂みの間を眺めていた時だ。正面奥のヨシ原から羽ばたき強く大型の鳥が飛びだした。一瞬でサンカノゴイだとわかった。「飛んだ!」と発してカメラを構えた。しかし撮れたのは証拠写真レベル。あれよあれよという間に東水路奥まで飛んで行った。
 また、観察舎詣でがやめられなくなるなぁ・・・。


 東水路奥に着水  ゴソゴソとい茂みに這い込んでいった



今年初はサンカノゴイということで・・

 2018年1月2日 晴れ

 今年初のニュースはサンカノゴイ。ただし撮影は昨年12月31日。
 「ほこにおるでぇ~」と言ってもなかなか居場所が分かってもらえない・・それがサンカノゴイ。
 最近、東観察舎周辺で見られるようになった。突然飛ばれて地団駄踏んだ御仁も多いと聞く。
 観察舎すぐ近くから我々観察者を窺っておるやも・・・くれぐれも油断されませぬように。


 これが意外と見つけられない  飛んだぁ~
 東観察舎すぐ横に現れた  東観察舎すぐ前の茂みを通過する
 これサンカノゴイ?と思わせるほど小さく見えた
 西池で20分以上低空飛行したチュウヒ  でもことごとくボケボケ・・・・