平成28年(2016年)最新情報
カモがいなくなった
2016年12月30日 晴れ 三日前に今シーズンは園内にたくさんのカモ類が残っていると記したのだが二日前から状況が一変した。西池と学習舎前池にはほとんどカモの姿が見えなくなっている。あれだけたくさん居たマガモはいったいどこへ行ったのか?カモ類がどんなに減っても残っていたホシハジロも今日は2羽しか見かけなかった。 東沼ではカルガモが70羽±と少々のコガモが残っていたが一時期に比べるとずいぶん減った印象。しかし、カルガモについてはゴルフ場の池に移動している可能性がある。(以前、ゴルフ場を視察した際にたくさんのカルガモを見かけた) 那賀川河口の様子ものぞいてきた。スコープを使うとたくさんのカモ類が確認できた。カウントはできなかったが数百羽はいただろう。しかしほとんどヒドリガモのようだった。少し上がってバイパスの大橋からJR鉄橋にかけてはカルガモの小群を見かけただけ。 那賀川については午後にあらためてカウントに挑戦しよう思ったのだが、河口にウィンドサーフィンが入っていてカモ類が落ち着かない状況で見送り。 とにかく、今頃の時期に野鳥園からカモ類が姿を消すのはいつものことだ。しかし今もって何が原因なのかはっきりしない。オオタカも少し拍子抜けか?いつものヤナギの木で羽繕いした後ゴルフ場方向へ飛び去った。 |
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旧堤防東端から見た野鳥園の様子 | 那賀川河口で見かけたハシビロガモ 手前の雄の目は暗色だ |
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左は今日見かけたオオタカ成鳥(光彩が赤味のあるオレンジ色) 右は12月6日の同位置にとまっていたオオタカ成鳥(光彩が黄色) いずれも東観察舎から400mmで撮影したものを同サイズで切り出し |
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マルガモ
2016年12月27日 曇り 例年なら12月から池のカモ類が減り始めるのだが今シーズンはまだたくさんのカモ類を見かける。 だからじっくり観察すると発見がある。 園内のカルガモの多くは東沼で過ごしているのだが、今日はその中にパッと見でも変なカモが1羽混じっていた。カルガモのようなマガモのような・・いわゆるマルガモだ。 |
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東沼で見かけた交雑カモ | 左と同じ個体 |
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東観察舎の向こう正面にとまっていたハイタカ スコープ+TG-4手持ち撮影 |
2016年12月26日撮影 Kさんが東観察舎から出られて30秒後に 飛んだオオタカ成鳥 |
今日もノスリ
2016年12月25日 晴れ この時期の野鳥園はやっぱりタカ類だ。 園内のカモ類をねらってやって来るオオタカは成鳥が2羽。今日もそろって飛ぶ姿が見えた。 ハイタカは海岸側のかん木沿いを飛ぶ姿が見えた。アキグミ林で群れているツグミ、メジロなどの小鳥類が目当てだろうか。チュウヒも同じく海岸側を飛ぶことが多い。こちらは特に早朝がいいようだ。 中でも最近、野鳥園で幅を利かせているのはノスリ。今日も若鳥が何度か飛んでくれた。 段々、近くなっているような・・・・・・気がする。 |
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西観察舎から撮影 | 西観察舎から撮影 |
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学習舎から撮影 | 学習舎から撮影 |
無警戒なノスリ
2016年12月23日 晴れ 年末を迎え今日は色々と家の事やっていたので野鳥園へ出かけたのは3時半頃であった。 西観察舎ではノスリが見えた。いつも野鳥園へやって来る虹彩が薄黄色の若鳥だ。 とまっていたのは池の縁。そこそこ近い場所だ。しかし、このノスリとはもっとお近づきなれた! 帰る前にサンカノゴイをチェックしておこうと東沼へ向かっていたときのこと。まさか、まだノスリとまってたりして・・と目隠しの間から覗き込んだらホントにいた! |
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西観察舎より撮影 西池の縁にとまっていたノスリ |
東観察舎より撮影 ゴルフ場との境にそって飛ぶノスリ |
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旧堤防目隠しの隙間から撮影 ノートリミング カメラを構えたら飛ぶと思ったが・・・ |
ノートリミング ここまで近づいても全く飛ばなかった |
ホオアカ・アリスイ
2016年12月19日 晴れ 穏やかな天気の日だったので湿地の小鳥を期待して2時間ほど東観察舎へ出かけた。 今頃の時期に私が見たいのはベニマシコ。先ずは声だけでもと耳を澄ませていた。 鳥の声は盛んだった。特にメジロとヒヨドリの声が目だっていた。珍しくクイナとヒクイナの鳴き合いも聞けた。ひとつ種の見当がつかない声も聞けた。だけどベニマシコの声は聞けず。 その代わりホオアカが活発だった。3羽以上は居るようで枯草の上にとまっているのがよく見えた。 ただし距離は離れておりスコープ観察向けだ。 アリスイが観察舎のすぐ前にやって来る一幕もあったがモズと勘違いして撮影チャンスを逃した。 今日の2点はいずれも遠い! |
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ホオアカ 40mほど離れた場所 | アリスイ 遠くに飛んで行ってからの撮影 |
キセキレイ・アオジ
2016年12月18日 晴れ 今日は西観察舎で見られた黄色味のある小鳥。 1羽目はキセキレイ。園内にはたまにしか入って来ない。チュウヒ、オオタカといった猛禽類よりも出る確率は低いのでは?今日は池の杭にとまってフライングキャッチを繰り返していた。 2羽目はアオジ。こちらも地鳴きは時々聞けるようになってきたがまだ姿はあまり見かけない。今日はジョウビタキに刺激されて姿を見せてくれた。 |
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キセキレイ | 寒い中でも虫は飛んでいるようだ |
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アオジ♀ 冬の初めはあまり姿を見かけない |
モズ若鳥 午前中はハイタカに追われ危機一髪だった |
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ハイタカ 西観察舎西側のエノキにとまった 今日もハイタカをよく見かけた |
チュウヒ 学習舎からスコープ+TG-4手持ち撮影 |
くつろぎハイタカ
2016年12月17日 晴れ 旧堤防の水門に上がって周囲を見回した時のことだ。なんと堤防すぐ下のセンダンにハイタカがとまっているではないか!そっと双眼鏡で覗くとこちらを睨まれた。だがハイタカは飛ばず、その後も羽繕いしながらとまったまま。だから目隠し疑似木の隙間からゆっくりと撮影できた。稀にこのような警戒の緩んだハイタカに出会うことがある。 14:47には野鳥園上空をナベヅル4羽が飛んだ。南東方向から飛来して海岸沿いに北西方向へ飛び去った。徳島市からの情報によると市内で越冬している31羽中の4羽のようである。 今日は12月11日を最後に見つけられなかったサンカノゴイも確認できた。今日はついていた。 |
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目隠しの隙間からの撮影は難儀だ | でも目隠しがあるから警戒も和らぐ |
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最後はヤブの中に姿を消した | 県南でもいい場所見つけられたかな |
交雑か?変なマガモ雄
2016年12月16日 曇り いよいよ野鳥園も寒くなってきて観察舎での鳥待ちが辛くなってきた。 それでも今年はまだ池にカモ類がいるだけまし。意外なのが入っている可能性があるからだ。 昨日は変な羽衣のマガモ雄が観察されている。マガモ雄は今ではほとんど繁殖羽に換羽しているのでおそらく交雑なのだろう。ではいったい何との交雑だろう? 池のカモを狙ってやって来たのだろう、今日も茂みの中にはオオタカの姿があった。 でも、体を起こして片足どまりで全く落ち着き払っていた。2時間ほどの観察の間に一度だけ飛んだが、すぐに元の場所に戻った。その後も全く動きなしで根負けして撤収。 今朝早くにはコミミズクがカラスに追われてゴルフ場方向に飛び去るのが観察されている。 出かけるにはやっぱり朝早くか・・・。 |
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画像は徳島市のKさんからの提供 2016年12月15日東観察舎にて撮影 |
西観察舎にて撮影 カルガモに混じっていたトモエガモ♀ |
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茂みから飛び出してきたオオタカ カモがいる所にはオオタカがやって来る |
カモを煽るようにホバリング |
今日はカワウ
2016年12月14日 曇り 昨日はやっぱり野鳥園を覗いておくべきだった。 あの雨の中、観察舎に詰めておられた猛者がいました。Kさんです。 そのKさんによると昨日はクイナが凄かったとのこと。2羽によるバトルがあったらしい。それも水上と陸上で。また、鳴いている姿も見せてくれたとのことで、その様子をKさんはスマホにより動画に記録されていた。クイナ類の鳴いている姿はめったに見られないので貴重な記録だ。Kさんの記録動画 今日の画像はあまり注目されない鳥”カワウ”。 どんな日でもカワウだけは十数羽が杭にとまっている。その中に繁殖羽の個体が混じるようになってきた。スコープでじっくり見るとなかなか渋い鳥だ。 |
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茂みの中から出て来た虹彩がオレンジ色の オオタカ成鳥 スコープ+TG-4手持ち撮影 |
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オシドリ・トモエガモ
2016年12月11日 曇り時々晴れ 定例探鳥会は臨時駐車場を使うほどの盛況ぶりだった。 探鳥会開始の合図はテーマ鳥オオタカのコールだった。コースでは最近は見つけられずにいたサンカノゴイも出てくれた。池のカモ類も賑やかでマガモ、カルガモ、ヒドリガモ、オナガガモに混じってオシドリ、トモエガモも見られた。おかげでなかなか中身の濃い探鳥会となった。 例年なら12月頃から池のカモ類が少なくなるのだが今年は少し違うようだ。 しばらくは池のカモ類にも注意したい。 ところで、今日見られたオオタカ2羽の内、学習舎正面の茂みの中でとまっていた方(光彩がオレンジ色)が飛び立ったのは15時10分のこと。学習舎が閉じるのを待って飛び立ったのか?結局5時間以上同じ場所にとまっていたことになる。 |
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オシドリは久しぶり | トモエガモ 雄、雌 |
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警戒しているカモ類の側にはイタチの姿が・・ スコープ+TG-4手持ち撮影 |
定例探鳥会 コースから学習舎へ戻って 鳥合わせ前にしばし観察 |
ホシハジロを捕った!
2016年12月10日 晴れ 最近になって少しカモ類が減り気味の野鳥園だが今日はマガモの数が多かった。少し緊張気味の様子であったがすぐに原因がわかった。いつものヤナギの木にオオタカ成鳥がとまっていたのだ。オオタカは虹彩が黄色い方。4日前に4時間以上もの間このヤナギで居続けていた個体である。 とまった姿は縦どまりで落ち着いた様子。今日も長くなるかなと思っていたのだが突然飛び立った。そして鮮やかにカモを空中で掴み取り茂みに姿を消した。それはほんの3秒ほどの出来事だった。 なんとか3枚シャッターを切ることができた。犠牲になったカモはおそらくホシハジロ。実はこの狩り飛翔の直前にマガモの一団が池に降りたのだ。おそらくその時にオオタカの狩りスイッチは入りかけていたに違いない。そこへ不用意にもホシハジロが飛び立った。 飛び立つのに助走が必要なホシハジロはオオタカに興味をそそらせるには十分だったはず。 狩りスイッチが入った瞬間だ。 |
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今日の学習舎前池 マガモが多かった | いつものヤナギにオオタカ成鳥 |
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羽の特徴からホシハジロのようだ | ちなみにこれがホシハジロ |
今日の西観察舎
2016年12月9日 曇り後晴れ タカ類が現れる時はいつも突然。 それも観察者の油断を見透かしたように現れる。 今日は選りによって電話中にハイタカが現れた。 観察舎すぐ前を目線でフワーと飛んだが、あっあーと声を漏らし見送っただけ。 電話はこちらからかけたものなのにいきなり切り。大変失礼いたしました。 観察舎前の水際にシギ類が2羽やって来た。 |
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ホシハジロとマガモのご対面 | のそのそと現れたタシギ |
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クサシギは水浴びしてくれた | 綺麗な羽を隠し持っている |
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西観察舎すぐ前を折り返したチュウヒ | 左と同個体だが遠方を飛んでいる時には 光の具合によって印象が変わる |
今日のオオタカ
2016年12月6日 曇り時々晴れ 私が観察した範囲であるが今シーズン、出島野鳥園で記録されているオオタカは幼鳥が2羽、成鳥が2羽である。シーズン初めに見られた幼鳥は今ではあまり見かけなくて最近よく見かけるのは成鳥の2羽である。目の虹彩が黄色い個体とオレンジ色をした個体だ。 観察していて感じたことだが、両個体は枝にとまった姿ではそう大きさには差が無いように思われるが、飛んだ姿では前者(虹彩が黄色い個体)の方が翼開長が大きい印象を受ける。おそらく雌なのだろう。そして、行動面でも違いがあるようで、前者は枝に堂々ととまっていることが多いが、後者(虹彩がオレンジ色)は枝葉の陰に隠れていることが多いように思える。たまたまそういうシーンに遭遇しているだけなのかもしれないが・・・・。 今日見かけたのは虹彩が黄色い方。 午前から午後にかけいつものヤナギにとまったきり。昼前後の2時間ほど間を置いているので言い切れないが4時間以上同じ場所で過ごしていたのではないだろうか。 最後は一瞬のことだった。西池方向へ飛んだかと思うと突然翻ってヨシの茂みの中に姿を消した。 再び飛び上がることはなかったのでおそらく何かを捕らえたのだろう。 |
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東沼方向から飛んできた時にはカワウか?と 思ったほどに大きく見えた |
いつものヤナギにとまったオオタカ この画像はスコープ+TG-4手持ち |
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頭掻き中のオオタカ これ以降は400mmにて撮影 |
爪のストレッチ中、そろそろ飛ぶか?! |
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身構えたが、その後も羽繕いが続いた | 12月3日 スコープ+TG-4手持ち撮影 茂みに隠れるようにとまる成鳥 こちらは虹彩がオレンジ色だ |
ツグミ類が増えた!
2016年12月1日 晴れ ツグミの小群が飛ぶのをよく見かけるようになった。観察路周りでもシロハラの声をよく聞く。昨日は朝の内だけだったがアカハラが3~4羽まとまって枝移りするのが見えた。ここ数日でツグミ類が一気に増えた感じがする。 |
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ツグミ 旧堤防沿いの電線にとまっていた | カワウ 杭にとまっていた15羽中2羽は 繁殖羽に換羽していた |
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マガモ このペアはいい感じになっていた | モズ♀ 東観察舎前でカマキリを捕った |
サンカノゴイ
2016年11月29日 晴れ 今回もサンカノゴイか、と突っ込まれそうですが、チュウヒと並んで出島のシンボルバードともいうべき野鳥ですからお許しください。それに居るからと言って必ず見られるものでもありませんから。 枯れガマの中にうずくまっているとまず見つけられません。上空をトビとかアオサギが飛んで警戒のため首を伸ばした時が見つけるチャンス。でも、よくよく注意してないと見逃す可能性は大です。 |
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これならすぐ目に入るだろうが | これなら見逃す可能性あり |
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これではもう見つけられない | 旧堤防上で見かけたハイタカ スーパートリミング |
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同じくスーパートリミング 11月28日東観察舎より撮影 ツグミ 今年は園内であまり姿を見かけない |
11月28日西観察舎にて撮影 オカヨシガモ 雌と雄 |
オオタカとサンカノゴイ
2016年11月22日 晴れ 今朝、西観察舎へ行くとYさんが手招きしてくれた。 指さしてくれた向かいの茂みにはオオタカがとまっていた。 西観察舎の向かいの茂みまでの距離は50m弱。オオタカの警戒心が許すぎりぎりの距離だ。 オオタカはしばらくの間、辺りをきょろきょろ見渡していたあと私たちを無視するように観察舎脇を飛び抜けて行った。 東沼のサンカノゴイはここ3日間は姿を見せてくれている。 中でも昨日は倒伏したガマの上に出てきて丸見え状態だった。 餌取り、移動、縮んだり伸びたり・・となかなか中身が濃かった。 あれだけ見せられるともっと大きく見たい、そして動画でも記録したい・・と欲求は高まるばかり。 そこで今日はスコープに加えてビデオカメラも持参して堤防に張り付いていた。 しかし、昨日のようなことはそうあるものではない。今日はいつものように茂みからちらちら見える程度で終わった。 でも相手はサンカノゴイ、見えただけでもマシというものだ。 |
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糞をすると | たいがい飛ぶ |
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観察舎の左へ抜けて行った | 園内では少なくなったオオバン オオタカのせいばかりではないようだ |
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以下は11月21日撮影 水面下の餌を探るサンカノゴイ |
何度か小魚を捕るのが見えた |
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伸びもよくしてくれた | ごつい足してる・・やっぱりヨシゴイの親玉だ |
久しぶりのサンカノゴイ
2016年11月18日 晴れ 今シーズンのサンカノゴイは11月7日東沼で見かけたのが初認であった。 それ以降、毎日確認された辺りをチェックしていたのだが見つけられずにいた。 3~4日探せば1回くらいは見つけられそうなものだが、まだヒメガマが立っているので見つける気力が足らなかったのかもしれない。 そのサンカノゴイが今日はガマが倒伏した個所で丸見え状態だった。 観察を続けていいるとこんな事もあるものだ。 ただ、撮影は堤防上の目隠し疑似木の隙間からなのでケラレるしカメラの構え方によって露出が変わるのでなかなか大変。なにより背伸びして足がつりそうになる。 でも、見られただけで幸運というものだ。午後に再度見に行った時には全く見つけられなかった。 |
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左側 | 全身が見られるのは珍しい |
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後ろ側 | 伸びをした |
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ノスリも活発 | 東観察舎前に現れたヨシガモ |
苅屋川のチュウヒ
2016年11月18日 晴れ 今朝、ゴミ出しで外へ出たところでヨシ原上をユラ~リと飛んで行くチュウヒが目に入った。 近かったので腰の白がよく見え、4日前に見かけたのと同じ個体であることがすぐにわかった。 ゴミを放り出してただちに部屋に駆け上がり撮影。なんとかヨシ原に降りる直前の姿が撮れた。 しばらく待っているとチュウヒがウナギの死体をぶら下げて飛び上がり、十数メートル離れたヨシの茂みに降りるのが見えた。その後、自宅から畑まで何度か堤防上を歩いたがチュウヒは飛び上がることはなかった。この日はトビも複数やって来て、ウナギを掴んで田んぼの方へ運んで行くのが見えた。 しかし、あんなモノ食って大丈夫なのかしらん・・・。 |
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野鳥園内でよく見かける個体に比べて 羽下面の横斑がより目立つ |
腰(上尾筒)が白い、羽(初列風切、初列雨覆) の灰色味が強い |
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ウナギの死骸を掴んで飛ぶトビ | これがチュウヒだったらなぁ・・・ トビは写るがチュウヒはなぜかうまく写らない |
トモエガモ
2016年11月17日 晴れ 今日は東沼にてトモエガモが見られた。 今シーズンのトモエガモは10月21日に雌1羽が確認されているが、今日見られたのは雄2羽と雌1羽。その内、雄はほとんど生殖羽まで換羽が進んでいてトモエガモらしい姿になっている。 観察した状況からトモエガモは確認できた3羽以外にもいる可能性が高い。 園内では今が一番カモ類が多い時期であり注意が必要だ。 |
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トモエガモ雄 (中央の2羽) 奥はオナガガモ雄エクリプス 手前2羽はマガモ雌 |
トモエガモ雌 翼に淡い橙色の細いラインが出るのが特徴 |
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以下はおまけ 旧堤防を舐めるように飛ぶハイタカ |
とまれー! |
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疑似木にとまってくれたハイタカ幼鳥 翼に淡色の羽縁あり、尾羽の横斑が濃い 胸から腹にかけての横斑も粗い |
オオタカ 成鳥 東観察舎より向かいの木の茂みにとまったのを スコープ+手持ちTG-4で撮影 目の虹彩は橙色 |
ルリビタキが降りて来た
2016年11月16日 曇り時々晴れ 北寄りの風 今朝は西観察路の暗くなった場所でルリビタキに出会えた。 そろそろ降りてくる頃ではと思っていたところでタイミングよく出てくれた。 今日、見られたルリビタキは一見、♀のようだが光の具合で頭部、羽(雨覆い)に青味が認められるので♂の若鳥のようだ。♂らしい青々とした羽になるまでには数年かかるらしい。 今日の野鳥園ではクロハラアジサシが飛んだり、オオタカ成鳥が西池で獲物(何かは不明)を捕らえたり、チュウヒは何度も園内を飛び回り、木にとまったり、湿地に降りたりと大サービスだった。中でもチュウヒは出現する頻度が高くなっているようだ。寒波襲来でそろそろハイイロチュウヒも出るかも。 |
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♀のつもりで写していたのだが顔の周りとか 雨覆い羽にも青味が出ている |
ジョウビタキ同様あまり警戒しない |
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ただし暗いのでどうしてもブレてしまう | やはりこちら向きが可愛い |
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今日はチュウヒはおまけ 湿地目がけて急降下体勢に入ったところ |
すっぱり写ったが画面の端っこ 無理やりトリミング |
チュウヒ2個体について
2016年11月15日 曇り時々晴れ 今日の野鳥園ではいつものチュウヒが飛んでくれた。 こちらはすっかり羽が生えそろっている。他の画像では右翼の次列風切羽内側に多少乱れが残っているので本ページで9月29日の初認以降紹介しているのと同じ♂成鳥であろう。 過去の記録を調べてみたのだが、昨日、苅屋川で記録された個体はおそらく”ニュース2014年12月5日”を最後に記録が途絶えていた(と思われる)♂成鳥と思われる。そしてこの個体こそが長年にわたり出島での越冬を続けている♂成鳥だと私は思っている。興味のある方は過去のページで2014年2月以前のニュースからチュウヒ関連の記事を参照いただきたい。 |
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スコープ+TG-4手持ち アキグミにとまったチュウヒ 矢印の先が頭部と尾羽先端 |
初列風切羽も生えそろっている |
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11月14日 西観察舎で撮影 スコープ+TG-4 いい加減な撮影方法でもなかなかいける |
養殖場から苅屋川に流れだしたウナギの死骸 アオサギやトビの餌になっている 昨日のチュウヒもこれを食べていたのかも |
苅屋川に降りたチュウヒ
2016年11月14日 曇り後小雨 苅屋川堤防下の畑へ行く途中で川の中からチュウヒが飛び出すのに出くわした。 畑に行くのにどうしてカメラ持ってんだ?と突っ込まれそうだが、その時の撮影分が下の①、②、⑧ 川の中のヨシの茂みに降りていたとなると何か食べていた可能性がある。 もしかしたら帰ってくるかも・・と部屋に戻って待つことにした。 するとチュウヒはすぐに帰って来た。そこでカーテンの陰から撮影したのが③から⑦ ところで、今回撮影した画像でより思いを強くしたことがある。 それは、出島に現れるチュウヒはよく似た個体が2羽いるのではないかということ。 鳥の羽は光の具合で見え方は変わるし、撮影画像は露出によっても随分と印象は異なったものになる。 しかし、それを考慮してもやっぱり疑わしい・・・・。 |
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① 右翼次列風切羽S4に乱れはあるが、より内側 には羽に異常が見当たらない 白い上尾筒に茶色の羽縁は目立たない |
② ハシボソガラスに追われるチュウヒ |
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③ 初列風切羽 P9 伸長中 | ④ 苅屋川橋をバックに飛ぶ |
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⑤ ヨシの茂みに戻って来た | ⑥ 苅屋川北側の田んぼ上を飛ぶ |
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⑦ 苅屋川上を低く飛ぶ | ⑧ ①の直前に撮影した画像の拡大 |
ツリスガラ手配中
2016年11月13日 晴れ後曇り 一時、出島では冬の普通種になっていたツリスガラだが近年は全く姿を見せなくなっている。 私の知る限りでは最後に観察したのは2012年11月28日だ。 でも、毎年ヨシ枯れの頃になると何処かから細い声が聞こえてくるのではないかと期待している。 そのツリスガラの声が今日の探鳥会で聞けたとのことだ。かつては今日のような小春日和によく鳴いていたように記憶している。午後から私も旧堤防上で目と耳をフル稼働させて待った。 |
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旧堤防でツリスガラを待っていたら目の前を 横切ったキジ♂ 画面ぎりぎり・・・ |
スズメ 10月12日苅屋川にて これがツリスガラであればなぁ・・・思って シャッター切ってたんです~ |
観察舎前のイタチ
2016年11月11日 晴れ時々曇り 観察舎前、このコがウロウロしてるんじゃ鳥たちも姿を現さない訳だ。 でも、それぞれが生きるのに一生懸命だ。 |
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見た目は | 可愛い |
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しかしながら | なかなか獰猛 |
ナベヅル情報
2016年11月10日 曇り 朝の産直の帰り道、上福井の田んぼでKさんの車が停まっているのが目に入った。車の停め方からしていかにも鳥を撮影している風である。私もそっと車を寄せていった。田んぼの岸に一列で10羽ほどのタゲリの群れがいた。近い所で撮るのは今シーズン初めて。 底冷えのする風が吹き抜けていた今日の観察舎。 寒さに耐えながらいつもの面々が揃って鳥待ち。でも期待ばかり大きくて肝心の鳥は姿を見せてくれなかった。モズとハヤブサを撮影しただけで寒さに耐えきれず撤収。 園内では目新しいことはなかったが代わりに那賀川において3日ぶりにナベヅルが出た。 那賀川で11月6日、7日にそれぞれ1羽を見かけたとの連絡をいただいていたのだが、昼間に1羽だけで採餌にも出かけず川の中で過ごすなんて体にトラブルでもかかえているのではと気になっていたのだ。だから今日は連絡いただいて即、出かけた。 今日もナベヅルは川の流れの中だった。サギ類に混じっているとその大きさにもかかわらず意外と目立たない。水を飲んだり、羽繕いしたり、水の中を少し移動するだけだったが足の動き、体のバランス、羽ばたきには問題なさそうに見えた。 今日は県北でまとまった数のナベヅルが観察されたとのこと。 この1羽にも早く群れに合流してもらいたいものだ。 |
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上福井の田んぼにて 10羽いた中の2羽 |
モズ♀若鳥と思われる |
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ハヤブサ幼鳥がカモにアタック | ダイサギとナベヅル |
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アオサギとナベヅル | これは降下してきたミサゴに驚いたため |
オオバンがバンに給餌!
2016年11月8日 雨後曇り 今日は珍しい光景を目にした。 東観察舎前ではオオバンとバンが一緒に居るのをよく見かけるのだが、注意深く観察しているとなんとオオバンがバンに給餌していた!バンが横取りしている風ではない。明らかにオオバンがバンに与えていたのだ。こんなことってあるのかしらん。 よく一般の方から「バンはオオバンの子供ですか?」と聞かれることがあるが、こんなの見せられたら否定のしようがないなぁ・・・・・。 雨上がりのオオタカも見せてくれたが、今日はオオバンとバンで決まりだー! |
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口移しする瞬間を撮影したかったのだが残念 一緒に観察していたKさんはしっかり撮影されて いた。プロとアマの違いだなぁ。 |
でもこれ見たらオオバンのバンに対する 愛情が感じられないでしょうか |
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オオタカ画像はおまけ | 雨で濡れた羽を乾かしにやって来たようだ |
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胸に汚れがある。狩りの名残か | こちらへ向けてガッと飛んできた |
サンカノゴイがやって来た!
2016年11月7日 晴れ 今年はヒメガマの背丈がやけに高い。 だから探す気にもなれなかったサンカノゴイ。 今日はあまりに天気が良かったので旧堤防をブラブラ。 とりあえず毎年見かけたあたりだけでもと疑似木の間から湿地を覗き込んだら鉢合わせ。 毎シーズン、サンカノゴイとの出会いはこんな具合だ。 |
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個体識別に使えるようなのを撮りたかったのだが | まだガマの葉の緑が邪魔をする |
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昨日もオオタカの犠牲になっていた 最近、行動がだんだんと大胆になってるからなぁ |
ウチのアンテナをスルーして隣の防災無線の アンテナにとまったハヤブサ |
ナベヅルがやって来た!
2016年11月5日 晴れ 今日は”こんな事があるなんて”という日だった。 それは午後に二番穂を残してある田んぼへ出かけた時に起きた。 岸に寄せられたワラクズを集めていた時にムネはんが様子をみにやって来た。 ムネはんは近くの畑で野菜を作っており、いつもツル情報をいただいてる方。 今シーズンもムネはんからは早々と「飛んでいるのを見た」との連絡をもらっていたのだがその後、全く確認できずにいたのだ。 「そろそろやって来てもいい頃なんだけどなぁ」「二番穂こんなによくできているのに・・」なんて二人で言いながら周りを見回していたら、なんと本当にナベヅルが飛んできたのだ! 南西方向からゆっくりと2羽が近づいて来て旋回。その姿はまるでこちらの様子を見ているよう。 昨年の初認は10月31日、ウチの田んぼであった。今回は昨年と違って二番穂が垂れるほどに実っている。おそらく田んぼに我々がいなかったら降りてくれたのかもしれない。 明日からが楽しみだ。 |
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13:31 那賀川町工地にて 目に入った時は信じられなかった |
ゆっくり旋回した後、北西方向に姿を消した |
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今日はクイナ類が活発だった | パーンが間に合わなかった・・・ |
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今年はハイタカが多い気がする 今朝は野鳥園で3羽 ほとんど同時確認 |
夕方には久しぶりにチュウヒも飛んだ 風切羽はかなり伸びている |
オオタカ幼鳥(2羽目)
2016年11月3日 晴れ 午前10時45分頃、遅めに訪ねた野鳥園西観察舎。 Tさんが正面の林に向けて大砲を構えていた。その先のエノキの枝でオオタカ幼鳥がこちらを向いてじっとしていた。普段なら観察舎に人が入って来た時点で飛んでしまう距離だが、そこは幼鳥だからか警戒する様子はなかった。 何枚か撮影した後、スコープにて観察。 どうも今まで見かけた幼鳥と違うような気がする。 自宅に帰ってから今シーズン見られている幼鳥と写真比較してみた。以前の個体は首から胸、腹にかけてバフ色が強かったが今日の個体はそんなに強くない。何より顔つきが違う。 |
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横向き | こちら向き |
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上の写真の頭部拡大 | 9月22日撮影個体の頭部拡大 |
オオジュリン・タゲリ
2016年10月28日 曇り時々晴れ 数日前に苅屋川にてオオジュリンらしき小鳥が飛ぶのを目撃していたのだが、今日やっと姿が確認出来た。タゲリも10月23日以降見られるようになっている。冬鳥は順調に揃いつつあるようだ。 後はツグミ類がいつ頃やって来るか。サンカノゴイが何日頃見つけられるか・・・。 田んぼでは今年は例年にないほど二番穂がよくできている。ナベヅルにも早く来て欲しいなぁ。 |
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苅屋川にて オオジュリン | 苅屋川にて ツルシギ ピュイともチュイともつかぬ声で鳴いていた 下嘴基部が赤く、翼後縁は白くない |
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オオタカ 幼鳥 昼休みに学習舎を訪れた際に出た |
10月27日撮影 芳崎BG近くの田んぼにて タゲリ 10月23日の初認以降3羽が同じ田んぼ で採餌している |
季節外れの声?
2016年10月28日 曇り後雨 自転車で走って来られたYさんによると新堤防走行中に15羽以上のジョウビタキが見えたとのこと。私も園内観察路から旧堤防にかけて歩いて回り、声を含めて7羽+のジョウビタキが確認できた。昨日から今日にかけて一気に増えた感じだ。ここ2~3日中に拙宅の畑にも姿を見せてくれるかな? 朝の内は曇り空で弱い南寄りの風が吹いていた。 だからかどうかわからないが、さえずる小鳥が多かった。ウグイスはホーホケキョだしホオジロはイッピツケイジョーツカマツリソーロー、完全に春のそれであった。久しぶりにケーンケーンとキジの鳴き声も聞けた。今日は何だか変な具合だった。 ところで10月25日に東観察舎前で聞けた正体不明の声(本ページ10月25日にリンクあり)だが、私がよく鳴き声検索に使っているxeno-cantoで調べたところ、オオバンの警戒声が一番近いように思われる。当日、声の聞こえてきた辺りで見えたのもコガモとオオバンだけだったので、おそらく間違いないだろう。 |
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西観察舎で見かけたジョウビタキ♂ 今のところは見かけるのは圧倒的に♀が多い |
旧堤防にて ドングリの花が今頃咲くかぁ・・? |
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旧堤防にて 春が来たとばかりにさえずるホオジロ |
東観察舎にて カイツブリもキュルン・キロロンと優し気な声を 立てていた |
モズが活発
2016年10月26日 晴れ後曇り 今はモズの縄張り争いが活発だ。 あちこちから高鳴きが聞こえ、東観察舎周りでは少なくても3羽のモズが行ったり来たりだった。 観察舎のすぐ前を飛ぶときには自然とカメラを向けてしまうがそう簡単には撮らせてくれない。 今はマガモ、コガモ、オナガガモといったカモ類との距離も近い。 なんだ普通種か、と思わず双眼鏡を使ってじっくり観察することをお勧めしたい。 |
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観察舎に一番近寄ってくれるのはこのコ | 観察路で長さ15cmほどのヒバカリ(幼体)を 見かけた。うろうろしてるとモズに食われるぞ~ |
アリスイ・タシギ・チゴハヤブサ
2016年10月25日 曇り小雨曇り はっきりしない天気では出島の観察舎より他行くあてはない。 今日も多くの時間を東観察舎で過ごした。 でも、小雨模様の天気って意外と野鳥は活発になるようだ。 特に声がたくさん聞かれた。クエックックグェグェ・・と鳴くカモ類、ギチギチ鳴くのは縄張り争い中のモズ、ヨシ原から聞こえてくるキッキッはクイナ、ピッピッ・・と遠くからはジョウビタキ、アリスイのツイツイツイも混じっている。そうそう今日はどうしたことかウグイスも完全さえずりが聞けた。 他に観察舎前のガマの茂みからは得体のしれない声が聞けた。 短くティッ・ティッ・ティッと聞こえる・・・これ何だろ? タカ類が出るときは必ずカモ類の様子に変化が出る。 スーッと一斉に泳ぎだしたり、ジェージェーと鳴きあったりするのだ。 11時半頃にもそんなシーンがあった。 急いで観察舎の窓から空を見上げた先には小型のハヤブサの姿。 カメラのファインダー内でチゴハヤブサと確認した私は夢中でシャッターを切った。 隣のKさんもシャッター切ってる。 でもKさん、「何か掴んでいる」って。 えっえっ!?と私。小鳥か何か?よほど小さいモノ? チゴハヤの足元に目をこらして、さらにシャッターを切った。でもやっぱり何も掴んでない。 おかしいなぁ・・・・・? 撮影後、Kさんのカメラモニターを拝見してびっくり。ドバトを掴んで飛ぶオオタカの姿だった。 二人は全く別のものを見ていたようだ。 |
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アリスイ セイタカアワダチソウでミズノアワ |
スコープ+TG-4手持ちで遠くの枝どまりを狙ったが こちらも湿気でレンズが曇ってた~ |
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この写真でもタシギと判断できますが | 飛べば翼と尾で確定 |
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小雨が降る中をチゴハヤブサが飛んだ | 今日はコガモがよく飛んだ。それも近いところを 珍しくノートリミング画像です~ |
チュウヒ
2016年10月24日 晴れ 北西風 出島はやはりこのコが出ないと始まらない。 15:24西から園内に入って来たチュウヒは12分間にわたり東沼から西池までを2往復してくれた。 この頃にはゴルフ場内のプレーヤーも居なくなっていたのだろう、共存ゾーン付近も飛びまわって何かを狙い降下する光景も見えた。最後は東沼に降りたきりだった。今日の周回飛行はネグラ入り前のチェックのためだったのかな。 |
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両翼共、最外側の初列風切羽が伸長中 右翼の次列風切羽にも欠落が見られる |
風に向かって飛ぶお馴染みの姿 |
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フム・・観察舎には3人か・・・といったところか | 低く飛んだ時もあったが・・・ |
オオタカ成鳥
2016年10月23日 曇り 今日は学習舎にてオオタカ成鳥をゆっくりと観察出来た。スコープで引き寄せてみるオオタカ成鳥の姿は本当に綺麗だ。その昔、お殿様の寵愛を受けていたことにも納得である。でも、こんな時に限って来訪者が少ない・・・。一度で鷹ファンになれるチャンスだったのに。 今日は14時前にコミミズクが飛んだ。今回も何かに驚いて空に舞い上がった感じだった。 残念ながらすぐに園外へ飛び去ってしまった。 |
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西観察舎にて撮影 ヨシガモ ここまでになるとはっきり♂とわかる |
オオタカ成鳥 サイズ、羽の色合いから♀と 思われる |
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スコープ+TG-4手持ち いい加減な撮り方ではやっぱり駄目です~ |
14時前に飛んだコミミズク |
雨の日はクイナ
2016年10月22日 曇り 小雨 雨の日はやっぱりクイナですね。 普段なら水際を高速で駆け抜けていくのだが、雨が降ったり、雲が厚くどんよりしている時はクイナの警戒心も緩むようだ。私にとっては今日がクイナの初撮りとなった。この勢いで〇〇クイナにも出てきて欲しいなぁ。 |
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クイナ 14:29 これは左から右へ行った時 |
16:27 すっかり暗くなってから戻って来た ISO3200で40分の1シャッターだった |
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クチバシの根本付近まで差し込んで 何を捕っていたのだろうか |
ヨシガモ 胸のうろこ模様が明瞭なのは♂ エクリプスであろう |
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東観察舎にて サキガケノジョー 今日は我が家の畑でもジョウビタキの声が 聞けた |
オオヨシキリの第1回冬羽は秋の渡りの時 にしか見えないのでは・・・ |
トモエガモ
2016年10月21日 曇り 園内でたくさん群れていたゴイサギは19日以降はほとんど見かけなくなった。 さすがに二日続けて犠牲者を出してはゆっくりと過ごせなかったのだろう。 だからだろうか、今日はオオタカの姿も見えなかった。 今はちょうど渡りの時期であり、珍しいクイナ類を見つけるには一番いい頃だ。3年前の今頃にはヒメクイナが見られているし、一瞬であるがシマクイナらしき黒っぽく小さな鳥も目にした。 観察舎では目の前の水際から目が離せない。 今日は学習舎前池に群れていたカモ類をひとつひとつスコープで追っていたら、中に1羽、トモエガモが混じっているのを見つけた。 |
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トモエガモ 肩羽が長いので♂かもしれない |
西観察舎にて 手前からハシビロガモ、オナガガモ、カルガモ |
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カモのように目の前を飛んで行ったオオバンを見た | 新堤防上空でもつれあっていたチョウゲンボウ |
久しぶりのチュウヒ
2016年10月19日 曇り 今日は久しぶりにチュウヒを見た。 昨日、オオタカが獲物のゴイサギを引き込んだ辺りから飛び立ったので、おそらくオオタカの食べ残しをあさっていたのだろう。 さて、今日見たチュウヒだが、撮影した写真では両翼の羽並びから初列風切最外側(P-9,P-10)が換羽中のように見える。チュウヒの初列風切の外側分離枚数は5枚、その内の外側4枚には欠刻があるが今日の個体にはそれが2枚しかない。9月29日の初認時にはP-8が換羽で伸長中であった。初列風切は内側から外側に向けて換羽しているようだ。ただし両者が同一個体であることが前提になるが・・。 ところでオオタカの幼鳥であるが、今日は東観察舎すぐ前でホバリングしてカワセミ杭にとまる寸前のシーンがあった。チュウヒが飛び立ってしばらくして飛び込んで来たのだが、もしかしたらオオタカが昨日の残りを食べていたところでチュウヒに横取りされて付近の枝に退避、そこで観察舎前のバンかオオバンが目に入って突進してきたのかもしれない。これはあくまで私の想像(妄想かもしれない・・・)が、出島ではよくあることだ。Yさんと二人で観察舎に詰めていたのだがこのシーンには全く手が出なかった。 |
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久しぶりのチュウヒ | よく見れば羽は伸長中のようにも見える |
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先が思いやられるツバメ | 観察舎の窓枠かぶり寸前のブレボケ写真 アカアシシギ 体の中心に線?光のいたずら? |
ジョウビタキ・コミミズク
2016年10月18日 曇り時々晴れ 昨日あたりからジョウビタキ初認の便りが届きだした。 そして今日はYさんから科学センターにて♀1羽確認の知らせをいただいた。 こうなると、野鳥園でも見つけないわけにいきません。 ジョウビタキがよく出るのは旧堤防。500mほどの堤防だが冬季には往復すると10羽近いジョウビタキが見られる場所である。どこかで必ず居るはずと往復してみると確かにいました。♀1羽。おそらく今季の初認だろう。 今日の出島はもうひとつニュースあり。 それはコミミズク。 13時ごろのこと、西池前の林からトビに追い出されたコミミズクを発見。 独特の羽ばたきで野鳥園上空を飛び回った後、学習舎正面の林に飛び込んだ。 スコープで探索して何とか枝どまりのコミミズクを発見できたがその後も微動だにせず。 17時になって私は時間切れとなった。あと少しで飛び出して杭にとまるのでは・・・との思いに後ろ髪ひかれながらの撤収となった。 引き続き観察を続けられたMさんたちはどうだったのかなぁ・・・・気になる。 ところで、昨日、ゴイサギを捕らえたオオタカ(幼)だがNさんによると今日もゴイサギを捕らえたとのこと。狩りのコツを掴んだのかもしれないが毎日、1羽ずつやられるゴイサギはたまらんなぁ・・・。 |
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旧堤防にて 今季のサキガケオジョー | 出たー! コミミズク |
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空抜けスーパートリミングその1 | その2 |
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学習舎正面の木の茂みに入ったまま 私は時間切れ |
旧堤防にて ホオジロだろうが何か変? |
オオタカが成幼2羽
2016年10月17日 未明大雨、後曇り時々晴れ 15日、土曜日にオオタカの成鳥が野鳥園に入ったとの連絡があったが遠出していて見に行けずにいた。でも、4日ぶりに訪ねた野鳥園でいきなり成幼2羽のオオタカを目にすることが出来た。 成鳥の方は茂みに飛び込む一瞬の姿だけであったが、今日は幼鳥の方が見せてくれた。 正面のよくとまるエノキの枝から一直線に飛んできてはゴイサギの群れを盛んに煽っていた。 群れが居る場所の近くにある竹三又杭にもとまり執拗にゴイサギを追い回していた。 そしてとうとう1羽の幼鳥を捕らえるのに成功した。 |
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杭には2回とまった | こんな時はフォーカスはオートで撮るべきか マニュアルで撮るべきかいつも迷う |
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今日はマニュルで撮ったがオートで撮った方が よかったかな?とも思う |
でもオートで撮った時には逆にマニュアルの方が いいと思うのだ 旧式レンズを使う者の定め |
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ゴイサギの群れ目がけて翻る直前 | ゴイサギ幼を追いかけていく |
ハイタカ登場!
2016年10月13日 曇り時々晴れ 北西風 今日は野鳥園でハイタカが見られた。10月9日の定例探鳥会でもハイタカ属の記録がある。鳴門、蒲生田でもハイタカがぽつぽつ飛び始めた。今年は渡りが早いのかしらん。落ち着かないなぁ。もちろん私の気分です~。 |
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私のとってはこの秋初めてのハイタカ | 正面の林を越えて新堤防方向へ飛去 |
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タシギもやって来た 翼の後縁が白い | 翼下面の斑紋も識別点 |
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西池にて シマアジとカルガモ | 左のシマアジと同個体 雨覆が明るい灰色、白色帯も広いので♂だろう |
今日はクイナが出た
2016年10月11日 晴れ 今朝は少し寒くて今秋初めて長袖の二枚重ね着での出島詣でとなった。 観察舎でYさんと寒くなったからクイナが出そうだなんて話をしていたところ、午後になって本当にクイナが出たとか・・・私が不在の時に限って出てくれる。今季の初物を逃した。残念。 ムラサキサギは今日も気配なし。 しかし今までの記録では滞在期間はだいたい一週間以上だからまだ姿を現す可能性は高い。 近くの茂みから突然飛び出した例もある。観察舎では引き続き注意したい。 |
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クイナの代わりに今日見たヒクイナ | これもクイナ科 オオバンとバン |
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ヒドリガモ かなり換羽が進んだ♂がいた | ホシハジロ♀♂の奥で休んでいるのはシマアジ |
オシドリ
2016年10月10日 晴れ 強い北風 北寄りの風が強く吹くようになって園内のカモ類が一段と数を増した。 今日はその中にオシドリ♀1羽が入っていた。でも距離が遠すぎた。 たくさんのカモ類はコガモが中心だが、スコープで丹念に見ていくとコガモと思っていたものが別の種だったりする。今日はコガモに混じってオカヨシガモ、ヨシガモ、シマアジが見えた。 今日はムラサキサギは出てこなかったらしい。 ヨシ原に紛れて行動するのが本来の姿ですから仕方ないですねぇ~。 |
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オシドリ♀ 距離が遠いのでそれなりにしか写りません |
オシドリ♀ こちらはスコープ+TG-4手持ち |
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ヨシガモのエクリプスと思われる こちらもスコープ+TG-4手持ち |
気になるアマサギ ずっとこの体勢だった。具合悪いのかなぁ? |
ムラサキサギ登場!
2016年10月9日 曇り 学習舎当番をしていたらBさんが来られて「白っぽいゴイサギを写したんだけど子供だろうか」とカメラのモニター画像を見せて下さいました。 一瞬、私も言葉がなかったです~。 紛れもなく、それはムラサキサギの若鳥でありました。 でも、私も過去に何度かこの鳥を見ているからこう言えるのであって体を縮ませていた姿ではゴイサギの印象を持たれたのも無理はありません。 とにかくこの時期は本当に油断できないです~。 ムラサキサギは東観察舎前のいつもゴイサギが群れている茂みにいるとのこと。 驚いたことにそこでもう2時間ぐらい(午前7時頃から)同じ場所にとまったままとのことだ。 この鳥をそんなに長時間丸見えの場所で見た記憶は私にはない。 結局、このムラサキサギは途中、数メートルの水路をまたいで何度か飛んだらしいが午後5時を過ぎてもほぼ同じ場所にとどまっていた。終日、ほぼ同じ場所で過ごしたことになるが、もしかしたらこのムラサキサギの若様、自身をゴイサギだと勘違いしてたのでは?! |
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ゴイサギの群れに混じっていたので見過ごして いてもおかしくない 油断できない |
餌探しかな?でも今日は羽繕いと休息だけで 餌捕りはしないままだったのでは |
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羽繕い中に何か見つけたか | 器用に曲がる首 |
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警戒ポーズ 冠羽を少し立てている | 午後5時過ぎ 頭を胸に差し込んでいた あの長い首が収まってしまうのが不思議 |
ホシハジロがやって来た
2016年10月8日 曇り 天気は思わしくなかったので今日は近場で過ごした。もちろん私の近場は出島です。 野鳥園にはホシハジロが入っていた。このカモも冬の常連だ。 東沼まで見回ったところではコガモの数はだいたい揃った感じ。ただし見える範囲ではあるが。 シマアジは今日は2羽しか確認できなかったが、これもヨシの中に隠れていたのだろう。 観察路ではムシクイ類が枝移りしていたが声を全くたててくれず見当つかない。なお、観察中にこのムシクイ類が移動する方向からウグイスの警戒声と思われるけたたましい声が聞こえてきたが、このムシクイ類が発した声とは考えられない・・・・?だろうなぁ。 録音した声はココ。 |
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ホシハジロ ♀ ♂ 奥はカルガモ | コガモ ♂エクリプス 観察舎すぐ前の杭にとまってくれたので細部まで じっくり観察できた |
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コサメビタキの若鳥か 胸がかなり暗色で悩ましかったが他の特徴は 全てコサメビタキのそれだ 写真は捕らえたセセリチョウを飲み込んだ直後 |
ムシクイ類 こちらは全く私にはわからない 見えている間は鳴き声ひとつたてなかったが・・・ |
新堤外側にウミネコの大群
2016年10月4日 曇り・晴れ 10日ほど前からだろうか。海の方から観察舎までウミネコの声が聞こえてくるようになった。 一度見ておかねばと思いつつ今日まで持ち越してしまった。 波消ブロックの上にいるのをスコープに入れてカウントしたのだが半分くらい数えてケツ割った。 6~700数えて降参とは情けないがカモメ類のカウントはあまり多いと吐き気をもよおしてくるのだ。 20年以上前のこと、調査でMさんと那賀川河口中州に降りた1万羽を超えるカモメ類をカウントしたことが思い出された。あの頃は気力があったんだなぁ・・・。 |
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見えるだけで1000羽+ | ウミネコ以外も混じっているはずだが・・・ |
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観察舎で見られたカワセミ | ヒクイナも姿を見せてくれた |
シマアジが7羽+
2016年10月3日 曇り・雨 何かの拍子でコガモの群れが飛び回ることがある。 そんな時には雨覆羽の灰色が目立つカモに注意したい。 シマアジである。 特に♂は明るい灰色をしているので群れの中ではひと際目を引く。 雨の日でも鳥見ができる観察舎は本当にありがたい。 |
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シマアジ 観察舎すぐ前の水路を泳いで行った |
ハシブトガラス 何を咥えてるかと思ったら草のような・・・?! |
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オオヨシキリ(若) この時期はたいていこの色合い いい所にとまったがしゃんと写ってくれない |
昨日10月2日撮影 オオタカ(幼) これもいい所を飛んでくれたのだが・・・ |
シマアジが7羽+
2016年10月2日 曇り 今日は学習舎前の池にたくさんのカモ類が入っていた。その多くはコガモで水際のガマ、ヨシの茂みに隠れている。何かの弾みで一斉に水域に出てくることがあり、その時にざっと数えると60羽+のコガモが確認できた。よく見ると意外に多くのシマアジが混じっていることがわかった。 |
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手前の7羽は全てシマアジ。コガモの群れの中ではシマアジは少し大きく見えたがこの画像では 奥のコガモの方が大きく見えるような? 大きさの印象ってあまり当てにならないということか。 |
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警戒するシマアジ 上空にミサゴが来たか?→→ | 直後、一瞬で水中に姿を消した 潜ってもミサゴには無力、オオタカだったか!? |
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これも警戒のポーズか 奥 コガモ、 手前2羽 シマアジ |
コガモに比べて水上での羽ばたきが多い傾向 コガモ群中でも目立っていた |
シマアジが5羽
2016年10月1日 曇り 朝の内の野鳥園。西観察路入口でジッ、ジッ、とボリューム感のある地鳴きが聞こえてきた。オオムシクイだ。それと判って撮影するチャンスなので慎重に声のする方にレンズを向ける。木々の隙間からチラリチラリ見える鳥にピントを合わせながら追う。ここだ!と一撮入魂で撮影したのがコレ。あぁ・・・ 午後の野鳥園ではシマアジが見えた。それも5羽。 園内には毎年、春と秋の渡り時期にシマアジがやって来るが数は多くなくてせいぜい2~3羽だ。 2006年に7羽の記録があるが、今回の5羽はそれに続くものだ。これから数が増えることも考えられるので園内でコガモを見つけてもくれぐれも油断なさりませぬように。。 |
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オオムシクイ 残念完全露出オーバー | 白飛びしててどうにもなりませ~ん |
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シマアジ 5羽の中の3羽 | 白帯が広いので♂と思われる 雨覆の色合いから幼鳥と思われる |
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先頭からコガモ、コガモ、シマアジ、シマアジ、ハシビロガモ(♀) 羽ばたいているシマアジはおそらく♀だろう |
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今日の初顔
2016年9月30日 曇り 今日は西池でキンクロハジロが浮かんでいた。昨夜の北寄りの風に乗ってやって来たのかな。 夕方の東観察舎ではアリスイの声が聞けた。本来の声に比べて音質が少し柔らかめだったので初めはなんだろ思いました。渡って来たばかりで疲れていたからかな。 今日録音したアリスイの声(約4秒間ヒヨドリの声のバックに流れている) |
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キンクロハジロ 若い個体かも | 林へ急降下するオオタカ幼鳥 |
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オオヨシキリ 若鳥 今頃よく見られる上面の褐色味が濃い個体 尾羽の先がバフ色 |
左と同個体 |
チュウヒがやって来た!
2016年9月29日 曇り 「チュウヒが飛んどるでよ」 Yさんから連絡いただいたのは朝ドラコーヒーの準備をしてさぁ、飲もうかというところだった。もちろん、放り出してすっ飛んで行ったのは言うまでもない。 東観察舎へ駆けつけるとYさんは画面をチェック中。写したけどどれも白く飛んでしもうてアカンとこぼしていた。「ウ~ン確かに・・」と私。 少し経過したところで東側からチュウヒが飛んできた。久しぶりだからか何かしら大きい印象。 とにかく写しておかねばと二人でシャッター押しまくり。 で、撮影画像を確認すると私のも白んでる。 迂闊だった、二人ともレンズが汚れまくりだったのだ。 湿気が高かったこともあるが、普段の整備を怠っていたツケがここで出たか・・・。 今日、初認のチュウヒはおそらく毎年越冬に訪れているのと同じ国内型♂成鳥だと思われる。 園内を周回飛行するパターンも例年通りであった。 とにかく出島によくぞお帰りなさいだ。 |
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草むらに一度突っ込んだ後上がってきた | こちらを見て「またお前さんらかい」ってか・・ お披露目飛行だったのか低めに飛んでくれた |
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東観察舎向こう正面のクズ上に降りてくれた | 左脇にハート斑は確認できるが左尾羽の 最外側はこんなに明るい茶色だったっけ |
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両翼共P-8が伸長中 左P-9先端に痛み | 右尾羽R-2が伸長中 |
久しぶりのヨシゴイ
2016年9月28日 曇り 雨の中、東観察舎で鳥待ちしていたらヨシゴイが飛んできた。 すぐ前の水路を横切っただけなのか、あるいは別の場所から飛んできたのか定かでない。目に入った時には羽を広げてガマにとりつくところだった。その後、すぐにガマの陰に隠れてしまったので数カット撮影するのがやっとだった。私の知っている限りではヨシゴイは8月10日以来の確認だ。 ところで、今シーズンのヨシゴイの記録を調べようとデータベースで検索したところ8月10日以外のデータが出てこない。おかしい?とチェックすると6月分丸々1ケ月分が保存されてなかった。 ショック!好きでやってるとは言え再入力、面倒くさいなぁ・・・。 なお、今日の午前中にはサンコウチョウが3羽+、キビタキ2羽、ムシクイ類が2羽+記録されており夏鳥の渡りは盛んな様子。しかし昼近くになってからは全く小鳥の気配は無くなった。やはり渡りの鳥を見たければ朝早く行く必要がありそう。 |
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ヨシゴイの撮影 私は今シーズン初めてだ | ♂のようだ 8月10日と同個体かしらん |
今日の初顔その2
2016年9月26日 曇り 今日の初顔はカモ類。 東観察舎から水路の奥を横切るカモが目に入ったのでとりあえず撮影。 モニタで確認したらシマアジとハシビロガモだった。だからそれと判って撮影したものではない。遠くのものは双眼鏡で見るより撮影して確認する方が確実なのもあるが初顔との出会いとしては何か釈然としない。やっぱりこの時期はスコープを構えておきたい。 観察路周りではヒタキ類が目立った。キビタキが♂1羽♀2羽+、コサメビタキ2羽、それからサンコウチョウの地鳴も聞けた。観察舎では今日もオオタカが竹三又にとまってくれた。私が知ってる限りでは園内初認の9月22日以降、ほぼ毎日、竹三又にとまっている。見られるのは午前中が多いようだ。 |
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シマアジ コガモで片づけてしまわないよう注意 |
ハシビロガモ ♂エクリプスだろうか |
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キビタキ♂ きれいな羽色をした♂は少ない | キビタキ♀ 暗いので撮影は難しい |
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タカブシギ 観察舎前で一休み | コサメビタキ 学習舎前のセンダンで採餌 |
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オオタカ 幼鳥 | 観察舎前の彼岸花にて 危うしアゲハ! |
今日の初顔
2016年9月23日 曇り 皆さんのフィールドでも同様でしょうが、この時期は毎日、新顔が加わるので鳥探しにも熱が入る。 今日は東沼にオナガガモ3羽が入っていた。オオタカがよくとまる枝ではエゾビタキがフライングキャッチを繰り返していた。オオタカも野鳥園内とその周辺部だけで過ごしていたようで終日よく姿をみかけた。今朝も観察舎前の三又杭にとまったとのことだ。気が付けば私もほとんど野鳥園で過ごしてしまった。やることいっぱいあるのに困ったものだ。 |
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東沼にて オナガガモ | エゾビタキ 西観察舎よりスコープ+TG4で撮影 |
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オオタカ幼鳥 西観察舎よりスコープ+TG4で撮影 |
学習舎前池のゴイサギ 何度もオオタカが飛ぶのに何知らぬ様子 |
オオタカ(幼)が見せてくれた
2016年9月22日 曇り 昨日、園内で確認されたオオタカ(幼)。たくさんのゴイサギを目にしたはずだからおそらく今日も来ているはずと観察舎を訪ねた。午後2時過ぎのことである。 野鳥園にはオオタカが好んでとまるポイントがあり、その辺りを見回すとすぐ見つけられた。学習舎正面のヤナギである。このあとオオタカは飛び立って正面林の奥経由で西池に滑り込むように進入、アオサギとカルガモをパニックに陥れてから園外へ姿を消した。一瞬のことで姿を見送っただけで終わったのだが、オオタカの意表を突くアタックにはいつものことながら痺れる。 東観察舎に移動してしばらくしてOさんが来られた。 撮影された鳥の事など話していると突然、観察舎越しにオオタカが飛んで来た。 オオタカはそのまま湿地を横切り、正面のエノキの茂みに姿を隠した。15:19のことだった。 いよいよ狩りの態勢か?と期待させられたがそこは幼鳥だ。すぐに茂みから姿を現し丸見え状態になった。双眼鏡で覗くと園内の状況をきょろきょろして今にも飛ぶぞと思わせる仕草をするのだが一向に飛んでくれないのはオオタカの常。羽繕いをし糞をしゴルフ場との境に沿って旧堤防方向へとぶのもよくあるパターン。でも今日は園外に飛び去らず、旧堤防下あたりに姿を消したのだ。このようなケースでは引き返して来ることがあり、観察者は緊張を解いてはいけないのだが今日は暗くなっていたこともあって撤収気分になっていたのが不覚だった。 1分もしない内に隣のOさんが「あれ何?」って。 見ると正面の竹三又にオオタカがフワリととまるところだった。 もちろん「オオタカ!オオタカ!」とOさんに促してシャッター連射。なんとか”とまりモノ”を写し込むことが出来てOさんと喜び合ったのだが、一方では「う~ん・・・」気が付かぬ内に観察舎の脇を低くフワーと飛んできたオオタカを想像してしまう。あの暗さではイメージ通りにはいかなかっただろうがチャンスを逃した悔しさもあり。雨間近で暗くなった16:38のことだった。 |
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学習舎正面のヤナギにとまるオオタカ | 正面のエノキに向けて上昇 |
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茂みの中から姿を見せこちらの様子をうかがう | 飛び立ち旧堤防方向へ飛んで行った |
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旧堤防下に姿を消してからすぐ後に戻って 来てフワリと正面の竹三又にとまった 感激! |
竹三又には小さな猛禽もやって来た モズ♀ 若鳥のようだ |
ツルシギ・オオバン・オオタカ
2016年9月21日 曇り時々小雨 今朝の野鳥園ではサンコウチョウとキビタキが見えた。しかし、撮影は困難だった。チョロチョロ枝移りするのでなかなかピントを合わせられないのもあるが一番の障害は蚊だ。最近また勢いを増しているようで観察路で少しでもじっとすれば即攻撃される。蚊取り線香は必携だ。 午前中、観察舎でご一緒したKさんからBG近くの田んぼにツルシギが来てると教えていただき見に行った。ツルシギは暗色に白い斑点、腹に全体に横斑が認められるので幼鳥のようだ。たえずコアオアシシギと行動を共にしているようで、夕方に江ノ島休耕田で見た時も一緒だった。 夕方、野鳥園へ出かけると西池でオオバンを見かけた。私は今シーズン初認だ。 今日は園内のゴイサギもいつもに増して数が多かった。となればオオタカがいるかも?と東観察舎正面奥のヤナギの木を双眼鏡で覗くと本当にいた!オオタカ幼鳥。 オオタカは幼鳥が9月10日、9月13日にいずれもBGから江ノ島にかけての海岸沿いで観察されており、園内出現に期待が高まっていたところ。餌には不自由はない。 |
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東観察路にて サンコウチョウ♀ | 東観察路にて キビタキ♀ |
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江ノ島休耕田にて ツルシギとコアオアシシギ 午前中はBG西の田んぼにいたが夕方は 江ノ島の休耕田にいた |
西池にて オオバンは1羽だけだった |
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東観察舎より オオタカ(幼) これからは頻繁に見られるようになるでしょう |
東観察舎より ゴイサギ 視界正面にオオタカの姿を認めていたはず |
台風の置き土産?
2016年9月20日 雨後暴風雨後曇り 雨が止み被害状況を確認しようと外へ出た時のこと。 自宅前の田んぼの方を見るとたくさんのアジサシ類が飛んでいた。 台風一過に現れるアジサシならば何が入ってるかわからない。すぐさまカメラを手に飛んで行った。 田んぼにヒラヒラ舞い降りる姿はクロハラアジサシ類のそれだ。強い風にあおられながらこちらへ向けて次々と飛んできた。私のレンズのオートフォーカスではほとんど後ろへ抜けてしまう。マニュアルにしたりオートに戻したり四苦八苦しながら撮影したがうまくゆかないのはいつもの事。 ほとんどがクロハラアジサシと思えるのだが17羽もいたので何か混じっていたかもしれない。 YさんがらBG近くの田んぼにアカエリヒレアシシギが2羽いると連絡いただいた。 先ほどまで一緒にクロハラアジサシを見て、別れたすぐ後のことだ。私もすぐ現場へ駆けつけたのだが、水を湛えた広い田んぼの真ん中にいるあんな小さな鳥をよく見つけられたものだ。 珍鳥ハンターの面目躍如。 |
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工地の水田にて | 今日見かけたのは冬羽もしくは幼羽が多かった のだが腹に夏羽が残るものもいた |
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田んぼに急降下して何かついばんでいた | 肩羽にバフ色のふちどり 幼鳥のようだ |
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芳崎の水田にて アカエリヒレアシシギ いずれも羽色のコントラスト が強いので幼鳥と思われる |
奥の個体の肩羽は灰色の冬羽に換わっている |
チョウゲンボウ
2016年9月16日 曇り後晴れ 私は、今日初めて出島でチョウゲンボウを見た。 チョウゲンボウは他の冬鳥に先がけてやって来る猛禽であるが近年、特に渡来時期が早まっているように思われる。私の把握する記録では2001年以降初認日はだいたい9月中旬頃で推移していたのだが、2014年が9月6日、2015年は8月9日、今年は8月4日と夏の盛りに記録されるようになってきた。 渡来が早まった要因は何だろうか? 私は近年、田んぼにイナゴが増えているのが関係してるのではと考えているのだが・・・。 |
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チョウゲンボウ ♂成鳥のようだ この個体は脇の斑が特徴的 |
左と同個体 |
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海岸付近上空にいたもう1羽と合流 | 学習舎前の池にはコガモが6羽 |
コムクドリ
2016年9月15日 曇り時々小雨り 最近、野鳥園周辺でコムクドリが見られるようになった。この時期は春のような大きな群れではないので目立たないが、ムクドリの群れに混じっていることがあるので注意したい。 今日は今津漁港近くで15+羽がムクドリと一緒にいるのが確認できた。なお、今日の観察中に尾羽から下尾筒にかけて真っ白に見える個体が1羽混じっているのを確認。かなり粘ったのだが再確認出来ず。あれは何だったのだろう。気になる・・・。 |
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コムクドリ 左上に♀型1羽、右♂2羽 | この個体は嘴の色から幼鳥と思われる |
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100羽+のムクドリの群れをチェックすると | いました。コムクドリ♂1羽 |
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ムナグロ 付近の田んぼに1羽だけ | 17:05 離岸堤にアマサギの群れが降りた この時点で離岸堤には150羽+のサギ類 が集まっていた |
ハヤブサ
2016年9月13日 雨後曇り 朝のゴミ出しから戻って来る時のこと。 苅屋川の方からケーケーケーの鋭い声が聞こえてきた。 見ると、ヨシ原の上を低く飛んで行くハヤブサが見えた。 おそらく川面に浮かんでいた十数羽のカルガモが目当てだったのだろう。 あわてて部屋に戻り辺りを見渡すと電柱上にとまっているのが目に入った。 備え付けのスコープを覗くと立派な体躯のハヤブサだった。昨日見たのと同じ個体かしらん。 なお、同個体かどうかは定かではないが夕方に上空高く南東方向に飛び去るハヤブサが見えた。 |
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ハヤブサはここへとまった | しばらく羽繕いしていた |
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カラスと思ってシャッター切ったのだが カワウだった |
最後にこちらに向けて飛んでくれた |
近隣情報 セイタカシギ
2016年9月12日 曇り時々晴れ 今日は近隣の情報。 江ノ島の休耕田にセイタカシギが2羽入っていた。 他にはキアシシギ、ソリハシシギ、タカブシギ、トウネンもいた。一昨日に見かけたコアオアシシギ、ムナグロはいなかったが、この休耕田にはいつも4~5種類は入っているようだ。 私が行った時にはちょうど隣の田んぼにトラクターが入っていたのだが、シギ類は特に警戒することなく採餌を続けていた。やっぱりお百姓さんにはかなわない。 ところで、Yさんによると最近、この休耕田にはハヤブサがやって来るようになっているとのこと。あれだけサギ類が多く目立っているとハヤブサも放っておかないわけだ。今日は我が家の上を鳴きながらトビを追いかけて行ったハヤブサ♀成鳥がいたのだが、そいつかもしれないなぁ。 |
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江ノ島休耕田にて スコープ+TG4で撮影 セイタカシギが2羽入っていた |
9月10日撮影 この日は賑やかだった |
魁小鴨 発見!
2016年9月9日 晴れ おそらく飛来してるだろうと園内を探し回りました。 結果、いました! ヨシの茂みの中で休息中のコガモ♀1羽。 昨夜の内に飛んできたのでしょうか、私にとっては今季初認でありました。 「お前たち、海を渡ったら出島を目指すんだよ!」 「苅屋川の岸辺はあったかいから寒い日も安心だよ~」 「それに、あそこでは夜中に餌にありつけなくても、米を撒いてくれる殊勝な人がいるんだよ~」 「頑張って行こう!それじゃやー出発~!」 なんて、声かけあって飛んできたのかな? |
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学習舎前池にいました スコープにTG-4押し付けて撮影 |
9月8日撮影 このコらは夏中、ゴルフ場と野鳥園を往復 していた |
近隣のシギ・チ ポイント
2016年9月8日 曇り 台風13号崩れの低気圧が東へ過ぎ去ったのを報せるように北西風が吹き始めた。 夜は窓から入って来るさっぱりした風が気持ちいい。 この分なら明日あたり出島にコガモの第一陣が到着するかもしれないなぁ・・・。 さて、この時期はなんといってもシギ・チ。 Yさんお薦めの海岸近くの休耕田には色々なシギ・チがやって来る。 最近は、私も一日に複数回、訪ねるようにしている。 しかし、昨シーズンと違って今シーズンの場所は近づける状況でない。 だからカメラの出番はなく、スコープによる観察が中心。 今シーズン、私がこの休耕田とその周辺で見たシギ・チは以下のとおり。 クサシギ、イソシギ、タカブシギ、ソリハシシギ、オグロシギ、ハマシギ、ヒバリシギ、トウネン、アオアシシギ、キアシシギ、コアオアシシギ、タシギ、チュウシャクシギ、コチドリ。 他にも識別できないのが何羽かいた。 さて、この休耕田は近づける状況でないと紹介したが、それは道路がない等の物理的な問題だけではない。付近にたくさんいるサギ類が人の気配をいち早く察知して派手に飛び回るのだ。つられてシギ・チも飛び去るというわけである。 この周辺で見られるサギ類の数は半端じゃない。 那賀川町の東側半分のサギ類はほとんどこの付近に集まっているのではと思わせるほどだ。 夕方には300羽ぐらいになる。今はアマサギ、コサギが目立って多いようだ。 |
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周辺部にはサギ類が多い 彼らがシギ・チの ガードマンになっている |
これは双眼鏡にコンデジ押し付けて撮影 |
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全体に土地が低いので稲刈り作業は大変 この稲田はほとんどヒエに覆われている これでは刈り取る気力も起こらないだろうなぁ・・ |
9月7日 18:30撮影 休耕田脇の堤防の外は海 沖の離岸堤はサギたちのネグラになっている |
雨の日はヒクイナ
2016年9月5日 雨 雨の中、東観察舎へ行くとすぐ前の茂みからキョッキョッキョッの声。 ヒクイナである。 しばらく待っていたら姿を見せてくれた。 雨の日は警戒心も緩むのかレンズを向けてもシャッター切ってもお構いなし。じっくり観察できた。 下の画像の個体は同一個体と思われるが、茂みには2個体いたので別個体の可能性もある。 今日は、倒れたガマの上でヒドリガモも見かけた。 よく見ると左翼が少し垂れ気味のように見えた。 やはり翼に問題を抱えていた可能性が高いようだ。 |
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夏鳥の渡りが始まった
2016年9月2日 晴れ 今、野鳥園とか苅屋川で過ごしているカルガモのほとんどは換羽中の個体です。 羽をたたんでいる状態でも筒毛の白が羽の隙間からのぞいているのでわかります。 ところで今日は畑で仕事してたらピッ ピッ ピッと聴き慣れない声が聞こえてきました。しばらく手を休め声のする方を見ていたらキビタキが枝渡りしてやって来た。ウチの畑に寄ってくれるのだから、野鳥園にも居るはずと仕事は直ちに取り止め出かけることに。 予想的中!やっぱり居ました。西観察路の暗くなった場所でした。 一緒にセンダイムシクイも枝渡りしていて久しぶりにわくわくしながらシャッター切れました。 注意! 一時少なくなっていた蚊がまた多くなっています。特に西観察路。 短パンは厳禁ですねぇ~今日の私めの反省です~ |
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8月28日 西観察舎にて 換羽中のカルガモ 初列風切、次列風切、初列雨覆、小翼羽と 筒毛が生えてきた状態 |
西観察舎にて ヒドリガモ♂はすっかりエクリプス このコは忘れた頃に現れる。何処にいた? |
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自宅畑のビワの木に立ち寄ってくれたコ | 野鳥園ではキビタキの他、センダイムシクイも |
今日のお子様はカイツブリ
2016年8月26日 晴れ 今日の西観察舎ではカイツブリの幼鳥が見せてくれました。 まだ親の庇護のもとで暮らした頃の癖が抜けてないのでしょうか、初めは水上で羽繕いしていたのですが水から上がって来ました。鳥自身はもちろんのこと見てる方も気が抜けませ~ん。 |
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① 今年生まれのお子様です | ② 上空を飛ぶトンボが気になります |
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③ 手前のシオカラトンボが目当て? | ④ トンボはパスしてそのまま上がって来ました |
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⑤ 突然、ゴイサギが舞い降りました | ⑥ まさかカイツブリを狙っている!? |
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⑦ どうもゴイサギの狙いは他にあったよう | ⑧ 羽繕い続行 念入りに脂を塗り付けています |
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⑨ 伸びをした時には自慢の弁足を披露 | ⑩ 最後は決めポーズ |
ヒクイナ
2016年8月24日 晴れ 久しぶりに観察舎前の草刈りをやった。 暑い最中にやったご褒美だったのか、一休み中にヒクイナが姿を見せてくれた。 |
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西観察舎前の様子 刈り後に一番に姿を見せたのはカメ |
東観察舎にて 幼鳥と思われる。 あまり警戒しない個体だった |
また、クロサギが来た
2016年8月21日 晴れ 西観察舎へ出かけた時の事。 奥のヒューム管横の木陰で羽繕い中のクロサギを見つけた。 少し暗い場所だったので、動かなければ見過ごすところだった。 双眼鏡がなければ気付くこともなかっただろう。 今日のクロサギは前回のように海岸方向へ飛び去ることもせず何度か池の縁と杭の間を飛んでくれた。久しぶりの連射撮影だったがピーカンでは思ったように写ってくれない。 |
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風切羽に横斑模様 初めて知りました | |
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カワセミもやって来た | |
夏水田んぼのシギ類
2016年8月20日 晴れ 今回は園外情報。 自宅近くの田んぼからシギの声が聞こえてくるようになった。炎天下での稲刈りでヘロヘロになりながらも夕方には双眼鏡を首からぶら下げて出かけておりました。 そんな中からの紹介。 |
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2016年8月16日撮影 左:クサシギ 右:タカブシギ |
2016年8月16日撮影 ヒバリシギ幼鳥と思われる |
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2016年8月16日撮影 左:サルハマシギ幼鳥と思われる 右:イソシギ |
2016年8月18日撮影 左:ハクセキレイ 右:セグロセキレイ |
カワセミ
2016年8月13日 晴れ 観察舎の中は風が吹き抜けて心地よい。 特に最近吹く風は乾いているのか、日陰で風に吹かれる快適度はクーラーの比でない。 そんな今日の西観察舎では池の杭にカワセミがやって来た。 やっぱり綺麗な鳥です、カワセミは。スコープでじっくり見たかった。 ところで、園内ではヨシゴイが確認されています。 私は何度か苅屋川河口方向から聞こえてくる声を聞いていたのだが、姿は確認出来ずにいた。 それが昨日、来園されていたNさんから「10日に東観察舎前に飛んできたのを見た」と伺った。 写真も撮影されていて拝見したところ私には♂成鳥のように見えた。もしや声の主はこのコでは? とにかく、これからはヨシ・ガマの茎の隙間にも注意ですよぉ~。 |
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しばらくは我慢・・
2016年8月8日 晴れ この時期はどこでも同じでしょうが野鳥園においても目新しいことはありません。 それでも一日に2回ほどは様子をみることにしている。 もちろんいい意味での裏切りを期待してのことですが・・・思惑通りにはいきません。 昨日、学習舎当番であったため昼間6時間ほど舎内で過ごしたのだが、暑さがいよいよ厳しくなると、鳥の姿は消え、声までもしなくなる。けっきょく学習者舎で確認できたのはわずか16種、カラスも確認できなかった。しばらくは我慢の日々が続きそう。 |
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学習舎で撮影 ミサゴの口も開いたまま・・・ |
8月6日 西観察舎で撮影 換羽中のカルガモ これでは全く飛べない |
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8月6日 西観察舎で撮影 カルガモが杭の陰で休んでいたらバンの幼鳥が やって来た |
8月5日 西観察舎で撮影 サイズだけは親と変わらないまでになったが・・ |
クロサギがやって来た!
2016年8月5日 晴れ 今日の鳥は西観察舎に着くなりKさんが手招きで教えてくれたクロサギ。 最初見た時は水際の茂みの隙間から首を伸ばしていた。Kさんによるとクロサギは最初は杭の上でいたらしいがゴイサギを追い払うために水際に飛んできたとのこと。 かなり気が強いようでその後も辺りにいたゴイサギ、コサギ、カルガモに対して威嚇するような仕草を見せた。水際のヨシの茂みに入り何か捕っているシーンもあったが獲物が何なのかはわからず。 しばらくしてから再び池の杭に移動、羽繕いした後、海岸方向へ飛び去った。 |
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コサギよりほんの少しだけ大きい | 上空に飛来したコサギをグワッと鳴いて威嚇 |
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伸び その1 | 伸び その2 |
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これはウンチ一発した直後 | 飛び立ち |
換羽中のヒドリガモ
2016年8月3日 晴れ 繁殖が一段落した今の時期は鳥が見えにくい。 そして鳥にとっても今は見られたくない時期に違いないでしょう。 ちょうどいい具合にこの暑さは人が外に出るのをためらわせます。 月が変わったので先月(7月)の記録をまとめてみました。予想通り少ないです~。 園周辺部で私が観察したものに学習舎の観察記録、定例探鳥会での記録を加えても月間で36種しかありませんでした。 |
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8月1日 西池で撮影 園及び周辺部でコサギを見るのは珍しくなった |
8月2日 西池で撮影 ヒドリガモ♂ エクリプスへの換羽中が見られるのは珍しい (6月22日の個体と同一ではなかろうか) |
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8月2日 西池で撮影 カイツブリ親子 ヒナは親と変わらないサイズまで成長している |
親が咥えたエビをねだっているようだ |
アマサギの群れがやって来た
2016年7月24日 曇り後晴れ いつやって来るかと期待してたのが今日やって来ました。70羽以上のまとまったアマサギの群れ。 今年も工地から上福井にかけての田んぼではイナゴが大発生、頼むよぉ~。 今朝は、自宅前の神社で今年初めてヒグラシの声が聞けた。 毎日、暑い暑い、言いつつも季節は着実に進んでいる。 |
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ゴイサギ幼鳥
2016年7月22日 晴れ 何処で育ったお子様でしょうか、この時期には観察舎周辺のガマ茂みでゴイサギ幼鳥を見かけるようになります。今日、東観察舎周辺で見かけたのは7羽の集団でした。鳥の寂しいこの時期には貴重な存在です。 |
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ゴイサギ幼鳥 東観察舎にて | 2016年7月21日撮影 ダイサギ、アオサギ 苅屋川の堤防にて |
ウグイス幼鳥
2016年7月13日 曇り 鳥たちも繁殖を終えたからでしょうか、園内はひっそりしてすっかりオフの様相です。 人も少なくて、シーズンなら常連さんの車がいつも何台か停まっていたものですが今ではあまり見かけなくなりました。皆さんも現状をよくご存知のようです。 実は私も最近は野鳥園詣でを休みがち。 今日になって気づいたことですが、学習舎前から観察路、管理道周りにかけて綺麗に草刈りされていました。どうやら指定管理者が機械を入れて作業してくれたようです。 定期的にボランティアで刈っている観察舎前も草丈が高くなって視界が悪くなっています。こちらは近日中にエクササイズがてらやろう思っています。 今日の画像は東観察路にて蚊の集中攻撃を受けながら撮影したウグイス幼鳥。 3羽がチャッチャッチャッと鳴きながら枝渡りしていました。 |
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ササゴイ
2016年7月6日 晴れ 最近撮りたくなるような鳥が居ないんですよねぇ。 長いこと鳥撮できていないです~。 でも、Yさんのおかげで今日は久しぶりにシャッター押せました。 連絡いただき駆けつけたのは中島漁港の船揚場。居たのはササゴイ。 水際を何度も往復して小魚を捕っていた。5分ほどの間に2匹小魚(多分ボラの子)を捕った。 かなりお気に入りのようだったが上空のトビを警戒したのか出島川方向に飛び去った。 |
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人間で言えばホフク前進 | みごとゲット~ |
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パンクですねぇ・・・ | 上空のトビを警戒 |
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かなり気に入ってるのでまた会えるでしょう | これは苅屋川にいたアオサギ 左翼の初列雨覆羽が特徴的なので注目してます |
ヒドリガモ♂
2016年6月22日 雨 一日中、雨。 出かけられる場所は観察舎ぐらいしかありません。 今日はその観察舎で珍しいのに会えました。 と言ってもヒドリガモ。 夏場でも稀に単独個体を見かける時があります。 |
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ヒドリガモ♂ 水面に白い羽を認めたときは一瞬何?でした |
観察舎壁面にはりついていたキマワリ 朽ち木につくゴミムシダマシの仲間です |
カイツブリその後
2016年6月21日 曇り後晴れ 現在、野鳥園内で観察できるカイツブリの巣は3巣。内、1巣は学習舎内からしか見えないが、他の2巣は東沼にあり旧堤防から目隠し越しに見える。その内の西側の巣は先月17日以降観察を続けている。 この巣では6月17日にヒナ2羽を確認。しかし翌18日にはヒナは1羽に減っていた。 親鳥1羽はずっと巣の上にうずくまった状態が続いているが、その後もヒナは増えておらず1羽のまま。ヒナは今日は巣の周りに泳ぎだして水上で親から餌をもらっていた。 ところでこの巣の周りにはよくカメ(ミシシッピアカミミガメ)がやって来る。そして水面から首を上げて巣の様子を見ている。日向ぼっこの場所を物色しているのだろうが、まさかヒナを狙っているなどということはないのかなぁ・・・?。 |
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カイツブリその後
2016年6月17日 晴れ 13日にヒナ1羽確認するまでは毎日朝夕、東沼へ通っていたのにヒナ1羽見つけて緊張が途切れてしまったようだ。以降3日間、東沼へは出かけず終いになっていた。でも、巣には少なくても3個の卵を確認していたので今日あたりは巣の上で3羽のヒナが頭揃えて餌待ちしていると思ったのだが・・。 今朝見かけたヒナは2羽だけで、親鳥は引き続き残りの卵を抱いている様子だった。親鳥は数分に一度、ヒナの元に餌を運んでいるようで、なかなか大変。 |
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コヨシキリやって来ました
2016年6月14日 曇り後晴れ やっと今日、コヨシキリのさえずりが聞けた。 さえずりが聞けたのは苅屋川河口ポンプ場近くの休耕田。 今日のさえずり録音 今では全面がすっかりガマで覆われてしまっている休耕田で、去る6月2日夜に我が家まで聞こえてきたヨシゴイのさえずりもこの辺りからのものだと私は思っている。 しばらくあぜ道でコヨシキリが姿を見せるのを待ったのだが出てこなかった。 休耕田から野鳥園まではすぐ近く。だから午後からは観察舎で耳を澄ませていたのだが残念ながらコヨシキリのさえずりは聞けず。その代わりか、今日の観察舎はヒクイナのサービスがよかった。 |
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コヨシキリのさえずりが聞けた休耕田 | ヒクイナが飛んできた |
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ガマの茂みから泳いで来た | そして水浴び |
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羽繕い | 最後は伸び |
カイツブリやっとヒナ確認
2016年6月13日 曇り時々小雨夕方晴れ 観察を続けてきた東沼のカイツブリですが今朝、ヒナ1羽が確認できました。 昨日の探鳥会ではヒナは確認できなかったので、昨日午後以降に孵化したものと思われます。 私が最初に抱卵を確認したのが先月の17日。それ以前から卵を産んでいたことも考えられるので孵化まで27日以上かかったことになります。長かったです~。 |
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スコープにTG-4を押し付けて撮影 矢印先がヒナです |
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声に注意!ツバメチドリ
2016年6月10日 曇り後晴れ 今時分の野鳥園に行く目当てと言えば、私の場合はコヨシキリとヨシゴイ。 当地ではコヨシキリは渡り中に立ち寄るだけ。毎年、5月の終わりごろに確認されることが多いが今シーズンはまだ確認できていない。なお、過去には6月に入ってもさえずりが聞けたことがあるので野鳥園に来た時にはいつも耳を澄ませるようにしている。 しかし、残念ながら今日もあの賑やかな声は聞けず。 ただ、声に注意していたおかげで上空を飛ぶツバメチドリを見逃さずに済んだ。 ツバメチドリは旧堤防方向から飛んできて、ゴルフ場との境から新堤防上を飛んで西方向へ飛び去った。一応、撮影したが遠すぎた。 ヨシゴイは6月2日の夜、自宅にて苅屋川河口方向から聞こえてくる鳴き声を確認している。しかし、こちらも姿はいまだ確認出来ずにいる。夜間に旧堤防上で鳴き声チェックしたいのだが、不審者と間違われたくないので躊躇しているところだ。 |
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全てスーパートリミング | キュリキュリと鳴きながら飛んで行った |
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0.0何秒?シャッターが遅ければ虫に パクついていたのになぁ・・・ |
突然に近くを飛ばれるとピントが合わせられない このコは羽の上面が明るく見える |
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この個体は右上のとは別個体と思われる | 東観察舎前に現れたタヌキ このコは左前足を痛めている様子でしばらく このように寝そべっていた |
東沼のカイツブリ
2016年6月9日 曇り後晴れ 東沼のカイツブリの卵。まだ孵化していません。 巣は先月14日以降に造られ、17日時点ですでに親鳥が抱卵に入っていた。 カイツブリの抱卵期間は3週間ぐらいといいますから何時孵化してもおかしくないです。 日曜日の定例探鳥会あたりには巣の上でヒナが見られるかも。 ただ、最近は天敵の姿をよく見かけるようになっているので前途多難です。 |
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18:55 撮影 スコープにTG-4を押し付けて撮影 |
18:44にK5+400mmで撮影したものだが 左の方が見やすい感じがする・・・ |
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東観察舎にて撮影 アオダイショウが徘徊するようになった |
6月8日 東観察舎にて撮影 走り抜けるイタチの全身を入れるのは難しい・・ |
東沼のカイツブリ
2016年6月4日 曇り後小雨 東沼のカイツブリの巣には変化なし。 堤防上からよく見通せる巣は2巣でいずれもまだ親鳥の抱卵が続いている。親鳥は巣にうずくまっていても決して周りへの警戒を緩めることはない。それは雨の夜であっても同じなんだろなぁ・・・。 以下の写真は5月30日撮影分とは違ってより東側の巣。。 |
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東沼 旧堤防目隠し隙間から撮影 転卵中の親鳥 卵が3個確認できる |
こんな風にじっくり観察できる |
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東観察舎にて撮影 今日は湿地内にツバメの幼鳥が降りていた 親鳥から餌をもらっているのも見えた |
東観察舎では久しぶりにヒクイナ成鳥 後続にヒナを期待したのだが・・・ |
園内初記録
2016年5月31日 晴れ 今日は特異日だった。 アオバトの声がしたので探しに旧堤防へ上がったところ、堤防横の電線にとまっている違和感ありの鳥が目に入った。双眼鏡で確認するよりまずは撮影。ところがシャッター1回切ったところで飛び立った。そのまま泥山の方へ飛び去るまでをカメラで追いかけたが飛び方も少し変。 モニタ画面で確認するとブッポウソウ。野鳥園初記録だ。 Yさんから朝方、西観察舎前で撮影したというハクセキレイの画像を見せていただいた。顔が白くて体上面が黒い・・もしや亜種ホオジロハクセキレイ?!・・だとしたらこれも野鳥園初記録か。 今日はサンコウチョウが大サービス。 普段のサンコウチョウは暗い林の中を動き回っているのだが、今日はじっとしている事が多かった。そしてあまり警戒せず何度もすぐ近くまでやって来た。しかし撮影には暗すぎ・・・下の斜め枝にとまったノートリミング画像はすべてシャッター10分の1・・・手持ちでは写真にならなかった。 でも、ドキドキワクワクな時間を過ごせただけで私としては大満足。 |
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旧堤防下の電線にとまっていた このシルエットはもしや・・・ |
翼の特徴的な白斑で確定! |
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Yさんのカメラのモニタ画面から | 西観察路入口で鳴いていたオオムシクイ |
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ノートリミング 尾羽を跳ね上げ | ノートリミング 目の前の横枝にとまった! |
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ノートリミング 正面を向いてから | ノートリミング 背中も見せてくれた |
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ハチとか蛾を食べていた | ♀も姿を見せてくれた |
東沼のカイツブリ
2016年5月30日 曇り後晴れ 東沼で営巣中のカイツブリの様子。 ガマが生長して多少は目立たぬようになっているかと思ったのだが、東沼の巣は今日現在でも丸見えの状態。堤防の目隠しの間から巣までは50mほどの距離だからスコープを使えば様子がよくわかる。営巣開始から数えると、あと4~5日でヒナが見られるかもしれない。 |
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巣に戻って卵に被せてあった水草を退けている | 2羽で巣を補強中 |
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足元に卵らしいのが見える | 問題はタヌキだなぁ・・・ 連日、観察舎前に出没している |
まとまった数のサギ類
2016年5月28日 曇り、小雨 今朝、まとまった数のサギ類が我がフィールドの田んぼに降りていた。 数えると35羽の一団。内訳は多少取り違えがあるかもしれないが、ダイサギが8羽、チュウサギが20羽、アマサギが7羽でコサギは混じっていなかった。 降りた田んぼは同じ地区の人が耕作している田んぼでパッと見では休耕田風の趣。 今シーズンは直播栽培を採用したため他の田んぼより稲の生長が遅れているためだ。 それだけに今、サギ類に踏みまわされるのは痛い。一方で小さな苗を食うタニシにも手を焼いているそうなので、サギが食ってくれるなら歓迎のはずだが・・・難しい。 |
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工地の田んぼに降りたサギ類 ダイサギ、チュウサギ、アマサギ |
大きいのはダイサギ、小さいのがチュウサギ 正確に数えるにはスコープが必要 |
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チュウサギ クチバシの色には差がある | 手前はアマサギ 奥の4羽はチュウサギ |
今日はヒナ
2016年5月27日 曇りのち晴れ 朝一番でYさんからカルガモのヒナ連れがいるとの連絡をいただいた。我が家から車で数分の現場へ急行するとすでにYさんは次のポイントへ向けて出発したらしく不在。でもカルガモのヒナ連れは水から上がって待ってくれていた。親子はくつろいだ感じで車から丸見えの場所なのに警戒する様子はなかった。とりあえず写真を数枚撮って早々に退散。 今日はヒナに縁があったみたいで野鳥園でも可愛いのが見えた。 観察路と観察舎周りの草刈りしたので、そのご褒美だったのかな。 |
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ヒナは8羽 | ヒナのアップ (左写真の左下段部分の拡大) |
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背中に乗っているヒナは少なくても3羽 | ※ヒクイナのヒナ 体色はヒナのそれだがサイズは成鳥に近い 脇の白黒模様が出始めている (※クイナの可能性はないのかなぁ・・) |
不自由な?カルガモ
2016年5月26日 雨時々曇り 昨日、野鳥園でもホトトギスの初音が聞けた。 残るはコヨシキリのさえずりを聞けるのが何日になるかが興味のあるところ。 ガマの丈が伸びてきたのでそろそろヨシゴイも期待できるかも。 ところで、昨日、東観察舎前の水路にやって来たカルガモのペア。 よぉ~く見ると1羽の右目には障害があるようで目の瞬膜が閉じたまま。 泳ぎはともかく、飛ぶのはどうなんだろ・・と心配したのだが、その後、飛び立って2羽で園内上空をぐるぐる飛び回っていた。たいしたもんだ。 昨日は観察舎前でヒクイナの親子連れが見られたとのこと。それで今日も雨の中、午前と午後に各1回、観察舎へ出かけたが空振り。 |
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昨日5月25日 東観察舎で撮影 | 珍しく三又杭にアオサギがとまった ムラサキサギだったらなぁ・・思いましたよ |
10日ぶりのムラサキサギ
2016年5月23日 晴れ 今日はムラサキサギが出た。10日ぶりである。 ムラサキサギが出たのはYさんと二人で東観察舎でカイツブリの親子を観察していた時のこと。 我々の声に驚いたのか、突然に観察舎すぐ東側のガマの茂みから飛び出した。 ムラサキサギはまっすぐ旧堤防方向へ飛んだ後、湿地内の松の木天辺に。 しばらく周りの様子を見た後、東沼へ姿を消した。 こんな事もあろうかと二人とも観察舎周りはチェックしたつもりだったのだが・・・・・やはり今回も相手が1枚上手だった。 念のため東沼を見まわしてきたが、いったんヨシ原に入ると見つけられるものではない。 居続けていることは間違いないが出会うのは観察者の運しだい。手強いです~。 |
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ここまで飛び去るまでピントが合わなかった | 東沼との境の松にとまるムラサキサギ |
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カイツブリはヒナを背負っていた | 別の1羽が給餌にやって来た |
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セッカが観察舎すぐ前の茂みにやって来た | 学習舎前のハマボウにとまるスズメ幼鳥 |
ヒクイナ・カイツブリ
2016年5月20日 晴れ 今日も暑かった。ニュースでは北海道で30度の気温だったとか。 出島も真夏の様相で昼間は旧堤防など歩く気にもなれなかった。 ならば観察舎が具合いいかと言うとそうでもない。一気に増えた蚊の攻撃にあう。 そして今日は池を泳ぐヘビを初めて見た。繁殖する鳥たちにとっては大きな脅威だがヘビも生きるのに必死。食う側がいきなり食われる側に回ったり・・片時も油断がならない。 観察舎から湿地を眺めているとそんな世界がかいま見られる。 |
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水面を泳ぐアオダイショウ 西観察舎にて撮影 | 短くヒクイナが飛んだ 東観察舎にて撮影 |
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本日、疑似木の隙間から撮影した東沼の巣 右写真の左矢印位置にあるもの |
本ページ5月13日の写真に写っている巣は 右矢印に在ったものだが、17日時点では 放棄されて代わりに左矢印の位置に新しく 巣が造られていた |
ムシクイは悩ましい
2016年5月18日 晴れ 今日は学習舎前ベンチすぐ脇のマサキの茂みでムシクイを見つけました。 この種の鳥は枝を次々に渡って片時もじっとしておりません。 しかし、今日のコはしばらくの間じっとしておりました。 ムシクイは鳴き声が決め手なので、茂みに姿を消してからもしばらく耳を澄ませていたのですが全く鳴いてくれず。オオムシクイかメボソムシクイあたりとは思うのですが・・ なんとも言えません。 |
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アオアシシギ 西観察舎にて撮影 珍しく杭にとまっていました |
ハマシギ 一群18羽が園すぐ近くの田んぼに 降りました |
今日はカイツブリ
2016年5月13日 晴れ 今はカイツブリがよく目立ちます。 巣で抱卵中の親鳥の姿、背中にヒナを載せて泳ぐ親鳥、親鳥に餌をもらうヒナなど、ほのぼのシーンが見られます。観察には東沼がおすすめです。 |
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本日 旧堤防目隠しより撮影 抱卵中のカイツブリ |
5月12日 旧堤防目隠しより撮影 ヒナは左に3羽、右に1羽 |
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5月1日 学習舎より撮影 この時は2卵確認できたのだが・・・ |
5月8日 学習舎より撮影 何があったのか?左の巣は跡形もなかった |
今日のムラサキサギ
2016年5月11日 曇り、夕方晴れ 今日はムラサキサギが3回姿を見せたとのこと。 1回目は10:20、新堤防側から園内に飛んできて向こう正面の林縁にとまった後、湿地へ降りる。 2回目は13:15頃、降りた場所から十数m東側より数分間林縁に上がり再び湿地へ降りる。 3回目は16:30頃に湿地内で姿が見られたがすぐに姿が見えなくなった。 私はいずれも、微妙に時間がずれて見られなかった。残念。 出島の集落側で見られたオウチュウは9日以降確認できてないようだ。 今晩はきれいな星空。 明日は穏やかに晴れて観察路ではまた渡りの夏鳥が見られることだろう。 |
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09:27 園上空を西から東へ飛んだサシバ | センダンが花盛り |
今日はショウドウツバメ
2016年5月10日 雨 今日も雨模様の天気だった。 朝、少しの野菜を産直へ持って行った後はお決まりの野鳥園だ。 雨でもゆっくり鳥見ができる観察舎は有り難い。 今日は普通種で楽しんだ。 オオヨシキリ、セッカ、カワラヒワ、スズメなど、しっとりとした新緑の中で見るとどれもこれも綺麗。 今日はフィールドスコープを持って行くべきだった。 |
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アオサギ レンズが曇ってソフトフィルター入れたみたい |
ショウドウツバメも白んでしまった ネクタイがかろうじて見える・・・ |
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セッカ 西観察者舎にて | 今日、園内で初めてアサギマダラを見た |
雨のムラサキサギ
2016年5月9日 雨 雨にもかかわらず東観察舎で鳥見。 1+4=5、5+4=9 前回のムラサキサギは初認から4日後に見られたので今日あたり出るかもね・・ なんてKさんと話してからそう時間は経っていませんでした。突然、Kさんがシャッター連射。 前を見ると今まさに正面の林に向けてムラサキサギが飛んで行くところ。 不覚!私がシャッター切ったのはほとんど林に到達してからでした。 観察舎に入ればムラサキサギがいることを念頭に探してはいるのですが、相手が1枚上でした。 となれば次回は9+4=13日あたり・・・・性根を入れて探しましょうね。 ところで、今日、私たちがムラサキサギを見たのは午前10時50分頃のことでした。ところが午後に観察舎の様子を訪れた際に詰めておられたTさんによると午後3時前にも東観察舎前の湿地から東沼へ向けて飛ぶのが見えたとのこと。サギ類の活動は雨は関係なし、むしろ活発になるようですから明日も期待できるかもしれませんね。 |
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アオサギとは明らかに異なるのですが 意識してないと勘違いする可能性あり |
とにかく羽上面のコントラストが鈍いのを 見かけたら注意 |
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こうやって堂々ととまっていても意外と 目立たない |
今日の鳥画像4点はすべてトリミング量同じ 首を縮めていると意外と小さい。これもヨシ原で みつけにくい要因かもしれない |
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東沼に向けて飛び去る ホームポジションは東沼でしょうが、まず 見つけられないでしょう |
今日はここから飛び立った 20mも離れていません |
サンコウチョウがやって来た!
2016年5月8日 晴れ ゴールデンウィークが終わるころから立ち寄ってくれるのがサンコウチョウ。 今朝はそのサンコウチョウが2羽来てるとの連絡をSさんからいただきました。園入口に足を踏み入れたとたんにホイホイホイのさえずり聞こえてきた。そーっと観察路を進むと、長い尾羽を引いて飛ぶ姿が木々の隙間からちらり・・いつもながらワクワクする瞬間。 だけど、今日はそのサンコウチョウに夢中なあまりYさんからの電話に気づけませんでした。 そうなんです!またまたYさんが珍しいのを見つけていたのです。 そこは野鳥園のすぐ近く、ほんの300mほどの田んぼだった。 こちらはちょっと悔しかったー。 |
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はじめにやって来るのは決まって♂です | もう1羽はもっと尾羽が長いらしい |
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Yさんのカメラモニターにはクロツラヘラサギ! | 今日の定例探鳥会で見かけたコムクドリ コムクの渡りも一段落と思っていたのだが 今日は多く見かけた |
3シーズン連続飛来!
2016年5月7日 晴れ 5月5日以降、出島地区にオウチュウが飛来している。 オウチュウは2014年5月28日、2015年6月17日にそれぞれ1日だけ出島野鳥園で確認されている。しかし、それ以前は徳島県内では全く記録のなかった種とのことで、当地ではまさに珍鳥です。 こうしたことがあるたびに思うことは出島野鳥園は本当に後背地に恵まれた所なんだということ。もし、出島地区を一回りするならば何が出てもおかしくないような環境だと感じられるはず。 と同時に後背地は人の生活する場所でもあります。小型車1台がやっとの道路にたくさんの鳥見人がやって来て住人と軋轢が起こりはしないかと心配しています。 ちょっと飛べば野鳥園、オウチュウには早く野鳥園へ移動してと願うばかり。 |
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5月6日撮影 雨の中で採餌していた |
桑のトップにとまってくれた |
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林縁でツバメとともに採餌飛翔 | 餌はおそらく小さな虫だと思われます |
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この方向からではよくわからないが 前方から見るとツバメのような口をしている |
黒い天女のよう? |
ムラサキサギ続報
2016年5月5日 晴れ Tさんによると今朝10時にムラサキサギが観察舎のすぐ前のガマの茂みからから飛び立ち東沼へ向けて飛んだとのこと。私が観察舎に着く数分前のことでちょっと落胆。でも東沼に降りたきりとのことだったので様子を見に出かけました。 ムラサキサギはどちらかというと東沼に降りるケースが多いのです。でも、深いヨシの茂みに入ってしまうと見つけるのは容易ではありません。今日は午前と午後にそれぞれ1回、入念に探しましたが結局見つけられませんでした。 それから同じくTさん情報では、アカガシラサギ(ほぼ夏羽)もやって来たとのことです。観察舎向こう正面のヤナギの天辺にとまっていたとのこと。こちらはすぐ園外に飛び去ったとのことですが、昨シーズン同様、今後頻繁に見られるようになるかもしれません。 ムラサキサギ、アカガシラサギ・・とレアなサギが揃い、これからは園内での観察者の目が増えることでしょう。そして今日は近場でさらにレアなのが出てます。こちらはもし園内で見られたら3シーズン連続記録になります。(こうなるとレアでもないか・・・) とにかく皆さま、園内ではくれぐれも油断なさりませぬように。 |
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ムラサキサギ こちらは5月1日の在庫から |
アカガシラも写せなかったので今年初めて 撮影したチュウサギでご勘弁 |
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ショウドウツバメ ツバメ20±羽の中に混じっていた |
連絡をもらって駆け付けたが遠くに飛んで 行った後だった こちらは数秒差 残念! |
ムラサキサギ続報
2016年5月4日 曇り 強い南風 今日も午前午後と各2時間、野鳥園に詰めておりました。旧堤防周辺、東沼も含めて今日もムラサキサギの気配なし。もう少しエリアを広げないと駄目なのかしらん。 荒天明けで穏やかに晴れ上がった割には園内は小鳥類の姿が少なく寂しかった。 そういえば、今日は野鳥園周辺の田んぼも含めて、ツグミ類の姿が全く見られなかった。 でもって、今日は東観察舎周辺を飛び交っていたツバメ。 |
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ツバメ 青光りする背中がきれい |
ツバメ 昨夜の時化はどこでやり過ごしたんだろ・・ |
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コシアカツバメ 目の前を飛んだがシャッター切れたのは すっかり遠くへ飛び去ってから |
セッカ 真っ黒な口の中を見せてさえずっていた |
ムラサキサギ続報
2016年5月3日 曇り 強い南風 昨日、今日と二日間に渡り、ムラサキサギの姿が見つけられないでいます。 ”いない”と”見つからない”とでは大きな違いがありますが、私は後者だと思っています。 非常に見つけにくい鳥ですから見過ごしている可能性が大きいはず。その内、ヨシ原から首を伸ばしているのに鉢合わせしそうな予感。 昨日の野鳥園ではショウドウツバメ15羽±が飛びました。 ツバメも一緒に群れていましたがショウドウツバメは、より高度の高いところを飛び回りながら東へ移動していきました。その中でえらい大きいツバメが1羽混じって飛んでいるなぁ思ったら、それはツバメチドリでありました。 |
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ツバメチドリ 距離が離れ過ぎ・・・ | 14:19南から北へ野鳥園上空を低空飛行 した双発プロペラ機 |
ムラサキサギがやって来た!
2016年5月1日 晴 東観察舎に居合わせた日本語堪能な外国人ウォッチャーと二人で鳥見。 「イギリスではサギ類は珍しいのですよ」そんなお話を聞いて間もない時のことだった。 上空からフワリと1羽のサギが舞い降りてきた。アオサギにしては何かしら細身・・ゆっくり1回旋回した時に見えた翼の上面は鈍い色合い。この時点でハッと思ったのだが体が固まっていたようでカメラを構えるどころではなかった。 「ムラサキサギ!」と口にできたのは降りて一呼吸、すっくと細い首を伸ばした時のことであった。 もちろん、傍らのウォッチャーも大興奮のご様子。 ムラサキサギの当地での記録は、私の知り得た範囲では2000年以降で 2000年12月、2006年5月、2010年4月~7月、2011年10月の記録があります。 滞在期間は1週間から3ヶ月と幅があります。 しばらくは出島近辺で居てくれそうな気がします。 皆さん、野鳥園でアオサギが飛んでいたら要注意です~。 |
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降りたのは観察舎東側水路の向こう岸 | 額からクチバシがまっすぐ 独特のフォルム |
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緑の葉陰に入ると見つけにくい | 羽繕いもしてくれた |
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近くにやってきたアオサギを警戒したのか 飛んでくれた。思惑通り。 |
南方系のサギは緑がよく似合う |
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アオサギとはこんなにも違うのに 勘違いするんですねぇ・・・・ |
いい色合い |
キアシシギとキョウジョシギ
2016年4月30日 晴 今春の野鳥園周辺はシギ・チが少ない。近くの休耕田でジシギがまとまって見える程度だ。 毎年、付近の田んぼで見かけたムナグロも今シーズンは数羽の群れが見られただけ。私は単発で上空を飛ぶのを見かけただけ。 コチドリ、アオアシシギの声を聞くときもあるが機会は少ない。もしや自分の耳が悪くなったのかしらん?思う時があるのだが今日は新堤防沿いを散歩してたらキアシシギの声が聞こえてきた。 まだ耳はいけそう・・・。 |
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キアシシギとキョウジョシギ 波消ブロックを伝って近寄り、写してきた |
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明日に期待
2016年4月29日 晴 夜通し吹き続けた北西風は今日も一日止むことがなかった。昨日、掃き寄せた観察路の落ち葉も、今日は元の木阿弥であった。その観察路を歩いてもあまり鳥を目にすることがなかった。冬の天気に逆戻りだから仕方ない。明日に期待。 ということで今日の画像はすべて昨日(4月28日)撮影分。 |
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キビタキ♂ 東観察路にて | モズ♂ 東観察舎にて |
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バン 東観察舎にて この時期はよく鳴声を耳にする |
カルガモ 西観察舎にて 後ろにやって来るのは巣材をくわえたバン |
繁殖期を迎えたクイナ
2016年4月27日 雨 観察舎前の刈込にクイナが出てきた。 胸の青灰色が濃くなっているように見えた。 しかし、相変わらず注意深く、数秒間、姿を見せただけですぐ草むらに飛び込んでいった。 園内にこのまま居続けて、なんとか繁殖までいってほしいところだ。 |
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ツツドリ・コムクドリ
2016年4月24日 曇り 今朝はツツドリとコムクドリ。 ツツドリはよく飛び、よく鳴いてくれた。 しかし姿を見せることは突然のことで撮影は思うようにはいかなかった。 それからコムクドリもよく飛んだ。20~30羽の群れで林沿いを採餌しながら移動するのが何度も見えた。中には湿地内を観察舎に向けて飛んでくるものもあって堪能できた。今日は100羽以上の群れも見えてコムクドリは渡りのピークを迎えた印象。 |
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ツツドリ 西観察舎向かいのセンダンの木にとまる |
とまった場所が悪かった |
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西観察舎から学習舎前にかけてをよく飛んだ | コムクドリ 湿地上を東観察舎に向けて飛んできた |
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この群れで120羽ほど | オオヨシキリは目立つ場所に現れた |
クイナがまだいます
2016年4月23日 晴れ後曇り、雨 今朝は東観察舎でクイナが見えた。最近になっても声は何度か聞いていた。しかし姿を見たのは久しぶりだ。 最近、Yさんも近くの休耕田でクイナをご覧になっていたところで、お互い繁殖するかもしれないから注意しましょうって話をしたところだった。 冬の間、クイナは色々な鳴き声を聞かせてくれた。これは近年ないことだった。もしかしたら野鳥園でも繁殖なんてことになるかもしれない。 ところで、今日の野鳥園は昨日とは一転、ムシクイ類の鳴き声が全く聞けなかった。キビタキも地鳴きらしいのをたまに耳にしただけ。朝の内、天気も穏やかだったのにどうしたのかなぁ。一挙に通過したのかな。今日の収穫はノゴマのさえずりが聞けたこととアカハラのまとまった群れ(7羽)が見えたことぐらいか。 |
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残念、逆光で色が出ない | 画面の片隅に入っていたのを超トリミング |
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西観察路の入り口付近で見かけたアカハラ | 近くの休耕田ではタシギの一群 数えたら 25羽以上いた 羽繕いで確認できたのは すべてタシギだったが別のも混じっていたかも |
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ウチの田んぼの入口にいたジシギ | 左と同個体 翼の後縁は白いけど・・・ |
夏鳥が賑やか・・おまけはギンムク
2016年4月22日 晴れ 今朝の野鳥園は賑やかでした~。 まず、キビタキが目立って多かった。それからセンダイムシクイ、エゾムシクイのさえずりがあちこちから聞こえた。耳をすますとアカハラ(シロハラかも)のさえずりも聞かれた。突然、観察舎のすぐ裏の林からアオバトの声がしたり、観察路脇の木をかすめるようにツツドリが飛んで行ったりで、今日はほとんど一日、野鳥園で過ごす羽目になった。 さらにすぐ近くの田んぼでギンムクドリ♂が出るオマケまであった。 明日半日、野鳥園からは目が離せないなぁ・・・。 |
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チ・チョ・チ・チョ・ヴィーとさえずってたので センダイムシクイに間違いなし |
今日はキビタキをよく見た |
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オオルリ♀か | ピンボケツツドリ |
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ギンムクドリ♂の水浴び | 近くの木の茂みへ向けて飛んでいった |
キジバト・バン
2016年4月21日 曇りのち雨 今日も午前中、少しだけですがオオセッカは東観察舎前でさえずっていました。姿もそれらしいのが水路を横切って飛ぶのが見えました。テニスコートの林ではKさんがエゾムシクイのさえずりを録音されていました。同じくサンショウクイも5羽出たとの連絡をいただいていたので、雨が降り出してからですがテニスコートに様子を見に行きました。芝生広場ではたくさんのキジバトが採餌していました。その数14羽。他に、スズメ、カワラヒワ、ツグミも降りていました。 今日、撮影できたのは普通種の代表格みたいな鳥、キジバトとバンです。 |
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キジバト テニスコートの林にて 胸が雨でしっぽり濡れていました |
バン 東観察舎にて 額板の色合い、いかすでしょ |
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コサメビタキ 4月20日 東観察路で見かけた |
オオヨシキリ(黄色矢印の先・・??) 4月20日撮影 園内初認? さえずっていました |
オオジシギ?
2016年4月19日 晴れ 今日は科学センターに併設されている自然観察園に出かけました。ここは過去にホシムクドリ、シベリアムクドリといったレアなムクドリ類が出ていますから外せない所です。珍鳥発見でお馴染みのYさんは毎日訪れているそうです。さすがです。 低い草に覆われた観察路を歩いてゆくと突然目の前からジシギが飛び立ちました。飛び立つときには全く声を立てませんでした。十数メートル飛んだところで草の中に降りたので、そっと近づき木の陰から降りたあたりを双眼鏡で探すと見つかりました。 この種の鳥は鳴き声も同定の手掛かりになりますので録音機をスタンバイして木陰から出ました。 しかし、またもやジシギは声も立てず飛び去ってしまいました。その際、次列風切に白色部は見られませんでした。飛び方も少し重めな印象で降りていた環境からしてもおそらくオオジシギだと思われます。 |
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ノートリミング オオジシギ? | 自然観察園に設けられた池 今日はここでササゴイ成鳥も見られた |
オオセッカが来ています
2016年4月18日 曇り時々小雨 夕方、雨が上がった頃の東観察舎ではオオセッカのさえずりと地鳴きが聞けました。一瞬ですが水路を飛んで横切るのも見えました。20メートルそこそこの距離で盛んに鳴いていたのですが姿は見つけることができませんでした。 オオセッカは2013年の4月11日から21日までの間にも記録がありますが、この時も声だけで姿は撮影できておりません。今回もしばらく滞在してくれると思うのですが、どなたか証拠写真を撮ってもらえませんか。 ということで今回の写真は本文と全く関係ないものです。 代わりに短いですが今日、録音したオオセッカの”さえずり”を貼っておきます~。 |
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もう少しでバンとオオバンの2ショットが撮れた のですが・・・ |
丸見えの畦の上 キジの♂が♀を追いかけていました |
ホオアカ・コムクドリ
2016年4月16日 晴れ 野鳥園入口の草地でチョッチョッと耳覚えのある地鳴き。しばらく様子を見ていると2羽のホオアカが出てきた。コムクドリは旧堤防沿いで10羽前後の群れを見かけた。例年、20日前後のピークには100羽近い群れを目にするのだが今年はどうだろうか。 |
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ギシギシの花にとまるホオアカ♀ | 旧堤防沿いで見かけたコムクドリ♂♀ |
渡り時期到来!
2016年4月14日 晴れ 今日の野鳥園は鳥のさえずりで賑やかでした。 特にコマドリ。調子の異なるさえずりが2~3か所から聞こえてきました。すぐ近くで鳴くものもいたのですが、藪の中から姿を見せることはありませんでした。観察路ではオオルリ♂が2羽そろって移動するのが見えました。 池のカモ類はここに来てマガモ、コガモの数が減ってカルガモばかりが目立つ状況となりました。その中でキンクロハジロ♂が1羽、今日も池で休んでいました。1羽だけになると、どこか調子が悪いのかと心配になります。 |
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東観察路にて撮影 オオルリ♂ 午前中は強い逆光に難儀します |
4月13日 東観察舎にて撮影 キンクロハジロ♂ 今日もいました |
渡り時期到来!
2016年4月12日 晴れ パソコントラブルで長いこと更新できずにおりました。申し訳ないです~。 いよいよ渡り時期到来です。出島のサンカノゴイは3月24日に赤味の強い個体を東沼東端堤防下で見かけたのが最後。愛嬌をふりまいていたジョウビタキは3月31日が終認のようです。 数日前からはコムクドリを見かけるようになりました。これから一気に数を増やすことでしょう。 観察路ではオオルリ、キビタキがチラチラして、コマドリのさえずりも多くなっています。 早朝の観察路散策が楽しみになりました。 |
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3月25日 西観察舎にて撮影 アオサギが長いことクチバシを水に入れて 何してるのかなぁ・・・? |
ひぇ~でっかいウシガエルをくわえてました 窒息させようとしてたのかぁ? |
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3月31日 東観察舎にて撮影 水路を横切ったのはヒクイナでした |
4月1日 西観察舎にて撮影 セイタカシギ 雨の中、出かけた甲斐があった |
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4月7日 東観察舎にて撮影 雨の中、池に降りてきたカルガモ よく見たらマルガモ※でした・・・ ※カルガモとマガモの交雑 |
4月8日 東観察路にて撮影 オオルリ♂ 残念・・・枝かぶり |
キンクロハジロ
2016年3月11日 晴れ 最近、園内のカモ類が少ない。渡り去ったわけではない。コガモ、ヒドリガモの多くは苅屋川で過ごしているようだ。カルガモはおそらくゴルフ場内の池だろう。 現在、園内で見られるカモ類は少数のマガモ、カルガモにたまにヨシガモ、ヒドリガモ、ホシハジロが加わる状況だが今日はキンクロハジロが2羽入っていた。 東観察路のジョウビタキ♀がいよいよ人懐っこくなった。ほんの1mほどの距離でキョトンとしてる様は本当に可愛い。でも、このコもあと2週間もすれば渡りだ。 サンカノゴイは毎日、午前と午後にそれぞれ1回、観察舎と旧堤防から探索するようにしている。 ここ2日間は連続して確認できているが枯れガマのトンネルに入っているのか見られる確率はよくて50%といったところか。 |
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キンクロハジロ♂2羽 学習舎前の池にて | ジョウビタキ♀ 東観察路にて 最短撮影距離にて撮影 |
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サンカノゴイ 今日は東沼東端堤防直下で見られた |
こちらは昨日(3/10)のサンカノゴイ 東沼西端最北寄り水路分岐にいた 東観察舎前にやってくるのと同個体と思われる |
羽を痛めたタゲリ
2016年3月8日 晴れ 今日、野鳥園の入り口で見かけたタゲリですが、右翼を痛めていました。 何があったのでしょうか。 苅屋川の干潟で時々3羽のタゲリを見かけましたが、その内の1羽なのかしらん。 |
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サンカノゴイ2羽確認
2016年3月7日 曇り後晴れ 今日はサンカノゴイが2羽確認できました。 今シーズン、私がはっきりと2羽確認できたのは12月22日、1月6日、1月15日だけですが、昨シーズンは3羽が確認できております。3羽目を確認できるのは2羽確認できた時しかありませんので今日はかなり気合を入れて探しました。でも見つけられませんでした。 下の画像は左列が東観察舎前で見かけた個体、右列が東沼東端堤防下で見かけた個体です。 撮影条件に違いがあり画像で判断するのは問題ありますが、実際に見た印象でも左列の個体は右列の個体に比べて赤味とコントラストが強いように思えます。サンカノゴイは大きな鳥ですから1羽ごとの羽の微妙な違いがわかります。ですから過去の画像を精査すれば3羽目の存在も確認できるかもしれません。 ただし越冬の初期と終期では羽衣にも違いが出てくるだろうし、サンカノゴイは表情が変えられる鳥ですから難しいかも・・・。 |
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東観察舎前の個体は見えてもこんな具合 | 東沼の個体は今日は見やすかった |
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東観察舎から北東方向のガマの茂み 見つけるのは難儀です~ |
東沼東端堤防下 中央やや下の白っぽいのがサンカノゴイ |
ウグイス・セッカ
2016年3月4日 晴れ 最近、ウグイスがよくさえずるようになりました。そして姿もよく見かけます。 観察舎からはヨシの茎で何か捕っている様子が観察できます。 他にヨシにやって来る小鳥ではオオジュリン、セッカなどがいます。 いずれも普通種ですがスコープで見ると野鳥らしい凛とした美しさがあります。 たまにはスコープを持ち出して普通種をじっくりご覧になっては如何?思わぬ発見があるかも。 |
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ウグイス | セッカ |
ウミアイサ
2016年3月3日 晴れ 今日は近隣情報。 と言っても苅屋川河口でのことですからほとんど野鳥園の出来事みたいなものです~。 波消しブロックにもたれかかって待っていると出てきました。 Kさん、報せて下さりありがとうございました。 |
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すぐ前の波消しブロックの陰から出てきました | 今日見えたのは3羽 |
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盛んに羽繕い | イソヒヨドリがこんにちは。 バックは”フェリーびざん” |
ノスリとタヌキ
2016年3月1日 晴れ 北西風 東観察舎正面のいつものとまり場所からノスリが飛び立った。 手前に向けて飛んでくれるのを期待していたのだが残念!!かん木沿いを西向きでした。 ノスリは高度を下げながらスピードアップし西池に滑りこむように姿を消しました。同時に何かの鳴声が聞こえたような・・・・もしやハンティング成功?! 観察舎に詰めていた3名、ただちにカメラかかえて西観察舎へ移動。 ところが西池周りを探してもノスリの姿は見えません。 状況から察するに何か捕ったに違いないのですが・・もしかしたら手前のヨシの茂みかしらん・・思ってたところ、Kさんが「ヒューム管の横で何か押さえている」と教えてくれました。そこはノイバラが垂れ下がったようになっている場所でした。その茂みに紛れていたようです。ところが皆でレンズを向けたところで警戒したのか飛び立ってしまいました。 ノスリが飛び立った跡を双眼鏡で覗くと何か赤茶色のものが落ちているような・・・もしや獲物? と思ったのですが・・・後でスコープにて確認したところ石でありました。ガックリでした。 |
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ノスリ 西池ヒューム管付近にて | 同左 飛び立ち |
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ノスリ飛翔(東観察舎にて撮影) | タヌキ 西池ヒューム管付近 今日は3匹出てきました |
強風下のチュウヒ
2016年2月29日 晴れ 強い北西風 昼頃から強い北西風が吹き付けるようになった。 夕方の出島ではその強風の中をヒラヒラとチュウヒが飛んでくれた。 あまりの風の強さにチュウヒも警戒心が下がったか?今日は低くゆっくりだった。 |
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鳥枯れ?
2016年2月26日 晴れ 今日、東観察舎で見られたのは鳥ではなくてタヌキ。 西観察舎からはキツネも、ただしこちらは耳だけがチラリ。 最近の出島、ちょっと鳥枯れ? |
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東観察舎のすぐ裏 | 観察路にも現れた |
最高の飛行コース
2016年2月21日 晴れ 日曜日の昼間は学習舎が開いています。 その学習舎を訪ねた時のことです。 向かいの木を見ると、てっぺんにノスリがとまっていました。 そのノスリ、飛び立つと湿地上を舐めるように飛んで東観察舎前でひるがえりました。 観察舎からは最もいいコースです。 確か東観察舎にはBさんが居られたはず。 これはいいシーンをものにしましたねぇ・・と様子をうかがいに東観察舎へ行くと・・・ 誰もいませーん。 学習舎へ戻ってしばらくするとまたノスリが同じ場所に戻って来ました。 また、同じコース飛ばないかな? でも誰もいなかったから観察舎へ向かって飛んだとも考えられます。 とにかく東観察舎へ移動。観察窓の支柱の陰に隠れて待ちました。 しばらくすると、なんと!飛んできました。全く同じコース! |
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ノートリミング MFで撮ったのが幸いしました |
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サンカノゴイの威嚇?
2016年2月17日 晴れ 夕方4時半近くに東観察舎を訪ねた時のことです。 周りを一通り見てすぐ帰ろうと思っていたのですが、東側の池の水際に何か違和感が・・・ ビックリ!! サンカノゴイが突っ立っていました。よく見ると丸見え~。 さらに今日のサンカノゴイは見せてくれましたよぉ~。 二日続けての幸運。 |
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夕日に照らされてさらに赤みが増していた | 突然、首の羽を膨らませた |
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上空を見たらチュウヒが飛んでいた | 少ししてオオタカが飛んだ時にも |
出島のシンボルバード
2016年2月16日 晴れ 出島のシンボルバードといえば、やはりチュウヒとサンカノゴイでしょうね。 一昨日の定例探鳥会のテーマ鳥はサンカノゴイでした。 今頃に一番よく姿を見せるということでテーマ鳥に選ばれていたのでしょうが、残念ながら当日には見つけられませんでした。私は毎日、見回っていますが見られる確率は3割というところでしょうか。 今日は、幸いにしてヨシの茂みの隠れているのを発見できました。しばらく観察を続けていますとよく見える場所まで出てくれて伸びをした後、池の上を飛んでくれました。今シーズン、私は飛ぶのを見るのは初めて。一緒に観察していたKさんとも喜び合いました。 ところで、降りたサンカノゴイですが、カメラのモニターチェックしている内に隠れてしまい、その後しばらく付近を探しましたが全く見つけられませんでした。降りた場所は確認したつもりなんですが、やっぱり手強い野鳥です~。 チュウヒも今日は学習舎前の水際に降りてくれました。 置いてあった獲物なのか、残り物なのか・・何か食べているようでしたが、詳しくは確認できず。 オオタカ、ノスリも入れ替わりでやって来て久々に中身の濃いひと時を過ごせました。 |
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少し見晴らしのいい場所に出て来ました 首を伸ばし慎重に辺りの様子を窺います |
その内に伸びをしました。飛びそうな予感・・ |
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飛び立ち直前! | 飛んだぁー |
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カモの様子を窺うような仕草を見せましたが | 足元に餌があったようです 望遠鏡を持ってきておればよかった・・・ |
今日はサンカノゴイ
2016年2月10日 晴れ 久しぶりにサンカノゴイがいい所に出て来てくれました。 私が記録に”東沼中ノ島西側手前堤防直下”と表記する場所です。 「そりゃ何処だ?」となってしまいますが、出島通の方なら「ははん・・あそこか」ですね。 堤防直下ですから目隠しのために設けてある擬似木越しの観察はもどかしいです~。 しかし、目隠しがあるからこそ、近くで日向ぼっこしている姿を観察できるのです。 注意深く見守ってやりましょう。 |
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全身が見えるのは貴重です | 個体識別のために右向き姿も・・ 1羽発見した時にはもう1羽の探索に熱が入り ますが、残念ながら今日は見つけられず |
たまにはツル情報
2016年2月8日 晴れ 田んぼの寒びき作業が進んでいよいよ二番穂の残る田んぼが少なくなってきましたが、ナベヅルたちは那賀川町内で越冬を続けてくれております。 昨年10月31日の初認以降ずっと観察を続けておられるYさんの話では、今は30羽のグループと3羽のグループに分かれて採餌していることが多いようです。 意外な場所で見られるかもしれません。くれぐれもわき見運転はなさりませぬように。 明日、2月9日午前10時より野鳥園指定管理者による園内湿地の維持作業があり、作業者が湿地に入る予定です。来園の際はご注意ください。 |
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2016年2月7日撮影 降りて、これから二番穂の残る右隣の田んぼに 移動するところです |
本日、野鳥園で見られたオオタカ 幼鳥を見るのは久しぶりです |
早くもウグイスの”さえずり”が・・・
2016年2月5日 晴れ 底冷えのする野鳥園でしたが、Kさんによると今日は不完全ながらウグイスの”さえずり”が聞けたそうです。寒い風の中でもホオジロがさえずっているのを見かけることがあります。時期が来れば野鳥たちは行動開始するように出来ているのかもしれませんね。 私はこの寒空の下では何もする気が起こりません。 |
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池にコガモが戻ってきました | 管理道を悠然と歩いてゆくキツネ |
カワラヒワとヒヨドリ
2016年2月4日 晴れ 西観察舎でオオタカを撮影していたら、すぐ前にとまってくれました。 いずれも、ごく普通に見られる小鳥ですが、近いのをファインダーで見るとなかなかいかしてます。 ただし、実際に見えるほどには写ってくれません。できる事ならカメラは横に置いて、望遠鏡でじっくりと羽の風合いを観察したいものです。 |
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カワラヒワ | ヒヨドリ |
今日はノスリ
2016年2月2日 曇り 今日はノスリ。 一番いいシーンは観察舎に入った時に起こりました。 前方を見ると今まさにノスリがこちらへ向けて飛んで来るところでした。 竹三又にとまる!?そのまま素通り~さらに迫って来て、ほとんど観察舎前の水際近くまでやって来たところで草むらにバサッと降りました。 が、すぐに飛び上がり、向こう正面の定位置まで戻って行きました。カメラを出す間もなしです~。 でも、その後、もう一度手前に向けて飛んでくれました。今度は準備よしです~。 その時に撮影したのが今日紹介の写真です~。 |
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ノスリ 目線で飛んで来るとたまりませ~ん |
これはノートリミング |
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今日のサンカノゴイ 東沼 西側のゴルフ場寄りに水路が分岐する所 (この表現ではわかってもらえないだろうなぁ・・・) |
固まったカルガモとマガモ 上空でチュウヒがユラユラと下の様子を見て いました。今日のチュウヒは執拗でした~ |
今日はカワセミ
2016年2月1日 曇り 今日はカワセミです。 東観察舎前の枯れガマの中にわずかに覗く水面が今日の狩り場でした。意外と多くの小魚がいるようで何度も獲物をゲットしておりました。何度も観察舎前を飛びましたが撮影は難しいです~。 油断してる時にはゆっくりと飛んでくれるのですがねぇ~。 |
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2016年1月31日撮影 東沼の中ノ島中央奥水路のさらに奥の水際で 確認しました。今季初めて見た場所でした |
今日のサンカノゴイは東沼東端堤防下です 左の昨日の個体とは別個体と思われます |
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今朝9時過ぎに自宅の東側を南(那賀川方向)に 向けて飛んだカワウの大群 |
今日もイタチは活発に活動 |
今日は猛禽劇場でしたー
2016年1月30日 曇り 強い北西風 今日はチュウヒがよく出ました。午前中に6回、午後にも1回でした。 ノスリ、オオタカも狩り飛行を披露してくれてサービスよかったです~。ハヤブサは向かい風関係なしの高速飛行を見せてくれましたし、今日はさながら猛禽劇場?(ちょっと大きい話です~)。 4日続けて見られたハイイロチュウヒは今日は出現せず。残念。明日に期待です~。 |
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比較的低い所も飛んでくれたチュウヒ | 果敢にノスリにアタックするチュウヒ |
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ハヤブサは♂若のようでした | 一度とまったら1時間は動かないオオタカ |
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このコも立派な猛禽です モズ | 冬毛がフワフワ このコも獰猛です~ 四足は他にタヌキも出たそうです |
ハイイロチュウヒ、ミサゴが近い
2016年1月29日 曇り後雨 午前中は今にも雨がやって来そうな天気。 白く霧がかかったような状態の中でしたが、ハイイロチュウヒが2回飛んでくれました。 その内1回はこちらへ向かって来て東観察舎の西側の林に入って行きました。 さらに迫力であったのはミサゴ。 3羽のミサゴが繰り返しやって来て、何度となく池に飛びこんで小魚を捕って行きました。 東観察舎すぐ東側の水路にも数回飛びこんでくれ、撮影者一同を堪能させてくれました。 |
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ハイイロチュウヒ♀ 白んでいてもそれなりの味わいがあります~ |
いいところを飛んでくれましたがぶれました・・ |
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ノートリミング イナ(ボラの子)を2匹つかんでます |
ノートリミング 今日は魚が湧いていたのかもしれません |
クイナとヒクイナが活発
2016年1月28日 曇り 東観察舎前ではクイナ類がよく見えました。鳴き声もあちこちから聞こえました。キョッキョッキョッとまろやかな鳴き声はヒクイナ、対してキッキッキッと鋭い鳴き声はクイナです。クイナでは他にビュービューと聞こえる鳴き声もよく聞かれました。観察舎では鳴き声にも耳を傾けてくださいね。 1月26日録音:クイナとヒクイナの鳴き声 |
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正面枯れガマの隙間を進むヒクイナ | 左と同じ場所にて クイナ |
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苅屋川にて ハシビロガモ♂ | 出島野鳥園にて ハシビロガモ♂♀ |
ハイイロチュウヒ今日も出ました~
2016年1月27日 晴れ 旧堤防の東端で一休みしていた時のこと。 堤防下に沿って黄褐色の小鳥が飛ぶのが目に入りました。トラツグミ!?飛びこんだ先の茂みを双眼鏡で確認していたところで突然ハイイイロチュウヒが飛来。タイミング悪いです~。 ゴルフ場との境をゆっくり飛んで行くのですが、バッグからカメラを出すのがもどかしくて・・・・結局、 ハイイロチュウヒは証拠写真どまり。 ハイイロチュウヒが飛び去った後、茂みの中にいたのはやはりトラツグミでした。 こちらはカメラを構えた瞬間に飛び去ってしまいました。残念。 |
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オオジュリン ヒメガマの穂を食べていました |
シロハラ♂ ハゼノキの実を食べに来ました |
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カルガモが警戒したと思ったら・・ | ノスリがやって来ました |
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チュウヒが掴み上げたのはオオバンの残骸 | サンカノゴイは東沼の東端で見つけました |
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ハイイロチュウヒも出ましたが・・ | カラスに追われて南東方向へ飛去 |
ハイイロチュウヒ♀出ました~
2016年1月26日 晴れ ここ数日は強烈な寒波の影響で風が強まり大雪が降ったりしました。 私の経験ではこのように天候が大きく変わった後には野鳥の動きも変わるように思います。 ですから今日の出島では密かに期待していたのです。 それは突然にやって来ました。 正面の林を越えてこちらの方へチュウヒが飛んできました。 証拠写真として撮った観察窓に隠れる寸前の1カット、よく見るとそれはハイイロチュウヒでした。 楽しみが増えました。 |
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顔つきが違う、虹彩も常連のチュウヒとは違う 上尾筒は真っ白、尾羽の横斑の出方も異なる |
ちょっとしょぼくれたゴイサギ幼鳥~ |
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クサシギは尾羽の白がいかしてます~ | アオジ♀ 夕方になると観察舎前にも小鳥が出てきます |
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観察舎前のアオジ、ホオジロにつられて クイナも出てきました |
顔から胸にかけて綺麗な赤が出ていましたが たまには後姿も・・・ヒクイナです~ |
チュウヒのとまりもの
2016年1月17日 曇り 今日は観察舎へ出かけたのは午後3時近くになってからでした。 Sさんからは魚を咥えているチュウヒの写真を見せていただきましたが、今日はチュウヒが活発だったようです。夕方になってからも園内のあちらこちらにとまってくれ、あまり警戒していないような印象を受けました。 薄暗くなる頃は小鳥が多かったです。観察舎周りでは5~6羽のウグイスが徘徊、湿地内に生えたノイバラにはいつの間にかツグミが群れていました。クイナの鳴き声も盛んで、他に何か出るかもと期待して待っている内に気がつくと辺りは真っ暗になっていました。 |
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東の松のテッペンで | 東観察舎正面のクズの上 |
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学習舎正面の枯れ木 | 東観察舎すぐ下の茂みにやって来たウグイス 近くて尾羽が切れてしまった |
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17時前になると、たくさんのツグミが ノイバラの実を食べにやって来た |
久しぶりにヒクイナの姿も見かけた |
久しぶりのチュウヒ
2016年1月15日 晴れ 今年に入ってからチュウヒの出が悪いような・・私は元旦に見て以降、二週間ぶりの対面でした。 記録は何度かあるようですから私が野鳥園へ出かける時間帯が悪いだけかもしれませんが。 とにかく、チュウヒは出島のシンボルですからね、一日に一回は姿を見せて欲しいです~。 他、今日はタカ類ではオオタカ、ハイタカ、ノスリも近かったです。 サンカノゴイも東沼で2羽確認できました。 寒い中を出かけた甲斐はありました。 |
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チュウヒ 東から飛来、園内を2回周回して西へ飛去 |
オオタカ アタックに失敗して池の脇の木にとまった |
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ヨシ原から飛び立つノスリ | このコはあまり警戒しない |
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上空のノスリを警戒するサンカノゴイ | さらに羽毛を膨らませる |
久しぶりにタゲリ
2016年1月14日 晴れ 今シーズン、野鳥園周辺であまり見かけない鳥、タゲリです。 昨年10月16日に10羽ほどが野鳥園に降りた記録がありますが、その後は付近の田んぼで数羽が見られただけ。最近は全く気配なしでありました。 昨日、そのタゲリが3羽、苅屋川上空を飛ぶのが見えたので今朝、苅屋川をチェックしました。 結果、国道バイパス下流の干潟で3羽いるのを発見。 久しぶり・・これから増えてくるのかなぁ。 今朝の苅屋川ではカワウのまとまった群れも見えました。 100羽あまりの群れでした。当地では久しぶりの大きな群れです 以前は夕方に、おびただしい数のカワウが飛んで行くのが見えたものですが、今はあまり見かけなくなっています。あのカワウたちは何処へ行ったのでしょうかねぇ。 |
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シロハラクイナが見たい
2016年1月12日 曇り後晴れ 寒い一日でした。 やっと寒の入りらしい天気になってきました。鳥にも動きが無いかと出かけた出島でしたが何もなしでした。観察舎にも冷たい風が吹き抜け来訪者の姿もなし。寂しくなってきました。 6日間、連続して見られた東沼のサンカノゴイも今日は確認できず。 |
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センダンの実を食べにきたシロハラ | 久々のクイナなのにピントが合ったのこれだけ |
とりあえずカシラダカ
2016年1月11日 晴れ ここしばらく、大型種のニュースばかりで小鳥が寂しい”出島の野鳥たち”ですが、最近、密かに?私が目当てにしているのはベニマシコ。 今シーズン、まだ私は声は耳にしていませんが、過去に声を聞いたことがある旧堤防を耳を澄ませながら歩きました。小鳥の姿もひとつひとつ双眼鏡で確認してゆきました。 が、最近、特に数が増えたツグミをはじめ、シロハラ、ホオジロ、アオジ等は見えましたが、ベニマシコは声も姿も確認できず。まぁ、そう簡単に見つけられるのなら苦労は要らないです~。 結局、今日、撮影した唯一の小鳥はカシラダカ。東沼の堤防下のセンダンにとまっていました。こちらは毎シーズン同じ場所に現れてくれます~。 |
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カシラダカ♂冬羽 | |
クイナの声~
2016年1月9日 晴れ 今日は東観察舎でクイナの変わった声が録音できました。 2羽の声(おそらく2羽共にクイナの声)が入っています。途中でカシャカシャ聞こえるのは私のカメラのシャッター音です。今日は他にも得体の知れない声が聴けましたが、風の音でうまく録音できませんでした。写真撮影も失敗・・・ 代わりに今日もサンカノゴイの写真です。 サンカノゴイは1月6日に東沼で2羽確認されていますが、その後、中ノ島西手前堤防下の個体だけは姿を見せてくれています。 |
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2016年1月8日撮影 | 本日撮影 1月6日以降は連日、定位置にて 確認していますが、見えないこともあります |
サンカノゴイを2羽確認!
2016年1月6日 曇り 今年の初撮りは、やっぱりこのコでなけりゃ・・・。 サンカノゴイです~。 今日は東沼で2羽確認できました。2羽確認は昨年12月22日以来のことです。 中ノ島手前堤防直下の個体は体を立てていたので湿地を覗きこんだ時にすぐ見つけられました。 しかし東端の堤防直下に居た個体は倒れたガマの下からちらっと見える程度。こちらはかなり手強かったです~。 この後、ノスリ、オオタカの接近遭遇もあって久しぶりにシャッターを切ることができました。 |
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サンカノゴイ 東沼中央中ノ島手前堤防直下にて |
同左 反対側の表情も撮影 |
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はっきりしない写真ですがサンカノゴイです~ 東沼東端近く堤防直下にて撮影 中央の白く見えるのは魚です |
なんとかピントを合わせた時には魚は呑みこ まれた後でした。矢印の位置がクチバシ |
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東沼からの帰り道 堤防の擬似木隙間からノスリを撮影 |
西観察舎にて ノスリが飛んできました |
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西観察舎前の茂みにとまったと思ったら・・・ | 正面のセンダンの木にオオタカがとまっていた |