平成29年(2017年)最新情報
今年最後はチュウヒ
2017年12月30日 晴れ時々曇り 今年最後の野鳥はやっぱりチュウヒだ。 野鳥園へ出かけたのは午後4時を回ってからだった。約1時間ほど東観察舎で過ごした間にハイタカ、オオタカ、ノスリ、チュウヒとレギュラー陣は全て登場した。左奥のヤナギにはオオタカ成、右奥のエノキにはハイタカ。そして手前のヨシの茂みにはチュウヒ・・とホークトライアングルだ。仲でも見せてくれたのはチュウヒだ。辺りが薄暗くなってからのことで警戒心が弱まっていたのだろうか、観察舎前をゆっくりと飛んでくれた。双眼鏡による観察で通すつもりだったが、すぐ前を飛ばれると駄目だ。やっぱりカメラに手が伸びてしまった。ということで今回もざんねん画像で締めくくり。 最後になりましたが、1年間、”出島の野鳥たち”を訪問下さりありがとうございました。 来る年もまた、鳥たちとのワクワクドキドキの出会いがありますように。 |
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トモエガモ・サンカノゴイ他
2017年12月23日 晴れ 今日はなぜかチュウヒが姿を見せなかった。(終日、私は出島で居たわけではないが) 丸一日、姿を見せなかったなんて9日の初認以降初めてではないだろうか。あまりに出現頻度が高かったものだから姿を見せないと事故にでも遭ったか?などと余計な心配をしてしまう。そういえば今日はオオタカも見てない。 今日は東沼に9羽のトモエガモが降りていた。繁殖羽の♂は1羽だけで他の8羽は全て♀と思われる。当地ではトモエガモは比較的珍しいカモだ。東沼ではマガモが多かったが中にカルガモとの交雑♂を1羽確認した。 東沼に至る水路(東水路)ではサンカノゴイを2羽確認できた。東観察舎から枯れ松付近で近距離を飛ぶ姿が時々観察されているがその理由がわかった。あの場所は現在、アオサギとサンカノゴイ2羽が餌場にしているのだ。そこで三つ巴の戦いを繰り広げているというわけだ。 旧堤防上の目隠しの隙間から観察したのだが、背伸びしながら長時間観察を続けたので足の裏が痛くなった。でも目隠しがなければあの距離では観察できないだろう。 |
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東沼に浮かぶトモエガモ | こんな状態でも意外と見つけにくい |
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伸びのような威嚇のような・・・ | アオサギの圧力に負けたか |
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威嚇だろうか、首から頭部への羽毛が逆立つ | 個体識別用に顔のアップ |
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西観察舎正面のセンダンにとまるハイタカ 羽の白いパッチが目立つ個体 |
左と同個体 胸にはハート型の小斑があり腹部は白い |
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西観察舎正面の木にとまるハイタカ 上の個体と同じと思っていたのだが何だか 違うような・・・ |
左と同個体 |
オオジュリン・ウグイス
2017年12月22日 晴れ 最近の野鳥園はタカ天国のようになっているのでニュースもタカばかり。 小鳥に憧れているのだが観察舎に入りきりだとそれも限界あり。 今日、観察舎で見た小鳥と言えば・・・ ウグイス、セッカ、オオジュリン、ホオアカ、ジョウビタキ、アオジ、カワセミ・・。 ・・他にも・・・結構いるいる 。たまにはカメラを置いてスコープでじっくり観たい。 |
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すぐ前の茂みで採餌してたオオジュリン 東観察舎にて撮影 |
2羽でそろってやって来たウグイス 東観察舎にて撮影 |
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捕った獲物が大きすぎたカワウ 東沼にて 旧堤防より撮影 |
チュウヒは相変わらず愛想よし 東観察舎にて撮影 |
チュウヒ成鳥♂確認!
2017年12月20日 晴れ 今日はチュウヒの♂成鳥が出た。 東観察舎前の湿地に降りたチュウヒが何時飛ぶか飛ぶか・・と待機していたところ、東沼の方から別のチュウヒが飛来。ゆら~りと飛んできたのは頭部が白っぽい幼鳥タイプ。 あれ?これって2羽目の幼鳥かしらん? 思う間もなく先のチュウヒが降りていた場所へ近いづいてきた。 その時、ブァッと舞い上がったのは!!腰の白がひと際鮮やかなチュウヒだった。 まさか降りていたのが♂成鳥だったなんて・・・。 誰も気づかずにいたのだ。 日曜日に学習舎当番の方から「チュウヒは少なくても2羽居る」と伺ったのだが、あの時からすでに♂成鳥は野鳥園に来てたのかもしれない。 結局、この♂成鳥は園外へ飛び去った。 |
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チュウヒ♂成鳥 湿地から飛び出した時の1カット目なので採用 |
虹彩は黄色、腹部まで縦斑が続く |
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東沼上で飛んだ2羽を東観察舎から撮影 上が♂成鳥、下が幼鳥 |
今日も幼鳥はよく飛んだ |
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幼鳥が捕るのは小魚が多い。こんなサイズなら ハンティング回数が多いのも納得だ |
今日も東水路奥でサンカノゴイが飛んだ しかしこちらに向けては飛んで来ず・・ |
サンカノゴイ
2017年12月19日 曇り後晴れ サンカノゴイの行動エリアが観察舎に近づきつつあるようだ。 最近、何度か東観察舎で飛翔するのが目撃されている。 今日は私も観察舎からサンカノゴイを見る機会があった。 東沼へ通じる水路の付近で何度か短距離を飛んだ後、水路上を低く観察舎の方へ向かって飛んで来た。この時は観察舎から20~30mの位置まで飛んで来たのだが残念ながらヨシ・ガマの茂みに視界を遮られた。 |
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何度か水路上を飛ぶのが見えた | 水路奥の水際に着陸 この後、飛び立ち手前に飛んできたのだが・・ |
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今日もよく飛んだ チュウヒ 東観察舎すぐ前を飛んだが近すぎた・・残念! |
20mほどの距離で迫力の狩り コンマ何秒差・・これも残念 |
ホークランドその2
2017年12月17日 晴れ時々曇り 今日も多くの時間をタカ撮影に費やした。 あまりシャッターを切らない私でも300枚近く撮っていた。 ゆっくり飛ぶチュウヒだが決して気に入ったようには撮らせてくれない。 撮れそうで撮れない・・・これが問題。だから時間ばかりが過ぎていく。 |
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植物の茎ごと小魚をつかんで飛ぶチュウヒ | 今日もほとんど園内で過ごしたのでは |
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チュウヒとオオタカのバトル | 池で大きな魚(フナ?)を捕らえたミサゴ |
ホークランド
2017年12月16日 晴れ時々曇り 今朝早くにはあの東観察舎前の杭にオオタカ幼鳥がとまった。 成鳥はハンティングで池に飛び込んだし、幼鳥は湿地内のアオサギに突っかけるように登場した。 そして、2羽のオオタカは揃って観察舎正面の”タカどまりのヤナギ”にとまった。この2羽はこの後も長い間とまり続け、チュウヒがすぐ近くへ飛んで来ても平然としていた。 チュウヒは相変わらず観察舎から視認できる範囲で盛んにハンティングを繰り返していた。 チュウヒが最も好んで降りるのは学習舎前の池の水際。あまり警戒しない個体なので明日は学習舎からじっくり観察できることだろう。現在の野鳥園はさながらホークランドだ。 |
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この画像はSさん撮影の画像から複写させて いただいた。Sさん、ありがとうございました。 |
東観察舎正面のクズにとまったチュウヒ この後、ここをとまり場所にしているアオサギに 追い払われた |
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突然、水面のカモ類に向かって突撃 | せっかく水面に突入したのに失敗 |
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東観察舎前を高速飛行したチュウヒ | 何を見つけたか?! |
近隣の情報
2017年12月15日 晴れ時々曇り 今日は野鳥園近くの海岸で見られた鳥たち2種。 いずれも最近ツキにツキまくっているYさんからの情報だ。 ひとつはシロエリオオハム(あるいはオオハム)江ノ島の沖合で浮かんでいた。 もうひとつはコクガン、同じく江ノ島海岸の波消しブロックで休んでいた。 Yさんによるといずれも今日は見えなかったそうだ。Yさんに感謝。 |
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12月13日 江ノ島海岸にて Yさん撮影 | 12月14日 江ノ島海岸にて Yさん撮影 |
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今朝のチュウヒ ハンティングの成功率は高い |
小魚を捕ることが多いが小鳥も捕っていたようだ このコは右利きかしらん? |
今日はハイタカDAY~
2017年12月14日 曇り時々晴れ 今日の西観察舎はサービス過剰のチュウヒとハイタカの板挟み。 ”二兎を追う者は一兎をも得ず”はわかっているのだがどうしても両方を追ってしまう。 ハイタカが飛ぶのを今か今かと待っているところへチュウヒがユラ~リとやって来ると我慢できない。 当然、結果は思わしくなかったのだが今日はハイタカを紹介したい。 ハイタカのハンティング場所は小鳥類の多い海岸側のかん木沿いが主なのだが、今日は観察舎側(池側)でゆっくり観察することができた。珍しく池の縁をひらひら飛ぶと思ったら池の隅に着水、水浴びをやりだした。しばらく池の縁で過ごした後は観察舎正面の林へ。 とまり場所は羽を乾かすのに日当たりのいい場所を選んだようで終始、観察舎から見える所。 だから翼を広げたり羽繕いしたりする姿がじっくり観察できた。 下の最左上画像を撮影したのは11時30分、最下段画像の撮影は13時46分だった。 2時間以上もの間ハイタカとお付き合いしたわけだ。 |
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初めにとまったのは正面右寄りのエノキ 胸から腹にかけての横斑はかなり太い |
池の隅でしばし水浴び |
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水浴び後、岸に上がって羽を乾かす 尾羽の横斑がはっきりしている |
池の周りをよく飛んだのになんとか写って いたのはこれだけ |
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正面のセンダンの木に移動 こちらでも羽を乾かしていた |
さらにエノキに移動して羽繕い |
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すぐ下にメジロの群れがやって来た | 明らかに狩りの飛び方だった 左側のヤブに突っ込んでいった |
出島の三大スターそろい踏み?
2017年12月13日 晴れ あれだけチュウヒが見せてくれたのに行かないわけにはいかない。 寒かったが今日も行ってしまった。 チュウヒは今日も何度も何度も飛んでくれた。低く、近く。 まるで今シーズンの渡来遅れを取り返すように頑張ってくれている。 さらに今日はドラマがあった。 いつもオオタカがやって来るヤナギの木に成鳥2羽が揃ってとまってくれたのだ。 そのオオタカたちに対峙するように数十メートル手前の水際にチュウヒが降りていた。 そんな時のことだ。突然、観察舎前の茂みの向こうからからバサバサ!っとカモ類の騒ぐ音。見ると少し離れた水路際にタカのような大きな鳥が降りるところだった。2羽目のチュウヒが来たか?!と鳥が姿を消した茂みの方を眺めていると再び飛び出した。 なんとそれはサンカノゴイだった!! 左にチュウヒ、中央にオオタカ2羽、右にサンカノゴイ。 三大スターそろい踏みと言えば宣伝が過ぎるかな? |
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チュウヒは今日も近く低かった 珍しく前を向いていたので採用! |
園内で採餌を繰り返していた |
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西観察舎前のセンダンにとまっていたハイタカ | オオタカ成鳥2羽と前を横切るチュウヒ |
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サンカノゴイ 尾羽が見えない!! | 短いのが生えていた! |
今日はチュウヒDAY~
2017年12月12日 晴れ 今日、出島野鳥園はチュウヒDAYだった。 今日のチュウヒはほとんど園内で過ごしていたようだ。西池から東沼にかけてを飛び回ってまるで見てくれと言わんばかりだった。昨シーズンまでの♂成鳥は辺りを見回しながら飛び、あまり低い所までは降りてこなかった。ところが、今シーズンの個体は違っている。一心不乱に下を見ているような・・餌探しに夢中であまり観察舎も意識してないような感じに見える。飛行スピードが遅く高度も低い。 要するに観察者からみれば非常にサービスのいいお子なのだ。 おかげで昼飯も食わず7時間のお付き合いとなった。 |
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東観察舎向かい正面のクズ上にとまる | 旧堤防目隠しのすぐ下を通過 中央尾羽は換羽中か? |
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学習舎前池の水際刈り跡に降りた | 東観察舎前の湿地上を低く飛ぶ |
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東観察舎前の湿地上を低く飛ぶ | 東観察舎前の湿地にも降りた |
やっとチュウヒがやって来た
2017年12月10日 晴れ 昨日9日は所用で野鳥園は行かず終いになってしまったが、その日を選んだように今シーズン初のチュウヒがやって来た。園内を何度も飛んだらしい。そして今日の探鳥会でも現れた。わずか二日間だがすっかり定着した感がある。ただ、皆さんが撮影された画像を拝見してわかったことがある。 いずれも若い♀タイプに思える個体なのだが左翼の風切り羽に伸長中の羽が認められない。なので一昨日、Yさんが和田島で撮影された個体とは異なる。 とにかく若い個体はこれから先、何シーズンも繰り返しやって来ることが期待できる。 やはりチュウヒはあの環境を放っておかなかったということか。とにかく一安心だ。 Nさん、画像ありがとうございました。 |
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Nさんのタブレット画面より 9日に出島で撮影されたチュウヒ |
本日、探鳥会中に私が撮影したチュウヒ 全くピントが合ってないが左と同個体のように 見える |
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Nさんのタブレット画面より 11月下旬に吉野川で撮影された個体 ♂成鳥のように見えるが昨シーズンまで出島で 見かけた個体と同じかどうかは不明 |
ヒクイナとクイナの2ショット 今朝の探鳥会前に東観察舎にて撮影 |
チュウヒ、もうすぐか?
2017年12月8日 曇り 今朝Yさんが和田島でチュウヒを撮影された。 車の往来が多くて撮影が思うようにいかなかったと嘆いておられたが個体の特徴を知るには十分。 あつかましくも、またまたモニターをコピーさせていただいた。感謝! 頭部から胸にかけてが白っぽい幼鳥タイプだ。画像で確認すると左翼の初列風切内側(P2か)が伸長中のようだ。今シーズン、吉野川ではチュウヒが確認されているようだがこの個体なのだろうか? 和田島までやって来たということは出島に現れるのも時間の問題か?! (すでに出島で飛んでいたのかもしれないが・・・) |
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シロハラ
2017年12月7日 晴れ 声はよく聞くシロハラだが姿が見られるのは一瞬。 でも今朝は西観察舎前で採餌するのがゆっくり見えた。 食べていたのはノイバラの実。同じ仲間のツグミも大好きな実だ。 |
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オオタカ幼鳥 東観察舎にて撮影 突然、水路のカルガモの群れに突っ込んで来た |
ミサゴ 12月5日西観察舎にて撮影 園内で捕る魚はこのサイズ |
アオバトが出た
2017年12月4日 曇りのち雨 雨が降る前の西観察舎。隣のSさんがシャッター切りながら「珍しいのがとまっている」と教えてくれたのだが・・・Sさんがレンズを向けている先の枯れ松を見た時はちょうど飛び立ったところ。 とまっていたのはアオバト。 Sさんはヒヨドリにしては大きいなぁとカメラを向けて気づいたらしい。私はというと観察舎前でちょろちょろするウグイスに夢中で注意が行き届かなった。アオバトが丸見えの場所に出てくるのは珍しいのに・・・残念であった。 以前、アオバトがアキグミの実を食べているのを見たことがある。 今回もおそらくアキグミが目当てなのだろう。 |
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今日も他力本願 Sさん、ありがとうございました |
ちょろちょろしてたウグイス |
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何をくわえていたんだか・・・ | 西池で見かけたヨシガモ♂ |
タカ類2種 その2
2017年12月3日 晴れ タカ類2種その2だが、あい変らずハイタカとノスリだ。 今日は特にハイタカをよく見かけた。 林の際でサイズの異なる2羽がもつれ合うように飛ぶのも見えた。 野鳥園周囲で2~3羽はいるみたい。 今回はタカ渡りで撮った空抜け写真みたいになった。 |
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ハイタカ 幼鳥 上尾筒、雨覆にバフ色の羽縁が見える |
ノスリ 園上空でホバリング |
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ハイタカ 上の画像とは別個体 | 左個体の下面 |
チュウヒが気になる・・
2017年12月1日 晴れ 月初めということで学習舎入口掲示板の記録を書き換えてきた。 11月の記録種は78種(内3種は園外近隣の記録)とまずまず。 しかし、チュウヒがいまだ確認できないのが気になる。 2000年以降でチュウヒの初認が12月までずれこんだ年はなく、過去5シーズンは特に早くて9月下旬から10月初めにかけてであった。もしやお馴染みだったあの個体は寿命を迎えたのだろうか?そんな想像をしてしまう。 ところでもう片方のシンボルバード、サンカノゴイは好調だ。 いつでも見られるというものではないが、今日もなんとか2羽確認できた。 |
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タカ類2種
2017年11月30日 曇り 帰ろうと西観察舎を出た時に上空からカラスの”グララグララの声。カラスがタカにアタックする時に発する声だ。慌てて引き返し、のぞき窓から見上げるとハイタカがハシボソガラスに追われていた。 たまらずハイタカは西観察舎向かいのセンダンに逃げ込んだ。 最近、園内で見かけなくなっていたノスリは近くの田んぼにいた。電柱にとまって狩りを繰り返していたが捕っていたものはバッタ。確認できたのはカマキリとショウリョウバッタ、いずれも雌だった。寒くなってきたが意外と多くのバッタがいるようだ。 |
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出島で見かけるハイタカは幼鳥が多い | こちらの様子をしっかり見ていた |
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上福井の田んぼに降りていたノスリ | ノスリの周りに集まって来たカワラヒワ 後で画像でカウントしたら230羽+だった |
ルリビタキ・サンカノゴイ
2017年11月29日 曇り 「ほこでルリビタキがおったでよ」 Iさんからの一言で何度も観察路を往復した。 それでやっと撮れたのがコレ。せっかくのチャンスだったが光の具合が悪くて証拠写真だ。 でも、サンカノゴイは2羽見えて個体識別できそうなのが撮れた。目隠しの疑似木のおかげだ。 |
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ルリビタキ 東観察路にて | ルリビタキ 東観察路にて |
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サンカノゴイ 東沼にて | 左画像の拡大 |
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サンカノゴイ 東沼にて 上の画像とは別個体 |
左個体の横顔 |
クイナ類・サンカノゴイ
2017年11月28日 晴れ 東観察舎前の見晴らしが良すぎなのか、クイナ類は声はすれども姿は見えず。 だけど今日は2種しっかり見ることができた。 今日の収穫はもうひとつ、サンカノゴイである。 今シーズン初めて2羽同時確認できたのだ。 旧堤防を歩いていて幸運にも目隠し疑似木の間からサンカノゴイが短く飛ぶのが見えた。 見つけ難いサンカノゴイだが降りたところを確認できておれば見つけるのは容易。 さらに降りた直後は興奮状態なのでよく目立つ。 しばらく観察を続けていたらすぐ隣に別の個体が現れた。 なるほど警戒気味だったのは直ぐ近くに別個体がいたからか。 |
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用心深く茂みの際を歩くクイナ | 胸まで水につけて採餌するクイナ 何を捕っていたのかは不明 |
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ヒクイナ 食べていたのは植物質のものか? ブレていてこちらも何だかはっきりしない |
こんな状態なら見つけるのは容易だが・・・ |
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こちらを警戒してるのかと思ったが・・・ | 右横から突然、別個体が飛びだして来た 元いた個体は左の茂みに飛びのいた |
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その後、しばらくしてから飛びのいた方は 飛んで行った。コガモもびっくり!だ |
Yさんとの電話中に失礼して撮影 頭上低く飛んだハイタカ |
ハイイロチュウヒ初認!
2017年11月26日 曇り後雨 学習舎当番開始直後、ブラインドを上げて、観察機材をセットをし終えた時のことだった。 すぐ前をハイイロチュウヒがふわぁ~と飛んで行った。腰の白を見せびらかすようにのんびりと。 この後、東観察舎前で飛び回ってからしばらくの間湿地に降りていた。 今後が期待できそうなハイイロチュウヒだ。 止まり木にとまってくれるかもしれんあぁ・・・。 |
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今季園内初認のハイイロチュウヒは♀型 Nさん、ありがとうございました |
今日はウグイスの姿が目立っていた |
今日の東観察舎
2017年11月24日 曇り 誰かが言ってた。カワセミの声は旧い自転車のブレーキ音だと。 今日は東観察舎でその声を聞いた。 こんな場合たいていすぐ前を飛んで行くのだがやって来ない。 もしやと見るとカワセミは観察舎すぐ前の杭にとまっていた。 見つけた時は獲物を飲み込んだ直後だった。 漁の成功率は高く、杭の上で向きを変えながら何度も水に飛び込み採餌を繰り返していた。 この杭がかなりお気に入りの様子で30分近くとまっていた。 |
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何か見つけたか・・ | このサイズの小魚を何度も捕った |
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普段は声ばかりだが今日は姿を見せてくれた | クイナ類の観察はやはり曇り空がいい |
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観察舎近くを飛んだハシビロガモ | 観察舎前で採餌 |
セグロセキレイ・サンカノゴイ
2017年11月22日 曇り後雨 今日の鳥は朝のウォーキングで見つけたセグロセキレイ。 ジジッジジッと濁った声で気づくことが多い。日本の固有種といってもよいセキレイだが最近はあまり目にしなくなった。ハクセキレイの勢いに負けているのだろうか? 東沼ではサンカノゴイが見えた。今日はフナを捕っているのが確認できた。18日、19日に続いての確認であるが、いずれの日もガマにほとんど身を隠した状態で活動していた。倒伏したガマのトンネルに入ってしまうとまず見つけられないだろう。見つけるのは運しだいだ。 |
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セグロセキレイ 旧堤防下で撮影 | サンカノゴイ 見え方はこの程度 |
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11月21日西観察舎で撮影 目の前でカモを煽るオオタカ 突然のことで画角に入れられなかった |
11月21日西観察舎で撮影 あきらめて飛び去るオオタカ |
ドキッとさせられた?カモ
2017年11月20日 曇り ネタが無いので昨日あったことを。 苅屋川のカモの中で見つけた1羽。 クチバシが長くて額からのラインが独特。もしやアレか?! 飛ぶなよ、飛ぶなよと念じながら慌ててカメラを取りに帰って撮影したのが下の画像。 結果はカルガモとマガモの交雑雄なのだが、さて、私は何と勘違いしたのでしょうか? |
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11月19日 苅屋川にて | 11月19日 苅屋川にて |
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東観察舎にて せっかく捕ったのに口に入らず放棄した |
東観察舎にて 繁殖羽が見られだしたカワウ |
36日ぶりのサンカノゴイ
2017年11月17日 晴れ後曇り 久しぶりにサンカノゴイ確認! 10月12日の初認以降、来る日も来る日も東沼に足を運びサンカノゴイ探しを続けて来た。悪天候で数日は行けてない日があったが一ヶ月以上全く見つけられずにいたのだ。今朝はアオサギが飛び出した辺りの茂みで見つけた。サンカノゴイとアオサギは同じような餌をとっているのであまり仲はよくない。だからアオサギがいる場所は念入りに見ていなかったのだが、逆にお互いの行動が気になってしかたないとも考えられる。今後は先入観なしに探さねば。 東観察舎前で幅を利かせているジョウビタキの雌だが、左脇から黒い羽毛がのぞいていた。 ジョウビタキの脇にあんな黒い羽毛ってあったかしらん? ジョウビタキの個体識別なんて諦めていたけどこれは望みあるかも。 |
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①発見時はだいたいこんな具合 | ②右側のガマの隙間に向け首を伸ばしている |
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③トビなどが上空へやって来た時がチャンス | 東観察舎前を縄張りにしているジョウビタキ |
ノスリ登場
2017年11月16日 晴れ 午前中の野鳥園ではノスリが出た。 私にとって今季出島で見る初めてのノスリだった。 チュウヒだけでなくノスリまで来ないのかぁ・・思ってたのでまずは1種出てくれて気持ちはホッコリ。 残すはチュウヒだけ。さぁ、いつやって来るか?!明日かぁ?ならばまた長くなりそうだなぁ。 ところで昨日のニュースで紹介したアカハラの画像。マミチャジナイに訂正です。 マミチャジナイといえば数年前に実施された阿南市の野鳥調査の際に出そうで出なかった種。最後にYさんと出かけた伊島でやっと見つけた鳥だった。今回はそのYさんからのご指摘。ありがとうございました。 |
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ゴルフ場との境界の木にとまった | 11月14日 東観察舎にて撮影 仲の良かったオオバンとバン |
ツグミ類がやって来た!
2017年11月15日 晴れ 今日の野鳥園はツグミ類が目立っていた。 11月に入ってから観察路周りではツーともツイーとも聞こえる細い地鳴きを耳にしていたのだが姿をしっかり捉えたのは今日が初めてだ。午前中は観察路沿いでは複数のアカハラ、シロハラが枝渡りするのが見えたし、旧堤防では数羽で飛ぶツグミを何度か見かけた。 |
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マミチャジナイ 東観察路にて | 左と同個体 東観察路にて |
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シロハラ 東観察路にて | ツグミ 東観察舎正面の木にとまった 遠いが私には今季初めてのツグミ撮影だ |
止まり木にとまった!
2017年11月13日 晴れ 今朝の東観察舎。 前面の林の方からキュイーイー、キュイーイーと繰り返す鳴き声。オオタカによるものだ。 オオタカがこのような鳴き声を発する時ははたいてい複数羽がいるものだ。 しばらく待っていると幼鳥が現れ東沼方向へ飛び去った。 その後しばらくして成鳥も飛び出し。今度は西観察舎近くのエノキにとまってくれた。 複数羽の場合は動きが活発になる傾向なので観察舎で態勢を低くして飛び出しを待った。 ところが成鳥が飛んだのは1時間半以上経ってから。それもあちら向き。 とまり姿勢から、こちらに向けて飛んでくると期待してたんだけど・・ガックリ。 その直後のことだった。幼鳥が東観察舎前の杭(とまり木)にとまってくれたのは! |
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幼鳥 全くのピンボケ・ブレボケ | 成鳥 以下左に同じ |
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とまり木にとまった幼鳥 西観察舎より撮影 | 東観察舎手前の茂み越しに撮影 シャッター押した瞬間に飛んだ。残念! |
猛禽2種
2017年11月10日 晴れ後曇り オオタカが遠くゴルフ場との境付近を飛んで行く。東観察舎でとく目にする光景だ。 草地すれすれに飛んだ後、オオタカは水路奥の枯れ松の中に・・・とまった・・・! すぐさま観察路をはやてのように駆けて行く。旧堤防では体をかがめ忍びのごとく。 そ~っと目隠し疑似木の隙間から覗き込むと・・・・・いるいる。 レンズを隙間に合わせてファインダーを覗き込んだ瞬間、目が合ってしまった。 |
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あ!見つかった! | 真っ白・・ |
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あまり見向きもされなくなったモズ嬢も | 夕方になっていよいよけたたましくなった |
アトリの渡りはまだ続いている
2017年11月9日 曇り 出島では北寄りの強風の中を渡るアトリが観察できた。 8時から8時40分までで30羽±、20羽±、100羽+、30羽±、30羽±、5羽、20羽±、100羽+、14羽が海岸沿いを東から西へ向けて飛んだ。こんな風の強い日によくもまぁ・・だ。 西観察舎のすぐ前(7mぐらい離れたところ)にオオバンの死体を発見した。 もしやオオタカの仕業?って本当にやって来た。 オオバンが横たわる延長方向にはオオタカがとまっていてしっかりこちらの様子をうかがっている! ならばこれから何が起こるか?!想像するとつい粘ってしまうんだけど・・・・結局、オオタカはプイッと茂みの中に姿を消してしまった。いつものことだ。 |
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初めてとまった!
2017年11月6日 晴れ 湿地の止まり木を修復してから4日目、やっととまってくれた。 利用してくれたのは東観察舎周りを縄張りにしているモズ♀だ。今日は東観察舎前を餌場としてバッタ、ケラを捕っていたが、他のモズはもちろんジョウビタキも餌場への接近を許さなかった。 旧堤防を歩いていたらキジの鳴き声を聞いた。久しぶりのことだ。先月末、学習舎掲示板の記録を書き込んだ時に、あれ?キジいなかったけ、と思ったのだが1ケ月の間、私には縁がなかったようだ。先月は74種も記録されていたのに不思議。 |
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11月2日東観察舎にて撮影 | 久しぶりに声を聞いた |
ヨシゴイが2羽!
2017年11月3日 晴れ 朝、野鳥園の様子を見に行った時のことだ。 東観察舎に入るとAさんが手招きしてくれた。すぐ前の水際にヨシゴイが出てるとのことだ。 これはラッキー!そぉーっと見下ろすと草むらからぬぬーと出て来た。久しぶりの接近遭遇だ。 しばらく観察を続けていると湿地上をフワフワ飛んでくるヨシゴイが目に入った。今しがた見たヨシゴイはまだ目の前の茂みに入ったまま。2羽同時確認は久しぶりのことである。 |
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観察舎前だとトリミングの必要なし | 見事オケラをゲット~ 今日は小魚、バッタも捕らえたらしい |
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少し警戒気味だが観察舎の我々ではなく 上空を警戒してのことのよう |
ゆっくり歩きながら獲物を探す |
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別個体が湿地上を飛んできた | 学習舎前の池に向けて飛んで行った |
タゲリが飛来
2017年11月2日 晴れ 今日のニュースは二日分まとめて。 私にとって冬の使者といえばタゲリ。昔から当地の田んぼではよくタゲリの群れが見られたからだ。 近年は数を減らしているが、毎冬20羽ほどの群れ近場を探せばどこかで見かける。そのタゲリが昨日、芳崎の田んぼに降りた。私にとっては今季初認。 昨日、今日と穏やかな天候続き。野鳥園はモズとジョウビタキ、それぞれの縄張り争いが激しい。昨日は、東観察舎から見えるだけでも7~8羽のモズが確認できたほどだ。今日は多少落ち着いた感じではあったがあいかわらず声の方はは賑やか。 |
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2017年11月1日 芳崎の田んぼにて 確認できたタゲリは16羽 泥田に降りると 意外と目立たない |
2017年11月1日 東観察舎にて撮影 モズの密度が特に濃かった |
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2017年11月1日 東観察舎にて撮影 ジョウビタキも東観察舎周りで3羽が縄張り争い |
2017年11月1日 旧堤防にて撮影 水門から見下ろすとこちらを見上げていた |
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今日はその水門すぐ下のエノキではイカルが 採餌中 |
オオタカも定位置で見かけるようになった |
アトリの渡りがピーク
2017年10月24日 曇り時々晴れ あ!とりだ!群れはカメラ構える間もなく過ぎ去って行く・・・アトノマツリ。 ダジャレが出るほど今日のアトリはよく飛んだ。 8時30分から9時までの30分間、大雑把にカウントしたのが私のノートに残されている。 見ると100羽+、15羽±、20羽±、20羽±、70羽±、70羽±、50羽±、70羽±とある。これは全て西観察舎前面の林の上を飛んで行く群れのカウント。林の向こうを低く飛んで行く群れも見かけたのでおそらく海岸沿いだけでも500羽近くが渡ったと思われる。 観察舎に先着のSさん、Bさん、Yさんによると7時過ぎから同じような調子で渡っていたとのことだ。他に旧堤防沿いを飛ぶものもあったので、今朝のアトリの渡りはおそらく数千羽の規模であったのでは?! |
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すぐ近くを飛んで行くことも何度かあった | たまに池の上で旋回することも |
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何羽かは松にとまった | ショウドウツバメは単発で渡って行った |
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アマツバメも飛んだ | 何だぁ?と撮影したらオオジュリンだった 私のオオジュリン初認日は10月23日 |
小鳥類の渡りが活発
2017年10月24日 曇り時々晴れ 西観察舎へ出かけたのは午前8時ごろ。西池ではマガモ6羽とオカヨシガモ3羽が浮かんでいた。 そのカモたちが首を伸ばし何やら緊張した感じになったと思ったら奥の木の天辺にオオタカ成鳥がとまってこちらの様子をうかがっていた。いつの間にとまったのだろう?全く気づけなかった。 今日は小鳥類の渡りも多かった。西観察舎正面のかん木に沿ってアトリ、マヒワ、カワラヒワ、ヒヨドリが30羽から100+の群れで飛んで行くのが何回か見えた。 渡り方向はいずれも東から西だ。 |
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奥がオカヨシガモ、手前マガモ 鳥を見始めた頃、マガモの♀とオカヨシの♀が 見分けられなくて難儀した |
タカにとまって下さいと言わんばかりの枝 |
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野鳥園の海岸側はアトリの渡りコースだ | 左枠内の拡大 |
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今日の渡りはバラエティに富んでいた | 今年はマヒワの当たり年かしらん?! |
オオヨシキリ・ハシビロガモ
2017年10月22日 暴風雨 今朝は早くから入口フェンスに台風接近により閉園する旨の案内が掲げられていた。 強風が吹いた後には太い枝が観察路に落ちていることがある。安全管理の面からも当然だろう。 台風が過ぎたらまた観察路は凄いことになってるんだろうな。 ということで今日は全く鳥見せずに終わったので昨日、雨の中出島で撮影したものから。 東観察舎前へやって来たオオヨシキリとハシビロガモ。 |
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2017年10月21日 東観察舎にて撮影 オオヨシキリ若鳥 右画像も同一個体 胸には薄い縦斑がある |
上面は茶色味が強く、尾羽先端は尖ってバフ色 の斑がある。秋の渡り時期に多く見られる。 |
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2017年10月21日 東観察舎にて撮影 ハシビロガモ♀ 雨で警戒が薄らいだか |
水際までやってきてバシャバシャと採餌 |
エゾビタキ
2017年10月17日 雨 雨降りは今日で連続3日。 降りが弱くなった頃を見計らって野鳥園を訪ねた。 今日は珍しくエゾビタキが低い位置にいた。 この仲間はたいてい高い枝にとまっていることが多いのだが今日は雨を避けていたのだろうか。 今シーズン、園内でエゾビタキは確認されているが、私自身は今日が初めてだ。 |
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東観察路にて ちょっと暗めだが雨の日らしい雰囲気で撮れた |
東観察路にて 出島通なら「ハハーンあそこか・・」とわかる場所 |
ジョウビタキ・チョウゲンボウ
2017年10月14日 曇り 魁御嬢(サキガケオジョー) 秋に一番手でやって来るジョウビタキ♀を私は敬意をこめてそう呼んでいる。 今季初めて出島で見られたのは一昨日のことだ。 なんとかそいつを画像に収めたかったので今日も旧堤防水門で粘った。 しかしなかなか姿を見せてくれない。単独で縄張り争いする必要がないからだろうか。 一瞬、堤防の法面に出て来たのだがすぐやぶの中に入ってしまった。 警戒深い・・・やっぱり一番手はそのくらいでないと務まらないか。 一方、旧堤防沿いでよく見かけるチョウゲンボウ。こちらはあまり警戒しない個体のようだ。 堤防下の電柱によくとまるのだが堤防上の最短距離まで近づいても平気でとまっている。 渡来当初は2羽が揃って飛ぶのをよく見かけたが最近は1羽だけのようだ。 |
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やっと撮れた・・サキガケオジョー | ♀成鳥だろうか なかなか堂々としている |
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バラス工場の山で獲物をうかがう | 獲物めがけて一直線 |
サンカノゴイ・ジョウビタキ
2017年10月12日 曇り 早くもサンカノゴイがやって来た。 サンカノゴイの初認は過去13年間で10月中旬が2回あるだけで、その他はほとんど11月である。 だから、あまり期待はしてなかったのだが念のため毎シーズン初認個体が現れる場所に絞って探したのがよかった。双眼鏡の視界に入った時は声を上げてしまった。 出島のシンボルバードの登場でもう一翼のチュウヒにいよいよ期待が高まる。(私はまだ出島でチュウヒを確認できていない) なお、今日は旧堤防の水門ではジョウビタキ(♀)も確認できた。こちらも例年に比べて少し早め、私にとっても今シーズン初めてだ。センダンの茂みに姿を消したのでしばらく水門上で待ったが再び姿を見せることはなかった。 |
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上空のトビに警戒してる時にでくわしたのが ラッキーだった |
この個体は目先に特徴があるような・・・ |
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これでガマの茂みに入るともうお手上げだ | ジョウビタキは撮影できなかった で、昨日東観察路で見かけたキビタキに代役を |
ハシビロガモ・オオヨシキリ
2017年10月9日 晴れ 今日は暖かかったというより暑かった。 観察舎は蚊がうじゃうじゃ、半袖で行ったものだから刺されまくりだ。痒い痒い!! 西池では数は多くないが、カルガモ、ハシビロガモ、ヒドリガモ、ヨシガモ、オナガガモ、マガモ、コガモとカモ類がせいぞろいだった。小鳥ではコサメビタキの幼鳥らしいのを東観察路脇で見かけた。 旧堤防の水門に上がって何気に下を見下ろすと茂みの中を行き来する小鳥が目に入った。 しばらく待っているとウバメガシの枝にとまってくれた。一瞬、ムシクイ?と思ったのだがスズメより大きい。オオヨシキリのようである。 |
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西池にて ハシビロガモ 左♂、右♀か | 西池にて ヨシガモ 左♀、右♂ |
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旧堤防水門下の茂みから出てきた オオヨシキリの若鳥(第1回冬羽)と思われる |
緑色味が強い。拡大するとクチバシ付け根に 口ひげらしきものが確認できる |
シマアジ・アリスイ
2017年10月6日 曇り 今日は東沼にシマアジが3羽入っていた。コガモの中にいたのでもう少しで見過ごすところだった。 必ず混じっているはずと双眼鏡でひとつひとつ確認することが大切だ。 旧堤防ではアリスイの声が聞けた。2羽が鳴き合っているように聞こえた。ツイツイツイツイと柔らかな鳴き声だった。録音できなかったのが残念。 |
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シマアジ3羽の内の2羽 | 左画像の左側個体の拡大 |
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1羽は堤防すぐ下のハゼノキで鳴いていた | 上空を警戒したポーズか? |
今日のカモ類
2017年10月5日 曇り 今日はヒドリガモ、ホシハジロ、マガモ、ヨシガモが見えた。 マガモは夏の間はマガモモドキ(アイガモ)ばかりだったが、今日見かけたのは凛としてた。北から渡って来たマガモに違いないだろう。 東沼のコガモの群れの中にシマアジを探したが見つけられなかった。 カモが増えてきたからかどうかわからないが今日はオオタカが2羽(成、幼)姿を見せてくれた。 |
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西池にて ヒドリガモ 左より♀、♂、♂ | 西池上を飛ぶヒドリガモ 上♀、下♂ |
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学習舎前池にて 左 ホシハジロ、右 マガモ | 西池にて ヨシガモ♂ |
オシドリ、オナガガモ他
2017年10月4日 晴れ 今日は午前と午後それぞれ30分程度野鳥園を訪ねた。 今日の目当てはカモ類。北寄りの風が吹き始めるとカモ類がやって来るのだ。 予想通り、東沼では50羽近いコガモが休息中であった。茂みの中にはもっとたくさん居ただろう。 東水路ではオシドリを2羽。学習舎前の池では1羽だけだがオナガガモも確認できた。 ヒタキ類ではコサメビタキらしいのを2~3羽見かけた。今日は観察路とか堤防の上など地上によく降りていた。サメビタキは混じってなかったのだろうか?しっかり確認できなかったのが悔やまれる。 オオムシクイも2羽、学習舎前の茂みで地鳴きが聞けた。 密かにチュウヒも期待していたのだがこちらは気配なし。でもいつ現れてもおかしくない頃だ。 |
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東沼の様子 コガモが一気に増えた | オシドリ 左♀、右♂ 東観察舎より撮影(東水路最奥) |
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水没した杭の上で羽繕いしていた | 旧堤防で見かけたイソヒヨドリ |
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コサメビタキ 東観察路で撮影 肝心の顔が・・・ |
キビタキ♀ 西観察路で撮影 |
オオバン
2017年10月2日 雨 雨が小降りになったところで野鳥園を訪ねた。 野鳥園を訪ねたのは4日ぶりになる。これだけ空けたのは何年ぶりだろう? 未明からの大雨で野鳥園でも池の水位が一気に上昇。 その池で今日はオオバンを見かけた。 今季のオオバンは昨日(1日)に苅屋川で見たのが最初だが、今年は夏場にも出島川で確認されている。冬鳥渡来とするには少し新鮮味に欠ける?か。 |
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新鮮味に欠ける? 俺達には知ったこっちゃない |
水位標柱では45cmを示していた (実際の水深は+25cmで70cmほど) |
光のいたずら?!
2017年9月27日 曇り 今日、観察舎で久しぶりにお会いしたSさんから手渡された写真。 昨日、園内で撮影されたということだが「何これぇ~?」と思わず声が出てしまった。 一瞬、初記録かな!思ったがよぉ~く見ると、何だかおかしい・・・。 まず肩羽と雨覆羽との境の黒線は明らかに木の枝の陰のようだ。 ハイライト部分も青みがかって腹は白、喉は黒。どうもオオルリ♂のようである。 他、画像3点は昨日の在庫から。 |
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プリントをTG-4でコピーさせていただいた | |
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マミジロ?・コミミズク!
2017年9月26日 晴れ 今日は?!ですみませ~ん。 朝の内、出島野鳥園ではキビタキが♂1羽♀3羽+、オオルリが♂1羽♀1羽、コサメビタキが1羽とヒタキ類がよく目立った。ムシクイ類も私には種別まではわからないが3羽+を見かけた。 学習舎前では逆光線の中、センダンにとまったヒヨドリ風を撮影したところちょっと違った! マミジロのように見える。夏鳥の渡りがピークを迎えた・・今日の野鳥園はそんな感じであった。 もうひとつニュースといえば、午後の東観察舎だ。 帰ろう思って駐車場までやって来たところで観察舎に残ったYさんから電話あり。 「今しがたノスリみたいなのが飛んだ」ということ。ただちに引き返しカメラのモニターを拝見。 結果、コミミズクだろうということになった。Yさんによると園内の湿地から飛び立ち海岸方向へ飛び去ったとのこと。園内をねぐらにしていたところを外敵の接近か何かで飛び去ったか?! |
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強い逆光線下でどんなに調整してもこれが限界 | 13:20東観察舎よりYさん撮影 Yさんのカメラモニターをコピーさせていただいた 初列風切の橙褐色、耳羽らしきふくらみが見える |
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キビタキ♂♀2ショット 学習舎前にて | ムシクイ類も3羽見かけた |
オオルリ・クロツグミ
2017年9月22日 雨 渡り時期である。一日に最低一度は様子を見ておかないと落ち着けない。 ということで午前中、まだ雨が本降りにならぬ内に野鳥園を訪ねた。 今日はオオルリとクロツグミに出会えた。私にとってはこの秋初めてである。他にキビタキ、ムシクイ類の姿も確認できた。ぱっと見では何もいない感じの野鳥園だが目と耳を100%使って探せば見つかるものだ。 |
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オオルリ♂ 東観察路脇のセンダンにとまっていた |
クロツグミ♂ これは地鳴きで気づいた 東観察路脇のセンダンの木に一瞬とまった |
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西池の杭にはカワセミ幼鳥 | 長いこととまってると思ったら近くにもう1羽いた 成鳥♀のようだ(手前) |
今日はサンコウチョウ
2017年9月19日 晴れ 今日はサンコウチョウ。 午前、午後とも♀1羽が東観察舎周辺の暗い場所で活動していた。 今日見えた夏鳥は他にはムシクイ類、キビタキ。いずれも渡りの時にしか見えない野鳥だ。 なかなか丸見えの場所には出てこないサンコウチョウだが、今日はラッキーなことに東観察舎裏のエノキとか観察路すぐ脇のハゼノキにとまってくれた。でもうまいぐあいには写ってくれない・・・。 |
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いいところへとまってくれた | ほとんど茂みの中で採餌していた この時はラッキーだった |
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あまり警戒しない個体だった | 真下から撮影したムシクイ類 センダイムシクイでしょうか? |
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キビタキ 西観察路にて | キビタキ 東観察舎横のウバメガシにとまった ところを撮影したのだが光のいたずらで何だ これは?になった |
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東観察舎で撮影 ヒヨドリが捕らえたのはツクツクボウシ |
コガモ 西池にて撮影 9月10日東沼で初認以来だ |
チョウゲンボウ
2017年9月17日 曇り後暴風雨 風が強くなる前に上福井の田んぼでチョウゲンボウを観察した。 午前中には田んぼ2枚分のエリアに3羽(いずれも♀型)が確認できた。 田んぼと電線を往復して主にバッタを捕っていたようだ。田んぼ上を走るようにして捕っていたのはカエルだろうか。いずれにしても精力的な採餌行動だった。嵐の前の食いだめだったか? |
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コムクドリの”さえずり”
2017年9月15日 曇り 午前中、野鳥園の様子を見に行った時のことだ。 入り口脇のムクノキの茂みから複雑な鳥の”さえずり”が聞こえて来た。 これってもしや?と思い、木の下で枝葉の隙間をしばらく眺めていたらちらっと姿を見せてくれた。 やはりコムクドリだった。 春の渡りでもキュルキュルに混じって”さえずり”が聞けることがある。 当地においては秋のコムクドリの渡りは春のそれに比べて目立たない。今日も♂1羽だけだった。 この♂は私が野鳥園を後にするまでの1時間半はほとんど同じ場所で居続けた。 短いですが本日の”さえずり”録音はココ |
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コムクドリ♂ あまり警戒しない個体だった | 新堤防にて イソヒヨドリ こちらも複数羽が飛びながら鳴いていた |
オオタカとアマサギ
2017年9月14日 晴れ 時として思いがけない現場に遭遇することがある。 江ノ島のシギ・チ・ポイントを目指し苅屋川水門を渡っていた時のことだ。 水面に15~6羽のカルガモが集結しているのが目に入った。 車を停めて欄干越しに見下ろすとオイルフェンス上でなんとオオタカがシラサギを押さえていた。 オオタカは成鳥。押さえられていたのはチュウサギのように見えた。 これは凄い状況に出くわしてしまったなぁと思ったのだが、狭い水門道路でとどまるわけにもいかずシャッター数枚切って移動。 あらためて堤防の陰からそっと覗き込んだ。 ハシボソガラス2羽の執拗な波状攻撃をなんとか耐えていたオオタカだったが私の姿を認めたとたん飛び立った。そのまま苅屋川を上流に向けて飛び去ったがオイルフェンスにはシラサギの姿なし。 少ししてからフェンスの陰から泳ぎ出てきたのはアマサギだった。 私のおかげでこのアマサギは危機を脱したようだ。オオタカにはちょっと気の毒だったが。 |
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シャッター一発目 ノートリミング 羽毛は濡れておらず、空中もしくはフェンス上で捕らえたか? |
こちらをキッと睨んでいた |
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成鳥ではあるがまだかなり幼羽が残っている 図鑑”日本のワシタカ類”でいう第1回成鳥 (第2回冬)に相当か |
フェンスの陰から出て来たのはアマサギだった 首から頭部にかけて夏羽が残っている |
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オオタカに一矢報いたか カモと違ってサギはリスクある相手に違いない |
30分後飛び立ったアマサギ 元気そうだが脚に少しダメージがあるかな |
渡りの夏鳥
2017年9月13日 晴れ 今朝の野鳥園では渡りの夏鳥が目立っていた。 キビタキが♀3羽と♂1羽、ムシクイ類が1羽、サンコウチョウ♀1羽をカウント。 しかし、蚊には参った! |
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キビタキ 東観察路にて | ムシクイ類 学習舎前ヤマモモ茂み内にて |
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サンコウチョウ 東観察路にて | 左と同一個体と思われる 東観察路にて |
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不明種 この個体は尾羽が脱落していた 東観察路にて |
学習舎前のセンダンの葉にとまったクマゼミ 今シーズンは遅くまで見られる |
近隣のシギ・チドリその3
2017年9月12日 雨後曇り 園内で目立ったことと言えばキビタキを見かけたぐらいか。 と言うことで今日も近隣のシギ・チ情報。 まとまった雨が降ったおかげで江ノ島の湿田の水かさが増えた。 そこへセイタカシギ1羽が入っていた。このセイタカシギ、二~三百メートル離れた湿田と行き来していたようだが堤防下の田んぼの方がお気に入りのようだ。 車の中で待っているとすぐ近くまでやって来た。 |
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9月11日撮影 アカアシシギ 幼鳥と思われる 今日も田んぼで確認できた |
9月11日撮影 イソシギが捕らえたものはヒルだろうか? |
近隣のシギ・チドリその2
2017年9月11日 曇り 朝、Yさんから「江ノ島の田んぼにキリアイがおるでよ」との連絡をいただき飛んで行った。 田んぼに残ったわずかな水たまりで水浴びしていたそうだが、私が到着した頃には何処かへ身を潜めていたようで小さめのシギ類で姿を確認できたのはトウネンだけだった。 いったん撤収したのだが親切にもYさんから再び「今来たらいけるでよ」との連絡あり。 今度はなんとか証拠写真ゲット。 |
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遠くて遠くて・・いつもの超トリミング | スコープ+手持ちTG4だが完全前ピン |
近隣のシギ・チドリ類
2017年9月7日 晴れ曇り後雨 園内では夏鳥の渡りが始まっているようだ。昨日にはキビタキが複数羽に加えサンコウチョウ、オオムシクイが確認できた。オオヨシキリも姿を見せるようになった。おそらく渡り途中の個体だろう。 しかし、紹介しようにも肝心の画像がないので今回は近隣で撮影したシギ・チドリ類から紹介。 |
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9月7日 江ノ島の湿田にて タシギとトウネンの2ショット |
9月7日 江ノ島の湿田にて タシギ 翼を広げてくれると納得できる |
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9月5日 那賀川河口干潟にて ダイゼン 脇の黒い羽が特徴 |
9月5日 那賀川河口干潟にて シロチドリ 幼鳥でしょうか・・ |
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9月4日 那賀川河口干潟にて キョウジョシギ 干潟上の小石などをクチバシで 払い飛ばしながら採餌する |
9月4日 那賀川河口干潟にて チュウシャクシギ じっとしてると意外と目立たない |
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9月1日 江ノ島の湿田にて ソリハシシギ 上反りのクチバシがイカス |
9月1日 出島川河口付近にて アオアシシギ よく通る声でピョー・ピョーと鳴く |
アマサギの群れ
2017年9月5日 曇り時々雨 今朝は工地の田んぼで60羽ほどのシラサギの群れが羽を休めていた。 確認するとチュウサギは数羽だけ。ほとんどがアマサギだった。 アマサギはほとんどが冬羽に移行しており夏羽の亜麻色を残した個体がわずかに混じるだけ。 ところでシラサギ類というのはダイサギ、チュウサギ、コサギの総称だそうだ。 だから私が見たのは正確にはシラサギではなかったわけだ。 しかし夏の終わりに田んぼで群れをなして飛ぶアマサギ冬羽こそシラサギだろう。 ちなみに徳島県の県鳥はシラサギ。 県鳥で種名で採用されてないのはハクチョウ、ガンとシラサギだけである。 チュウサギ、アマサギいずれも夏鳥で当地で群れが見られるのは9月いっぱいだ。 彼らの優雅な群飛が見られるのもあとわずかである。 |
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群れは最近、稲刈りを終えた田んぼの岸で 休息中のアマサギ、チュウサギ |
アマサギ冬羽 チュウサギと比べて首が短い、クチバシの曲がり が少し大きい、顎のふくらみが大きい、等々 だから顔つきが違う |
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15時過ぎには野鳥園内にも群れがやって来た 一時、西池前の林に降りたがすぐ園外に 飛び去った |
結局、朝見かけた工地の田んぼ近くのハウス の上に戻っていた。 |
オオタカがやって来た
2017年9月3日 晴れ 昨日、納屋の軒先で面白いものを見つけた。 軒のセメン表面にペンキが付着したままになっているのだが、それがタカがとまっているように見えるのだ。先週から出島でもオオタカが出るようになっているので”タカ見たい病”が高じていたのかもしれない。 でも、今日の夕方には”タカ見たい病”にも区切りがついた。 娘が「裏の川(苅屋川)にタカらしいのがとまってる」というので外へ飛び出した。 急ぎ自宅の屋根、アンテナ、隣の神社の松・・と周りをキョロキョロ・・。 しかし何処にもそれらしい影は無し・・。 焦っていると「こっちに入ってる」と娘が部屋に備え付けのスコープに入れてくれていた。 オオタカ成鳥だった。娘が言うにはシラサギの群れに突っ込んだ後だとのこと。道理で外へ出た時にシラサギが乱れ飛んでいたわけだ。 今シーズン、出島で記録されていたのは幼鳥タイプ。 これで出島のオオタカは2羽目ということになるのかな。 |
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これがタカに見えるのは病気だなぁ・・・ | 部屋から撮影 苅屋川横の電柱上にいた。すぐ下は8月31日に シラサギがねぐらをとっていた場所だ。 |
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飛び立つと川に沿って飛んできた | 急いで反対方向の窓から撮影 苅屋川橋下をくぐってカモの群れに突っ込む |
ムナグロの群れがやって来た
2017年9月2日 晴れ 今朝は工地の稲刈りを終えたばかりの田んぼにたくさんのムナグロが降りていた。 田んぼの中にいるのを52羽まで数えたのだが、飛んだ時の様子からもっと多かっただろう。 近辺では他所でもムナグロをよく見かける。秋にこれだけ見られるのは珍しいのではないか。 当地でムナグロを多く見かけるのは春だ。 10年ほど前までは4月中旬から下旬にかけて100羽を超えるような大きな群れが見られた。 だけど近年は20~30羽どまり。今春もやって来たが、いよいよ少なくて群れらしい群れは確認出来ずだった。それが期待してなかった秋にこれだけの群れに出会えるとは思ってもみなかった。 もしかして台風の影響!? なお、今日の群れも確認できたものは全て腹部に黒が残った夏冬中間羽だった。 |
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モミ殻を捨てるためトラクターが入ってきたので 隣の田んぼへ移動して警戒中 |
飛んだ時に撮影してカウントすればいいのだが 望遠しか持ち合わせてなかったので群れの一部 しか写し込めなかった |
キビタキ・コムクドリ
2017年9月1日 晴れ はるか東海上を北上中の台風のせいで北寄りの風が吹き続けている。 北からの風が吹いて期待できるのはコガモだ。そこで今日は園内の池を重点的に探索した。 しかし見つけられず。その代わり観察路で渡り中の夏鳥2種に出会えた。キビタキとコムクドリだ。 コムクドリの渡りは春と違って秋はあまり目立たない。 今日はラッキーなことがあった。 4日前は東観察舎前だったが今日は西観察舎前の杭にカワセミがとまっていた。今回も幼鳥だが4日前とは違い今度は♀だ。さらにラッキーなことに撮影を始めたところで別の♀幼鳥が加わった。 複数羽のカワセミ幼鳥が見られるのは秋口だ。おかげで表紙写真を取り替えることができた。 |
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キビタキ♂ 西観察路の暗い所にいた | コムクドリ♂ 東観察路にて |
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カワセミ♀幼鳥 西観察舎にて | 羽を広げてくれたのは別の1羽がいたから |
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シラサギ類の”ねぐら”
2017年8月31日 晴れ 昨日の夕方に苅屋川上空を川上に向けてチョウゲンボウが飛んだので期待して今夕も同時刻帯に堤防で待った。残念ながらチョウゲンボウは飛ばなかったが、シラサギ類の動きに変化があった。 いつもは今津港沖合離岸堤の”ねぐら”を目指すのだが今夜は一部が苅屋川に降りた。 今日は北風が強いので影響を受けやすい離岸堤を避けて苅屋川河畔を選んだのだろうか。 |
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8月30日 18:30 苅屋川にて 江ノ島離岸堤ねぐらを目指すシラサギ類 多くはチュウサギと思われる |
本日 18:30 苅屋川にて 今日はチュウサギ28羽+、ダイサギ2羽が 河畔の茂みでねぐらをとっていた |
センダイムシクイ・カワセミ
2017年8月28日 曇り後晴れ やっと鳥たちが動き出したようだ。 夏の終わりに小鳥類の渡り一番手で立ち寄ってくれるのがセンダイムシクイだ。 今日は観察路脇のエノキでそれらしいムシクイ類の小群(4羽+)を見かけた。 片時もじっとしていないし声も出してくれなかった。毎度のことだが識別に悩むところだ。 東観察舎では水際の杭にカワセミがやって来た。ガマに囲まれた狭い水域に立っている杭だったので突然とまった時には驚いた。やって来たのは胸が薄黒い幼鳥だった。この後、このカワセミは何を思ったのか手前の草の茂み中へ飛んできた。なかなかサービスのいいコだ。 今日の東観察舎はついていた。 夏の暑い時期にはあまりバンの姿を見かけないのだが、今日はそのバンがガマの茂みからソロ~リとお出まし・・・・さらにその直後に今度はヒクイナが・・・同じクイナ類同士で警戒が緩んだか!? |
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オオヨシキリが鳴きだした
2017年8月25日 晴れ時々曇り 一昨日の夕方から苅屋川のヨシ原でオオヨシキリが鳴き始めた。と言っても5月頃に聞かれるような典型的な”さえずり”ではない。地味~な鳴き方。ここ3日間は鳴くのは早朝と夕方だけ。ただし姿は見せてくれない。今日は自宅でムナグロ、キアシシギ、クサシギの声も聞けた。 |
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8月24日 苅屋川にて撮影 オオヨシキリ これが唯一のチラ見 |
朝、上空からキビョ・キビョの声が・・・ 見上げるとムナグロが1羽飛んでいた |
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西池では定位置にカワセミがやって来た | ちょっと警戒してるでしょ、このカルガモ 実は左側の岸にタヌキがいたのだ |
ムナグロがやって来た
2017年8月23日 晴れ 稲を刈り終えた田んぼに何か来てないかと工地から上福井にかけて様子を見て来た。 10日程前までは稲穂を垂らしていた田んぼは今ではほとんどが稲刈りを終えている。 さっそくトラクターを入れて耕起している田んぼもあって、チュウサギ、アマサギなどのサギ類が周りに集まっていた。 でも今日嬉しかったのはムナグロの一群に出会えたことだ。 春に繁殖地への渡り途中の群れを見たのは4月下旬。今回は逆に越冬地に向けての移動だ。 いずれも長距離の渡りである。(ムナグロの渡りについてはココ) 今日見かけたムナグロたちは田んぼの切り株の間で何をとっていたのだろう? 十分な栄養がとれているのだろうか? |
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ムナグロ 工地の田んぼにて 数えると8羽いたが、じっとしていると 見つけにくいので他にもいたかも・・・ |
ムナグロ 工地の田んぼにて 確認できたのは全て夏冬中間羽だった |
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トビ 下苅屋の田んぼにて 稲刈り中の田んぼに集まっていた |
チュウサギ 8月22日 工地の田んぼにて撮影 |
ツバメの”ねぐら”について
2017年8月21日 晴れ 午前中は8月の観察データを整理していたのだが記録を見てあらためて鳥から遠ざかっていたことがわかった。毎年7月末から8月初めにかけての暑さには本当にまいってしまう。そして稲刈りの準備、本番と続いた。出かける気力が起こらなかったのが本当のところだ。 だけど稲刈り作業も一段落、たまに何処からかシギの声が聞こえてきたりするようになった。 そろそろ活動再開しなくては。 最近、鳥の動きで変わったことと言えば・・・ 苅屋川ヨシ原のツバメのねぐらが8月15日から18日頃以降に確認できなくなった。8月7日の台風5号通過でねぐらのヨシが倒伏した時も変わらずにねぐら入りしていたのにお盆を過ぎて急に姿を消してしまった。実は2014年にねぐらを構えた時にも8月20日頃を境に確認できなくなっていた。今頃の時期になるとツバメはねぐらを解消あるいは場所を変えるのだろうか? |
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2017年8月13日 学習舎より撮影 ヒドリガモ 台風5号が通過した翌日(8月8日) より見られるようになった |
2017年8月20日 東観察路で撮影 ホオジロ幼鳥 |
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2017年8月20日 新堤防外海の消波ブロックでは2000羽を 超えるウミネコが羽を休めていた |
突然に・・・セミ(アブラゼミアップです) 当地での今夏のセミ記録 6/21:ニイニイゼミ初鳴き 7/11:クマゼミ初鳴き 7/23:ヒグラシ初鳴き 8/3:アブラゼミ初鳴き 8/12:ツクツクボウシ初鳴き |
シラサギ三種
2017年8月12日 晴れ 久しぶりに日没近くの野鳥園に出かけた。 西池の杭には7羽のシラサギがとまっていた。確認するとダイサギの他にチュウサギ、コサギが含まれていた。この時間帯に来ればコサギにも出会えるんだ、もしかしてココをねぐらにしてたのかぁ?思ったのだが日没頃にはシラサギたちは飛び立って海岸沿いを北へ向けて飛んで行った。 シラサギたちの目的地は今津漁港の離岸堤のようだ。あそこには今年もシラサギ類がねぐらを構えているのだ。 |
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左からチュウサギ、コサギ、ダイサギ | このコサギは”ふ蹠”まで黄色い |
カイツブリ続報
2017年8月7日 暴風雨 台風通過で荒れ模様だったが午前中に野鳥園を覗いてきた。 やっぱり抱卵中であった西池のカイツブリの巣は跡形もなかった。 所々に浮かんでいた藻もすっかりなくなり白く波立った水面が広がるだけ。 しばらく待っていたら親鳥が巣があった辺りにぷっかり浮かび上がった。 やっぱり甘かったかーって感じだった 東観察舎前のヒナ連れはすぐ前の水際で盛んに餌捕りを繰り返していた。 かなり餌の捕捉率はいいようだ。ヒナの食べっぷりもいい。こちらはいたって順調だ。 |
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待ってくれぇ~必死に親に追いすがるヒナ | 早く、早く、とせかしているよう 親は大変だ |
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ヒナに給餌する親鳥 餌が大きすぎるなどしてヒナが躊躇していると 即、自分で食べる。親も腹が減ろうというものだ |
倒れたガマの上で一休み |
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ガマの茎をまたいで逃げ出したと思ったら・・ | すぐ手前にカメが現れた これも天敵なんだろな |
カイツブリその2
2017年8月6日 晴れ 東観察舎前へ行くとカイツブリのヒナの元気な声。 しばらく待っているとヒナを2羽連れた親鳥がすぐ前の水路にやって来た。 そして給餌する愛らしい姿を見せてくれた。 今シーズンの園内のカイツブリは繁殖がうまくいってない様子で、私は7月初旬に東沼で幼鳥1羽を見ただけだった。普通の光景が見られないのは寂しい。それだけにヒナの声が聞こえてきた時はほっとした。西池の丸見えの巣だが、さしあたっては今晩から明日にかけての台風だなぁ・・・。 |
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給餌をした直後・・・ | 突然、ヒナを置いて突進 |
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その先で別の成鳥と激しく鳴き合う ペアの相手か、よそ者か・・・ |
これは西池のカイツブリの巣 アオサギが様子を見ていた・・・ |
カイツブリの大胆な?巣
2017年8月4日 晴れ 昨日、観察舎前の草刈りをする前に西池でカイツブリが巣作りしているのを確認した。 場所は池のど真ん中で水草などが全く生えていない場所。 まさかこのような場所に本気で巣作りするつもりはないだろうと草刈りを済ましたのだが、今日、観察舎へ行ってビックリ!巣の上に早くも1卵産みつけているではないか。本気だったんだ・・・・。 そう言えば今シーズン、東水路でアオサギに巣を襲われたペアがいたっけ・・・同じペアかどうかわからないが、もしかしたらアオサギ対策で池の真ん中で営巣したのかな?。 しかし、池の真ん中はやっぱり問題が多そうだ。 カラスやらトビやらでペアは全く落ち着けない。 一瞬技で卵を隠し、巣から脱出する光景を何度も見かけた。 また、カメが様子を見に来て慌ててペアが巣に戻る一幕もあり。 こりゃ、親鳥のストレス多すぎ・・・・・。 ところで、この浮巣はどこかに係留されているのだろうか?!こちらも心配の種。 |
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こんな場所でよくもまあ・・ | クチバシの下に見える白いのが卵 |
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周りをキョロキョロ落ち着けない | 一瞬で卵を隠し脱出! |
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直後、トビが横切って行った | 巣の上で羽根を震わせる親鳥 視線の先はトビが降りた方向だ |
アマサギ
2017年7月19日 晴れ 稲の穂が出そろって早い田んぼでは穂が垂れてきだした。 その田んぼの中ではアマサギの群れを見かけるようになった。 アマサギたちは稲の茎についている何かを精力的に食べている。 双眼鏡の観察ではそれが何だかよくわからないが、すでにイナゴが発生してるのかも。 アマサギたちにはどんどん食べてもらわねば。 以下のアマサギ画像は全て7月18日撮影 場所は那賀川町工地。 |
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ツバメのねぐら続報
2017年7月16日 晴れ 自宅裏(苅屋川のヨシ原)のツバメのねぐら。 一昨日はスコープで覗きながらカウンターを押した。290羽まで数えられた。 スコープは視界深度の関係で数え落としが多い。夕暮れ時で確認しにくい上にヨシの陰に隠れているものも多数いるので実数はこれよりはかなり多いだろう。同じ日に川向こうの田んぼの方からであるがヨシゴイの声も聞けた。だからここ3日は連続しての観察になった。 ヨシゴイはその後鳴いてくれないがいい夕涼みにはなっている。 |
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ねぐら入り前の乱舞 | ヨシゴイ これは旧いフィルムをコンデジで複写したもの 元々がブレボケなのでいかんともしがたい 1999年7月1日 出島野鳥園で撮影 |
ツバメのねぐら
2017年7月6日 曇り時々晴れ 今年は苅屋川のヨシ原でツバメがねぐらを構えるようになった。3年ぶりのことだ。 2014年のお盆頃には最大1000羽近いツバメがねぐらをとっていたのだが、その年の暮れから始まった水門工事で一部ヨシ原が消滅し、翌年からはねぐらが途絶えていたのだ。 今日、19時過ぎの野鳥園ではたくさんのツバメが採餌飛行を繰り返していた。 そしてそのツバメたちは19時20分ごろになると苅屋川方向に飛んで行った。 どうやら野鳥園周辺で過ごしているツバメも苅屋川のねぐらに合流しているようだ。 これから段々と数が増えていくことだろう。一月後が楽しみだ。 |
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本日19:40苅屋川にて撮影 画像確認で250羽+を確認できた |
バン 幼鳥 7月5日に東観察舎にてIさんが撮影した ものを複写させていただいた 最近はバンもなかなか見えないので貴重だ |
ハシボソガラス
2017年7月3日 曇り時々晴れ やっと園内にゴミ投棄の警告看板が取り付けられた。 駐車場から管理道にかけての茂みの中には今でもゴミ類の投棄が絶えない。 その多くは食べ物カスだ。この暑さだからすぐに腐ってしまい分別に苦労する。 旧堤防の疑似木上ではハシボソガラスのお子様がハァハァしてた。 「散らかったゴミはおいらたちじゃなくてお前たちのせいだよ」と言いたげ。 |
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お子様の口の中は赤い | 園入口、駐車場、西管理道への入口とその奥 計4カ所に取り付けられていた |
今日はハヤブサ
2017年6月29日 曇り小雨後晴れ 西観察舎はネコに乗っ取られ、東観察舎前はでっかいウシガエルが幅を利かせている。こんなだからまるで鳥の気配なし。たまには近場も回ってみようと軽トラを走らせた。 |
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BG北の枯れ松にとまっていたハヤブサ幼鳥 | 今津漁港で見かけたイソシギ |
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沖の消波ブロック状ではウミネコが休息 500羽以上の集団だ |
ゴルフ場東端にはサギ類のコロニー シラサギ類とアオサギだが数は不明 |
コサギ発見!
2017年6月25日 曇り時々小雨 早朝にアマサギの群れ(24羽+)を見かけた。 場所は野鳥園近くの有機農法の田んぼだ。 実はここで昨日、私はコサギを見つけていたのだ。 コサギを”見つけた”なんて言うと大げさに聞こえるかもしれないが園内はもちろん、園の周辺でコサギを見ることは稀なのだ。今年、4月中に園内及び園の近隣で記録した野鳥は91種、5月は75種もあったのにいずれの月もコサギの記録はなかった。 コサギはシラサギ類では一番普通なサギだ。だからシラサギを見かけると必ずチェックするようにしていた。なのに見つけられずにいたのだ。 コサギは北西方向に2kmほど離れると見かけるようになるのに・・・不思議だ。 |
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今朝もアマサギの群れ中に1羽 | アマサギ夏羽 |
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苅屋川にて撮影 夕暮れ時にヒナだけで泳いでいた |
6月24日 東沼にて撮影 ツバメ幼鳥の給水 こちらも夕暮れ時のこと |
カルガモのヒナ連れ
2017年6月21日 後曇り後晴れ やっぱり雨は極端な降り方になった。 昨夜は風雨が窓を打つ音で何度も目が覚めた。 200mm近い雨が降ったらしいが納得だ。各所でかなりの被害を出しているとのニュース報道。 畑のズッキーニの葉がちぎれたとか、インゲンやら枝豆が倒れたとかは被害の内に入らんなぁ。 野鳥園の池の水位も一気に30cm上昇した。 その池ではカルガモの親子が見えた。朝方は東の水路でいたが夕方には西池で見かけた。ヒナはいずれも6羽だったので同じ親子なのだろう。夕方、東観察舎ではヒクイナの親子連れも見かけたがこちらのヒナは2羽しか確認できなかった。 |
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朝方には東観察舎前で | 夕方には西観察舎前 |
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こんなのもウロついてるから大変だ 東観察舎前にて |
熟したヤマモモを見かけた 今日はニイニイゼミの初鳴きも聞かれた |
ヒクイナのヒナ連れ
2017年6月13日 晴れ 「さっき出てたのに~」「ほんの少し前に飛んだばかり・・・」 観察舎で何度聞かされたことかしらん。 そんな間の悪い私めだが今日は違ってた。 東観察舎に到着したら先着のTさんが今まさにシャッターを切り始めたところ。 聞くとヒクイナの子連れが「今出たばかり!」だって。 こんな幸運な時もあるもんだと、Tさんがレンズを向けている方に私もカメラを構えた。 ファインダーの中でよろちょろする黒いのを数えていくと・・・ ひとつ・ふたつ・みっつー あれまぁー6羽も連れてるー 「何もおらん」と観察路で椅子に座り退屈そうにしていたIさんにも連絡してあげた。 なんとか間に合ったIさん曰く「以前、撮影した時もヒナは6羽だった」 一度に6羽ものヒナを見たのは私は初めてだったが、案外、平均的な数なのかもしれない。 さて、無事に成鳥になれるのは何羽かな? |
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小さいけど足は立派 だから足は速い! | 水鳥系のヒナは黒いのが多いのかなぁ? |
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モフモフですねぇ~ | スズメの幼鳥も観察舎前にやって来た |
ヨシゴイ・オオバン
2017年6月11日 曇り 昨夕の苅屋川はオオヨシキリとコヨシキリによる”さえずり競演”だった。 だから今朝も早くからカメラとレコーダーを手にして土手へ上がった。 ちょうどカイツブリが変わった声を発していてレコーダーを準備していた時のことだ。 上空からひらひら舞い降りてくる変な鳥が目に入った。 こりゃ何だぁ?見上げる内に目線に降下。 ツートーンの翼を認めてからレコーダーを放り出しても時遅し。 多分、野鳥園方向から飛来したのだろうが上から降りてくるヨシゴイを見るのは初めて。 下面から見るヨシゴイって本当に不思議な感じがする。 今日の定例探鳥会では東沼でオオバンの姿が確認できた。 一昨日の夕暮れ時にも潜水採餌するオオバンらしき鳥を見ていたが確信が持てずにいたのだ。 これですっきりした。 今回のオオバンは私が把握している限りでは2000年以降で一番遅い記録になる。 体の不具合で渡りが出来なかったのかもしれないが園内繁殖の可能性もある。 しばらくは東沼からも目が離せない。 |
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こんなの出してどうするのって突っ込まれそう だが、これも記録ですから |
東沼のオオバン |
カイツブリの巣が襲われた!
2017年6月8日 小雨後晴れ 東水路奥のカイツブリの巣がアオサギに襲われた。帰り際のAさんからお聞きした情報だ。 今シーズン、観察舎から見ることが出来た唯一のカイツブリの巣だった。だから時々スコープを持ち込んで親鳥が抱卵する様子を観察していたのだが今日は見かけなかった。 あの場所はアオサギの採餌場所から近かったからなぁ・・。ずっと前のことだが私はアオサギがカイツブリをクチバシで刺しているのを見たことがある。今回もよく似たことが起こったのだろうか。 |
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6月2日撮影 スコープ+TG-4 | 観察舎からは150mほど離れた場所 |
オオムシクイ
2017年6月2日 晴れ 渡りが一段落した頃になってからやって来るのがオオムシクイだ。 毎年、野鳥園では5月末から6月初めにかけて見られる。 ムシクイ類は姿での識別は困難だ。私にはこれは何?と聞かれても答える能力はない。 しかし、声がしておれば一聴瞭然?だ。 ジッジッの地鳴きに続いてジジロジジロの三拍子が聞こえてくればもう迷うことはない。 今日の午前中には観察路周りで6個体の声が確認できた。声はココをクリック(昨日収録) |
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オオムシクイ 東観察舎にて撮影 | オオムシクイ 東観察舎にて撮影 |
コヨシキリその2
2017年5月29日 晴れ 今朝も部屋までコヨシキリのさえずりが聞こえてきた。 土手に上がって声のする方を見るとヨシの枯れ茎にとまっていた。よく目立つ場所だ。 今朝のコヨシキリはあまり移動せず、同じ場所で鳴き続けてくれたので撮影向き。 なお、撮影中、オオヨシキリとセッカも活発であった。こちらはよく動きよく鳴いていた。もしや新参者に派手に鳴かれて落ち着いていられなかったか? なお、今夕はコヨシキリの声は聞かれなかった。一宿一飯で次を目指したか?! |
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コヨシキリ スコープ+手持ちTG-4 | コヨシキリ スコープ+手持ちTG-4 |
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対岸の土手で様子見のオオヨシキリ | セッカは撮影しているすぐ近くまでやって来た |
コヨシキリ
2017年5月28日 晴れ 夕方になってからの苅屋川ではコヨシキリが賑やかだった。 例年ここで出る時のコヨシキリはヨシ原に潜航したままでさえずり続ける。 今日もヨシの茎が揺れるのを目で追いながら茂みの隙間でちらっとしたのを撮影。 夕暮れ時だったこともあり証拠写真2枚がやっとだ。 でも距離は近かったので声の録音はしっかりできた。ココ。 |
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白い眉斑とその上の黒っぽい頭側線が特徴 | この鳥は姿よりもその声が魅力だ |
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日没頃の苅屋川のヨシ原 自宅より撮影 | ヨシ原上では虫が多かった 鳥はホオジロ |
雨の日はヒクイナ
2017年5月25日 小雨後曇り 朝の内、まだ雨が残っている時間帯にはヒクイナが出て来た。 ペアが揃って出てくることはなかったが、入れ代わりで姿を見せ水際で採餌してくれた。 先着のYさんによると今朝はたっぷり時間をかけて羽繕いしてくれたらしい。 苅屋川のヒドリガモはまだ羽は伸びてないが元気そうだった。かなり警戒心が強く、私が堤防に上がって様子をみるだけで遠ざかって行く。不自由な身だ。用心するに越したことはない。 |
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セッカ・オオヨシキリ
2017年5月24日 曇り後小雨 野鳥園では朝から夕方までホトトギスの声が聞かれた。と言っても四六時中鳴いているわけでもない。思い出したように鳴き始めるというのが適当だろう。夕方には我が家でも声が聞けた。とにかくコヨシキリ、ホトトギスの通過で夏鳥の渡りも一段落といったところか。 しばらくは珍鳥類の通過に注意が必要だろうが、これからは居付きの鳥たちとの付き合いが中心となる。今、湿地内で見られる小鳥の筆頭はセッカだろう。よく鳴きよく飛ぶセッカはとにかく目立つ。しかし、草むらの中をごそごそしている時は「何!?」となる。 |
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セッカだろうと予想はつくが・・・ | やはり尾羽を見ないことには |
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セッカの英名はFan-tailed Warbler 扇のような尾羽とまではいかないが |
オオヨシキリ 湿地内でセッカに次いで目立つ小鳥 |
ササゴイ・ツツドリ
2017年5月19日 晴れ 今回もご厚意におすがりした。今回は早朝の常連さん、Sさん撮影のササゴイだ。 今シーズンのササゴイは二日前に出島川河口で2羽が観察されているが、園内での確認は今回が初めてだと思われる。やっぱり早朝には福が待っている。Sさん、ありがとうございました。 他に今日は園内でトケン類が2種確認できた。ツツドリとホトトギスでいずれも姿の確認だけで声は聞けなかった。(ホトトギスはテニスコートの林で声が聞かれたようだ) ジュウイチは5月14日に園内で声が確認できている。後はカッコウが待たれる。 |
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ササゴイ 西池の杭にとまっているのをSさんが撮影 あつかましくも複写させていただきました |
ツツドリ 西観察舎正面林のエノキにとまった |
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距離があるからそれなりにしか写らない | どうやら赤色型のようだ |
ヨシゴイ・オオムシクイ
2017年5月18日 晴れ 昨日のコウライウグイスに続いて今日も写真はYさん頼りだ。 昼過ぎ、椅子でうつらうつらしているとYさんから電話。 出ると押し殺したような声で「東観察舎前にヨシゴイ」。さっそく消防並みのスピードで飛んで行った。 しかし、観察舎に着いた時にはヨシゴイはヨシの陰に入った後。 しばらく待ったのだが、我慢できず車に置き忘れた双眼鏡をとりに戻った。 しかしそれがいけなかった。 観察舎に戻るとYさんがシャッター切った直後の状態で、まだカメラの書き込みの赤いイルミネーションが灯っていた。10秒ほど戻るのが遅かった! 今日はヨシゴイの他、オオムシクイも園内初認だった。 |
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ヨシゴイ 東観察舎にてYさんが撮影された 画像を複写させていただいた |
同左 ♂成鳥と思われる |
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オオムシクイ 東観察路にて ジッジッと太い地鳴きに続いてジジロジジロと さえずってくれた |
コムクドリ 東観察舎にて 後発組か、26羽とまとまった群れが見られた |
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この時期のサンコウチョウは♀が多い | 今日が園内初認のコシアキトンボ さっそくサンコウチョウに食われたか |
コウライウグイス!
2017年5月17日 曇り 朝、Mさんから出島ではコヨシキリやらサンコウチョウ、さらにはソウシチョウまでがさえずっていて他にも何やら得体のしれないのも鳴いていると連絡をいただいた。 用事を済ませてテニスコートの林へ出かけたのは9時半を回っていた。 今日はなぜかコートにはプレイヤーがいなかった。その分、鳥の声がよく聞き取れる。ラッキー。 サンコウチョウの声を聞きながら休憩舎の壁にもたれ、茂みの中の鳥影を追っていると突然まろやかな笛のようなさえずりが聞こえてきた。記憶にない声だ。これが得体のしれない声か!? さえずりは地鳴きらしき声をはさみながら一定の間隔で延々と続く。それをMさんと一緒に聞きながら何だろうなぁ・・?と首をかしげながら様子をみていた。 ほどなく声の主は判明。 突然すぐ前の茂みから黄色い鳥が飛び出したのだ。 思わず声が出た「コウライウグイス!」 柔らかく吹いた口笛のような声。ベートーヴェンが第6交響曲”田園”の中でコウライウグイスのさえずりを楽譜に書き込んだとか・・何かで読んで興味を持ち、声のサンプルを聴いたことがあるのだ。ずっと以前のことですっかり忘れていた。 それにしてもこんな浮世離れした?野鳥に会える日が来るなんて思ってもみなかった。 残念ながら写真は撮れなかったが声はじっくり録音できた。 ネコが発するようなウンギャーという声とヒヨドリのようなキョッキョルリ~は地鳴きか。 さえずりはバリエーション豊富だがポッポフィーロとフィロフィロフィーロが一番多く聞けた調子だ。 録音の中からこれら地鳴きとさえずりが入った20秒間程度を抜き取った。ココをクリック。 |
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こんなの証拠写真にもならないが私にとっては 初めての出会いの瞬間 |
コウライウグイスはYさん撮影 枝の上からすとんと降りてきて、すぐ下へ消える までの一瞬のチャンスだったらしい |
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サンコウチョウ よく姿を見せてくれたがそれ どころではなかった |
ハチクマの渡りも見過ごすところだった |
2ショット
2017年5月16日 曇り 東観察舎前へ頻繁にやって来るホオジロのペア。 今日も入れ代わりで水浴びしたのだろうか、お互いが近い場所で羽繕い中だった。 もうちょっと近づいてくれたらペアで画角に入るんだけどなぁ・・・・ すると、願いが通じたのかすぐ下にやって来た。 あれ?違うぞ~ |
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それはオオヨシキリだった | ツツツ・・とホオジロ♂に近づいてきた |
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2ショットは一瞬 | こちらはホオジロ♀ |
アマサギ
2017年5月13日 雨後曇り 野鳥園周辺でもまとまった数のアマサギが見られるようになってきた。今日は10羽ほどの群れが田んぼの畦周辺で餌探ししていた。風にそよぐ亜麻色の飾り羽が美しい。 |
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サンコウチョウ
2017年5月11日 晴れ 東観察路を歩いていた時のことだ。 暗くなった茂みの中から突然サンコウチョウが飛び出てきて私のすぐ脇をすり抜けるように飛んで行った。一瞬のことだったが長い尾羽とコバルトブルーのアイリングが目に焼き付いた。 カメラを手に観察路をそろぉ~りそろぉ~り・・・だが、撮影となると思うようにはいかない。 |
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このぐらいがリアリティある見え方 まぁ・・見た証にはなるかな? |
尾羽の先まで神経が行き届かないのは いつものことだ |
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こっちを向いてくれぇーと念じたが・・・ | ムシクイ類もいた センダイムシクイか |
気になるカモ
2017年5月10日 曇り 苅屋川にはヒドリガモが1羽残っている。風切り羽の無い♀で先月23日に確認して以降居続けている。飛ぶことが出来ないので仕方ない。夜に陸に上がって草でも食べているのだろうか?もしやウチの畑に来てるとか?!昨日9日には出島川河口でもヒドリガモの♂を1羽見かけた。こちらも事情在りだろうか?苅屋川の♀と仲良くなって夏を越してもらえないかねぇ・・・。 |
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苅屋川のヒドリガモ♀ | 私が土手に上がるとこんな具合 |
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出島川のヒドリガモ♂ | こちらは野鳥園東沼のキンクロハジロ いつまで居続けるおつもりで? |
ショウドウツバメ
2017年5月7日 晴れ 野鳥園ではツツドリ、サンコウチョウの姿が見られるようになってきたが、園内に限って言えば今シーズンの夏鳥の渡りは低調なように感じる。二日間ほどムシクイ類が目立った程度でオオルリ、キビタキなどの数は例年に比べ少ないようだ。今頃までには必ず耳にしていたノゴマ、コマドリのさえずりも私には聞いた記憶がない。そのノゴマの代わりだろうか、今日も旧堤防ではムジセッカのさえずりが聞けた。 |
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ショウドウツバメ 野鳥園駐車場にて | ゴイサギ 5月4日 西観察舎にて |
カモ類・モズ
2017年5月2日 晴れ 今朝は昨日とは打って変わって野鳥園は鳥の姿がなかった。 昨日はあんなにムシクイが群れていたのに信じられないほどに静かだった。 旧堤防を歩いてもホオジロの姿を見かけた程度。目隠し越しに東沼を覗き込むとキンクロハジロが羽を休めていた。残っているコガモは十数羽といったところか。 苅屋川のヒドリガモはまだ風切羽が伸びず。渡り時期ではあるがカモたちもそれぞれに事情があるようだ。観察舎周りにやって来るモズは何処かでヒナを育てているのだろう、羽に苦労がしのばれる。 |
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東沼 旧堤防より撮影 キンクロハジロ ♂2羽、♀1羽 |
苅屋川 自室より撮影 ヒドリガモ(最手前)、コガモ(奥) |
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東観察舎にて撮影 モズ ♀ |
2017年4月29日 東観察舎にて撮影 モズ ♂ |
ムシクイ類の特異日か?
2017年5月1日 晴れ 朝方はムシクイ類が多かった。観察路脇のエノキ、アキニレの高木には1本あたり4~5羽が採餌しているような状態であった。ちょっと表現が大きいがそれは冬場のメジロの一団のようだった。ムシクイ同士の争いもよく目にした。さえずっていたのはセンダイムシクイとエゾムシクイ。しかし密度が高い上に同時に鳴くものだから姿を捉えても何が何だかわからない。ムシクイ類の多さからメボソムシクイあたりも入っていたと思われるが私には声は確認できなかった。 このように今朝はムシクイ類の特異日か?と思わせるような状況だったが、9時を過ぎるとそれも落ち着いて普段通りの見え方に戻っていた。 |
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センダイムシクイ 頭頂部に細く頭央線が見える |
センダイムシクイ 下尾筒付近の黄色味が強い |
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① 西観察舎すぐ脇の茂みにいたムシクイ | ② ①と同個体 頭央線は確認できない |
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③ 前①、②と同個体 この個体は全く声を発しなかった |
センダイムシクイとエゾムシクイのさえずりが 入り混じる中撮影した個体 |
ムジセッカのさえずり
2017年4月29日 晴れ 昨日は旧堤防でノジコがさえずっていた。しかし姿はちらっと見えただけで撮影はできず。向かいの砂利選別機の音で録音もできなかった。それで今日はどうかな?と出かけところが瓢箪から駒。 なんとムジセッカの声が聞こえてきたのだ。自宅裏のヨシ原で27日間にわたりほぼ毎日地鳴きを耳にしてきたのですぐ反応できた。ポケットからICレコーダーを取り出して録音開始。 するとどうだ、チャク・チャクの地鳴きに続いてチュリチュリチュリとさえずりだしたではないか! 今日録音したさえずりはココ |
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旧堤防にて撮影 午後になってやっとさえずっていた場所で撮影 できた。。だけど顔のわかる画像はこの2点だけ |
旧堤防にて撮影 くっきりした眉斑が印象的 |
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2017年4月28日 東観察路にて撮影 キビタキ ♂ |
2017年4月28日 東観察舎にて撮影 キビタキ ♀ |
ヒクイナ・ムラサキサギ
2017年4月26日 雨 雨が降っても鳥見ができる。ありがたい所だ、野鳥園は。 雨の中でもコムクドリは観察路周辺の木々に群れていた。昨日は少なかったが今日は多かった。人の気配がなかったのでやって来たのかな。 12時が過ぎ観察舎を出ようかなと思っていたところでヒクイナのペアが登場。しっとりとした雨の中で見る繁殖期のヒクイナ、名前通り一段と赤が鮮やか。しかし数カット撮影したところで2羽とも茂みに入ってしまった。ヒクイナが隠れた茂みは目の前でしかも狭い。もう1回見たくてしばらく待つことに。 ところがペアは茂みに入ったきり一向に出てこない・・。 それでも期待しながら草の間を眺めていると、30mほど離れた水路にサギが1羽降りるのが目に入った。ゴイサギ?! いやぁームラサキサギ~!! 12時42分のことだった。 これは昼飯はお預けだなぁ・・降りた場所がわかっていても見つけられないのがムラサキサギ。 とにかく姿を確認しておかねばと双眼鏡を構えると・・・ 突然飛び立った。 あわててカメラに持ち替えるも残念、後追い。ムラサキサギはそのまま東沼へ飛び去った。 降りていたのは1分足らずだった。 ムラサキサギは初認日である22日の午後にもタッチアンドゴーで東沼へ引き返すのが観察されている。(22日の丸見え状態は東沼へ引き返した直後だったようだ) 観察舎前水路のヨシ・ガマはムラサキサギが身を隠すにはまだ背丈が足らないのかもしれない。だから観察舎に人影がある場合には落ち着けないのだろう。ただ、東観察舎前のガマが倒伏した水路はムラサキサギが好む場所ではあるようだ。また飛来する可能性は高い。 |
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東観察舎にて ヒクイナのペア | 東観察舎にて ヒクイナ 緋水鶏の名前通りの色合いだ |
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東観察舎にて ヒクイナ 羽にかかる雨粒がいい |
西観察舎にて オオヨシキリ 雨の中、よくさえずっていた |
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東観察舎にて ムラサキサギ成鳥夏羽 東沼へ向けて飛び去るところ |
東観察舎にて アオサギ ムラサキサギにはこちらのコースを飛んで 欲しかった |
カルガモのペア
2017年4月23日 晴れ 今日は4月21日撮影の在庫から。いずれも東観察舎にて撮影したカルガモのペアだ。 繁殖期における雌雄の違いがよくわかる個体だった。雄はお尻が黒くて羽も暗色に見える。一方の雌は羽縁の単色部分の幅が広いためより明るく見える。 ペアの仕草でもわかる。動きは雌主導のように見えた。雌の動きに雄がついていく。そして雌が採餌している間も雄は周囲の監視を怠らない。別のペアが近くに現れた時にはすぐさま攻撃、驚いてペアが飛び立った後を雄が追いかけて行った。すぐに雄は雌の元に戻ってくるのだが、よく見かける2+1羽での飛行はこんなきっかけでも始まるようだ。 |
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奥が♂、手前が♀ 一緒にいると♂が大きく見える |
よく見れば羽の形にも違いがある |
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今年もムラサキサギ
2017年4月22日 晴れ 今年も出島野鳥園にムラサキサギがやって来た。 午前のウォーキング中のことだった。旧堤防の目隠しの隙間から東沼上を低く飛ぶアオサギ風のサギが目に入った。一瞬でムラサキサギでは!と思えたのは、そろそろやって来るのではと心づもりしていたおかげだ。漫然と眺めていたら見過ごしていただろう。しかし、東沼水際のガマの茂みに降りたのだが、ピンポイントで場所を確認していたのにいくら探しても見つけられなかった。再び確認できたのは午後になってから。珍しく丸見えの場所でじっとたたずんでいた。 ムラサキサギは昨年の5月にも成鳥夏羽がやって来て3週間ほど滞在した。今回もしばらくは居てくれるだろう。皆さん、アオサギが飛んだら要注意ですよ~。それにガマ・ヨシの中に入ると簡単には見つけられません。意外に近くで居る場合もあるのでくれぐれも油断なさりませぬように。 |
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10:09 東沼にて 目隠しの隙間からだが なんとかそれとわかるのが撮れた |
降りた場所はわかっていたのだが・・・ |
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14:39 東沼にて 丸見え・・成鳥夏羽だ | 東観察舎前のカイツブリの巣 放置しておくものだからカメに占領されていた |
カイツブリの巣
2017年4月21日 曇り 東観察舎前の絶好の位置にカイツブリが巣作りしている。 まだ、巣作りの初期段階なのかペア双方ともに巣を不在にする時間が長い。 たまに戻って来ると2羽が入れ替わりで巣材を運び巣に積み上げている。 そんな状況の中で今日は珍しく交尾を観察できた。これからが楽しみだ。 |
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①♂(左)はヒュルヒュルヒュルと弱々しい声で鳴く ♀は巣上から首を伸ばし水面に嘴をつけている |
②弱々しい声の最後がキュルキュルと大きくなって 鳴き声がとまる。直後にマウンティング開始 |
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③交尾が終わると双方ともに首を伸ばす | ④その後2羽は巣材集めに出かけた |
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⑤水中で腐ったようになったガマが巣材 | ⑥大きなザリガニを捕まえた 栄養補給は万全 |
コムクドリが見頃
2017年4月20日 晴れ後曇り コムクドリの100羽を超えるような群飛はまだ目にしてないが最大で30~40羽の群飛は見られるようになった。旧堤防を歩いていると茂みの中からキュルキュルと声はするのだが姿はよく見えない。近づくとわらわらと飛び出してくるのだが何羽いるかを調べるのは難しい。だから私の場合、コムクドリの記録は一度に飛ぶ群れの大きさ(大まかな羽数)を書き留めるようにしている。群れの最大羽数でおおよその渡来のピークを把握できるのではと思うからだ。 野鳥園のコムクドリは朝早くより、日が上がってからの方がいいみたいだ。しかし今日は夕方になってからが凄かった。西池まわりに大きな群れがやって来たのだ。200羽は上回っていただろう。 過去の記録を見返してもコムクドリの羽数ピークは4月20日頃。今がコムクドリの見頃のようだ。 |
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観察舎前でカイツブリ営巣
2017年4月19日 晴れ 夕方、6時をまわってから野鳥園を訪ねた。まず西観察路入口で迎えてくれたのはタヌキ。お互いしばらくの間見つめ合ったまま固まっていた。東観察舎ではすぐ前の水路でカイツブリの巣作りが始まっていた。観察には絶好の位置だけど、気温が上がると頻繁にアオダイショウが泳ぐ場所。タヌキもすぐ近くを通るし大丈夫なのかしらん。 |
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西観察路で迎えてくれた | 東観察舎前で営巣中のカイツブリのペア |
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昼間はコムクドリが多い | かぶりが多くて??になってしまった |
オオヨシキリ初認!
2017年4月17日 曇りのち雨(時化) 午前中、雨が降り出した頃にオオヨシキリが鳴きだした。今シーズン初認である。ちょっと早いか?思ったのだがそうでもないみたいだ。記録を見返すと2016年が4月20日、2015年4月18日、2014年は4月17日であるから正確な渡来だ。通過中の個体かもしれないが常連との再会は嬉しくなる。 |
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オオヨシキリ | 西池の対岸茂みをピョンピョンしてた |
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池に目をやるとオカヨシガモが交尾中だった こちらは前へ進みながらだ |
飛ぶと目を引くハシビロガモ♂ まだ居ます |
今日はムシクイ類
2017年4月16日 晴れ 昨日に増して今日の野鳥園は賑やかだった。 警戒心の強かったアオジは観察路で人を前にしても平気で餌を採っている。雄はさえずりを聞かせてくれた。他にさえずりで主のわかったものではエゾムシクイ、コサメビタキ、イカル、クロツグミ、シロハラ(アカハラかも)、キビタキ、オオルリなど・・。 中でもエゾムシクイ。すぐ近くで鳴くのだが一向に姿を見せてくれない。なんとか記録のためと枝移りするムシクイ類を見かけるたびに撮ったのだが全てセンダイムシクイだった。 しかし今日はもっと残念なことがあった。それはコルリ。東観察路のヤマモモの枝に雄が一瞬とまってくれたのだ。双眼鏡なんか使わずに写しておけばよかった・・・・いまだに青と白のツートーンが瞼に残っている。私にとっては野鳥園で初めて見る鳥だったからね。 |
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センダイムシクイ 東観察路にて | センダイムシクイ 東観察路にて |
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コサメビタキ 西観察舎にて 今日は弱々しい声でさえずっていた |
ノビタキ♂ 東観察舎にて 観察舎すぐ前に現れた |
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タシギ 東観察舎にて なぜかじっと尾羽を広げていた |
ツバメチドリ 17:42 夕日を受けてオーバーヘッド |
キビタキ・オオルリ
2017年4月15日 晴れ 今朝の野鳥園は賑やかだった。観察路ではオオルリ、キビタキ。いずれも雌雄が確認できた。東観察路脇ではエゾムシクイが盛んにさえずっていたが姿は確認できず。オオルリのさえずりも不完全ではあるが聞けた。コムクドリはピークが近い感じ。出島だけでなく、我が家の庭にもやって来たし町内を車で流していても電線にとまっているのをよく目にした。 |
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キビタキ♂ | オオルリ♀ |
マルガモ
2017年4月14日 晴れ ここに来てコムクドリの姿が多くなったがまだ集団は20~30羽程度。おそらくここ数日の内に100羽近い群れが見られるようになるのではないか。池のカモ類は少しずつ数を減らしているが例年に比べ今年は成熟したハシビロガモ♂の姿が目立つ。オカヨシガモもまだ残っている。渡りの予行演習だろうか、30羽ほどのコガモの群れが園内を周回飛行していた。 シマアジは午前中には見つけられなかった。その代わりマルガモを1羽を見つけた。 |
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池で見かけたマガモ・カルガモの交雑個体 いわゆるマルガモだ |
観察路で見かけたシロハラ もうすぐ渡去を迎える |
ハシビロガモの交尾
2017年4月13日 晴れ 今日は昨日の撮影分から。 当地でカルガモ以外の交尾行動を見るのは希だが昨日4月12日にはハシビロガモで観察できた。 ペアには失礼だがそこは種を異にする立場であるからして・・・一部始終を撮影させてもらった。 カルガモでは交尾を終えると♂は首を水面上低く突き出し♀の周りを一周するのが常だが、ハシビロガモではその行動がなかった。所作に微妙な行動の違いがあるのが面白い。 ただしこの時だけに見せた行動だったのかもしれないが・・・ |
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①お互いが首を上下に伸縮させる | ②♀の許可が出たみたい |
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③それでは・・と♂ | ④♡♡♡♡ |
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⑤終わった~ | ⑥水を浴びて |
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⑦まずは♀が羽ばたき | ⑧続いて♂が羽ばたき |
コムクドリ
2017年4月12日 晴れ 朝の内あまり姿が見えなかったコムクドリだが午後からは野鳥園周辺で20羽ほどの群れが見えるようになった。一番のポイントは旧堤防の野鳥園入口付近だ。アケビが覆う茂みの中で採餌しており隣り合う土場に車を停めて待っているとすぐ近くにやって来る。 明日は天気がさらによくなるそうだ。いよいよ春の風物詩?コムクドリの乱舞が見られるぞ! (ちょっと話が大きいかぁ~?)。 |
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コムクドリ ♀ | コムクドリ ♂ |
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アオジ ♂ 今日はさえずりが聞けた | 池に少数が残るオカヨシガモ この♀は池の藻を食べていた |
ツバメの群飛
2017年4月10日 曇り後雨 午前中のまだ雨が降り出す前のことだ。自宅前の用水路で苗箱洗い中、周りを見渡すと、20~30羽のツバメが盛んに飛び交うのが見えた。神社の松の周りから近くの空き地上にかけてたくさんの虫が飛んでいたのだろう。まとまったツバメの群れを見るのは今シーズン初めてだ。 しかし、今日は上には上があった。午後に観察舎でYさんから伺った話だが朝には園内からゴルフ場にかけて200羽を上回るツバメが飛び回ったとのことだ。飽和状態になって(これは話が大きくなりすぎだが・・)池の杭にもツバメが群がったとのことだ。数百羽のツバメとなるとネグラ入り前にしか見たことがない。見たかったなぁ・・・。 |
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Yさんのカメラモニターから 西池の杭にとまるツバメ |
上福井の田んぼにて チュウサギがやって来た |
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シマアジは♂2羽♀2羽確認 東観察舎入口より撮影 |
オナガガモ♂少数が残っている 東観察舎より撮影 |
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ハシビロガモはよく目立つ 飛んでくると一瞬何?!だ |
杭どまりのタシギ |
渡りの鳥たち その2
2017年4月8日 曇り時々雨 観察舎のすぐ脇にすっととまる小鳥は一人では気付かないかもしれない。 このコはNさんがカメラを連射しながら教えてくれた。 ということで今日は西観察舎のすぐ脇に出てくれたサービス満点のオオルリだ。 画像はいずれも同一個体。新緑に凛とした青が映えていた。 |
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渡りの鳥たち
2017年4月7日 曇り時々雨 先日までの寒さが信じられなくなるほど今日も気温が高かった。昨夜から時々雨が降るような天気であったが鳥たちは確実に渡っているようだ。Yさんは一昨日には園近くでノビタキを、今日は新堤防沿いでオオルリ♂を確認されたとのことだ。明日は何がやって来るかな? ワクワク・・ |
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シマアジ(旅鳥) 東観察舎より撮影 今日は♂2羽、♀1羽確認 |
コムクドリ 当地では旅鳥 ♂1羽、♀3羽が園入口の電線にとまっていた |
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クロツグミ♀(夏鳥) テニスコート横の道路にて |
アオジ♂ 旧堤防にて こちらは冬鳥 北へ帰る前にさえずりを聞かせて ちょうだいね |
ハシビロガモ
2017年4月6日 曇り後雨 初冬の頃ほどの数ではないが園内の池にはカモが戻っている。 今日はマガモ・カルガモ・コガモ・オカヨシガモ・オナガガモ・ヒドリガモ・ハシビロガモ・ホシハジロと主だったメンバーが揃っていた。でも皆さん、そろそろ北帰行なんだろな。 そうそうシマアジを忘れていた。今日は♂2羽、♀2羽を確認。ただし遠かったです~。 |
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ハシビロガモ 今日はきれいな雄が4羽入っていた |
カイツブリ くわえているのはハゼか、あるいはエビ? 撮影の詰めが甘い! |
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ホオジロ 水浴び後のブルブル | 2017年4月5日 西観察舎にて撮影したタシギ |
コムクドリ
2017年4月4日 晴れ 今日あたり他所でも出てるかもしれないが、当地でもコムクドリが出た。私は今季初認だ。 初めての出会いは園入口の土場だ。あのベニバトが出た所である。田んぼからの帰り道、道路わきに生えたエノキの枝に♀1羽がとまっていた。そっと軽トラを停めて助手席側の窓越しに撮影したのが下左の画像だ。1羽見つかると次から次に見えてくるのがコムクドリ。今週末あたりから各所で小群が見られるようになるだろう。 |
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ヒレンジャク
2017年4月3日 晴れ 4日前にシマアジの画像を見せて下さったSさん、今度はヒレンジャクをゲットだ。 今朝、園内駐車場で撮影されたものを拝見した。ただし確認されたのは1羽だけらしい。 群れで見られることが多い鳥なのでテニスコートの林辺りで群れていたかも知れない。 ニセアカシアの古木に巻き付いたキヅタがヒレンジャクのお気に入りだ。一応、確認に出かけたのだが見つけられなかった。やっぱり早朝に出かけないと駄目なようである。 |
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ヒレンジャク Sさんのカメラから複写させていただいたのだが やっぱり右下がりだ・・・ |
結局、鳥で撮影できたのはウグイスだけ |
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でも蝶(ツバメシジミ♂)が撮影できた | ♀は変異が多いらしい |
サシバ・ムナグロ
2017年4月2日 晴れ 午前中に学習舎を訪ねた時のことだ。旧堤防側から湿地上へユラ~リと1羽のタカが飛んできた。 一瞬、何?だったがすぐに翼上面の鮮やかな茶褐色でサシバとわかった。 出島でサシバが飛ぶような日は県南ではどっさり渡っているものだ。帰ってメールを開けてみると案の定、県南では600羽を超えるサシバが渡ったとあった。いよいよ渡り本番だ。 |
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湿地上を低く飛んでくれたのだが・・・ | そのまま海岸沿いに北上 |
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田んぼの畦造りをしていたらムナグロが4羽 降りてきた |
私は今シーズン初めてなので仕事を終えてから 撮影に出かけた |
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カラスが畑のモグラを退治してくれた | これは獲物のモグラを隠しているところ |
田んぼの鳥
2017年4月1日 小雨後曇り、晴れ 我が家の田んぼは今日が水張初日だった。 いよいよ田植えに向けての作業本番だ。 鳥には目もくれず仕事しないと・・と思うのだが向こうからやって来るものだから仕方ない。 土の中から這い出してくる虫は鳥たちの格好の餌なのだ。 |
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シマアジがやって来ました
2017年3月30日 曇り後晴れ 朝、ウォーキングで立ち寄った時に撤収中のSさんが「今日はこれだけ」とモニター画面で示してくれたのがシマアジの雄だった。綺麗な夏羽である。今しがた撮影したとのことで急ぎ西観察舎へ。 ところが池には数羽のコガモが見えるだけ、どうもヨシの陰で休息しているようだ。 この状況を変えてくれたのはノスリ。 突然、飛び込んできたかと思うと池の縁に居たキジバトにアタック。間一髪でキジバトは逃げたが、この騒ぎでヨシの陰で休んでいたカモたちが一斉に水面に出て来た。その中にシマアジのペアの姿があった。 居たのはペア1組、雌雄共に美しい夏羽だった。 櫛をしごいたような独特の声も1声聞けた。録音できなかったのが残念だ。 |
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雄は文句なく美しいが | 雌も秋に比べてコントラストが増して美しい |
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このコのおかげで見られた | タシギも盛んに飛んでいた |
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西観察舎すぐ前でウグイスが食べていたのは?! | ジョウビタキ まだ居ました |
ヤマシギ・サンカノゴイ
2017年3月28日 晴れ時々曇り 今日は超トリミングの証拠写真2点。 一つめは朝のウォーキング中に出会ったヤマシギ。旧堤防東端の草地を見下ろした時に突然ヤマシギが飛び出した。ゴルフ場方向へ飛んで行くのを数カット撮影したのだがピント合わせられず。 二つめはサンカノゴイ。Yさんから西池に向けて飛んで行ったとの連絡を受けて急行。しばらく姿を現すのを待ったが再び出てくることはなかった。サンカノゴイの確認は3月12日の探鳥会以来だ。シーズン中に東沼以外でサンカノゴイが確認できたのはこれが初めてなのでは?油断できない。 |
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ヤマシギとわかってもらえますでしょうか? | Yさん撮影のサンカノゴイ 露出オーバーを嘆いておられた |
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やっと園内にカモが帰って来た | オカヨシガモ雄 次列風切羽内側の白が目立つ |
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西観察舎前のタシギ | 2017年3月27日旧堤防下田んぼにて撮影 何か起きるかなと待ったが何も起こらず |
ムジセッカ渡去か?!(苅屋川)
2017年3月26日 曇り後小雨 ”マニアック鳥”ことムジセッカの声がしなくなって今日で3日目。2月25日以降、苅屋川ヨシ原で過ごしていたムジセッカだが3月23日の朝に地鳴きと姿を確認したのが最後になった。滞在期間中に2日続けて確認できなかった日が1回あったのだが今回は3日目だ。今度こそ渡り去ったようだ。 場所が自宅裏で頻繁に確認することができたので興味深い生態も観察できた。 観察記録から挙げると 1.ヨシ原内の決まった場所で過ごしていることが多かった(ホームポジションを持っていた) 2.かなり気が強く、セッカ、ウグイス、アオジを追う姿をよく見かけた。ジョウビタキにも接近する。 3.ウグイスに比べ俊敏で移動量が大きい。また、ヨシの茂みの中を直線的に長い距離飛べる。 4.地鳴きは堤防に人が立つ、他の鳥が近づくなどした時に鳴く間隔が短くかつ鋭くなる。 5.滞在期間前半には日没近くになると隣家の植木に移動していた。”ねぐら”と思われる。 6.前記”ねぐら”入り前には一段と地鳴きが盛んになり姿を見せるようになった。 この鳥の姿はウグイスと紛らわしいので確認は地鳴き次第だろう。私の場合も”ねぐら”入り前の地鳴きを耳にして「これ何?」と疑問を持ったことが発見につながった。しかし落ち着いている時には声も小さいので、ウグイスとかセッカあたりと勘違いする可能性があると思われる。記録の少ない種ではあるが、案外聞き過ごして存在に気づかないだけかもしれない。 皆さんの身近にも同じような環境があれば居るかも。声に注意ですよ。 地鳴きはココ |
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自宅倉庫越しにヨシ原を望む ヨシ原は長さ約100m、幅は広い所で30mほど |
2017年3月20日撮影 地表付近で餌探ししていることが多かった |
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2017年3月20日撮影 近くにウグイスが居たからか盛んに鳴いていた |
2017年3月20日撮影 数少ないシャッターチャンスだったが前被りが 多くてうまく写せなかった |
渡り前のジョウビタキ
2017年3月24日 曇り時々晴れ 過去の記録を調べてみると当地におけるジョウビタキの終認日は3月25日頃である。だからこの時期にジョウビタキを見かけると必ず記録するようにしている。今日の野鳥園では東観察路と旧堤防上でそれぞれ♀が1羽確認できた。しかし西観察舎前の♂は見かけなかった。風が強かったので一時的に姿を隠していただけかもしれないが何時渡ってもおかしくない。明日にも「あれ?そう言えばジョウビタキがいないなぁ・・・」となるかもしれない。自宅裏のジョウビタキは終日見かけなかった。 |
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東観察路の♀ | 旧堤防上の♀ |
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東観察舎前の杭にやって来たカワセミ♀ | 東沼上でホバリング中のミサゴ 2017年3月23日撮影 |
ヒクイナ&クイナ
2017年3月21日 雨後曇り 最近、鳥が寂しい野鳥園だがクイナとヒクイナの2ショットを撮影した方がいるとか。それも複数日にわたってである。具合よく今朝は雨。 雨となればクイナ、何所にも行く所ないしで東観察舎へ。 観察舎に入って数分でヒクイナが出てきた。 となれば続いてクイナか?と思ったその時に本当に出て来た。 2羽はお互いを意識しあってるのかな?微妙な距離を保って採餌していた。なんとか私も2ショットをとカメラを構えていたのだがレンズは単焦点、歯がゆいことにとうとう画角に入ってくれず。 せめて同じ位置でと写したのが下の画像。 |
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まずはヒクイナ | 続いてクイナと連続して出てきた |
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油断できない・・こんなのも出て来た | 雌モズは雨の中、獲物探し |
マニアック鳥のその後
2017年3月19日 晴れ 強い北風が吹いた3月14日、15日には姿はもちろん地鳴きさえも途絶えていたマニアック鳥。 もう渡ったものと思っていたところ16日以降は再び、地鳴きが聞けるようになった。相変わらず姿は一瞬しか見せてくれないが朝早くには川の対岸の茂みで鳴きながら枝渡りするのを見かけることがある。以前はもっぱらヨシ原内で過ごしていたのだが今は冠水していることが多いからだろうか。。 今朝もそんな姿が見えた。この鳥はかなり気が強くてウグイス、セッカなどをよく追い回している。そんな時には地鳴きの方も一段と強くなる。今朝はアオジを追い払っているのが見えた。 ところでこの鳥の地鳴きであるが私にはティヤクッ・ティヤクッ・と聞こえる。ウグイスのチャッ・チャッ・とは異なるのだが落ち着いた時の声は紛らわしくもある。聞き逃されていて存在に気づかないケースが多いのではないだろうか。 |
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遠い画像を超トリミング | 左の画像をさらにアップ |
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くっきりした眉斑、上面に緑色味がなく下面は 白っぽく見える |
後姿 |
チョウゲンボウ
2017年3月18日 晴れ 今日は昨日の在庫から。 上福井の田んぼ道を車で走っていたらチョウゲンボウがいた。電線上から飛び立っては滑空し田んぼに舞い降りるを繰り返していた。何を捕っているかははっきりしなかった。おそらく昆虫かカエルあたりだろう。渡りも間近。しっかり栄養とって来シーズンも帰って来てちょうだい。 |
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ツリスガラ
2017年3月17日 晴れ ツリスガラはよくヒメガマの穂をついばむのだが、私はてっきり穂を食べていると思っていた。 ところが今日は近い位置でツリスガラを撮影する機会に恵まれたおかげでそうでなかった事がわかった。画像に何かの幼虫を食べている様子が捉えられていたのだ。採集した穂からも幼虫がはい出してきた。確かに幼虫が冬を越すのにガマの穂は最適な環境に違いない。そこのところをツリスガラはよく知っているのだ。 |
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ハヤブサ
2017年3月13日 小雨 朝、雨がまだ降り始める前のこと、キャキャキャキャ・・の声で外へ出ると隣の家のアンテナにハヤブサがとまっていた。神社の松で営巣中のハシボソガラスがこれを許すわけがない。さっそくペアが飛んで来て波状攻撃。ハヤブサはたまらず退散だ。 マニアック鳥の動きは活発だった。盛んに地鳴きしながらヨシ原の中を東へ西へ、水路際に何度か姿を見せてくれた。しかし移動が速くて撮影は簡単ではない。 |
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お隣さんのアンテナにとまったハヤブサ | カラスに攻撃される |
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苅屋川沿いの電柱に移動 | この電柱にはミサゴもとまった 左の写真と切り取りサイズを揃えてみた ハヤブサは♀だろうか? |
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本当に久しぶり サンカノゴイ
2017年3月12日 晴れ 今日の探鳥会ではびっくりするような出来事があった。 参加者一行が東沼にさしかかった時に合わせたようにサンカノゴイが現れたのだ。沼の奥から飛んできて水路の中で丸見え状態になった。ラッキーな出来事に皆さん大喜び。 長いこと確認できなかったサンカノゴイ。私が最後に確認したのは1月14日だ。それ以降、東沼にはほぼ毎日通ったのだが見つけられずにいた。それがこんなにタイミングよく出るなんて、奇跡! ところで、今日のサンカノゴイだがその後も水路の真ん中のガマの茂みで6時間以上とどまっていたとのこと。長いこと姿を消していた分、今日はまとめて過剰露出になったか。 |
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サンカノゴイ 09:39 探鳥会の折に撮影 |
14:02に撮影 16:00時点でも同じ場所で居たとのこと |
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学習舎にて撮影 干上がりかけている水路でクサシギが小魚を 捕っていた |
駐車場にて撮影 シメがエノキの実を食べていた |
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探鳥会コースを行く参加者 今日は穏やかな天気に恵まれた |
夕方に苅屋川のヨシ原で撮影 一番可能性高いのはセッカあたりか |
マニアックな鳥?
2017年3月9日 晴れ 声はすれども姿が見えず。そんな小鳥が我が家の裏のヨシ原にいる。 野鳥たちが隠れ場所にしたり”ねぐら”に利用するヨシ原。 問題の小鳥はその地表近くの倒伏したヨシの下を移動しているようだ。だから声で大方の位置はわかるのに姿がどうにも見つけられない。そうこうしているとヨシの間を飛んで全く別の場所で鳴きだす。そんな繰り返しで観察者にとっては歯がゆいことこの上ない小鳥なのだ。 ところが幸運にも今朝は姿を見せてくれた。現れたのは川の向こう岸の40mほど離れた場所。もちろん撮影したが解像力の劣る私のレンズではもうひとつしゃきっとしない。地味なウグイス風の小鳥で、藪の中に入ればまず見つけられないだろう。マニアックな鳥?といえよう。 |
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久しぶりの野鳥園ネタ
2017年3月8日 晴れ 最近は自宅の近くでの鳥見が続いている。野鳥園も自宅近くに違いないがこちらは最近情報が途切れ傾向。確かに最近は野鳥園もウォーキングでサッサーと通り過ぎるだけになっていたからなぁ。 そこで今日は西観察路に出没しているシメでも撮ってみようかと出かけたのだが空振り。 ということで最近の在庫から。 |
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今日、東沼で大きな獲物を捕らえていたカワウ こんなに大きい獲物がいるのにサンカノゴイは 何所行った? |
2017年3月6日 西池で撮影 オカヨシガモとハシビロガモ まだまだカモ類の戻りが少ない野鳥園 |
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今日、野鳥園駐車場上空を帆翔していたノスリ 渡りの予行演習だったかな? |
2017年3月7日 那賀川河口で撮影 Nさんにハジロカイツブリが夏羽になっていると 教えていただきました かなりの沖合だった |
またまたツリス君
2017年3月6日 晴れ 長いことブランクがあったからねぇ・・このコとは。 田んぼ仕事も放り出して今日も撮ってしまった。 で、今日は飛びモノー!もちろん毎度毎度の超トリミングー! |
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今日はガマの穂を食べていた | 夜になって画像チェックしてたら画面の片隅に 発見!10日目でやっとそれと判るのGET~ |
またまたツリス君
2017年3月5日 晴れ 待ってるとなかなか姿を見せないツリスガラ、オオジュリンだが一日の生活の合間合間で観察していると出会える確率は上がる。特にツリスガラは数年間のブランクがあったので現れるとじっくり観察することにしている。スコープで見ると採餌の様子がよくわかる。茎片を飛ばしながら中から白いモノを咥え取っていた。見られるのは2羽でいずれも雄成鳥のようだ。真っ黒な過眼線、頭部の灰色、背の栗色が鮮やかなのでおそらく夏羽なのだろう。この2羽は夕方には野鳥園方向へ飛び去った。 |
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かつて群れが渡来していた頃は雌か幼鳥 タイプが多かったように記憶している |
以前は茎をつつく音が聞こえたものだが 今はあまり聞けない(聞き取れない) |
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ユニークな正面顔 | 見られない時はヨシの根元付近で過ごして いる |
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雨覆い羽に褐色の斑がある | こちらはは今日も一瞬だけ 相変わらず何が何だかだ |
オオジュリン
2017年3月4日 晴れ 今日も裏の土手からヨシ原の小鳥探し。 今回はオオジュリン。夏羽が出始めた胸の白がよく目立つ個体だった。 一瞬、羽根に灰色味がないかしらん思ったが・・・やっぱりオオジュリン。 他に今日、ヨシ原内で見かけたのはセッカ、ツリスガラ、アオジ、ホオジロ、ウグイスなど。 夕方にはツバメが1羽上空を東へ向けて飛んだ。私にとっては今シーズン初認だ。 |
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ツリスガラ
2017年3月3日 晴れ 一昨日に続いてまたツリスガラ。 今日は風が強かったためほとんどヨシの根元付近で過ごしていたようだ。ほんの少しの間だけだが♂2羽が姿を見せてくれた。か細いが声は時々聞こえた。自宅のすぐ裏にヨシ原があるからこそだ。 天気が穏やかになれば野鳥園でも期待できそうだ。 |
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ヨシの茎を這い上がってパチパチやるのだが | 穂にとまった時が一番決まっている |
気になっていたジシギ
2017年3月2日 曇り一時雨後曇り 苅屋川には気になるジシギがいる。 低くしか飛ばないし、翼の後縁も白くないのだ。 一度じっくり観察したいなと思っていたところ、今日は目の前を飛んでくれた。 こんな時、自分の目は当てにならないのでとにかく撮影。 おかげでなんとかタシギとわかり溜飲を下げた。 |
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尾羽は赤褐色でタシギのそれだが翼の後縁の 白は写真でも確認しがたい |
左と同個体 やはり撮影するにかぎる |
赤いツグミ、ウグイス、ツリスガラ
2017年3月1日 晴れ後曇り 先ずは昨日、Yさんに教えていただいた赤いツグミから。 ツグミを観察していると見え方が異なる個体をよく見かけるがここまで赤いのは見たことがない。 私にとっては亜種ハチジョウツグミ十分の個体である。あちらこちらで見かけるツグミの中からこの個体を見つけ出したYさんの眼力には恐れ入った。 4日前から拙宅裏のヨシ原では聞き慣れない地鳴きがしている。地鳴きの主はヨシ原内を動き回っており姿を見せるのは一瞬だけ。何回かヨシの茎の間を真っすぐに飛んで行くのが見えたが、あれはどうやって飛んでるんだろ? とにかく得体のしれないものはなんとか正体を明かしたくなるもの。 幸い自分の庭みたいな場所である。車を寄せてじっくり待つことにした。そしてヨシ原の中を移動する小鳥を手当たり次第に撮影した。 しかしなんとか写せたものはみんなウグイスばかり。 変声ウグイスの仕業なのかしらん・・・・・ 地鳴きはココ そんなことで今日はヨシ原から聞こえてくる鳥の声に耳を澄ませていたのだがこれが幸いしてツリスガラを見つけることができた。あの細い声に気づかなかったら見逃していたかもしれない。 |
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2017年2月28日 近隣で撮影 Yさんありがとうございました |
苅屋川にて ウグイス♂と思われる |
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苅屋川にて サイズからウグイス♀と思われる |
夕方になってヨシ原から民家の植え込みに 飛んできた ピンボケブレボケで??だ |
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苅屋川で確認されたツリスガラは♂2羽 2月12日に野鳥園で見られたのと同じ個体かな |
ツリスガラには悪いが面白い顔してるなぁ |
今日はアオサギ
2017年2月24日 曇り後晴れ この時期のアオサギは本当に美しい。 今はペアを形成中のようで一番気合の入る時期なのだろう。 観察には今朝がたのような曇り空がいい。 風切り羽に青みが出て、アオサギはやっぱりアオサギなんだと実感させられる。 |
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クチバシは赤味を帯び、背を飾り羽が覆う | 頻繁に追っかけっこ |
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首を伸ばした飛行もよく見かける | 灰・青・紅・白 言うことない配色だ |
コサギ・アオサギ
2017年2月22日 晴れ後曇り 水位の低下した水路はサギ類にとっては格好の餌場だ。 いつもはアオサギに占有されているが今日は珍しくコサギがやって来た。 水際のガマを刈り取ってある部分はかなり前から干上がっており、たまにヒクイナが歩いてくれる。 少し前から学習舎前の水位標柱のある辺りも干上がっているようだが、今晩の雨で多少は水位も増えることだろう。 |
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東観察舎前で小魚を捕ったコサギ | 2017年2月19日に撮影した水位標柱 記録を採り始めた2011年頃の水底は-35cm 以上あったはずだが今は-25cmほどしかない |
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苅屋川にて アオサギもいよいよ繁殖期か |
苅屋川にて 頻繁に2羽が追いかけっこ |
チュウヒ
2017年2月19日 晴れ 旧堤防水門上で3時の野点を楽しんでいたらいいことがあった。 チュウヒが飛んできたのだ。最近はめったに早朝の出島には出かけられなくなっていた私には本当に久しぶりのこと。特にチュウヒのとまりは1月7日以来だ。 出島ではやっぱりこの鳥が出ないと始まらない。 |
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東観察舎正面のクズ上にとまった ここで1時間20分とまっていた |
夕方にはゴルフ場との境付近で狩りを 繰り返していた |
変わったコ
2017年2月18日 曇りのち晴れ 普通種の中にも時々変なのが混じっている。 今日はムクドリ。 園入口の草地でいた15羽ほどの群れの中に白っぽいのを見つけた。 |
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シロガシラムクドリなんてないわなぁ・・・ | こちらを向いているとギンムクドリ |
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昨日(2017年12月17日)東観察舎で撮影 下尾筒の色合いでちょっと混乱したウグイス |
最後はクイズです~ メカっぽいこの足、誰のかなぁ? |
春の兆し
2017年2月14日 曇り パッと見、殺風景な野鳥園だが鳥たちには春の兆しが感じられるようになってきた。 黄緑色が濃くなった感じのアオジ。青みがさしバフ色の羽縁が一段と鮮やかなキジバト。 ハクセキレイはモノトーンが冴え、アオサギのクチバシにも赤味がさしてきた。 |
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ツリスガラ!
2017年2月12日 晴れ 本日、園内でツリスガラが確認された。 かつては園内とか苅屋川のヨシ原で小群が見られて独特の細い声がよく聞けたものだが、近年は全く姿を見かけなくなっていた。私は最後にその姿を確認してから4年と2か月余りにもなる。昨年11月13日の探鳥会で声が確認されていたので出る予感はあった。だから、観察舎ではその声に注意していたのだが聞かれるのはオオジュリンの声ばかりだった。 ツリスガラの記録を調べてみた。かつてはよく見られた印象があるツリスガラだが私が記録にとどめているのは2000年以降で50件ほどだ。厳冬期での記録は意外と少なくて、ほとんどが初冬(11月)と春(3月、4月)の記録だ。これから声が聞かれるようになるかもしれない。穏やかな朝に期待だ。 ところで当サイトトップページのイラスト。あれはツリスガラを手配中の泥棒さんイメージで描いてあるもの。ツリスガラはいつも捜索対象の鳥なのだ。 |
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Nさんのカメラモニターを撮影させていただいた 泥棒さん顔をした綺麗な♂でした |
今日確認されたのは♂が2羽 学習舎にてプロミナー+手持ちTG-4で撮影 |
旧堤防にて
2017年2月6日 晴れ 西池、学習舎前池にはカモの姿は全くないが東観察舎の東側水路から東沼にかけては少数だがカモが降りるようになった。オオタカ、ハイタカは最近は見かけなくなった。しかしチュウヒは朝方(7時過ぎから8時過ぎまで)には園内をパトロール飛行するのが見られるとのことだ。 東沼のサンカノゴイは1月11日に24日ぶりに確認し、以後同月13日、14日にも確認しているがその後は全く確認できていない。私の推測だが複数越冬の場合にはお互いのテリトリーを意識しあって姿を見せることが多くなるのだろうが、今シーズンの越冬は1羽だけと思われサンカノゴイ本来の潜航型?の生活を送っているのだろう。 明後日(2月8日)午前8時30分より昼過ぎまで野鳥園指定管理者による園内湿地の維持作業があり、作業者が湿地に入る予定です。来園の際はご注意ください。 |
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東沼で休息中のマガモ、カルガモ、オナガガモ | 相変わらず人を恐れないノスリ幼鳥 |
観察舎にて
2017年2月4日 晴れ 鳥が寂しい野鳥園だが、昨日、今日と東沼には少数のカモが入るようになった。 観察舎周りの常連さんにも何かしらそわそわした雰囲気が。今日は立春。 |
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テニスコートの林にて
2017年2月3日 晴れ ウォーキングの折り返し地点、テニスコートの林。 今朝もテニスボールを打つポコンポコンの音に混じってクララッ・クララッ・と林の中から不思議な音が聞こえてきた。一昨日の朝にも聞いた音だ。 音は延々と同じ調子で続いている。 テニスをしていた人に聞くと10日程前からしていたとのこと。 キツツキが枯れ木を打つ音も聞いたことがあるがそれとは少し違うような・・・・。先ず音が大きい。 大型のキツツキは出島ではまだ記録はないはず。それに音はどちらかというと大型の鳥がクチバシを鳴らすクラッタリングのようにも思える。でも林の中にそんな鳥がいるかぁ? いったいこれは何だ~?まさかカエル!? そこで、鳥人Yさんにもお出まし願って、一緒に正体を突き止めることにした。 ノイバラをかき分けながら林の中を進んだ。何か飛び出さないかと私は少し遅れて歩く。 音の方向は少し定まらないがかなり近づいた感じ。 しかし音はいっこうに止まない。本当にカエルかぁ~? やがて林の中を進むYさんが一言・・・「コゲラー」 Yさんが指さす方向を見ると枯れ木が立っておりそこでコゲラがコツコツやっていた。 まさかこんなに大きな音をたてるとは!なんだコゲラか、では済まされないほどの音だった。 枯れ木をよく見ると先の方がうまいぐあいに割れている。おそらくそれが楽器のように音を大きく響かせているのに違いない。この枯れ木はコゲラのお気に入りのようで、我々が林から出た後にすぐ戻ってまたクララッ・クララッ・とやっていた。 |
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これが問題の枯れ木 コゲラにとっては楽器 それも相当な名器だ |
このコの仕業 隣の木に移ったところを撮影 |
苅屋川のハヤブサ続編
2017年2月1日 晴れ時々曇り 今日は昨日のハヤブサの続報。 07:53~08:39堤防法面でカモを食う。その後、飛び立ち近くの電柱上へ移動。 08:54 ハシボソガラスのちょっかいで一回、電柱から飛び立ったが再び元の位置に戻る。 09:13 電柱上で様子を見ていたハヤブサは獲物に目もくれず南へ飛び去る。 で、この後が見ものだったんです~。 堤防法面に残されたカモは見た目半分程度は食べ残した状態だった。 そこへハシボソガラスが1羽降りて来た。 カラスはすぐ食べ始めるかと思ったが慎重にクチバシで触れるだけ。 少しついばんでから飛び去った。カラスはあまりに新鮮なのは苦手なのかなぁ? 続いてそれまで何度も上空を周回していたトビ1羽がカモの元に降下、そのまま掴んで何処かへ持って行くのかと思ったがその場で食べ始めた。しかし・・ そこへアオサギがススーと近づいて来た。トビは慌てて飛び立つ時にカモを水面に落とした。すぐアオサギは堤防法面に残った残骸を食べ始めたが水面上で漂うカモ本体には興味を示さず。 最終的には水面のカモはトビがたいらげてしまったようだが、残り物をめぐってそれぞれの鳥たちが見せた行動はなかなか興味深いものだった。 |
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右のハシボソガラスの画像と同じトリミング量 両者のサイズを比較するとほぼ同じだ ちょっと乱暴だがこのハヤブサは♀と思われる |
ハシボソガラス 本日(2月1日撮影) 皆さん、定規を当ててみてくださいね |
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09:16 残り物に一番にやって来たのはハシボソガラス 少し食べて飛び去る |
09:30 長いこと上空を周回していたトビが降りて来た やっと口にしたところで・・・ |
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09:30 アオサギが接近、カモを放り出して飛び去る |
09:31 残されたカモの内臓を食べるアオサギ |
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09:47 コガモがやっと給餌場下に戻って来たが まだまだ堤防上には上がれない。慎重だ。 |
10:14 やっとカモたちにも平穏が戻った。 |
苅屋川のハヤブサ
2017年1月31日 晴れ 今朝もカモ給餌用の小米を土手に撒いてやった。 それからしばらく経った07時45分過ぎのことだ。 コーヒーでも飲んでやりましょかい、と準備していたところで突然ケーケーケーとけたたましい声。 ハヤブサだ!それも何か獲物を捕らえている!全て放り出して裏の部屋へ駆け上がった。 外を見るとハヤブサが数羽のトビとバトルの真っ最中。けたたましい声を発しながらトビとの交差を何度も繰り返す。そしてトビをかいくぐりながらも水面すれすれを飛んで行く。予想したとおりそこにはカモが1羽浮かんでいた。おそらくハヤブサに蹴落とされたのだろう。 やがてトビは何処かへ姿を消しバトルは終わったのだが、スピーディな動きを何度も繰り返すことがきでるハヤブサのスタミナには驚きだ。オオタカ、チュウヒなどとは大違いだ。 とにかく、私がカモのために撒いた餌はハヤブサ用にもなったようだ。 |
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羽毛が飛ぶほどに激しくバトル | 水面すれすれを飛ぶ |
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とばっちりを受けたカモは一斉に潜水 | 岸に獲物を運ぶ |
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獲物はヒドリガモ雌だった | 引き上げるやいなや食べ始めた |
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食べ始めてから40分ほど経過したところで 飛び立ち |
近くの電柱上に移動して様子をみていた |
クサシギの食べ物
2017年1月28日 晴れ 今日の西池ではカワセミが盛んに餌取していた。捕っていたのは黒っぽい小魚だ。 なんと今日はクサシギまでもがその魚を捕っていた。 もしかして我々が子供の時にジンゾクと呼んでいた魚じゃないだろか。 |
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魚は遠いからはっきりしない | カワセミが撮れなかったのでジョウビタキ |
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西池の水際に降りたキセキレイ | タシギもやって来た |
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1月27日 東観察舎にて撮影 どんよりとした天候になればクイナ類だ |
1月27日 東観察舎にて撮影 この日はヒクイナの他クイナも見えた |
近隣情報
2017年1月24日 晴れ時々曇り 今日は近隣情報。那賀川河口から。 当地のカモ類の越冬場所といえば那賀川河口だ。 たまには覗いておかねばと軽トラックを走らせてきた。 河口から南岸を大京原までチェックしたのだが、数が多くてカウントは途中でケツ割った。 私の能力では苅屋川でのカウントが精いっぱいだ・・。先日の全国一斉ガン・カモ調査の担当者さんには本当にお疲れ様!1994年の那賀川町学術調査の折には那賀川河口でMさんと一緒に1万羽を超えるカモメ類をカウントしたのになぁ・・。 あの頃の根性は完全に失せてしまったようだ。 |
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やはりヒドリガモが一番多かった | 中にはアメリカヒドリらしいのも |
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こちらはキンクロハジロの集団 | オカヨシガモもたくさん |
コゲラ
2017年1月23日 晴れ 冷たい風が吹き抜ける観察舎はじっとしていると辛くなるような寒さだった。 今日の観察舎にはコゲラが慰めに来てくれた。ギーギーの鳴き声と一緒にコツコツコツ・・・と幹をつつく音も聞こえてきた。近くまでやって来たが枝葉の間をちょこちょこ動いて撮影は駄目だった。 コゲラは今では年中見られるようになった。しかし2010年以前はあまり記録の無かった鳥である。 園内で枯れ木が目立つようになってきたのが関係しているのだろう。 |
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東観察舎前の水路は凍っていた | コゲラ 東観察舎で撮影 |
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シロハラ 学習舎前で撮影 シロハラが多いがアカハラも入っている |
アオサギ 上福井の田んぼで撮影 畦際で風を避けるようにとまっていた |
今日はクイナ
2017年1月20日 晴れ後曇り 天候急変の一日だった。 穏やかな午前中に野鳥園を訪れたのだが相変わらず池・水路周りは野鳥が少なかった。 諦めて観察舎から引き揚げようとしたところでクイナが登場。東観察舎前では時々ビュービューと聞こえる鳴き声はするのだが一向に姿を見せてくれなかったクイナ。動きは極めて慎重であったが何とか撮影できて満足。 |
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警戒心が強い | 数十センチ出てきたがすぐ引き返した |
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出てきてもこの程度 | 水を飲みに来たシロハラ |
今日はホオアカ
2017年1月18日 晴れ 今日は穏やかな一日だった。 最近あまり鳥を見かけない野鳥園だが今日は小鳥類を多く見かけた。 一番目立っていたのはメジロ。あちらこちらで群れを見かけた。旧堤防ではホオジロ、カワラヒワ、シロハラが多かった。今シーズン初めてトラツグミにも出会えた。 湿地内ではホオアカ。遠い所だったが枯草に2羽がじっととまっているのが見えた。 新堤防側ではツグミが多かった。今年は特にツグミが多いように思えるのだが皆さんのフィールドではいかが? |
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今日はハヤブサ
2017年1月13日 晴れ 今日はやたらと猛禽類に出会う一日だった。 朝一のチュウヒをはじめ、オオタカ、ハイタカ、ノスリ・・と出島の常連が次々に現れた。 中でも今日はハヤブサだ。 上福井の南北道路を自転車ですっ飛ばしている時だった。目の前の電柱からハヤブサが大きめの鳥を掴んで飛び立った。そして100mほど離れた田んぼに着陸。それを確認して15分後に再び軽トラックで出かけた。もちろん観察機材を積んで。 予想通り、田んぼでは羽毛が風に飛ばされヒラヒラしていた。 そして側でハヤブサが獲物を貪り食っていた。完全に”食い”に入った状態だ。 こうなるとハヤブサの警戒心は緩む。おかげで徐々に車を寄せて完食するまでを観察できた。 今日の獲物はドバトのようだった。 |
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オオタカのせい?
2017年1月11日 晴れ 最近は園内の水路、池が寂しい。 昨年末までたくさん見かけたカモ類はもちろんカワウまでが姿を消している。 このような傾向は珍しいことではない。毎年みられることだ。 今は猟期である。海側で一発でも銃を撃とうものならカモ類は一斉に飛び去ってしまうのだろうが最近はその銃声もめったに聞くことはない。 となれば彼らを野鳥園から遠ざける理由はいったい何だろうか。 やはりオオタカの存在が大きいのではないだろうか。 しかし、シーズンの初めはオオタカとカモ類は共存している。これはなぜだろうか? 私は池の水位が大いに関係していると思う。 池のカモ類がオオタカの襲撃から逃れる術は水に潜ることだ。 これが出来ないまでに水位が低下しているということだ。シーズン初めにはたっぷり水を湛えているが段々と水位は低下し1月、2月は最低となる。 野鳥園にカモはいなくともオオタカは毎日やって来る。自分たちの安全が確保できない以上カモたちは決して近づくことはないのだ。 野鳥園が開園してから数年後のことだろうか、池の水草刈りの際にゴム長で池の中央部近くまで歩いたことがあるのだが水深が胸近くまであったのを記憶している。だから当時はカヌーを持ち込んで水草を刈っていたほどだ。現在、水位計測板があるあたりもゴム長でないと歩けなかった。 それが今では冬季には干上がるまでになっている。 草刈り作業で学習舎前の田んぼに入った時に岸から池を覗くと意外なほど水深が浅いのに驚かされる。年月が経過するほどに池、水路の水深は浅くなっていくばかりだ。 もうひとつカモ類のことで思い出した。 いつの頃からかはっきりしないが以前は園内をチュウヒが飛べばカモ類が一斉に飛び立つのをよく目にしたものだ。多数のカモ類が次々と飛び出して園内がパニック状態のようになったものだ。 それが近年はチュウヒが飛んでもそんなシーンはあまり見かけない。 カモ類がチュウヒの存在に慣れたのか・・・いや、これもオオタカが関係しているのではと思うのだ。 実はオオタカがよく見られるようになったのはここ十数年のことなのだ。 チュウヒも水際のカモを捕らえることがあるがオオタカと比べると頻度は多くない。対してオオタカは飛ぶカモを捕るのが得意だ。カモたちがどちらのリスクを重く見ているかと言えばオオタカなのだろう。 だからカモたちはむやみに飛び立たない・・・・。 いずれも何が真実なのかはわからないが色々考えながら観察するのは楽しい。 今日は長々と書いてしまった・・・・。 |
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本日やって来たオオタカ 虹彩が黄色の成鳥 | 昨日やって来た虹彩がオレンジ色の成鳥 |
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2015年と2016年の学習舎前水路の水深推移 目盛りによる記録を水深に変換してある。赤矢印が12月中旬から3月上旬にかけて |
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本当にひさしぶり!サンカノゴイ
2017年1月11日 晴れ 午前中のウオーキング。いつものように園内を巡ってから旧堤防へ。 しつこくサンカノゴイ探しを続けているのだが空振りは昨日までで23日を数えていた。と言っても内数日は天候等の具合で探したというほどの見方ではないが・・・。とにかく期待薄だが一応見ておこうとのことだ。 今シーズンのサンカノゴイはまだ1羽しか確認できてない。それに何度か採餌するのを確認しているがいずれもサイズが数センチの小魚だった。あれでは大きなサンカノゴイには腹の足しにもならない。 さらに12月中旬頃までは旧堤防下にあった製材所の取り壊し工事が進められていて連日床セメンを打ち壊す音が辺りに轟いていた。地に響くような音だったのでさすがのサンカノゴイも他所へ移動したのではと思い始めていたところだ。 ところが、今日はあっさりと見つけてしまった。 中ノ島の西端手前で風を避けるようにサンカノゴイがたたずんでいた。双眼鏡で探すまでもなく肉眼視で十分わかる状態だった。諦めかけていたので思わず声が出た。 1羽確認できた時は2羽目を探し出すチャンスなので今シーズンよく見かけた東沼の東端を探索。しかし見つけられず戻って来ると既に先ほどのサンカノゴイは姿を消していた。きっと近くにいるはずと探したところ狭い水路を挟んで手前の水際に移動していた。残念、水路を横切るシーンを見損ねた。 でも、園内の鳥の少なさは徹底している。 観察舎でIさんが「カワウもカルガモもなーんもおれへん」と仰ったとおりで私が園内の水面上で見かけたのはカイツブリ2羽だけだった。カワウもいないなんてどうかしている。 |
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この体勢でじっとしていた | 手前の水際でトビに警戒 ノートリミング |
今日はノスリ
2017年1月10日 晴れ 旧堤防の水門に上がろうとしたところで目隠し疑似木上にとまっているノスリ発見①。 ゆっくりと距離を詰めながら撮影。途中、オートバイが向かって行った。ここまでか、と思ったらオートバイは途中でUターン、引き返して来てくれた②。有り難い!状況を察してくれたようだ。 ワシタカへの敬意を表して?接近は30m弱でとどめる③。ここでしばらく撮影し引き返してきたが撮影したほとんどが画面の傾いたものだった④。 自分では水平に構えたつもりなんだがなぁ・・・鳥ばかりに集中してるからこんなことになる。甘い! |
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①旧堤防水門付近から撮影 ノートリミング | ②中ほどまで接近 ノートリミング |
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③距離30m弱 ノートリミング | ④ トリミング |
近隣で鳥探し
2017年1月9日 曇り時々晴れ ずっと前から出島で見たい、見たいと思っている鳥がハマヒバリだ。 名前からして海岸に来るに違いない。出島海岸はかつてサバクヒタキが二シーズン連続でやって来たような所である。次にここで記録される珍鳥はハマヒバリではないかと私は密かにに思っているのだ。しかし、さすがにサバクヒタキが記録された当時と比べると海岸は変貌している。今、近辺で一番期待できそうな場所は那賀川河口あたりではないかと思っている。 今日も海岸の草地をうろうろしてきた。 |
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那賀川河口の様子 ヒバリはたくさん見かけたが・・・ |
砂浜ではハマシギの群れが休息中 |
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ダイゼン 片足でピョンピョン移動していた 別に足が不自由なわけではない ハマシギも多くが片足移動していた |
ダイゼンが首を伸ばした直後直び去った 私を警戒してのことではなくて |
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このチョウゲンボウのせいだった それにしてもいい所にとまってくれたものだ |
それもきれいな羽衣の雄成鳥 |
今日はチュウヒ
2017年1月7日 晴れ後曇り 最近はチュウヒもあまり見かけなくなっていたのだが、今日は違っていた。 14時17分から1時間ほどの間に4回ほど園内を飛んでくれた。途中、学習舎前あたりの水路で狩りをするような飛び方をし小型のカモ類?を追い出したのだが西観察舎からだったので詳しくは確認できなかった。 今日のチュウヒは東からやや高めの高度でゆっくり飛んできて西観察舎前の林の上で引き返すいつものパターン。池にはカモの姿はほとんどなく、何度も飛んできたのはおそらく東観察舎正面の林にとまっていたオオタカが気になっていたのだろう。 ところで、今日はラッキーなことがあった。 帰宅前に東沼の様子を見に行った時のことだ。私はいつも目隠し疑似木の隙間が一番広い所で東沼の様子を見るのだがそこから湿地内の松を見ると・・・・・何かが松の天辺にとまっていた。 どうせ警戒心の薄いいつものノスリだろう思って双眼鏡で覗くと・・・・・なんとチュウヒだった! 普段なら必ず飛んでしまう距離である。直前に近い所を自転車で通り過ぎたはずなのに。 やっぱり目隠し疑似木の効果なんだろうなぁ。 |
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半月早ければ年賀状に使えたのに・・・ | 糞じゃないです~ 伸びをした後こちらを睨んでるところです~ |
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何かみつけたか・・・! | このオオタカを気にしてたみたい 西観察舎より東観察舎正面のエノキにとまって いたのを撮影 スコープ+TG-4手持ち |
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旧堤防より湿地を見下ろすとこげ茶の塊が・・・ よく見るとタヌキだった |
自宅のアンテナにやって来たチョウゲンボウ 背から肩にかけての羽は♂若鳥を思わせる |
ウミアイサ
2017年1月6日 曇り後晴れ 野鳥園に鳥がいないので今日も那賀川河口へ。もちろん三輪車で。 先ずは新堤防の東端。下を覗き込んだらウミアイサが素潜りしてた!これはラッキーだった! 南岸の先の砂浜でも何度かウミアイサが飛ぶのが見えた。しかし、ハジロカイツブリは沖合で群れになって採餌を繰り返すばかりで岸には近づいて来なかった。三脚立てて待ったのに残念。 |
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この目でにらまれた魚はたまらんだろな | ウミアイサは海上低く飛んで行く |
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こちらも低く飛ぶ クロサギ | ハマシギの群飛も見えた |
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ハジロカイツブリは沖に出たまま | 食べていたのはコレ 魚なんだろうけど何だろね? |
ハジロカイツブリ
2017年1月5日 曇り時々晴れ 今回は近隣の情報。那賀川河口の鳥だ。 出島の新堤防東端からは那賀川河口の様子がよくわかる。 鳥観察には距離がありスコープが必須だがシーズンにはミズナギドリ、アジサシ類の観察にいい。 今日は波間で見え隠れするカイツブリ類が見えた さっそく近くの砂浜へ移動したがそこは砂嵐でスコープを立てるのもはばかられる状況。 でもそんな状況こそが冬の水鳥を観察するにふさわしいのだ・・・ナンチャッテ。 |
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ハジロカイツブリは5~6羽の小群が 何カ所か確認できた |
じっくりと丁寧に撮ればよかったのだが・・・ |
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河口で見られたカワウ850羽+の群れ 他にオカヨシガモの100羽近い群れも見えた |
2017年1月4日 和田島町にて撮影 コハクチョウ幼鳥2羽が短い草を食んでいた 近隣の記録のために貼っておきます~ |
オオハム
2017年1月3日 晴れ 午前中、出島周辺をウォーキングした際にオオハムを見つけた。 オオハムがいたのはBGやや東側の海上。野鳥園から直線で数百メートルの距離である。今シーズン、オオハムは県南の海岸で観察されており、昨年末には野鳥園の外側海上でも観察されていた。私が野鳥園周辺で見るのは今回が初めて。デイパックにカメラを入れておいたのが幸いした。 |
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見つけた時は波消ブロックのすぐそばだったが 段々と沖へ遠ざかっていった |
堤防下からはイソヒヨドリ雄がカメラ目線で・・・ |
初見はハイタカ
2017年1月2日 晴れ後曇り 2017年の初鳥見。 新年のご挨拶と思い午前10時頃に野鳥園に出かけたが園内にウォッチャーは誰もいなかった。 代わりに学習舎向かい側のヤナギとエノキにはそれぞれノスリとハイタカがとまっていた。しかしカモ類については西池、学習舎前池いずれも数えるほどしかいなかった。東沼のカルガモは数が戻っており100羽以上確認できた。 東沼のサンカノゴイは最近は全く見かけなくなっている。 私は12月18日を最後に確認できずにいる。 東観察舎近くにやって来てるかなと期待しているのだが、いまだ見たという話は聞かない。 |
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今日のハイタカ | |