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クロツラヘラサギ

 2025年4月30日 晴れ

 野鳥園の東端で一息入れてたら着信。
 Yさんからの電話はだいたいラッキーなこと。
 それはBG近くの水田にクロツラヘラサギが降りているとの知らせだった。
 現場までは野鳥園から直線で500mちょっと。
 早歩き早歩きで移動しました。はやる気持ちもあって心肺効果実感。
 水田にはダイサギが7~8羽いましたが、クロツラはやや離れたところにいました。
 でも、漫然と見ていたら見落とすかも。さすがYさんです。
 体をさらしているので距離を十分とって撮影。150mは離れていたかな。
 これで今月の近隣情報にも書き込めるな。1種追加です。Yさん、ありがとうございました。

 ところで一昨日のコホオアカ?はホオアカで記録しました。
 あの画像では証拠不十分です~。

 中央奥がクロツラヘラサギ  餌探し
 何を食べていたかは不明  
 これは昨日(29日)那賀川北岸で撮影  今朝は園入り口の水田にタカブシギがいた




ササゴイ

 2025年4月29日 晴れ

 今朝のウォーキングではササゴイに出会えた。
 でも、あわてて取り出したカメラのレンズはズーム150mmでロック。
 おかげでとんでもない写真しか撮れなかった。
 降りてからやっといつもの焦点距離に戻すも距離がありすぎ。
 でも、証拠写真にはなるかな。



コホオアカ?・オオヨシキリ

 2025年4月28日 曇り後雨

 今朝はコホオアカ?とオオヨシキリが確認できた。
 コホオアカの方は撮影するときには実はホオアカのつもりで撮影していた。
 帰ってHP用にパソコンで開いた時にはじめて気づいたのだった。ホオアカは留鳥で主に冬場に見られる小鳥だが、コホオアカは旅鳥でめったに見られない。私も伊島で1回見ただけである。でも今回のは園内初記録なるからなぁ・・・精査が必要だな。
 
 対してオオヨシキリは夏鳥だ。これから賑やかな”さえずり”が聞かれるようになる。
 今シーズンの当地でのオオヨシキリ初認は4月18日の夕方に東沼方向で”さえずり”を確認されたMさんの記録だ。私は今日が初めてだった。
 今朝は2羽が東観察舎の右と左分かれて鳴いていた。
 数日前から聞かれていたのかもしれない。

 東観察舎より撮影 遠い遠いコホオアカ?
 これだけが前を向いていて明瞭な側頭線が
 確認できた
 東観察舎の右側で鳴いていたオオヨシキリ
 ちなみにこれが伊島で撮影したコホオアカ
 2016年10月31日 伊島にて撮影




トビの雛確認できました

 2025年4月27日 晴れ

 今日、やっと西観察舎でトビの雛が撮影できました。
 今シーズンの同場所での雛初認は4月23日Mさんによる1羽でした。
 そして今日は2羽の雛が確認できました。
 やっぱりトビの卵のふ化には丸々1ヶ月かかるようです。
 昨シーズンと同じタイミングでした。

 今朝は自宅上空をムナグロがヒュルヒュル鳴きながら飛びました。
 結局降りたのはずっと離れた場所。なので今日の画像は遠い遠い画像を無理やり切り出し。

 白いムクドリは今日もウチの畑周りで採餌しておりました。
 普通の羽衣の1羽とたえず一緒に行動していますが今日は100mほど離れた場所まで出張。

 西観察舎より撮影 トビの親子
 右側にも小さい雛がいるのですが・・・
 自宅裏から苅屋川向こうのムナグロ撮影
 合計14羽の群れでした
 苅屋川堤防法面を歩くムクドリ
 すぐ下がウチの畑です
 堤防に上がったムクドリ2羽




白いムクドリ・コムクドリ

 2025年4月26日 晴れ

 今日、一番驚いたのは白いムクドリに出会った時。
 仕事始めようと畑へ出かけた時のこと。前方でムクドリが2羽が飛び立った。
 後ろからついて行くのがえらい白い!?ついにバライロか?(見たことないからしかたない)
 もちろんカメラ持ち出し辺りを探し回りました。

 夕方には西観察舎向かいのトビの巣の様子を見に行きました。
 今日こそ雛の姿見たかったのですが、雄が餌を運んで来ないからかなわずでした。
 (この巣では数日前に雛の姿が確認されている)
 でもコムクドリの群れが向かいの林にやってきました。
 まだ一群でも100羽を超えます。

 09時03分 テニスコート上空から野鳥園へ
 向けて飛び去ったノスリは換羽中だった
 ウチの畑にいた白っぽいムクドリ
 西観察舎より撮影 コムクドリの群れ
 今日も100羽以上の群れがおりました
 群れ画像の部分拡大 左は♀ 右は♂
 こちらへ向けて飛んできたコムクドリ  西観察舎より撮影 スイバの熟れ具合を
 見に来たのかな?



バン・カイツブリ・センダイムシクイ

 2025年4月22日 曇り

 今朝は観察舎からバンが見えました。おそらくペアだと思われます。
 19日に営巣の真似事をしていたペアですが、今日も東観察舎前水路の巣の候補地点にやってきました。はじめ見た時にはカメが乗っていたのですが、いつの間にかカイツブリにとってかわっていました。今日も巣材集めと交尾。すぐどこかへ行ってしまうのですがかなり本気みたい。

 東観察舎より撮影 バン夏羽  東観察舎より撮影 カイツブリのペア
 これは左側が♀、右側が♂ どこが違う?!
 4月21日 東観察舎より撮影 セッカ
 観察舎すぐ前のいい所にとまりました
 4月21日 西観察路で撮影 センダイムシクイ
 ナナフシみたいな昆虫を捕った
 鳴いていたから間違いなし
 この日はエゾムシクイの声も聞けた
 ここでやっと好みの露出で撮れた



観察舎前でカイツブリ営巣か?!

 2025年4月19日 晴れ時々曇り

 夕方、東観察舎へ行った時のことでした。
 
 カイツブリがクイークイーと水路で鳴き続けていました。
 そして近くの枯れガマの浮き根に上がりうずくまりました。後で判明することですがこれは雌。
 すると近くでピッ ピッ ピッ と鳴いていた別のカイツブリがやって来て、枯れガマの浮き根の上に巣材を運び始めました。こちらは雄。
 
 雄は浮き根の周りを回るように巣材を運び込みます。その間、雌はじっとしています。
 少し経過すると雄は巣材運びをやめて、水面に嘴を差し入れるように静止。
 雌も浮き根の上で態勢を低くして雄と同じように嘴を低く構え静止。
 2分間ほど両者静止状態が続きましたが、やがて雄が巣材運びを再開。
 今度は浮き根上で雌も巣材を整え始めました。協力して巣作りが始まりました。
 
 やがて、雄が浮き根に上がり雌と交尾。
 終わった後は何事もなかったかのように両者は手前と奥に分かれて去りました。
 初めから終わりまで12分間ほどの出来事でした。

 とにかく今年も東観察舎ではカイツブリの営巣が見られそうです。

 16時32分 雌が浮き根に上がった  16時34分 雄がやって来て巣材運び開始
 雄が巣材運び中、雌は体勢低く構えています  16時36分 両者体勢低くして静止
 16時37分 雄による巣材運び再開  ひっきりなしの巣材運びが続く
 16時39分 雌も巣材を整え始める  16時43分 雄が上がって交尾開始
 16時43分 交尾直後の雄(左)と雌(右)  すぐに両者降りて別方向に泳ぎ去った




今日は渡りの特異日?!

 2025年4月18日 薄曇り

 今日は渡りの鳥たちで賑やかでした。種類、数、共に多かったです。久しぶりです。
 オオルリ、キビタキ、コサメビタキも複数羽が飛び交っていました。特にアカハラが多かった。
 9時20分頃の東観察路ではアカハラの声がシャワーのように降り注ぎました。でも、それも10分ほどで終わってしまいました。群れの通過に遭遇したのかも。
 近隣でもヒタキ類、サンショイウクイなどの夏鳥が多く見られました。
 今日は渡りの特異日だったようです。
 そういえばたくさん見られていたアオジの姿がなかったなぁ・・・。

 学習舎前にて オオルリ♂  東観察路にて オオルリ♀
 学習舎前にて キビタキ♂  学習舎前にて コサメビタキ
 東観察路にて アカハラ  BG運動場にて ホシムクドリ
 BG運動場にて ホシムクドリ  同左
 かなり前からムクドリに交じって滞在中


今日はセイタカシギ

 2025年4月17日 晴れ

 今日はセイタカシギ2羽が旧堤防すぐ下の水田におりました。
 田植えして間もない水田で採餌しておりました。いったい何を食べていたのでしょうかね。
 採餌といえば西池で過ごしているオオバンです。ここ1週間以上、西池にて1羽だけで過ごし水底から水草を咥えあげて食っています。
 いつ見ても食べ続けています。どんな胃袋してるのでしょうかねぇ。

 西池といえばセンダンの巣で抱卵中のトビです。昨年もここでは1羽が巣立ちしました。
 昨年は3月15日が抱卵開始で雛が初めて確認できたのが4月18日でした
 今年は3月21日が抱卵開始でした。
 さて、今年は雛が見られるのはいつ頃になるかな?1週間後?!

 工地新田にて セイタカシギ
 動きにも優雅さが感じられます
 西観察舎より撮影 オオバン
 この緑色の水草を食い続けています
 西観察舎より撮影 抱卵中のトビ♀
 ビニール類で巣を整えて?いた


センダイムシクイ他

 2025年4月16日 晴れ

 芽吹いたばかりの木々の枝でムシクイを見かけるようになりました。
 この時期に見られるムシクイはたいていセンダイムシクイですが、声が聞けない場合は頭央線が確認できないと納得できません。それも一瞬しか見えず目視では難しいです。ジシギ類も同様にこの時期はタシギでないのがおります。デジタルカメラって本当に重宝ですね。

 東観察路にて撮影 センダイムシクイ
 頭央線が確認できます
 東観察舎より撮影 タシギ
 水に浸かりきった姿は珍しい
 東観察舎より撮影 タシギ
 飛んだ時はチャンス ブレブレでもオッケー
 近隣の水田ではムナグロが1羽で採餌
 4月7日のトラクター作業中にやってきた
 人懐っこいコと同じかしらん?
 近隣の水田で見かけたチュウサギ
 夏鳥がぽつりぽつり見られるようになりました
 4月15日撮影 クサシギ
 近隣の水田で採餌していました


ノビタキ・タシギ

 2025年4月11日 晴れ後曇り

 出島にはなかなかノビタキが出てくれなかったのですが今朝、ウチの裏に出てくれました。向こうから来てくれたようです。ノビタキは春と秋のごく短い間しか見られませんのでね、やっと時期の鳥に会えて落ち着けました。

 苅屋川にて ノビタキ♀  同左
 東観察舎より タシギ  同左



今日はコムクドリ

 2025年4月10日 曇り後雨

 今朝はコムクドリがたくさんの群れで飛んで行くのが見えました。
 数はゆうに100羽は超えていて旧堤防沿いを西から東へと飛びました。
 後から旧堤防を歩いてみると10羽前後の群れが数か所で確認できました。
 昨日のコサメビタキに続き今朝は観察路でオオルリも見られたそうです。旧堤防下の田んぼにはチュウサギも降りていました。いよいよ夏鳥の渡りが始まったようです。

 旧堤防沿いの電線にて コムクドリ♂  青葉と花に囲まれている方がいいね
エノキで採餌中のコムクドリ♀ 以上旧堤防にて  コガモとシマアジ 東観察舎より
セッカはヨシの茎の中から餌捕り 東観察舎より  ペアと思われるケリ  工地の水田にて
 ウチの田んぼに降りてくれました  ハシボソガラスに追われるハヤブサ若
 ケリをパニックにさせた後の出来事でした



今日はシマアジ

 2025年4月7日 晴れ後薄曇り

 今日、やっと園内でシマアジを見ることができました。
 少し離れた川では先月末から見られているシマアジでしたが園内にもついに来てくれました。
 この時期からの名物、コムクドリは10羽以上の群れを見かけました。
 近くの田んぼではノビタキも見えました。
 明日の野鳥園はコムクドリとノビタキだな。

 東観察舎より撮影
 シマアジ♂はコガモ♀につきっきり
 最後はコガモ♂にガードされちゃった?
 西観察舎より撮影
 アオジ♂も黄色みが一段と濃くなりました
 東観察舎より撮影
 カワセミ♂も赤みが強いような




ウズラ

 2025年4月7日 晴れ

 田んぼからの帰り道、車のすぐ脇の草地から飛び出したのはこのコでした。
 田植え準備で鳥見ができないので、向こうから来てくれたみたい。
 本当に久しぶり。いいご褒美になりました。





今日はタシギ

 2025年4月5日 晴れ後曇り

 昨年の今ごろはノビタキ、シマアジ、コムクドリなど賑やかだったですが今年はサッパリ。
 
 ということで、今日の野鳥は朝、東観察舎で見かけたタシギです。
 ちょうど羽繕いをしている時に出くわしました。



ギンムクドリまだいました

 2025年4月3日 晴れ時々曇り

 午後にウチの田んぼの様子を見に行ったらギンムクドリがおりました。
 この田んぼの横にはジャガイモ畑があり、そこに毎年、今ごろになるとジシギ類(多分オオジシギ)がやってきます。一昨日にもそれらしいのを見かけたので今日はカメラを手にしていました。おかげで何とか撮影することができました。
 明日にはこの田んぼも田植え準備のため水を張ろうと思います。
 しばらくは鍬とカメラの二刀流の日々が続きます。

 工地新田にて 
 岸でギンムクドリ♀が採餌していました
 田んぼへ移動するとその先に♂がいました
 4月2日 東観察舎で撮影
 タシギが観察舎すぐ前まで上がって来て採餌
 食べていたのはミミズ?




ギンムクドリのペア

 2025年3月29日 曇り後雨

 今朝の観察舎で早出のSさんが、昨日、テニスコートの芝生に居たというギンムクドリのペアの写真を見せてくれました。ペアが揃いで写せるなんて、なんて運がいいのでしょう。私も今日は辺りを探してみましたがかすりもしませんでした。

 今回もSさんのカメラモニターのコピーです
 いつもいつもありがとうございます~




水田にてカモメ

 2025年3月27日 曇り後雨

 夜のうちに南寄りの風が吹いていたからか、今朝は散歩コースで見るカモの数が減っていた。特にヒドリガモ、マガモの減りが目立った。観察舎から見えるカモ類もコガモ、ハシビロガモ、カルガモといったメンバーで30羽ほど。期待していたツリスガラ、オオジュリンには残念ながら会えずでした。

 一昨日はYさんから「近くの田んぼでホシムクドリ、ギンムクドリが一緒にいた」との情報をいただきました。 私も農作業を終えてから様子を見に行きましたが残念ながら会えず。
 でも代わりにカモメがおりました。田んぼにカモメが降りるのは過去にもこの時期に稀にありましたが珍しいことです。特に当地で最近見るカモメ類はほとんどが上空通過のセグロカモメ。なのでカモメはどこで過ごしているのかしらん?と昨日は那賀川の様子をチェックしてきました。
 結果、やっぱり居ました。
 工業用水の取水堰あたりで群れるカモメ類、サギ類に混じっていました。

 とにかく、水を張り始めた田んぼは思わぬ発見ありです。近年は特にギンムクドリ。
 ただし鳥探しでは田んぼの作業者の動向に十分注意ですね。

 観察舎に挨拶にやって来た  ピーチクピーチクよくさえずっていた
 苅屋川のオオジュリンです  3月25日 上福井の水田で カモメ
 3月25日 上福井の水田で タヒバリ  3月26日 那賀川の工業用水取水堰の様子



ツリスガラ・ホシムクドリ

 2025年3月25日 晴

 今朝のウォーキング。苅屋川堤防を歩いていると遠く、野鳥園入り口近くの道路に見覚えのある車がとまっていました。近くには水を漲りかけた田んぼがあるので早出の常連さんがコチドリでも狙っているのかなと思っていたのですが・・・違っておりました。
 観察舎へ行きますとなんと!ホシムクドリが出たとのことでした。
 道理で皆さん機嫌よかったわけです。
 
 当然、すぐに私もその田んぼへ行ったのですが飛び去った後でした。
 その後、観察舎に戻り、周囲で群れていたオオジュリンを撮影。8羽ほどの群れがいたのですが、その中に足環が装着された個体を確認しました。残念ながら足環のナンバーは解像せずでしたが、最新型の機材なら十分解像する距離です。あと数日は滞在するはず。どなたかお願いします~。

 ウォーキングから帰ると、苅屋川のヨシ原にツリスガラが入っているのを見つけました。でも数枚撮影したところで飛ばれてしまいました。12羽の群れでしたが野鳥園方向へ飛び去ったのでどこかで見られるかもしれません。

 苅屋川にて ツリスガラ♂  群れで採餌していました
 ホシムクドリ
 Sさんのモニタ画面をスマホでコピー 感謝!
 東観察舎周辺はオオジュリンで賑やかでした
 今年は群れが来るのが1週間ぐらい遅い感じ  足環付きのオオジュリン♀



トビの食事交代

 2025年3月24日 晴

 トビの巣を観察していて興味深いシーンを目にしました。
 
 抱卵中の雌のもとへ雄が何か運んできました。
 そして巣に入ると雌と抱卵を交代、今度は雌が何かつかんで巣から飛び出してきました。
 そして近くの枝にとまりました。つかんでいたのは黒い20cmほどの魚のようなモノ。
 そしてそれをがつがつ食べ始めました。
 餌を食べ終えて脱糞した後、巣に戻って雄と抱卵を交代。
 約20分間ほどの出来事でした。
 
 巣の中で餌を食べなかったのは餌が大きかったからか、
 あるいは巣の中を汚したくなかったのか、
 それとも他に何か理由があったのでしょうか。
 いろいろ想像させられる出来事でした。

 08時11分 近くの枝に餌を運んできた雌  08時30分 食べ終えて飛び立つ雌
 巣の近くの枝に戻った雌 巣の中は雄  08時31分 
 雄が飛び立つと同時に雌が巣に戻った
 東観察舎より撮影 オオジュリン   同左




イソシギ他

 2025年3月22日 晴れ

 今朝は西観察舎前が賑やかでした。
 まず、メジロの一団が観察舎すぐ前のノイバラで採餌。
 イソシギ、タシギ、カワラヒワも近いところへ来てくれました。
 抱卵が始まった向かいのトビの巣では雄が巣の雌に餌を運ぶ様子が観察できました。
 暖かくなったからか、鳥たちの動きは活発でした。

 以下すべて西観察舎から撮影 イソシギ  
 イソシギ  左のイソシギと同じ場所に今度はタシギ
 メジロ 正面から見るとまん丸ですねぇ  ヒヨドリはヤブツバキの花粉で化粧



トビ 抱卵開始

 2025年3月21日 晴れ

 西観察舎向かいのセンダンで昨年に引き続きトビが繁殖に入っています。
 今朝は巣の中で雌が態勢を低くして体の周りの巣材を整えていました。
 気になったので夕方にあらためて様子を見に行きました。
 確かに抱卵に入ったように見受けられました。
 今朝はもうひとつ。ハイイロチュウヒ雌が飛び立って、湿地上を低く飛ぶのが見えました。
 光もよくてカメラなしだったのが悔やまれました。

 西観察舎より撮影 抱卵開始です  東観察舎にて撮影 カワウ
 今日の飛びものはコレだけ




いつまで?!ハイチュウ

 2025年3月19日 曇り時々晴れ

 池はマガモ、コガモ、ハシビロガモなど5~60羽ほどが採餌したり休息したりですが、その他の野鳥たちの動きが悪いです。決して鳥がいないわけではないのですが・・・。
 早いところ撤収と思いかけたところでハイイロチュウヒが出ました。前回と同じでゴルフ場の海岸よりから飛来しゴルフ場との境界付近を飛び、東沼に姿を消しました。これが見納めかなぁ?

 飛来は08時27分  そのままゴルフ場の縁を飛び
 東沼に急降下!  東観察者舎前に飛んできたタシギ


まだいました ハイチュウ

 2025年3月12日 曇り時々晴れ

 2月の下旬には毎日姿を見せていたハイイロチュウヒですが、3月3日前後の雨以降は全く姿を見せなくなりました。なので今朝は早出の皆さんと「もう渡ってしまったのかもね。寂しくなるなぁ・・・」なんて話しておりました。そんな時でした。海岸方向から突然やってきました。
 どこかで我々の話を聞いていたのかしらん?ハイチュウは耳がいいっていうからねぇ・・・。

 飛来したのは08時40分  餌探ししてるんですね
 園内をくるりと回って西へ飛去  危なかったなぁ・・・ オオジュリンたち





ケリの鳴き声が聞けました

 2025年3月10日 晴れ

 今朝は自宅上空をケリが鳴きながら飛びました。
 今季初めてのことです。
 東観察舎前のアオサギはいつの間にか婚姻色。
 ここ数日間、東観察舎前の常連でありましたジョウビタキ♀が見えなくなっていたのですが、今日は♂がやってきました。少しずつ鳥の動きにも変化が出始めてきたみたいです。

 自宅から撮影 ケリ  東観察舎より撮影 アオサギ
 東観察舎より  タシギ  東観察舎より ジョウビタキ



ゴイサギ(幼鳥)

 2025年3月7日 曇り後晴れ

 久しぶりに雨が降って、さぁ、これから暖かくなってくれるかなと期待したのですが、また寒い風が吹くようになりました。気温の変化が大きいです。皆さん、風邪などひかぬようお気を付けください。
 先日は小雨の降る中、ゴイサギを見かけました。当地ではこの時期のゴイサギは珍しいです。

 3月3日 自宅から撮影
 苅屋川堤防のアオサギ、ゴイサギ
 3月5日 自宅から撮影
 苅屋川堤防のヒドリガモ
 3月6日 東観察舎より撮影
 採餌中のハシビロガモ
 本日 学習舎横から撮影
 採餌中のオカヨシガモ



マガモの群れ行動

 2025年3月2日 曇り小雨一時晴れ

 今日は学習舎の当番でした。
 当番に入ってすぐの頃にハイイロチュウヒが出ました。
 今日は東観察舎の湿地に降り、水路で給水する様子も見せてくれたようです。
 
 学習舎前の池(中池)ではマガモの群れが頻繁に向かいの樹林と往復していました。
 これは毎年、渡去前になるとマガモの群れに見られる行動です。おそらく樹林沿いの管理道か樹林の際で採餌しているのだと思いますが何を食べているのかは定かでありません。以前、維持作業の折に管理道の様子を見たことがあるのですが、意外なほど多くのドングリ(ウバメガシ)を見かけました。もしかしたらそれを食べているのかも?

 入って行くときはパラパラと  池に退避するときはザーッと
 カモ類が水面にスーッ出てくると  オオタカが飛来
.


ハイイロチュウヒ

 2025年2月28日 曇り後晴れ

 今朝は08時33分にハイイロチュウヒが出ました。
 ここ4日間は朝方(07位30分~09時の間)に出ております。
 だいたい奥の林沿いを飛んでいくだけの味気ない?ものですが、今日は違ってました。
 藪の上のヒヨドリ?を反転して捕えかけました。

 このあたりで見つけたみたい  右下にヒヨドリ?
 危機一髪!ハイチュウは惜しかったぁ~  ゴルフコースをバックに悠然と・・・
 東沼方向へ向けて飛び去る  
.




シロハラ・ハイイロチュウヒ

 2025年2月26日 晴れ

 今朝、園内でウグイスのさえずりが聞けました。
 私にとっては今季初めて。
 伝え聞いたところでは今朝もハイイロチュウヒが出たそうです。
 昨日も朝見かけましたので、一日のどこかでは出ているみたい。
 全くの愛想なしですが・・・。

 学習舎前にて撮影
 ベンチ上でじっとしていたシロハラ
 2月25日 08時24分 西観察舎より撮影
 ハイイロチュウヒ ♀
.




エナガ・リュウキュウサンショウクイ

 2025年2月23日 晴時々曇り

 夕方のウォーキング中の事でした。
 旧堤防下では熱心に双眼鏡を覗いていたお二方。
 何か居るのかな?とお二方の視線の先を見ると・・・。
 小鳥の小群、エナガ!あれ?ちょっと違うのも!
 リュウキュウサンショウクイとの混群になっていたようです。

 旧堤防下にて エナガ  旧堤防下にて リュウキュウサンショウクイ
.





今日も猛禽類4種

 2025年2月21日 曇り

 今朝のウォーキング中にも猛禽類遭遇。30分ほどの間の出来事でした。
 ハイイロチュウヒが飛び、フクロウが枝陰に潜み、オオタカ、ノスリが立て続けに飛ぶ。
 今は全般に寂しいイメージの出島サンチュアリですが、こんなひと時もあるのです。

 ハイイロチュウヒ
 08時22分 苅屋川河口を北西方向に
 08時33分東観察舎より撮影
 これでは皆さん、気付けないでしょう 中央部!
 右上の画像の中央部を拡大 フクロウです!  08時43分 東観察舎より撮影 オオタカ幼
 オオタカ幼 風切羽、尾羽共に傷みなし  08時55分 西観察舎より撮影 ノスリ
.




仲良し ノスリ

 2025年2月20日 晴れ時々曇り

 早出の皆さんから今朝はオオタカ成鳥がエキサイティングだったと伺ったが、私が観察舎へ入ってから出たのはこのコらだけ。ノスリ成鳥2羽が連続して出現、向かいのエノキにとまりました。
 このコら結構、仲良さげな感じ。サイズ差があるようだし、雌雄なのかしらん。

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猛禽類オンパレード!

 2025年2月19日 晴れ後曇り

 最近は猛禽類があまり出てなかったのですが、今日は違いました。
 朝のウィーキング時は西舎向かいの林にフクロウ。ノスリも飛んでいい具合。
 
 なので今日は午後にも訪ねました。スコープとD500を持ち出すのも久しぶり。
 西舎向かいの旧巣を修復中のトビのペアは交尾。おかげで雌雄を再確認。
 少しするとオオタカ幼が池のカモ類をけん制するように飛来。続いて今度はハイイロチュウヒがゴルフ場方向からこちらへ向け飛んできました。林のエノキにはオオタカがとまっていたので、これは何か起きそう!と緊張しましたが何もなし・・・。ハイイロチュウヒは途中で海岸へと方向転換し姿を消しました。この後、さらにオタカが地上すれすれに飛来し西池のカモ類を襲うシーンが見られたが、これは目に焼き付けただけ。終わってみれば今日は猛禽類オンパレード。
 今日の画像は全て西観察舎からの撮影です。

 フクロウ正面向いてますが顔が被りです~  別カットの顔付近を拡大
 ノスリもこちらへ向けて飛んで来た  トビのペア 左が雄、右が雌です
 大きさは違わないが雌の方が淡色
 14時50分にゴルフ場方向から飛来
 ハイイロチュウヒ雌成
 西池にさしかかった付近で海岸方向へ飛去
ハイイロチュウヒが来る少し前に来たオオタカ幼  ハンティング飛翔の後、西舎向かいの林へ


ウミウ・ハジロカイツブリ

 2025年2月17日 曇り

 今日は最近あまり訪ねていなかった新堤防側の様子を覗いてきました。
 昨日の学習舎当番では全くジョウビタキの姿が見えなかったので、ちょっと新堤防側の様子を確認しておきたかったのです。
 さすがに新堤防沿いにはジョウビタキはいました。まだ渡りまではひと月ほどありますからね。
 今日の収穫は海側でウミウ、ハジロカイツブリが確認できたこと。
 これで今月は近隣情報2種追加できます。

 沖の波消ブロック上にはウミウ  ハジロカイツブリは1羽だけ・・・寂しいなぁ
 東沼で見かけたヨシガモ 雌5羽 対 雄1羽  カワラヒワの群れ(スズメも混じってます)
 ウォーキングの帰り苅屋川堤防にて撮影



クイナ 二態

 2025年2月15日 曇り

 今日のクイナは学習舎当番中に見かけたものです。
 曇天が幸いしたか、よく姿を見せてくれました。
 当番の終わり近くになってオオタカ成鳥もやって来ました。

 すぐに茂みに戻ってしまいます  ちょっと体を細めて走るところ




久しぶりのハイチュウ

 2025年2月15日 晴れ後曇り

 今朝のウォーキングで立ち寄った東観察舎。
 久しぶりにハイイロチュウヒ雌が出てくれました。
 東観察舎上から湿地内に進入、ゴルフ場方向に飛んだ後、反転してゴルフ場との境付近を左から右へと飛びました。下の画像はその様子を撮影したものです。そのまま東沼まで飛ぶか?!と思われましたが途中で方向転換し旧堤防を越えて園外へと飛び去りました。
 いつものようにそっけなかったです~。

 今朝はクイナも活発でした  複数羽の鳴き声も聞けました




今日はノスリ!

 2025年2月14日 晴れ

 タカ類ですが、まずオオタカが姿を見せなくなりました。
 もう10日以上、確認出来ておりません。
 池には少数ですがコガモ、マガモが戻って来ているのにどうしたことでしょう。
 もう他所に行っちゃったのかな。
 今、園内で見られるタカ類はノスリだけです。
 今日は2羽。
 お互い気になる様子でしたが、争いまでには至らず。







ヤマシギ飛んだ!

 2025年2月8日 晴時々曇り

 夕方の出島訪問は久しぶり。
 東観察舎ではヨシの茂みからヤマシギが飛び立ちました。
 でも、久しぶりに使うD500はピントが言うこと聞いてくれませんでした。
 せっかくヨシの上を飛んでくれたのに全部駄目。
 最近、勘が戻って来たペンタだったらどうだったかな。


 東観察舎より ヤマシギ  同左
 今朝は降雪でいなかったタゲリでしたが
 雪が解けた午後には戻っていた
 2月7日 1羽ぽっちのタゲリ 野鳥園入口




ギンムクドリ出ました!

 2025年2月6日 晴時々曇り

 今朝のウォーキングではギンムクドリに会えました。
 場所は野鳥園西側の水門付近。多分、雄雌だと思います。
 はじめは歩く先15mほどに生えていたイヌビワにとまりました。
 慌ててザックを降ろしカメラを取り出しているところで、対岸に飛ばれてしましました。
 白内障カメラなので写りはもうひとつですが、証拠にはなるでしょう。


 左下が雌 右上が雄  堤防の法面とまった雄
 上に見えるツルウメモドキの実を食べていた
 多分、雄の方だと思います  同左


ジョウビタキ 他

 2025年2月1日 曇り後雨

 最近はごく普通の鳥しか出てきません。
 でもじっくり観ていると、鳥は鳥なりに自分の行動する範囲をわきまえているようです。
 身の程を知っているというか・・・たいしたもんです。


 水位チェックの際にとまっていたジョウビタキ♂  東観察舎にて撮影 カワセミ♂
 1月31日 西観察舎より撮影
 古巣に3羽入っていた
 1月19日から時々古巣に巣材を運んでいる
 1月31日 西観察舎より
 ノイバラの実を食べるヒヨドリ
 この日はメジロも食べていた


クイナ・メジロ・シロハラ

 2025年1月28日 晴れ後曇り

 今朝
もウォーキング中の鳥見。
 今日はクイナがゆっくり見えました。
 採餌する様子もしっかり見えました。
 観察舎前にやって来るカワセミと同じでエビが主な餌になっているみたい。
 クイナはよく見える種だが、今シーズンは最近になってよく見かけるようになった。
 昨年、1月に重機による浚渫実施しているので、その分水路が深くなってクイナが餌を採れる状態になるまで時間がかかったのかもしれない。(勝手な想像です)

 以下、全て東観察舎より撮影
 活海老です~
 今朝はメジロも多かった  シロハラも給水にやって来た




オオタカ幼が何か持ってきた!

 2025年1月27日 曇り

 今朝もウォーキング中に寄った東観察舎の出来事です。
 08時30分頃にオオタカ幼鳥が飛来。
 あれ?何かつかんでる!

 後からカラスが追い立てる。
 今日もカビ付きペンタで撮影でした。
 暗かった・・・やっぱりしもうひとつですねぇ・・・。

 何かつかんでる?!
 カラスの突撃を受けた  さすが!ひらりと身をかわす
 左画像の超アップ
 足は黄緑色・・・何だろ?
 最後はお気に入りの場所へ



今日はクイナ

 2025年1月26日 曇り

 すっかり毎朝のルーティーンとなったウォーキング。
 今朝は立ち寄った学習舎でクイナに会えました。
 今日は早い時間帯でも東観察舎前に出たそうです。
 最近あまり見なかったクイナですが、活発なのはどんより曇っていたからかな。
 下の画像はペンタのマニュアルピント
。一応、それと分かるので70点。



タヒバリのネグラ入り

 2025年1月25日 晴れ

 最近はぱっとしません。
 なので、今日は一日遅れになりました。
 昨日夕方の野鳥園はタヒバリのネグラ入り前飛行が壮観でした。
 数は250羽±
。16時50分頃から始まり、17時10分頃がピークだったようです。
 途中、オオタカ成鳥がやって来たこともあって一度、入っていたのが一斉に飛び出したりと凄いネグラ入りでした。

 タヒバリのネグラ入り前飛行 
 1月24日 東観察舎より
 湿地に降りるタヒバリ  
 1月24日 東観察舎より
 旧堤防沿いの電線にとまっていたイソヒヨドリ
 1月24日 撮影
 観察路沿いではシロハラがよく目立つ
 1月22日 東観察路にて



オオタカ幼 何してた?

 2025年1月22日 晴れ

 今朝のオオタカ幼鳥は管理道の橋付近で何やらごそごそ。
 橋の下にオオバンでも居たのかしらん

 今朝もウォーキングで立ち寄った時の出来事。
 100mも離れた場所でしかもレンズはカビ付き400mm・・・解像しません。



ハイイロチュウヒ成・オオタカ成

 2025年1月18日 晴れ

 最近の私めは朝のウォーキングが日課になっております。
 カメラは持たず、身軽に気持ちよく歩いています。
 でも、昨日、Kさんから「カメラぐらいバッグで担いでいた方が体の負荷になっていい」と言われて今日はカメラ持参のウォーキングでした。実は昨日、手ぶらで寄った観察舎でオオタカ幼鳥のエキサイティングなシーンを見せつけられていたのです。
 それが今日は当たり!となりました。ハイイロチュウヒがゆらゆら飛んで来ました。
 でも、バッグに入れていたのはペンタのカビ付き400mm。飛びものはマニュアルフォーカスですから、ピントは簡単には合わせられません。
 肝心なシーンは全て外しました。


 最後のオオタカ成鳥は昨夕の撮影。西観察舎向かいの木にとまっていたものです。
 近年のオオタカは成鳥であろうが幼鳥であろうが、あまり警戒しないです。
 以前は観察舎へ入った瞬間飛ばれたものですが・・不思議・。慣れてしまったのかな?

 東観察舎より撮影 ハイイロチュウヒ  旧堤防上目の前を飛んだ!雌成鳥かな
 旧堤防より撮影 工場屋根がバックです  同左
 旧堤防より撮影
 目隠し疑似木越しの撮影です
 東観察舎より撮影 遠くてピンボケ
 でもトビとのサイズ比較にはなります
 1月17日 西観察舎より撮影 これはD500
 オオタカ成
 撮影は16時28分 もう辺りは薄暗かったです





ハイイロチュウヒ・ミサゴ

 2025年1月16日 晴れ時々曇り

 下の画像は撮影した順番は逆です。
 ミサゴが中池に飛び込み、上がって来たところでハイイロチュウヒが飛来。
 東観察舎上空から進入したハイイロチュウヒは高度を下げて湿地上で右旋回。
 再び高度を上げながら観察舎の方へ向かって来て、そのまま園外へと飛び去りました。
 あっという間の事でした。今年のハイイロチュウヒは本当に愛想なです。




今日はオオタカ

 2025年1月15日 晴れ時々曇り

 最近の出島は寂しいです。
 午前中の池ではほとんどカモ類を見かけません。
 しかし、夕方になるとなぜかカモ類が増えてきます。
 何故かしらん?!
 現在、苅屋川堤防では舗装工事の準備作業中。
 関係あるのかしらん?!

 モビングのハシボソガラスを追うオオタカ  カラスの目玉は後ろに向いてますが
 このサイズにするとわからです~
 今日はフクロウが姿を見せてくれた
 東観察者より撮影   
 野鳥園入口の草地で1羽だけで過ごすタゲリ
 寂しくないのかい?
 夕方になると池にカモ類が戻って来る
 この日はトモエガモが40羽ほど
 1月14日学習舎脇から撮影
 タ枯れガマに紛れるようにタシギが降りていた
 東観察者より撮影



今日はシロハラ

 2025年1月13日 晴れ

 最近はシロハラの数が増えてきたようであちこちで声が聞かれ姿もよく見かけます。
 東観察路沿いのコはあまり警戒せず、すぐ近くで撮影させてくれました。可愛いものです。

 今朝は9時08分に東観察舎東側の草地にハイイロチュウヒが降りました。
 園内に降りるのを直接見たのは今季初めてです。
 降りているのがわかっておれば待つ甲斐もあります。
 なので今日はつい長居をしてしまいました。
 (結局、今日は一日中誰かが観察舎に詰めていた状況だったのですが、飛び立ちは確認出来なかったようです。観察者の隙をうかがって飛び立ったことも十分考えられますが・・・)

 東観察路沿いのイロハラ  枯れ葉を跳ね飛ばすクチバシです~
 09時08分 ハイイロチュウヒ着陸
 これから以降が長かった~
 今年初の満月までもう少し 17時05分撮影



今日はフクロウ

 2025年1月11日 晴れ時々曇り

 今日も夕方にはフクロウが出ました。
 出たのは今回も向かいの林。観察舎からは100mもの距離がある場所でした。
 でも一昨日出た場所とは違い、学習舎の向かいでした。
 下の左側は東観察舎から撮影。右は学習舎横からの撮影です。いずれも超トリミング。
 こちらを向いていたら何とかわかるかもしれませんが、横、もしくは後ろ向きであれば双眼鏡を使っても見過ごしてしまうかも知れません。

 フクロウ 東観察舎より撮影  学習舎脇より撮影
 東観察舎すぐ前で小魚を捕ったカイツブリ  17時05分に向かい林沿いをノスリが飛んだ
 フクロウの存在には気付いていた感じ




今日は夜行性の野鳥

 2025年1月9日 晴れ時々曇り

 今日は夕方の野鳥園に行きました。(夕方の野鳥園にも・・・ですが)
 変わらずカモは少なく寂しい園内でした。
 が、今日は珍しく夜行性の野鳥との出会いがありました。
 
 ひとつめはフクロウ。
 観察舎向かいの林を双眼鏡でチェックしていたところ枝に違和感・・・。
 来る日も来る日も同じ景色ばかり見ているから感じるのかな。
 念のため撮影してみてフクロウとわかりました。
 漫然と見ていたら多分見つけられなかっただろうな。

 ふたつめはヤマシギ。
 フクロウを見ての帰り道、5時16分を回っていたので辺りはすっかり暗くなっていました。
 視線の先、林の上から観察路へすとんと鳥が降りてきました。
 何?!何?と思うが先か、レンズを向け撮影しておりました。
 何とかそれとわかりますが、私めのカメラには暗すぎたようです。

 東観察舎向かいの木に何かいる?!  フクロウさんでした
 帰りの東観察路に降りた鳥 もしや?!  ヤマシギでしたー 
 西管理道入口にて撮影 モズ♀  これだけ朝の撮影 オオタカ幼鳥
 このコはカモがいなくなってもやって来る



タシギ・ハシビロガモ

 2025年1月5日 晴れ後曇り

 今日は学習舎当番しました。
 カモはすっかり減ってしまい池はガランとした状況。
 そんな中、ハシビロガモが盛んに採餌しているのが確認できました。
 マガモの大きな群れが入っていた時にはほとんど見かけなかったハシビロガモ。
 池の水位が減ったことと彼らの採餌条件に関連があるのでしょうか?

 以下、学習舎より撮影
 ハシビロガモの採餌は独特です
 コガモを追い払うハシビロガモ
 枯れた株の間に降りたタシギ  いい場所に出てきました




新年はオシドリから!

 2025年1月2日 晴れ

 明けましておめでとうございます。
 今年もよろしくお願い致します。

 お正月は鳥見も休みにしょう思ったのですが、来園の方から西池にオシドリのペアが来てるよとの情報をいただき行ってしまいました。
 
 私が西観察舎へ行った時にはオシドリは池の隅で休んでおりました。
 これはすぐには出てこないかな?という感じ。
 とりあえず証拠写真と一枚撮影すると、こちらへ向け泳いで来ました。
 これは警戒させてしまったかな?と様子を見ていると・・・
 池の杭辺りまで近づいて来て色々ポーズをとってくれました。
 そしてまた元いた場所へ静かに帰って行きました。
 お正月の特別サービスだったのかしらん?!






今日はノスリ

 2024年12月29日 曇り後晴れ

 今年も残すところあと二日になりました。
 皆さん、今年一年ご訪問下さりありがとうございました。

 どうも、チュウヒ、サンカノゴイには出会えぬまま終わりそうです。
 両者は出島のシンボルバードですから寂しい気分です。
 でも、まだ諦めてはおりません。
 年末年始は周辺の工事も止まり落ち着いた環境に戻ります。
 もしや奇跡の出会いが・・・と期待して変わらず鳥待ちは続けたいと思っております。

 今年最後の鳥紹介は昨日撮影した苅屋川のノスリです。
 ハヤブサが狩ったカモを横取りしておりました。
 寒風の中、電柱にとまり続けるノスリの魂胆を見た思いです。

 ノスリの周りにはカラスも集まってきた  苅屋川のカモたち




ハシビロガモ 他

 2024年12月27日 曇り後晴れ

 今日は用事があって出島は朝少しだけ様子をみただけ。
 池のカモは少し減り気味であった。
 一方、苅屋川のカモは大きく数を増やしていた。

 12月26日 西観察舎より撮影 ハシビロガモ雄
 今季のカモ類の飛来は多いが本種は少ない
 12月26日 西観察舎より撮影 ヒヨドリ
 何か話し合いしてる感じ
 12月26日 西観察舎より撮影 ッシロハラ
 ヒヨドリと共に給水にやって来た
 12月25日 西観察舎より撮影 オオタカ幼
 このコだけが派手に動いていました




鳥たちの食物 続き

 2024年12月24日 晴れ時々曇り

 今の出島では珍しい鳥は見られませんが、面白い出来事はそれなりにあります。
 昨日はあまりに大きすぎるナマズを捕え四苦八苦。その内にアオサギに目をつけられ結局、獲物は放棄さぜるをえませんでした。
 同じカワウかどうかわかりませんが、今日は適当な大きさのナマズを捕えたまではよかったのですが今度は同僚に狙われる羽目に。
 たまらず飛んで逃げるところを撮影したのが下の画像です。

 東観察舎より撮影
 カワウが何かをくわえて飛んで来た
 獲物はナマズ
 10月23日 東観察舎より撮影
 マガモがフナをくわえて食べようとしていたが
 どうやっても飲みこめず、最後は諦めた





まぎらわしいなぁ・・・

 2024年12月23日 晴れ時々曇り

 本日16時15分に新堤防沿いを西から東へ向けて飛んだタカ。
 ノスリと思うのですが、ぱっと見でチュウヒかと思わせる羽衣をしておりました。
 記録を見返すと私が出島でチュウヒを確認したのは2023年1月16日が最後。
 気が付けばもう2年近くチュウヒを見ていなかったのです。
 チュウヒとノスリの区別もつかぬようになるわけだ。
 とにかく、早く来い来いチュウヒです~。

 これはチュウヒっぽい見え方だけど  こりゃノスリだなぁ・・・
 内心はチュウヒであって欲しいのだけど



鳥たちの食べ物

 2024年12月21日 曇り時々晴れ

 昨日、今日と観察舎で撮影した画像から。
 今回は鳥たちの食べ物です。
 生き物が生きていくには生き物が必要なのは当たり前のこと。
 食べて食べて食べまくる。
 そして、食べる側になったものは何時か食べられる側に。

 東観察舎より
 ダイサギが捕ったのはボラの子か?
 東観察舎より
 カワウが食べていたのはフナか
 西観察舎より
 シロハラがセンダンの実を食べていた
 東観察舎より
 マガモが食べていたのは水草の茎か?
 東観察舎により
 すぐ前でモズがバッタを捕った
 12月20日 西観察舎より
 カワセミが食べていた小型のエビ
 12月20日 東観察舎より
 ホオジロはオギ?の穂を食べていた
 これは何も関係なし
 思わずアリスイか?!東観察舎前の枯れ葉






今日はオオタカ成鳥

 2024年12月19日 雨後曇り晴れ

 最近、園内に姿を見せるオオタカはたいてい幼鳥でした。
 幼鳥はカモたちにちょっかい出すことも多く、動きが派手です。
 また、警戒心も弱い感じがします。
 見ている側としては、それはそれでいいのですが、やはりオオタカは威厳のある成鳥を見たくなるものです。でも成鳥は私は一週間以上、見ておりませんでした。
 
 今日はその成鳥がやって来ました。
 やって来たというよりいつの間にかとまっていた。さすがです。
 でも飛び立つと池の外周に沿ってあっという間に東沼方向へ飛び去りました。
 全く無駄なしでした。今日の画像は其の様子を東観察舎から撮影したものです。





今日は近隣のコ

 2024年12月18日 晴れ時々曇り

 道の駅東側の広い田んぼがこのコの縄張り。
 体が大きく、翼の長さが印象的。おそらく雌なのでしょう。
 縄張りの重なるノスリとバトルしているのを見かけます。
 かなり気が強いみたいです。
 このコは野鳥園入口近くにもやって来ます。
 翼が長いなぁ・・・と感じたらこのコです。






今日はミコアイサとオオタカ

 2024年12月16日 曇り後一時晴れ間あり

 今日はミコアイサを東観察舎近くで見ることができました。
 パタパタも披露してくれて満足。
 でも、それ以上に満足だったのはオオタカでした。
 観察舎すぐ近くまで来てくれました。(今回は想定外の近さ)
 まぁ・・・こんな日もないといけませんね。 
                        今日の画像は全て東観察舎からの撮影です。

 東観察舎すぐ近くにやって来ました
 採餌している様子でしたが食物は不明
 真正面から見ると変な感じ?!
 アオサギにアタック~  東水路沿いのアキグミにとまるオオタカ
 東水路を低く飛んで来た
 この画像以降は全てノートリミング
 この時はミコアイサを狙っていたのでは?!
 やはり近いと迫力あります~  最後は東観察舎すぐ前に降りました
 もちろん顔が合った瞬間飛び去りました





ミコアイサが来ました!

 2024年12月15日 晴れ

 今日は用事で朝早くと夕方遅くにしか出島へ出かけられなかった。
 夕方の観察舎で「今日は午前中にハイイロチュウヒが3回飛んだ」とか、「ミコアイサが入っている」とか、景気の良い話を伺いました。幸いミコアイサは距離はありましたが水路の遠くの方で居るのが確認出来ました。でも、暗くて証拠写真だけです。

 16時39分 東観察舎より撮影 ミコアイサ  17時01分 東観察舎より撮影
  トモエガモとカルガモ
 17時過ぎの満月 今年最後の満月です~  朝は東観察舎前でカワセミ雌に会えました
 最近は雄ばかりだったので久しぶり




エナガがやって来た!

 2024年12月13日 晴れ後曇り

 今日のニュースはエナガです。
 エナガなんて何処でもいるわ!なんて言わないでください。
 ここ出島ではながいこと見かけておりません。
 観察記録を見返してみたところ、エナガは2016年11月20日の学習舎記録を最後に記録が無いようです。普段、カラ類をほとんど見ることがない出島ですが、どうしたことか今秋はヤマガラの飛来数が多かったです。そして今回のエナガ。今年は鳥の動きが例年とは少し違うのかな。

 今日も出島ではオオタカ幼が見せてくれました。

 東観察舎前に現れたエナガ
 Yさんのカメラのモニターコピーです 感謝!
 東観察舎前のウグイス
 このコは露出回数が多かった
 東観察舎前のモズ♀
 このコは左目の周囲に特徴があります
 西観察舎から撮影
 珍しくノートリのオオタカ幼です
 西観察舎より撮影 オオタカのホバリング  同左
 西観察舎向かいのセンダンにとまるオオタカ  中央管理道奥の橋桁にも降りました
 上の画像の枝から飛び立ったところ
 次の瞬間、ファインダーから姿が消失
 左のカットの連写続きカットがこれ
 凄い翼の使い方です。向かって右に消えた!
 直後、トビにアタックしたのでした




ミサゴのハンティング

 2024年12月10日 晴れ

 最近の出島ではミサゴのハンティングシーンをよく見かけます。
 獲物は長さ30cmほどの大きさのボラです。
 観察舎すぐ前の池に飛び込むのでなかなかの迫力です。

 以下、画像は昨日(12月9日)西観察舎より撮影したものです。



今日はオオタカ幼

 2024年12月9日 晴れ

 今、出島ではオオタカ若様のふるまいが派手です。
 今日は池のカモに何度もアタックをかけておりました。
 中池だけでも300羽を超えるカモが降りていますからね。
 何とかしたくなるのはわかります。
 でも、このコは昨日、ゴイサギをたいらげたはずなんだけど・・・。貪欲。

 学習舎脇より撮影
 こちらへ向けて飛んで来た
 同左
 以下、西観察舎より撮影
 西池の岸にオオタカが降りた
 すぐ飛び立ち
 派手に池の上でホバリング  



オオタカ&ミサゴ

 2024年12月7日 曇り

 帰る前にもう一度チェックを、と訪ねた西観察舎。
 姿を消したオオタカ幼鳥は向かいのセンダンにとまっておりました。
 オオタカとの距離は近いですが観察舎へ入った私には全く警戒する様子なし。
 池にはマガモ、ヒドリガモ、オオバン。
 それを枝の上から物色するように眺めていたオオタカ。
 その内、しきりと上空を警戒するようになりました。
 タッパーン!  音が辺りに響き渡りました。
 ミサゴが池に飛び込んだ音でした。
 オオタカに集中していた時でしたからこれには驚きました。
 でも直後にさらに驚くことが。
 ミサゴが獲物をつかんで飛び上がろうとしたその時。
 なんとオオタカがそのミサゴにアタック!
 さすがにこれには対応できませんでした。ミサゴも私も・・・。

 これは東観察舎から撮影のオオタカ幼  これ以後は西観察舎からの撮影
 羽繕い  伸び  この直後でした タッパーンは
 水面へ急降下するミサゴを見ていたのでしょう
 やったぜ!と得意そうに飛び立ち  直後にオオタカがアタック ボケノートリです
 上の画像から14分後にまた成功!  左画像のアップ いいサイズのボラです





ハイイロチュウヒが来ました

 2024年12月5日 曇り

 今季、何度か近場で確認されていたハイイロチュウヒがやっと園内に来てくれました。
 でも、少し残念なタイミングでありました。

 実は今朝の観察舎で早出の方から8時前頃に園内のカモが一斉に園外へ飛び去ったと聞いていたのです。カモが一斉に飛び立つなど、人が原因でなければ考えられるのはチュウヒが飛来した可能性が考えられます。(オオタカでは部分的にパニックになるだけです)なので、もしや園内におりているのでは・・・と思って東観察舎で待ちました。
 その内、早出の皆さんが帰るようになり、一度はあと10分、午前9時まで居ようと決めたのですが東沼の方が気になって私も観察舎を後にしました。

 実は次回探鳥会のテーマ鳥がサンカノゴイで私の担当であったのです。
 なので旧堤防の目隠し越しに園内の様子をチェックしていたのです。
 ハイイロチュウヒが現れたのはそんな時でした。
 眼下の湿地上をユラ~リと白い腰を見せて低空飛行。そのまま東観察舎から西池近くまで飛んだ後、引き返し再び目前を通過、東沼を過ぎゴルフ場方向へと飛び去りました。
 タイミング悪かったです~。堤防上では撮影は証拠写真がやっとです。
 (なお、この時の飛行では園内のカモ類に動きはありませんでした。(ハイチュウでは力不足?)

 ハイイロチュウヒは私が田んぼで耕耘作業を行っていた11時05分頃に道の駅東側の田んぼ付近でハンティング飛行するのが見えました。同じ個体かどうかは不明ですが、いよいよ当地でもハイイロチュウヒのシーズンが始まったのか?と期待しております。

 ノートリミング でもピンは抜けています
 堤防の目隠し越しですから仕方ないです
 東水路の松を過ぎ東観察舎方向へ
 もう少し東観察舎で待っておればと後悔  目の虹彩は淡黄色、尾羽は灰色味あり
 一応 雌成鳥で記録しました





新堤防外海の鳥たち

 2024年12月4日 晴れ

 今は堤防工事で気軽に行くことが出来ませんが新堤防へ行くと海の鳥が見られます。
 今日は沖の波消ブロック上でウミウ、ユリカモメが羽を休めていました。海上ではヨシガモ、ヒドリガモなどのカモ類の他、カンムリカイツブリ、ウミアイサが見られました。ウミアイサは23羽がまとまって行動しておりました。たまには新堤防にも行ってみるものです。

 ウミウですがこの写真サイズではネ・・・  この時期のウミアイサは雌雄が不明瞭
 カンムリカイツブリもいました  ユリカモメは遠目でも白っぽいです




出島初記録?!

 2024年11月30日 晴れ

 月末を迎えて園内の掲示物を更新しました。
 学習舎に掲示する今月の記録は70種オーバーです。
 でもその中にキンクロハジロが見当たりません。
 中池は今日も400羽を超えるカモたちで大賑わい。
 キンクロ、1羽ぐらい入ってるだろ?!
 すると本当にいたんです、雌が。
 でも・・・よく見るとちょっと違う・・・。嬉しい出島初記録になりそうです。

 赤褐色の頭部 目は暗色 真っ白の下尾筒   トモエガモ、カルガモとのサイズ比較 小さい!
 光の具合でクチバシ基部に淡色が確認できる  ヒドリガモと一緒に
 朝の内はオオタカ幼も見せてくれました  同左




今日はオオタカ幼鳥

 2024年11月29日 晴れ

 昨年の今日はサンカノゴイが出て、ハイイロチュウヒが出て、と大充実の日でした。
 でも、今年は両者全く気配なしでした。どうなってしまったのかなぁ・・・最近の出島は。
 
 慰めに来てくれたのはオオタカの幼鳥。
 でもお腹がやや膨れ気味で、休息のためにやって来ただけな感じ。
 これではエキサイティングなシーンは期待できないなぁ・・・と思いつつも待ち続けました。
 約2時間半経過したところで飛び立ち。(この時も飛んで滑翔、着地しただけ)
 寒空のもと、たっぷり3時間の鳥待ちでありました。

 オオタカ幼鳥が飛来したのは8時57分
 まだ羽に痛みは確認出来ません
 向かいのエノキの茂みで羽繕い
 11時24分に学習舎前に向け飛びました
 (ピントは完全に抜けてます・・・)
 頭上をオオタカが飛んだ直後の様子
 ここまでは東観察舎からの撮影
 学習舎脇より撮影
 何か捕ったのかなと思わせましたが・・・
 何も捕ってなかったようです
 東観察舎前をうろうろしていたマルガモちゃん  その内、陸に上がってきました




今日はクイナ

 2024年11月27日 曇り

 クイナがシルエットで登場してくれたのは、夕方の観察舎が私一人になった頃のこと。
 一瞬バン?と思ったのですが、すぐ上面の褐色に黒い縦斑が確認出来ました。
 おかげでやっと今季初撮達成。
 クイナは今まで声を聞くばかりでやきもきしていたのです。
 
 今日の画像 クイナ、モズ、ウグイス、ヨシガモ、トモエガモ、ホシハジロは東観察舎から。
 ヤマシギ、イタチは新堤防管理道にて撮影。

 このクイナは大きく見えた
 カマキリを捕えたモズ♀  ジョウビタキを意識していたウグイス♂
 ヨシガモ♂(手前)  トモエガモ♂(奥)  ホシハジロ ♀(左)  ♂(右)
 イタチに警戒して現れたヤマシギです  管理道に飛びだして来たイタチ




今日はノスリ

 2024年11月25日 晴時々曇り

 朝、苅屋川上空をたくさんのカモがパニック気味に飛び交っていました。
 その原因はすぐ判明。ハヤブサが攻撃中だったのです。
 ハヤブサの波状攻撃を受けて逃げ惑うカモたち。
 これは大変!慌ててカメラを置いてある部屋へ飛んで行きました。
 そして自室の窓から見ると、あれ?ノスリに代わっている!
 どうもハヤブサのハンティングは失敗だったみたい。
 代わりに居付きのノスリがやって来たようです。

 自室より撮影 
 ハシボソガラスに追われるノスリ
 同左
 昨冬も聞かれたカッカッカッの声
 お馴染みカッカちゃんです  東観察舎より
 東観察舎より撮影 マガモとヨシガモ
 東観察舎より撮影 あれ?このマガモ変 →→  →→ やっぱり・・・マルガモちゃんでしたー
 16時20分頃 東観察舎より撮影
  50羽程のタヒバリがネグラ入り前飛翔
 同左 ブレブレですが証拠写真にはOK





今日はカモさんです

 2024年11月23日 曇り

 野鳥園へでかけたのは午後の辺りが暗くなってからでした。
 池のカモ類は少な目でしたが、東観察舎で待っていると海ガモ2種に会えました。
 見えたのはホシハジロとスズガモ。観察舎のすぐ前までやって来ました。
 これらの種はだいたい広い水面で過ごしていることが多く、観察舎前のような狭い水路にはなかなかやって来ることはありません。私にとってはラッキーな出会いでありました。

 東観察舎前水路で羽繕いするホシハジロ♀  東観察舎前水路にて
 次にやって来たのはスズガモ♂  ヨシガモ♂も来ました 以上東観察舎より撮影
 トモエガモもおりました 西観察舎より撮影  センダンの実を食すヒヨドリ 西観察舎より撮影




今日はオオタカ

 2024年11月22日 晴れ時々曇り

 私にとっては久しぶりのオオタカ幼鳥でした。
 オオタカは東観察舎向かいのエノキに1時間以上とまった後、中池目がけて一直線。
 中池の岸に舞い降りた時は何か捕ったか?でしたが岸の上できょろきょろするだけ。
 周辺にはカモ類の他、オオバンもいるのに・・・やっぱり幼鳥だ。しくじったかな?
 
 その内、岸からぱっと飛び立つとすぐ近くの水面に被さるようにばさっと降りました。
 それは水面にいたオオバンを襲った瞬間でした。
 「水に飛び込むなんてお前、なかなかやるじゃない」
 おかげであっけないほど簡単に狩りは成功しました。
 幼鳥がひとつ学習したようです。
 
 タカが姿を見せないからか、オオバンの動きが大胆になっていました。
 でも、これからはオオバンも慎重にならないとまずいようです。

 以下、オオタカ関連は東観察舎より撮影
 この時、すぐ手前にオオバンがいたのに・・・
 少し離れた水上のオオバンを襲った
 ありゃ~ピント手前に合っちゃったよ  しかたないねえ・・・このボリュウムでは
 オオバンを水中に沈める  これが出来ないと自分も生きていけない
 西観察舎より撮影 イソシギ
 観察舎すぐ前までやって来た
 同左
 土中から咥え上げた幼虫 何だろ?



今日はトモエガモ

 2024年11月20日 曇り時々晴れ

 今日はトモエガモが入っていました。
 数は少なくても雄が1羽、雌が2羽。未確認の東沼にもっと居たかも?(トモエガモは西池、中池よりも東沼に降りる傾向が強いように思う)
 
 ヨシの茂みに接するように休んでいたトモエガモをスコープで観察して気付いたこと。
 目を閉じている時間が長かったです。カモ類は眠る時にはたいてい2~3秒間、目をとじては開けるを繰り返すものですが、今日のトモエガモは10秒以上目を閉じたままにしておりました。
 渡来直後で疲れてたのかなぁ?

 東観察舎より撮影 トモエガモ♂ 
 後ろはヒドリガモ ちょっと遠かった・・・
 以下 西観察舎より撮影 マガモ♂
 写真よりスコープで見ることをおすすめします
 西池で盛んに採餌しておりました  このサイズの魚 多分、フナ




今日はアリスイ

 2024年11月17日 曇り時々小雨

 今日は学習舎当番の日でした。
 いつものように学習舎を開ける前に東観察舎の様子をのぞいたのですが、そこでラッキーなことがありました。湿地内に立てられた杭にアリスイがとまってくれたのです。少し距離はありますが真正面の杭、左側の杭と場所を変えて姿を披露してくれました。最後は西観察舎前の杭でした。みんな同じ個体と思われますが、縄張り意識が高くこれからも期待できそうです。

 それから今日の学習舎ではタカ類も確認出来ました。私にとっては6日ぶりのことでした。

 東観察舎より 真正面杭のアリスイ  同 左側杭の下段に
 同 左側杭の先に  西観察舎より 右側杭の先に
 10時34分に飛来したタカ 学習舎より撮影
 少し体が大きくてパッと見オオタカ幼でしたが
 ハイタカ雌若で記録しました
11時20分に飛来したオオタカ成鳥 学習舎より  同左






今日はアオジ

 2024年11月15日 曇り時々小雨

 アオジは冬の初めにはあまり見かけません。
 春になると一気に姿を見せるような・・・そんな感じです。
 この時期はほとんど藪の中で過ごしているのでしょうね。
 なので私にとっては今日がアオジの初撮影となりました。
 
 曇天が幸いしたか今日はクイナの仲間が活発でした。
 でもオオバン、ヒクイナばかりで私にとっての本命”クイナ”にはお目にかかれず。
 とにかく今日も平和な野鳥園でありました。

 東観察舎前に出てきたアオジ  同左
 西観察舎より撮影 水際からかなりの距離
 上がって採餌していたオオバン
 東観察舎より撮影 ヒクイナ
 東観察舎より撮影 ジョウビタキ♀
 この雌はかなり気が強いです~
 東観察舎すぐ前でモズが捕ったのはケラ
 この時期にこんなのよく捕まえられるなぁ



アリスイが杭に

 2024年11月14日 晴れ

 午後の東観察舎でのことです。
 観察舎前の水路に突然カモが集結して何やら不穏な状況に。
 見ると岸にイタチの姿が!こいつが原因だったか?
 イタチはすぐ水路を泳いで横切ろうとしましたが、なぜか途中で引き返してしまいました。
 何かを警戒したのだろうと想像するのですが・・・
 イタチまでもが警戒するようなモノって何?!
 観察舎の屋根にノスリでもとまっていたか?!それとも水路にタヌキ、ネコマタ?!

 アリスイが杭にとまったのはその警戒が解けた頃でした。
 モズの鳴き声で島の杭を見たら2羽が上下にとまっていました。一方はアリスイでした。
 モズとアリスイはライバルです。昨日もこの島でアリスイの姿を見かけました。
 ここはモズ♀の縄張りでもありますのでアリスイはまた現れるかも。
 しばらくは注意が必要です。

以下 東観察舎より撮影 アリスイとモズ  同左 アリスイはモズの存在を気にする
 様子でもなかった
 イタチが現れた  泳ぎ出した
 カルガモは気にする様子なし?  あれ?!イタチが引き返した
 そのまま島へ戻って行った  観察舎前水路にはカモ集結



今日はホオアカ

 2024年11月12日 晴れ

 今朝の野鳥園は穏やかで湿地内の小鳥が活発でした。
 特にホオアカがよく目立ちました。
 遠いけどじっとしてくれるので撮影には助かります。
 今朝はアオジも確認されたようです。
 それからニュースです。
 昨日、今日と二日続けて近隣でハイイロチュウヒが観察されています。
 おそらく野鳥園にも飛んで来ているに違いありません。

 東観察舎より撮影 ホオアカ  同左
 旧堤防から撮影 ハゼノキとシロハラ  駐車場にて ごつい足した小鳥さんは誰?




今日はノスリとミサゴ

 2024年11月9日 晴れ後曇り

 朝はハイタカとオオタカ幼が活発でした。
 オオタカ幼がハイタカに追いかけられる一幕もありました。
 渡りと思われるハイタカも見かけました。
 
 でも、今日は午後の観察舎で出会ったノスリ。
 西観察舎前5~6mの枯草上に突然ノスリが降りてきました。
 池のカモ類が落ち着かないので何か来てると思っていたのですが、観察舎の屋根にとまっていたようです。上からバサッと落ちるように降りました
 しかし何も捕えていませんでした。
 
 それから今日はミサゴのハンティングの様子が観察できました。
 はじめは1羽で。途中からもう1羽が加わってハンティングは30分くらい続きました。
 池には彼らの餌となるサイズの魚がいるようです。
 今日はカワウも盛んに潜っていました。

 西観察舎より撮影 ノスリ幼鳥
 ズーム280mm域で撮影 ノートリミング
 同左
 近いから超トリミングでも大迫力  西観察舎より撮影 ミサゴ
 2羽が揃ってハンティング
 突撃~  でも失敗・・・20分以上頑張っていたが
 結局、獲物は捕れず
 最後は西観察舎向かいのセンダンへ  東観察舎より撮影
 私はオオジュリン今日が初撮りでした





2羽のオオタカ

 2024年11月8日 晴れ時々曇り

 立冬が過ぎ、吹く風に季節の進みを感じるようになりました。
 今朝の中池は150羽以上のマガモが群れていて、この季節らしい光景でありました。
 さらにオオタカの鳴き声も聞こえていました。(私のオノマトペはキュイー・キュイーエ)
 オオタカが鳴く時には2羽いることが多く、既に先着のSさんは2羽揃いの写真を撮影。
 そんなSさんに私もあやかりたいと・・・ 少し粘って撮影したのが下の写真です。


 東観察舎より撮影 オオタカ成鳥
 個体識別用にA地点に入るところを撮影
 西観察舎より撮影 オオタカ成鳥
 盛んに鳴いていたので近くを探すと
 いました、右上の成鳥から十数メートル位置に
 オオタカ幼鳥
 やがて成鳥による幼鳥の追跡が始まりました
 学習舎横隙間から撮影 左隅にオオタカ幼
 カモが落ち着かないと思ったら岸にいました
 オオタカ幼の拡大 視線の先には成鳥が
 とまっています(中央管理道奥のセンダン)




出島のハイタカ

 2024年11月5日 晴れ後曇り

 出島野鳥園での今季のハイタカ初認は10月13日でありましたが、その後たまに見られる程度で私は撮影出来ぬままに過ぎておりました。それが今日に至ってやっと撮れました。
 やっぱり自分のフィールドで見るハイタカは格別です~。


 西観察舎より撮影 ハイタカ飛んで来た!  向かいの林沿いを飛んで
 前を過ぎて行く  虹彩はオレンジ 雄成鳥です
 アトリもたくさん渡りました  中央管理道フェンス越しに撮影
 オオタカ成鳥はお気に入りの枝で見張り



オシドリ・ヒクイナ

 2024年11月2日 曇り後強雨

 朝のまだ雨が降って無い内に観察舎を訪れました。
 西観察舎に入るなり池の正面を横切るオシドリに遭遇。ラッキーでした。
 西観察舎前は広く刈りこんであるので池が丸見え状態。でもオシドリは警戒する様子もなくのんびり泳いでいました。オシドリは東観察舎すぐ前にもやって来たとのこと。山で見かけるオシドリは非常に警戒心が強いものですが、ここでは少し様子が違うようです。


 西観察舎より オシドリ ♂  西観察舎より ヨシガモとオシドリ
 このコもあまり警戒しません
 東観察舎より撮影 ヒクイナ
 同左 このコは左の個体とは異なるようでした



今頃になってオオルリが・・・

 2024年10月29日 曇り

 今朝の観察路ではオオルリを見かけました。
 雄の成鳥でしたが、あまり警戒しない(動きも少し緩慢な感じの)個体でした。
 少し気温が下がって虫も少なくなったのでは・・・。でも観察路では蜘蛛はたくさんいるかな。
 とにかく栄養をしっかり採っていかなくてはね。

 当地でのオオルリの渡りは過去に11月15日というとんでもなく遅い記録が1回ありますが、遅くても10月半ば頃まででした。今回の記録もかなり遅い記録といえます。


 東観察路にて オオルリ♂  同左
 10月28日東観察舎より 今時のコガモ♂です
 東観察舎周辺だけで40羽+のコガモが休息中
 10月27日東観察舎にて撮影
 東観察舎周辺はこの♀の縄張りのようです



ヒクイナ・ゴイサギ

 2024年10月28日 曇り

 北から南へと雨雲が動く不穏な天候でしたが今日も園内はいたって平和。
 コガモ、カルガモ、オオバン、カイツブリといった水鳥たちは何の心配もない過ごし方です。
 ゴイサギの幼鳥たちも全くとまり場所に変化はないです。
 モズは一定の距離を保って鳴き合っています。
 ジョウビタキも観察舎周りの目立つ場所を規則正しく移動しています。
 昨日は左趾が不具合なゴイサギに会えました。10月16日に西池でオオタカに睨まれているのを最後に姿が見えなかったのですが無事にやり過ごしていたようです。
 最近はタカ類が出ないのでみなさん、安心しきっておるようです。


 10月27日 東観察舎より撮影 ヒクイナ  同左
 10月23日 東観察舎より撮影 バン若鳥
 趾が長いのはクイナ科の特徴のひとつ
 10月27日 西観察舎より撮影
 杭の上でへたりこんでいました
 しばらくすると岸に移動していました  少しして立ち上がりました よかった~





ジョウビタキ初撮

 2024年10月25日 曇り一時晴れ間あり

 今日、ウチの畑にジョウビタキがやって来ました。
 ヒッヒッヒッの声にカメラ持って畑に出かけると、すぐ脇のハウスの入口から飛び出して来ました。入口の引き戸は30cmぐらいしか開けてないのに慣れたものです。昨冬にも畑で過ごした雄に違いないです。今年もしっかり虫を捕ってちょうだいね。

 
ご連絡
 10月26日(土)午前10時頃より指定管理者による園内の維持作業が行われます。学習舎前から管理道、田んぼにかけてと一部西観察舎前の草刈りを実施します。

 畑にて ジョウビタキ♂ 
 目の前の柿の木にとまってくれた
 西観察舎より ジョウビタキ♀
 これが私の今季初撮り
 管理道入口フェンス越しに オオタカ成鳥
 朝方、中央管理道奥のエノキにとまっていた
 東観察舎より
 バンとオオバンはよく見かけます
 東観察舎より
 今日も夕方はキジバトが多かったです
 東観察舎より
 東沼上空を群れ飛ぶキジバト




キジバトの渡りか

 2024年10月24日 曇り

 午後は雲が厚くなってきたためか3時近くには園内は薄暗い感じでした。
 そんな頃でした。向かいの林からわらわらとキジバトが飛び立ち70羽以上の群れとなって西の方角へ飛び去りました。その後も何度か20羽前後のキジバトが移動するのが見えました。
 群れの一部は東水路沿いのアキグミとウバメガシの茂みに入りました。そして数羽が何度も茂みを出入りをするのが確認出来ました。こちらはねぐらにしたのかもしれません。
 
 今日は蒲生田岬でもキジバトの小群が海上へ飛び出すのが見えました。
 この時期はキジバトも渡りを行うのでしょうか。

 林から飛び立ち西へ飛去するキジバトの群れ
 以下、全て東観察舎より撮影
 群れで行動するキジバトの中の1羽
 一部は水路脇の杭にもとまりました  東観察舎前のコガモ
 カワセミ用の細杭ですがコガモにも人気



久しぶりのオオタカ成鳥

 2024年10月20日 晴れ時々曇り

 今日は学習舎当番でした。
 夜の内から吹き続けていた強い北寄りの風で観察路は落ち葉と枯れ枝でいっぱい。
 カモ類は数を増やし、何処かから飛来するものもいて池は賑やかでした。
 やはりと言うか、カモの動きが活発になるとやって来ますね、オオタカ。
 今日は久しぶりに成鳥が登場してくれました。

 以下、オオタカは連写3コマです  上空を風に乗って
  あっという間に飛び去った  アトリの渡りも始まりました



オオヨシキリ・モズ

 2024年10月19日 晴れ後曇り雨

 朝一で畑仕事したものだから野鳥園へ出かけたのは9時を過ぎておりました。

 今朝の観察路周りではソウシチョウの鳴き声がにぎやかだったです。昨日まではもっぱら向かいの林で鳴いていたのですが今日は少し様子が違いました。学習舎前ではオオムシクイの声が聞けました。秋の渡りで初めてムシクイ類の声でした。(やっとメボソムシクイ系の記録が残せました)
 記念に声を録音しました。
 カエルの声をバックにキビタキとオオムシクイの地鳴きが交互に7秒間です。→ココ

 でもソウシチョウ、オオムシクイの撮影は叶わず。
 なので今日の押し画像はオオヨシキリとモズです。
 西観察舎前のジャンボなススキでポーズをとってくれました。

 東観察路にて キビタキ  同左 人懐っこいコで近づいてきました
 西観察舎前に現れたオオヨシキリ  林沿いに近づいて何かに身構えた
 モズ雌が飛び出してきました  先ほどまでオオヨシキリがいた場所へ移動





今日はオオタカ

 2024年10月17日 曇り

 池、水路のカモ類が増えてきました。
 今朝はカルガモ、コガモ、ハシビロガモ、ヨシガモ、マガモが確認出来ました。
 昨年はマガモが多かったですが今はまだ少数。今年はどうだろうか?
 
 カモ類が増えてくるとやって来るのがオオタカです。
 昨日から幼鳥がカモ類にしかけるような行動をしています。
 園内で過ごす時間も長いようで定着した感じです。
 成鳥の定着は何日頃になるかな?複数羽になると俄然見られる頻度が高くなります。
 
 東観察舎より撮影
 警戒気味のカルガモ、ハシビロガモ、コガモ
 東観察舎より撮影 カルガモとコガモ
 サイズ比較用のが撮れました
 東観察舎より撮影
 オオタカ幼鳥 林沿いに登場
 西観察舎より撮影
 低くこちらへ向かって飛んできました
 西観察舎より撮影
 そして正面のエノキへ   睨まれました
 しばらく辺りの様子を窺った後、飛び立ち



オシドリ・オオタカ

 2024年10月16日 曇り

 今朝は東観察舎前の太杭上でオシドリの雌雄が仲良く休息をとっておりました。
 じっくり観察するチャンスだったのにスコープを忘れたことが悔やまれました。

 今日は旧堤防東端までじっくり鳥探ししました。
 気になったのは東沼の東側の枯松です。2021年、2022年と2年連続でハイイロオウチュウが園内の枯松にとまったのはいずれも今頃のこと。二度あることは三度と言いますものね。
 でも今日は取り立てて目を引くようなものは現れずでした。

 旧堤防を歩いている時に目の前をオオタカ幼鳥が横切りました。
 園内に姿を消したので念のためと西観察舎へ行くと杭の上でゴイサギが休んでおりました。
 よく見ると5日前に見かけた右趾が不自由な幼鳥です。
 オオタカが入って来てこんなにのんびりとはしておれないだろうと辺りを窺うと・・・
 ビックリ!オオタカ幼鳥がすぐ近くの杭にとまっておりました。
 オオタカは私と目が合った瞬間に飛び立ち、向かいの林に姿を消しました。
 もしかしたらゴイサギはオオタカを前にしてフリーズしていたのかもしれません。
 ゴイサギの体勢は夕方になって様子を見に行った時も同じでした。
 
 東観察舎より撮影 オシドリのペア  私はこの種においては雌の方が好き
 東観察舎より オオバンの水浴び仕上げ  東観察舎より オオヨシキリも複数羽いた
 旧堤防にて目の前を横切ったオオタカ幼鳥  同左 おそらく雌でしょう
 西観察舎より撮影 趾の不自由なゴイサギ幼
 視線の先7~8mにオオタカがいたのです
 東観察舎より シマアジ雄
 カルガモの群れの中に混じっていました
 




サギ類続きですが・・・

 2024年10月15日 曇り

 朝、西観察舎へ入ると先着のKさんがササゴイがいると教えて下さいました。
 居たのは幼鳥で、10日ほど前にも見かけたそうです。朝早く訪れる方は色々出会っておられるようですね。早くに行けないのが残念です。
 と言うことで今日もサギネタになりました。(次のサギネタは何になるかな?!)

 以下全て西観察舎より撮影 ササゴイ  しばらくすると伸びを始めました
 隣の堤防工事が始まったのに合わせ飛び立ち
 その後、草刈り跡にも降りてくれました  飛び立ち 興奮したか、頭頂は冠羽状です
 採餌しながら観察舎すぐ前まで来たイソシギ
 羽にはサブターミナルバンドくっきり、幼鳥です
 観察舎前の杭には常連のカワセミ雌



渡来間もないシラサギ類か

 2024年10月14日 晴れ

 昨日の定例探鳥会前に東観察舎前にオオヨシゴイが姿を現し数名の方が写真撮影されておりました。園内でのオオヨシゴイ確認は実に14年ぶり。なので今日も東観察舎で長い時間待機したのですが現れてくれませんでした。私にはどうも縁の無い鳥のようです。
 
 今日は中池の杭をシラサギ類が占拠しておりました。多くはダイサギで数羽のチュウサギ、コサギが混じっていました。終日、休息していた様子で渡来間もない群れだったのかも知れません。

 カモ類も少しずつ種類が増えてきているようです。昨日からオナガガモ、ヒドリガモの小群を見かけるようになりました。今日の写真はよく似たカモ同士シマアジとコガモの比較です。

 東観察舎より シラサギ類の一団  東観察舎より ヒドリガモ
 東観察舎より オオヨシキリ  10月13日 東観察舎より撮影 シマアジ
 10月13日 東観察舎より撮影 シマアジ  10月13日 東観察舎より撮影 コガモ





水鳥たちが見頃です

 2024年10月11日 晴れ

 段々と水路周りがにぎやかになって来ました。
 カルガモ、コガモ、カイツブリなどの水鳥が観察舎前で休息しています。
 今はスコープで1羽1羽じっくり観察できます。
 羽の重なり具合とか色合い、質感を実感するには直に見るのが一番です。

 東観察舎前の水路の様子  コガモの翼鏡、翼帯の色
 写真では再現できないですね
 今朝、西観察舎前で見かけたゴイサギ
 左脚に問題をかかえている様子
 東観察舎すぐ前の杭にやって来たゴイサギ
 今、園内で見かけるのはほとんど幼鳥
 10月10日 東観察舎より撮影
 観察舎前にシマアジがやって来た
 10月10日 東観察舎より撮影
 ヨシガモの雌も水路で採餌



今日はオシドリ

 2024年10月9日 曇り時々晴れ間あり

 10月5日に苅屋川で確認されたオシドリですが、その後全く姿を見せてくれませんでした。
 やっと今日、池の杭で休息しているところを見つけることができました。
 繁殖羽に換羽中の雄で今のところこの1羽だけのようです。
 今年のドングリの出来が気になります。

 東観察舎より撮影
 朝、中池の杭にとまっていたオシドリ♂
 東観察舎より撮影
 これは日が傾いてからの撮影
 この杭はちょっととまりにくそう  でもオシドリは木にとまるのは得意です




アカガシラサギ

 2024年10月8日 曇り一時小雨

 実は、10月6日(日曜)の早朝にアカガシラサギが飛来していたのです。
 Nさんが学習舎向かいの水路付近に降りるのを撮影されていました。しかし、当日は用事があってじっくり撮影することが叶わなかったそうです。当日はお昼前にNさんからその話を伺ったので学習舎当番の方に申し送り、私自身もかなりの時間、園内で待ったのですが現れませんでした。
 
 そして今朝のことです。観察舎で居合わせたKさんが、ゴイサギを西観察舎で撮影したと画像を見せて下さいました。絶句!写っていたのはアカガシラサギ。西観察舎のすぐ前、カワセミがよく利用する杭にとまっていたのです。Nさんが撮影されたのが7時20分。そしてKさんが撮影されたのは8時19分。1時間も園内で滞在していたようです。   
 ここ二日間確認出来ず、もう抜けてしまったのかなぁ・・・。

 600mmノートリ画像のモニターコピー
 西観察舎前の杭にとまるアカガシラサギ冬羽
 左画像の部分拡大
 Kさん、画像ありがとうございました
 朝、西観察路入口の暗い所にキビタキ
 トゥクトゥクトゥクトゥクと鳴いて知らせてくれた
 風の強かった夕方でも西観察舎左前の
 杭にはエゾビタキがとまってくれた




今日もエゾビタキ

 2024年10月6日 晴れ

 今シーズンはエゾビタキの渡りが盛んなようで、他所でも多く観察されているようです。
 今日は海岸での数は落ち着いていましたが、園内でよく目立っておりました。
 特に湿地内の杭にとまるシーンが頻繁に見られました。
 こんなことは記憶にないことで特異なシーズンのように思います。

 西観察舎前の杭にて  同左 こんなの捕りました
 左上画像の次のカット 一瞬で飲みこみ  東観察舎左側の杭にて
 東観察舎正面の杭にて  東水路奥の杭にて




オオタカ成鳥来ました!

 2024年10月5日 小雨、曇り後晴れ

 朝の内、天気がよくなかったので、出島へ出かけたのはお昼前になってから。
 あい変らず鳥は少ないなぁ・・・と湿地を双眼鏡で眺めていたら、ハシボソガラスの警戒声。
 これはオオタカでも来たか?!と向かいの林に双眼鏡を移すと本当に居ました。
 オオタカの成鳥です。
 でも、今の園内にはカモ類があまりいません。すぐに苅屋川方向へ飛び去りました。
 (その後、苅屋川周辺の電柱で見張りするのが確認出来ました)

 向かいの茂みにとまっていたオオタカ成鳥  すぐ苅屋川方向へ飛び去った
 色合いから雌だろうか
 自宅から撮影 苅屋川堤防電柱にオオタカ
 野鳥園から飛び去った個体と思われる
 自宅から撮影 苅屋川のオシドリ
 複数羽いたと思うのだがオオタカが飛んだ
 のに合わせて見失った
 東観察舎より撮影 カマキリを捕ったトビ  近隣(工地の田んぼ)にて ノビタキ




チョウゲンボウ

 2024年10月4日 曇り

 今日はどんよりした空で時折小雨がぱらつく天気であった。
 最近、拙宅の周りにはよくチョウゲンボウがやって来る。
 今日のような空模様に部屋でくすぶっている時にはいい遊び相手になる。
 しかし、撮影は思うようにいかない。

 野鳥園はほんの短時間しか行けてない。
 ほとんど何も見ぬうちに帰って来た。
 そろそろあっと言わせるようなのに登場願いたいものだ。

 自宅から撮影 チョウゲンボウ  同左
 東観察舎より撮影 マガモ ♂
 この時期らしい生殖羽に移行中の個体
 東観察舎より撮影 カイツブリ
 冬羽に移行しているが目は幼鳥の色合い
 声もまだ幼鳥のそれだ




エゾビタキがたくさん!

 2024年10月1日 晴れ

 今日、蒲生田岬へ行ったのですが、周辺でエゾビタキをよく見かけました。
 出島でも数日前から新堤防側に多くのエゾビタキが居るとの情報が寄せられていましたので、帰ってから様子を見てきました。多いです!!野鳥園寄りの400mほどの距離をチェックしただけで23羽以上確認出来ました。今季は特に多いのでしょうか?胸から腹にかけてのくっきりした縦斑で同定したのですがサメビタキが混じっているとかはないのだろうかねぇ・・・。

 新堤防の桜並木沿いにたくさんいます
 地上で餌を捕ることも多いですが何を捕って
 るんだか?
 工地の田んぼではホウロクシギがまだ居ます




オオバンが来ました

 2024年9月29日 曇り

 今日の今季初物はオオバンです。
 東観察舎前でバンと共に採餌する姿が観察出来ました。
 でも、すぐに奥の方に姿を消してしまい、後はバンとコガモとカイツブリだけになりました。
 この3種、じっくり観察していると面白いです。お互いが、そこ退けそこ退けになるのですが、力関係が一方的ではないのです。追う側になったり追われる側になったり・・・よくわかりません。

 以下、カルガモまでは東観察舎より撮影
 バン(左) オオバン(中) カイツブリ(右)
 舌はこんなに曲げられるのですね
 ギンヤンマを捕って大喜び?  同左
 カイツブリの親子はまだ一緒にいます  9月28日撮影
 白い三列風切の具合で換羽の進展状況
 がわかります 手前の個体はまだ飛べない
 9月28日 学習舎前で撮影 エゾビタキ
 今日は新堤防側でたくさん居たようです 
 トイレはしばらくの間、ユニバーサルトイレのみ
 使用可です 来園の際はご注意ください




キビタキ・コサメビタキ

 2024年9月25日 曇り時々晴れ

 気温が下がり、過ごしやすくなったのに合わせるように鳥が出始めました。
 観察路ではオオルリ、キビタキ、コサメビタキ等の渡りの夏鳥たちに会えました。
 また、池ではオナガガモも見かけました。私は今季初です。カモ類はカルガモが増えた感じですが、苅屋川にとどまったままで園内ではまだ少ないです。その他の種もほとんど見かけません。
 でも、オオタカ幼鳥が向かいの林周辺でウロウロするようになっています。

 東観察路にて キビタキ  東観察路にて コサメビタキ
 東観察舎にて オナガガモ 雄  東観察舎より オオタカ 幼鳥




ヤマガラが出ました!

 2024年9月24日 曇り時々晴れ

 今朝は観察路沿いでサンコウチョウが見られたということです。
 なので出たという場所付近でしばらく待機。
 すると上からニーニーの声。ヤマガラだ!思わず声を立ててしまいました。
 園内でカラ類が見られるのは珍しいのです。
 ちょっと山へ入れば普通に見られるシジュウカラ。
 でも園内では記録こそありますが、私自身は園内で見た記憶がありません。
 出島は山から地続きとはいえ名の通り、離島のような場所なのです。

 東観察路にて ヤマガラ  同左
 苅屋川にはヒドリガモ 私は今季初認  一時姿が見えなかったがまた降りていました
 工地の田んぼで ホウロクシギ2羽




シマアジ・カイツブリ他

 2024年9月23日 晴れ時々曇り

 さっぱりした天気になりました。「暑さ寒さも彼岸まで」とはよく言ったものです
 今まで蒸し蒸しした天気続きで鳥探しする気分にもなれませんでしたがやっとです。
 何も出ないなぁ・・・続きでしたが、ぽつりぽつり姿を見せてくれるようになりました。
 アッとお驚くようなのは出ませんが、じっくり観察すればなかなか味わい深い?です。
 今晩も北寄りの風が吹き続いているようです。カモさんやって来るかな?

 東観察舎より撮影
 奥よりカイツブリ、シマアジ、コガモ
 東観察舎より撮影 シマアジ
 東観察舎より撮影 カイツブリの親子
 幼鳥(手前)はまだ親離れできていない様子
 東観察舎より撮影 バン幼鳥
 西観察舎より撮影 カワセミ雌
 西池で小魚を捕っておりました
 今日も観察路ではキビタキが見られました





ホウロクシギ居ました!

 2024年9月18日 晴れ時々曇り

 ホウロクシギは今月8日の学習舎当番中に野鳥園上空を飛ぶのを目撃しました。その後全く見つけることが出来ずにおりました。しかし今日やっと会えました。夏の間、シギ・チで賑わった休耕田の近くの田んぼで2羽が採餌しておりました。餌はバッタのような感じでした。以前、春にウチの裏の川(苅屋川)へやって来た時は10日ほどカニを食べ続けていました。
 春と秋では餌の好みが変わるのかなぁ・・・。

 暑いからでしょうか  クチバシが開きっぱなし
 ぼーっとしてる感じでしたが  獲物を見つけた時の移動は速い




来ましたコガモ!

 2024年9月9日 晴れ

 コガモがやって来ました!
 毎年9月に入るとやって来ます。今シーズンはシマアジに先を越されましたが、通常は渡来するカモの一番手です。(ちなみにコガモが北へ帰るのは一番遅い)。
 昨年の初認は9月10日、一昨年は9月12日でした。まだまだ暑い日が続いていますが彼らの行動には変化ないようです。これからは夜間に北西風が吹くごとにカモの姿が増えます。楽しみです。

 今日確認出来た3羽の内の2羽  長旅で世話になった翼の繕い
 下クチバシの暗色の有無は関係ないみたい
 昨日はセンダイムシクイでした
 今日のコ(左画像と同一個体)には
 頭央線は認められませんでした


センダイムシクイ

 2024年9月8日 晴れ

 当地においてヒタキ類、ムシクイ類などの夏鳥が見られるのは春と秋の渡り時期だけです。
 なので観察路沿いの樹林は要注意。でもそうした小鳥類はたいてい暗い葉陰におります。
 彼らの餌となる虫たちも炎天を避けているのかもしれません。
 また、都合悪いことにこの時期は鳴き声をあまり発しません。特にムシクイ類は鳴いてくれないと私にはまず識別不能。私にとって唯一、見て識別できるのはセンダイムシクイ。でも、肉眼視では条件がよくなければ判別できません。撮影してはじめて判る。ウォッチャーとしては何だかネ・・・です。

 ムシクイ類、これ何?ですが・・・  一瞬見せる頭央線でセンダイムシクイ
 このような状況ならわかるかも  コゲラも葉陰でチョロチョロ





ハジロクロハラアジサシか

 2024年9月6日 晴れ時々曇り

 朝、部屋のカーテンを開けると苅屋川の河口でヒラヒラ旋回する白い鳥が目に入った。
 急いで車へカメラを取りに行き部屋に戻ると、こちらへ向けて飛んでくるところだった。
 慌てたものだからレンズグラグラ。残念!ピンボケブレボケでした。
 そのまま苅屋川を川上方向へ飛び去った。 07時17分のことでした。
 おそらく野鳥園を一巡りしてから飛んで来たのだろう。どなたかが撮られたかな。

 自宅から撮影 ハジロクラハラアジサシか  同左
 学習舎前のセンダンにとまったヒタキ類
 キビタキの幼鳥かな?
 センダイムシクイもいた
 こちらは頭央線が確認出来た



アマサギの群れ

 2024年9月5日 晴れ

 アマサギが集合するようになりました。
 チュウサギとともに苅屋川堤防の木にもとまるようになりました。
 毎年、渡りが近くなると見せる行動です。
 まだまだ日差しはきついですが風は少し秋の気配がするようになりました。
 青い空をバックに飛ぶアマサギの群れはホントにエレガント。

 道の駅近くを飛ぶアマサギの群れ  田んぼで餌取 ダイサギ、チュウサギも少数
 お馴染みのハウスの骨に集合 アマサギ  工地の休耕田は完全に干上がりました
 遠目でヒバリシギかと思ったのですが撮影
 するとトウネンでした。



もうやって来た!?

 2024年9月4日 晴れ

 今日、お昼前の事でした。
 何気に自宅裏の川(苅屋川)をのぞくと数羽の小型のカモが!
 「ついに来たかコガモ!」と身をかがめてカメラを取りに帰りました。
 戻るとカモの小群は手前の堤防下に集まっていました。距離は10mそこそこ。
 そっとファインダーを覗くと、なんと!コガモではなくシマアジでした。
 コガモより先にシマアジが来るなんて・・・初めてです。

 例年、秋のシマアジ渡来は9月の半ば頃からです。ここ25年ほどの間で最も早く記録したのは2021年の9月8日があります。当地においては珍しい早さです。

小型のカモ イコール コガモとは限りません  顔のアップ
 別のコも  私に警戒しただけで飛びませんでした
 疲れていたのかな?



コムクドリ

 2024年9月3日 曇り時々晴れ

 旧堤防沿いの道路でコムクドリが水浴びしているのに出くわしました。
 実際は車で通り過ぎる時に道路脇の水たまりから飛び立ってくれたから気付いた次第。
 またムクドリか、で油断していたようです。
 この時期のコムクドリの渡りは春と違ってあまり目立ちません。
 今日出くわしたのも5羽だけでした。でも確実に渡っています。ムクドリには注意です。

 コムクドリ 上が雌 下が雄  頭部の黄色味が強いです。嘴の色合いから
 幼鳥なのでしょうか
 ヒヨドリと思って撮影したのですが
 イソヒヨドリのようでした  旧堤防にて
 カワセミ この幼鳥は嘴の下が赤いです
 東観察舎にて




オオヨシキリ

 2024年9月2日 晴れ

 このオオヨシキリは上面の色が濃いので若い個体のようです。
 そして茂みの中からこのコのものと思われる声も聞けました。声はここ(約7秒間)
 また、西観察路の暗くなっている林の中ではムシクイらしき小鳥がおりました。
 いよいよ小鳥たちも渡りかな?

 近くの田んぼではチョウゲンボウを見かけました。
 田んぼの中のバッタを捕っているようでした。
 チョウゲンボウは私としては今季初。
 遠かったですがシャッター押してしまいました。
 (当地での今季のチョウゲンボウ初認は8月11日のようです)

 オオヨシキリ 東観察舎前に出てきました
 カイツブリ 東観察舎前水路でトンボを捕獲
 幼鳥がねだりましたが親は無視です
 チョウゲンボウ 工地水田にて  暑そう・・・嘴が開いてました





野鳥展2024

 2024年8月31日 曇り

 台風にタチがいい悪いはないでしょうが、やっぱり今回の台風10号は悪いです。
 当地は特に雨がひどかったです。
 これからという所もありますが、被害はございませんでしたでしょうか。
 
 さて、毎年の恒例行事であります野鳥展の案内です。
 本来は今日からの開催でしたが、台風の影響で明日9月1日からとなっています。
 開催が翌2日までの二日間と短くなりましたが、たくさんの作品が寄せられています。
 是非のぞいて見て下さい。(なお、9月1日は09時から設営作業に入る予定です。作業応援いただけましたら有難いです)




近くの休耕田にて

 2024年8月27日 曇り一時晴れ

 未明の雨で少しだけ水位が上がりました。
 今朝はウズラシギ4羽が羽を休めておりました。
 いずれも夏羽のようでした。4羽まとまって見たのは私は初めてです。
 さて、次は何がやって来るかな?

 ウズラシギ  
 トウネンが水中に伏せました 警戒?!  8月24日撮影 この日はセイタカシギ




近くの休耕田にて

 2024年8月23日 晴れ

 今回も近くの休耕田での野鳥たちです。
 今朝はキリアイが降りていました。(一昨日の夕方には2羽降りていたとのこと)
 連日の炎天続きにもかかわらずなんとか水は残っています。(本当に水持ちがいい田です)
 もうすぐ雨が来そうなので、また新顔のシギ・チが来てくれることでしょう。

 キリアイ 頭部の斑とクチバシに特徴あり  キリアイの後ろ姿です
 8月22日撮影 トウネンの伸び  8月22日撮影 ソリハシシギ
 8月22日撮影 ソリハシシギとトウネン
 バイオフィルムができると休耕田も本物
 干上がって草が生えた所にケリが降りていた
 8月21日撮影




カイツブリです

 2024年8月21日 晴れ

 出島はわずかな常連さんだけです。
 なので今日はカイツブリになりました。
 東観察舎でよく見られるカイツブリは成鳥が2羽と幼鳥が1羽。
 成鳥は中池側と東水路側でそれぞれ営巣していた親鳥のようです。
 幼鳥は東水路側で巣だったコですが、すっかり大きくなっているのにまだピーピーと雛の声を発しています。

 ギンヤンマを捕えました  羽繕いの後のパタパタ
 陸に上がっても羽繕いしてました  まだ親離れできないのかい?




エリマキシギ

 2024年8月18日 晴れ

 昨日までに機械類の後始末を含めて稲刈り作業を無事終えることができました。
 熱中症にもならず、怪我もせずよかったです。
 今日はできるかどうか心配していた出島野鳥園学習舎の当番をやりました。
 あい変らず鳥も人も少なかったです。
 ただ、いつもに増して舎内を通り過ぎる風が気持ちよかったです。
 稲刈りの終わった安堵感からでしょうね。
 
 先日までシギ・チで賑わっていた近くの休耕田を訪れました。
 夕方だったのですが、たくさん居たタカブシギは1羽も見かけず。
 少数のコチドリと片脚の不自由なエリマキシギだけでした。
 明日から雨が降るような予報が出ています。水が溜まったら次のメンバーがやって来るかも。

 左脚が趾近くで切れています  その左脚を器用に使って羽繕いしていました
 こちらへ向かって飛んできました  飛ぶ時は右脚を垂らしています
 左転してすぐ前に降りてくれました  休息ポーズのようです
 学習舎当番中に見かけたオオタカ幼鳥
 暑いのでしょうね、口が開いてます
 学習舎当番中に見かけたカルガモ
 換羽中で全く飛べない状態です




近隣の休耕田にて

 2024年8月9日 晴れ

 一ヶ月以上、ニュースが途絶えておりました。
 暑いし、鳥はいないしでモチベーションが急下降でありました。
 
 8月に入ってから近場の休耕田にはシギ・チドリが集まるようになりました。
 サギ類もたくさん入り楽園状態です。
 でも、ここも連日の日照りで水が少なくなってきました。これから周りの田圃は稲刈りを迎えるので水を張るのは難しいかもしれません。やっぱり雨が欲しい・・・。

 8月1日撮影 コチドリ
 このコはあまり警戒しないです
 8月3日撮影 ムナグロ
 8月3日撮影 トウネン
 不覚にもヨーロッパトウネンには気付けず
 8月5日撮影 タカブシギ
 多いのはこのコとコチドリ
 8月8日撮影 ヒバリシギ
 この日は2羽いました
 8月8日撮影 エリマキシギ
 このコは左の趾を失っております



近隣の田圃にて

 2024年7月5日 晴れ

 鳥がいないわけではないのですが・・・鳥枯れです。
 この時期、鳥たちはあまり目立ちたくないのでしょうね。

 近隣の休耕田にて アマサギ
 左:夏羽   右:冬羽
 7月4日 近隣の水田にて
 子どもは随分成長していた 
 しかし6月19日以降2羽減っている



トビ幼鳥、自在に飛行!

 2024年6月30日 雨後曇り

 西舎向かいのセンダンで巣だったトビ幼鳥でしたが、鳴き声を聞くばかりで今まで自在に飛ぶ姿は目にしておりませんでした。(短い距離を飛ぶ姿は見ましたが・・・)
 ところが今日は違いました。いつものように巣の近くの枝で鳴き続けていたかと思うと突然飛び立って、折からの南東風に乗りスイスイ飛び始めました。風に乗る姿はまさに一人前?のトビでした。でも、親に対してでしょうか、あい変らず何度も鳴いておりました。
 それに今日は巣に戻って何か餌をついばむ姿も観察しました。
 まだ完全に親離れできた状況ではなさそうです。

 西舎東側のエノキの枝で鳴くトビ幼鳥  飛び立ち、鳴きながら巣のある方角へ
 さすが幼鳥、羽はまっさら  巣へ一目散
 入れ替わりで幼鳥がいた枝に親鳥(雌)が  しばらくすると巣の方から幼鳥が飛んで来た
 そして親鳥のいる枝へ 親鳥は即飛び立ち  枝に残された幼鳥


今日はゴイサギ

 2024年6月28日 雨後曇り

 朝の内、雨が降っていましたが観察舎へ出かけました。
 何といっても屋根付きですからね。今日のような日には便利です。
 (ただし蚊には悩まされますが・・・)
 今日は珍しく湿地内の杭にゴイサギが3羽とまっていました。
 こんな天気の日には他にもっと適当な場所があるはず。
 どういう了見でしょうか。ゴイサギに聞いてみたい。

 東観察舎より撮影
 ゴイサギ 若鳥1羽、幼鳥2羽
 東観察舎より撮影
 東水路の家族 雛は3羽でした
 自宅部屋より撮影
 自宅屋根に降りたムクドリ幼鳥です
 6月25日 自宅部屋より撮影
 久しぶりの確認は苅屋川の堤防上でした
 6月26日 西観察舎より撮影 ダイサギ
 小枝を水面から咥え上げたり落としたり
 同左 突然カワウが出てきてビックリ!




                     <お知らせ>
 出島野鳥園においてトンボ類をはじめとする水生生物の生息調査が実施されます。下記の日時には調査員が湿地に入ることがあります。
       6月27日(木曜) 午前9時より昼まで





こんなに大きくなりました!

 2024年6月25日 曇り

 今朝の東観察舎前ではヒクイナの雛が右から左、左から右へと往復してくれました。
 雛は独り立ちできているようですが、見かけたのはこの1羽だけ。厳しい~。
 一方、東観察舎前のカイツブリ親子は全員健在のようです。
 雛は1羽と3羽に別れ両親が分担して世話しているようです。

 大きくなりましたねぇ
 チャーミングポイントのおしり
 風切羽にはまだ白い羽鞘が残っています
 これは雛3羽の組の方  これは1羽の方の雛




セイタカシギの獲物は?!

 2024年6月23日 曇り

 近隣の耕耘して間のない休耕田にセイタカシギが3羽飛来しました。
 今日は道路のすぐ脇までやって来て餌取していました。
 近かったことと飲みこむまでに時間があったので獲物の正体がわかりました。
 獲物は卵を背負ったコオイムシでした。
 
 学習舎前のカイツブリの巣にはアオダイショウが上がっていました。
 巣の主は不在でした。
 カイツブリには吉、アオダイショウには凶。

 当たり前のことですが生き物は生き物を食べないと生き続けられません。
 生き物観察は当たり前のことを再認識する作業です。

 近隣の休耕田に飛来したセイタカシギ3羽  何を捕った?!
 後で卵を背負ったコオイムシとわかりました
 ポイッと放り投げると卵は脱落  この後、パクッと一飲み
 13時16分 学習舎より撮影
 カイツブリの巣にアオダイシヨウ
 13時19分 学習舎より撮影
 巣の住人は遠くへ逃げていました





東舎横のカイツブリにも雛が!

 2024年6月21日 曇り後晴れ

 今シーズンはカイツブリの繁殖が順調なようです。
 東観察舎すぐ東側のヨシ茂みの陰で営巣していたペアにも雛が誕生しました。
 当初、このペアは東観察舎すぐ前とか、丸見え状態の杭の横で営巣準備を始めて来訪者に期待を持たせていたのですが最終的な繁殖場所は観察舎から見えない位置に落ち着きました。
 最近、餌を運んで行く姿を見かけるようになったのですが、状況は確認できず。
 それが昨晩の雨でヨシが倒れ、巣の様子が確認できるようになったのです。

 後、園内で雛が期待できるのはカルガモなのですが、いまだにその気配なしです。
 しかたないので今日はウチの田圃で撮影していた親子です。なぜかこの親子、ウチの田圃周辺から離れてくれません。なのでしばらくの間、草刈りは止めです。

 東観察舎より撮影
 東観察舎東側水路で営巣していたペアに
 4羽の雛が産まれました
 東観察舎より撮影
 ヨシの茂みの間からは巣も確認できました
 西観察舎より撮影
 トビ幼鳥は短い距離を飛ぶようになった
 西観察舎より撮影
 飾り羽を手入れしていたダイサギ
 近隣の水田で見られたカルガモ親子
 水田の水落とし口に集まっていた
 姿が見えなくなったので落とし口の調節しよう
 思って岸を進むといつの間にか手前に!
 ごめんなさーい 以上カルガモは6月19日撮影




雛鳥たち、いました!

 2024年6月15日 曇り

 観察舎を訪ねたのは午後3時半頃のことでした。
 3時42分、東観察舎の正面右の島から左の島へヒクイナが2羽続けて飛びました。
 それから17分後の3時59分にまた1羽のヒクイナが同じように右から左へと飛びました。
 その直後にぱたぱたと追うように雛鳥が右から左へ。
 雛鳥は立て続けに3羽が渡り、一呼吸おいて1羽、合計4羽を確認しました。
 6月8日以降、ヒクイナはペアと思しき2羽はよく目にしたのですが雛は全く確認できずでした。
 なので全滅したかと諦めていたところでした。
 よかったです~。




コヨシキリが来ました!

 2024年6月13日 晴れ

 今朝の東観察舎ではコヨシキリのさえずりが聞けました。
 はじめは遠くからでしたが段々と近づいてきて最後は観察舎すぐ前の茂みにまで来ました。
 しかし、低く飛ぶ姿がちらっと見えただけ。茂みの中でさえずるばかり。
 本日録音の声はココ(約7秒間)

 午後に会議があって学習舎を開けた時の事でした。
 すぐ前の水路で営巣していたカイツブリに雛が誕生していました。
 学習舎前のカイツブリは5月24日頃に巣上でうずくまる親鳥が確認され、5月26日には複数個の卵が確認されておりました。次の日曜日には複数羽の雛が見られるに違いありません。

 西観察舎向かいのセンダンの木で営巣していたトビは本日、幼鳥が巣を完全に離れました。なんとか巣立ちを迎えたようです。次は悠々と飛ぶ姿を見たいものです。

 コヨシキリは東観察舎すぐ前の茂みにまで
 やって来たのですが・・・確認は声まで
 東観察舎より撮影
 夕方にちらっと姿を見せたのはオオヨシキリ
 以下学習舎より撮影
 カイツブリの巣には雛が1羽確認出来ました
 孵化前の卵を隠す親鳥(足元に雛)
 念のためか雛は親鳥に乗っかりました  東観察舎より撮影 カワセミ成鳥雌
 最初はみすぼらしいので幼鳥かと思ったが
 雌親でした。苦労がしのばれます。





今日もカワセミ幼鳥!

 2024年6月12日 晴れ

 今日は西池で幼鳥2羽によるハンティングが見えました。
 捕っているのはものすごく小さい魚でした。何かの稚魚でしょう。
 でも捕れるのですからたいしたものです。数捕れば十分腹の足しになります。

 スズメの飛来にビックリ  珍しく地上にも降りました




トビ巣立ち?カワセミ幼鳥集合!

 2024年6月10日 晴れ

 今朝の西観察舎。
 向かいのトビの巣を見るとあれれ?!幼鳥が巣から出てる!
 盛んにピーヒョロロロと親と鳴き交わしていました。羽ばたきを見せてくれたのでもしや飛び出し?!と期待したのですがしばらくすると巣に戻りました。
 でも、午後に行くと巣の中には幼鳥の姿はありませんでした。
 本当に巣立ちしたかも?!

 カワセミは幼鳥が西観察舎前に集合していました。
 数日前からカワセミが複数羽で飛ぶようになっていたのでそろそろかなと思っていたところ。
 今日、見られた幼鳥は3羽です。
 3羽の内2羽は一緒に池に飛び込み。餌ゲットも確認できました。
 残り1羽はまだ親の餌をもらう状況。


 巣の上の枝に移動したトビ幼鳥  幼鳥の羽ですね
 観察舎前の杭で警戒するカワセミの幼鳥  同左
 これが一番幼い子  父親にべったりです~
 今回の餌はヌマチチブか  カワセミの杭の下でカワウが大物を捕った
 危なっかしいです~




ヒクイナの雛連れ

 2024年6月8日 晴時々曇り

 昨日もやっぱり寝てしまい、1日遅れの情報です。
 観察舎前でヒクイナの雛連れが見られるようになりました。
 園内では複数のペアが繁殖に成功しているようです。
 雛といえど脚はしっかりしています。
 なので走るスピードは速いです。

 下の画像の③と④は連写画像です。
 使用するカメラD-500の連写スピードは秒間10コマです。(試写したところその通りでした)
 なので③と④とは0.1秒差で移動距離は0.3mくらい?でしょうか。
 秒速3mといえば人のジョギング程度の速さですが雛の移動とすれば相当速いですね。

 以下、画像は全て6月7日東観察舎からの撮影です。

 ① 水辺で捕っていた餌を雛に運ぶ
   バッタのように見える
 ② 茂みから雛を連れ出す親鳥
 ③ ついて行く雛 一瞬2羽が揃った  ④ 奥の方が先にダッシュ





サギの羽繕い・カルガモ雛連れ

 2024年6月6日 曇り

 ニュースですから今日の事は今日の内に・・・なのですが昨夜は眠りこけました。
 なので今日は一日遅れの情報です。
 中池ではチュウサギが羽繕い。飾り羽がとても綺麗でした。
 距離はありましたが望遠鏡を使うとと息を飲む美しさでした。
 近くの水田では雛連れのカルガモを見かけました。
 園内で雛の数珠繋ぎが見られるのも間もなくかな?






ヒクイナが雛連れて

 2024年6月4日 快晴

 今朝は水路をヒクイナがよく飛んでいるらしい。
 私が東観察舎へ入った時にはすでに30分足らずの間に3回水路を横切って飛んだとのこと。
 聞くと水路の岸から岸をを往復しているとのこと。これは何かありそう!
 
 少しの間、水路を眺めていると原因がわかりました。

 左から右へと飛ぶ  その約30秒後に右岸から2羽が泳ぎ出す
 あらら!雛を連れている  左岸へ到着 この時、親鳥1羽は何かに
 気付いた様子でこの後右岸へ戻りました
 そして右岸から3羽の雛を連れてきました  渡り切れなかった雛が3羽いたようです




今日はオオヨシキリ

 2024年6月2日 晴時々曇り

 午前中、学習舎からヨシゴイの姿を見たばかりに、今日は長々と園内で過ごすことになった。
 でも、結局、確認できませんでした。隠密裏に行動する野鳥ですから仕方ないです。
 でも、オオヨシキリ、セッカ、ホオジロといった常連さんが近くに来てくれました。
 その中から今日はオオヨシキリです。
 東観察舎前の1m×3mほどのヨシの茂みに2羽が続けてやって来ました。少し羽衣に違いがあるようです。仲は悪くなかったので雌雄かな?と思うのですが私の想像でしかありません。

 東観察舎より撮影 オオヨシキリ
 先にやって来た個体
 同左
 上の個体の近くへ後からやって来た個体  同左
 東観察舎より撮影 セッカ
 蜘蛛の巣を採取していたみたい
 学習舎より撮影 カイツブリの卵
 卵を覆いもせず巣を離れるなんてどうした?!
 卵に明確なサイズ差があります


ちょっと変わったコサギ

 2024年5月31日 雨後曇り

 今朝、Yさんから「近くで羽の一部が黒いコサギがいる」と連絡いただきました。
 先日、近場では珍しい鳥が出たばかりです。
 そして今回は特に珍鳥との縁が深いYさんからの連絡です。
 すぐ飛んで行ったのは言うまでもありません。
 確かに・・・これは変わってるわ!でした。
 羽毛が乾いてからもう一度見てみたいな。

 それから今朝の野鳥園ではヤイロチョウのものと思われる声が聞けました。
 録音を試みましたが2声鳴いた後は全く鳴かずで駄目。なので記録はヤイロチョウ?です。
 ところで今日は初めて園内でヤイロチョウが記録された日です。6年前の事でした。

 近隣の水田にて コサギ
 変わったのを見ると少しワクワク
 Yさん、ありがとうございました
 東観察舎より ヒクイナ  東観察舎より ウグイス 幼鳥




キンクロハジロ・トビ幼鳥 他

 2024年5月27日 曇り時々晴れ

 園内で過ごしていたキンクロハジロですが、今朝から雄を見かけなくなりました。
 雌をおいて北へ旅立ったのかもしれません。
 だからでしょうか、雌は相方を探すかのように水路をぐるーっと回って東観察舎前を通過し東水路まで泳いでいきました。今までキンクロハジロがこんなに近くまでやって来たことはありません。その後、東水路奥でしばらく待機。その間に何度か潜水しましたがほんの数秒で浮き上がりました。餌を探したものの見つからなかったのかもしれません。その後はカルガモについて行動しておりました。今日のキンクロハジロ雌は寂しげでした。

 東観察舎より撮影
 キンクロハジロ雌は脚にも問題あり
 右脚に体重をかけずらい様子
 西観察舎より撮影 トビの親(雌)
 子どもの巣立ちまであとひと頑張り 
 5月26日 西観察舎より撮影
 トビの幼鳥はここまで成長しました
 5月26日 学習舎より撮影
 水路ではカイツブリが抱卵に入りました
 東観察舎より撮影 セッカ  同左





キンクロハジロの事情

 2024年5月26日 曇り

 園内では今でもキンクロハジロのペアが過ごしております。
 本来、今頃は北の繁殖地に居るカモですが、渡らないのは何らかの事情があるはずです。
 考えられるのは体に問題をかかえているケースです。
 
 今日は羽繕いの後の羽ばたきを撮影する機会がありました。
 その結果、雌の羽ばたきに問題があるように見えました。
 両翼をバランスよく羽ばたけてないようです。

 下の画像は連写したものから連続2カットを抽出編集したものです。

 雄の羽ばたき  同左
 雌の羽ばたき  同左





今日は餌です

 2024年5月25日 晴れ

 生き物が最も生き物らしい姿を見せる時は?
 それは餌をとっている時ではないでしょうか。

 東観察舎より撮影 
 ザリガニを捕ったカイツブリ
 5月24日 東観察舎より撮影
 ホオジロのくわえて来た餌 何だろ?
 5月24日 西観察舎より撮影
 ホオジロの親子
 5月23日 東観察舎より撮影
 アオダシヨウが水路を泳ぐようになりました


オオヨシキリ・ヒクイナ

 2024年5月23日 薄曇り

 最近の出島。
 あまり変わったのは出てくれません。
 なのでもっぱら普通種を相手にしております。
 今日はオオヨシキリがすぐ近くに来てくれました。
 杭2か所にとまってさえずりました。これは珍しいケースかも。

 それから今朝は水路を横切る黄土色の鳥を見ました。
 ヨシの茂みに入る直前で正体ははっきりしませんがオオヨシキリよりは大きい感じでした。
 とりあえずヨシゴイ?で記録しました。

 東観察舎すぐ前の杭にとまってさえずり
 以下、オオヨシキリは全て東観察舎より撮影
 向かいの島の杭でもさえずりました
 でも、やっぱりヨシの茎どまりがいいな  ヒクイナも出るようになりました
 以下は5月22日東観察舎より撮影
 採餌しながら東観察舎前を右から左へ横切る  あらら・・・タヌ公も出てきました 





今日はセイタカシギ

 2024年5月20日 晴れ

 「セイタカシギが園近くの休耕田にいる!」
 朝、早出のMさんがわざわざ拙宅まで足を運んで知らせて下さいました。
 私が出かけた時には少し移動しておりました。でも、さすがセイタカシギ。緑の水田の中でもよく目立ちます。稲の株の間を縫うように歩きながら活発に採餌しておりました。
 Mさん、ありがとうございました。

 やっぱりこのシギは脚が写ってないとね  何を捕っているのだかよくわからない
 近くまでやって来ました  冠羽のような羽毛は風のいたずら?





今日はサギ類

 2024年5月15日 曇り

 今日はサギ類です。
 まず、近隣の水田でアマサギを見かけました。私は今季初の出会いです。
 チュウサギはかなり前(4月4日初認)から少数が見られています。
 それから今日は園内でゴイサギが確認出来ました。
 ゴイサギは冬から春にかけては当地ではほとんど見かけません。昨年秋に確認して以降、当地で確認できたのは本年3月10日にYさんが記録された芳崎BG近くでの1件だけでした。

 工地の水田にて アマサギ  同左
 上福井の水田にて チュウサギ  東観察舎より撮影 ゴイサギ 成鳥





トビの雄雌比較

 2024年5月14日 晴れ

 今日は西観察舎前の杭にトビの雄がとまりました。
 そこで以前、雌がとまった時の画像と比較してみました。
 切り取りサイズが異なりますので大きさの比較はできません。
 また撮影条件も違いますので色合いも比較になりません。
 ただ実際にこのペアを見た感じでは雌の方が少し大きく淡色に見えます。表情にも違いがあって、私には雌の方が優しい感じに見えます。(これは私の主観ですが如何?)
 なお、雛への給餌、保温はもっぱら雌が担当しています。雄は餌を巣に運び入れることと、周辺の警戒が担当のようです。

 本日撮影のトビ雄  4月29日撮影のトビ雌
 上の画像の部分拡大  上の画像の部分拡大
 上画像撮影時の別カットから  上画像撮影時の別カットから


ヒクイナ

 2024年5月13日 雨後曇り

 雨上がりの出島。東観察舎前の刈込部分にヒクイナが出てきました。
 水際をゆっくり歩いてるのを見たのは久しぶりです。(数秒間の出来事ですが)
 例年と比べて今シーズンはヒクイナの出現頻度が低いです。昨夏から秋にかけての大量の海水の浸入、冬期の水路浚渫などで環境が変わったためかもしれません。でも、ヒクイナは先日からペアと思しき2羽も見かけますし、これから期待できそうです。

 そろりそろりと歩き出しました
 水門工事のフラップ取り付けは完了



キガシラセキレイ!

 2024年5月12日 曇り時々小雨

 今日、学習舎においでたHさんが、先週に東観察舎で撮影されたセキレイの写真を見せて下さいました。ビックリ!キガシラセキレイでした。園内初記録です!
 Hさんによると撮影されたのは5月6日で午前11時過ぎに東観察舎すぐ前に降りたそうです。
 そんなことがあるのですねぇ・・・油断できないです~。

 5月6日 東観察舎にてHさん撮影です
 Hさん、画像提供ありがとうございました
 5月11日 東観察舎より撮影 バン
 額板の赤味に違いがありました
 旧堤防下の水田で撮影 クサシギ夏羽  同水田ではコムクドリ♀も水浴び





カイツブリ・トビの雛

 2024年5月9日 曇り後晴れ 強い北風

 今日は寒かったです~。
 観察舎内の温度は14℃ほどあったのですが、風で体感温度はもう少し低かったかも。
 とにかく、一度、暖かい気温に慣れてしまった身にはこたえます。
 
 西観察舎向かいのトビの巣では親鳥がうずくまってしっかりと雛を保温していました。
 東観察舎まわりではカイツブリが繁殖準備中です。
 正面と右手の二カ所で営巣準備しております。
 お互いの距離が近いので、はたして仲良くやっていけるのか?気になるところです。

 東水路杭脇のカイツブリの巣で
 交尾直後のペア (左が雄、右が雌)
 ペア二組の巣の距離が近いためか
 小競り合いをよく見かけます
 西舎向かいのトビの雛は大きくなりました
 5月8日 西観察舎より撮影
 自宅近くで営巣中のハシボソガラスのペアが
 シマヘビを捕えていました。ちょっとてこずって
 いる様子でした   5月8日撮影



シマアジ・ツバメチドリ

 2024年5月6日 曇り後雨 強い南風

 雨の降らぬ内にと訪ねた観察舎。
 今朝はシマアジのペアが東観察舎近くまでやって来ました。
 今季、近くまで来てくれたのは私は今回が初めて。ラッキーでした。
 そしてさらにマガモのような逆立ち採餌も披露してくれました。
 それに興味をおぼえたのでしょうか、キンクロハジロもやって来ました。
 でも、キンクロは何の愛想もなく、すぐ前の水路を過ぎて行っただけ。

 午後からは強い南風に雨が混じりはじめました。
 なので仕方なく自室にこもっていました。
 幸い、私の部屋からは川や田圃の様子が見られます。
 双眼鏡で辺りを流すと・・・
 朝見かけなかったツバメチドリがいつの間にか帰っていました。
 今日は強い風を受けて50cmほど後ろへ飛ばされるシーンが何度かありました。
 体重が軽いためか地面に踏ん張っていてもこらえきれないようです。
 (※ツバメチドリの体重:113~186g 鳥類繁殖分布調査会の報告書より )

 以下東観察舎より撮影 シマアジ雌雄  同左
 シマアジ雄雌の逆立ち採餌  キンクロハジロもやって来ました
 自宅の窓から撮影 ツバメチドリ  同左






ツバメチドリが来ました!

 2024年5月4日 晴れ

 昨年の今頃には代かき中の田圃にツバメチドリが来ましたが、今年もやって来ました。
 今日、午前10時ごろに自宅上空を鳴きながら飛んでくれました。はじめはケリでも飛んで来たかと思ったのですが、近くの田圃に降りていたのはツバメチドリでした。
 夕方には2羽確認、泥田の中からミミズのような生物を捕っていました。

 朝、逆光下で撮影  午後の順光で撮影 
 夕日の中で撮影





サンショウクイ 他

 2024年5月2日 晴れ

 今朝早くにはサンコウチョウが見られたそうです。
 私も頑張って探しましたが、やはり遅すぎたようです。
 でも代わりにサンショウクイの小群が頭の上に来てくれました。
 撤収時の駐車場での出会いでありました。

 駐車場にて サンショウクイ  同左
 東観察舎より カイツブリのペア  同左
 東観察舎より 羽繕い中のタシギ  東観察舎より キンクロハジロ 雄





コムクドリ・ムナグロ 他

 2024年4月30日 曇り後晴れ曇り一時小雨

 コムクドリの数も少なくなりました。今は15羽程度の群れになっています。
 今シーズンのコムクドリは例年に比べて数が少なかったように思います。100羽を超えるような群れは、私は1回しか見ておりません。渡りの鳥に関しては種類、数ともに少なくなっているように思います。ムナグロもほんの5年ほど前までは50羽近い群れが見られたものですが、今年はほとんど見かけません。

 西観察舎より コムクドリ♀  同左 コムクドリ ♀(左) ♂(右)
 野鳥園入口近くの水田にて ムナグロ
 今日、確認出来たのは3羽だけ
 同左 ウズラシギ
 4月29日西舎より撮影 トビ♀
 前日28日より巣から離れるようになった
 4月29日西舎より撮影 トビの雛
 雛は2羽、世話はもっぱら雌が担当





サシバが餌取

 2024年4月26日 曇り

 早出のMさんからタカらしき鳥が飛んだと伺っておりました。
 私も夕方にそれらしいのを見かけましたがチラッと見えただけで正体は不明のまま。
 
 帰る前にもう一度・・・と訪ねた東観察舎でのことです。
 外を見渡した時に合わせるようにゴルフ場との境の茂みから飛び立ちました。
 そしてすぐ上のツルの茂み上にとまり、足元の餌をついばみ始めました。
 慌てて撮影したのが下の画像です。鳥の正体はサシバでした。
 
 サシバは茂みの中で小さな獲物(バッタかカナヘビあたりか?)捕えていたようです。
 食べ終えてからも餌を探すように辺りを見回しておりました。
 園内でサシバが餌取しても不思議ではないですが、私には記憶が無いです。
 明日もまた餌取してくれるかな。

 東観察舎より撮影 サシバ  同左
 飛び出し  若い個体のようです
 野鳥園入口近くの水田にて ウズラシギ
 今シーズンは田圃に来るシギ類が少ないです
 4月25日 自宅から撮影 タシギとイソシギ




ツツドリが出ました!

 2024年4月22日 曇り

 今朝の園内は夏鳥たちのさえずりでにぎやかでした。
 エゾムシクイ、キビタキ、コマドリ、コルリ、クロツグミ・・・とこの時季らしいひと時でした。
 でも、8時半を過ぎると静まってしまい、早朝組の面々も撤収し最後は私め一人だけに。
 9時近くになり、私もそろそろ撤収と・・・スコープの脚を納めている時でした。トビの巣あたりからハト大の鳥が飛び立ち苅屋川方向へ飛び去るのが目に入りました。
 キジバトの見間違いだったかぁ?とモヤモヤしてたら再び苅屋川方向から飛来。
 ツツドリだぁ!!でした。
 早朝にNさんが聞いた声はこのコのだったのかな?!

 以下、いずれも西観察舎より撮影
 林沿いを左から右へ飛んだ
 目の虹彩はオレンジ色
 しなやかな羽ばたきでした  この後、新堤防側へ飛び去った
 あちらには桜の木がたくさんあるからね
 昨日は無声でしたが今朝は盛んに鳴いていた
 西観察舎より撮影 オオヨシキリ
 同左 別の1羽に追われて飛んだ!
 その後も場所を変えて盛んに鳴いていた




オオヨシキリ 他

 2024年4月21日 曇り後雨

 今朝の出島はにぎやかでした。
 コルリに代わって今朝はコマドリが複数羽さえずっておりました。
 キビタキ、コサメビタキ、オオルリもそれぞれ複数羽入っておりました。
 今日はなんとか派手系夏鳥の記録写真も撮れました。
 でも、私にとっては今日はオオヨシキリとの出会いが一番でした。
 
 オオヨシキリはジョウビタキと共に私が初認日にこだわって観察している鳥だからです。
 過去10年間でのオオヨシキリの初認日は、いずれも4月17日から4月21日までの5日間でした。ですから今回も正確にやって来てくれたようです。ちなみに2000年以降ですと最も早かったのは2003年の4月8日、最も遅かったのは2010年の5月2日でした。(記録は私が知りえた範囲ですが・・・)

 西観察舎より オオヨシキリ  同左
 全くの無声でした  西舎より キンクロハジロは今日はペア
 池の隅で首を伸ばすとたいてい飛び立ちます
 海ガモは助走が必要ですからね
 東観察路にて キビタキ雄
 いい所にとまっておりました
 時々さえずりながら10分以上とまっていました  東観察路にて オオルリ雄
 痛恨の露出ミスです~





トビの育雛

 2024年4月20日 晴れ後曇り

 今朝の野鳥園ではコルリのさえずりが聞けました。
 Nさんによると昨日も鳴いていたとのこと。
 でも、姿は見せてくれません。
 なので今日もレギュラーメンバーです。

 餌を運んで来たトビの雄親
 今は雌親は巣で雛の世話、雄親は餌運びです
 雛に給餌する雌親(右側)
 抱卵のせいでお腹が汚れています
 雄親(左)はカナヘビをくわえている
 雌親(右)の頭先に雛が2羽見えます
西観察舎前 水浴びにやって来たキジバト
水面の黒い影は様子を見に来たカメ
 西観察舎前 水浴びを終えて飛び立つ
 このコも向かいの林で営巣中
 学習舎前にて コサメビタキ



コムクドリ、そろそろピーク?

 2024年4月19日 晴れ

 昨日はコムクドリの大きな群れが見えました。
 今日も期待して出かけましたが、今日は20羽前後の群ればかりでした。
 と言っても園内の限られた場所での観察ですから、出島全体では相当なコムクドリがいるものと思われます。例年と比べ数は少ないような印象ですがそろそろピークかな?

 オオルリ、キビタキといった派手系夏鳥も来ていますが、今日も記録写真は撮れずです。
 まぁ、その内にチャンスはあるでしょう。

 4月18日 東舎より コムクドリ  同左 最高120羽+の群れが見られた
 4月18日 西舎より トビの親子
 本日19日夕方には雛2羽が確認できました
 4月18日 東舎より キンクロハジロ
 1羽だけで中池に降りていました
 4月18日 東舎より撮影 カイツブリ
 連日、カメとの攻防がみられますが、どうやら
 東水路のこの巣に落ち着きそうな感じ?
 西舎にて撮影 アオジ 雌
 西舎にて撮影  カワセミ 雄
 このコはよく芸を見せてくれます
 同左




トビの雛確認・セイタカシギ

 2024年4月17日 晴れ時々曇り

 夕方になって出かけた西観察舎。いつものようにスコープをセットしてトビの巣の確認。
 巣では雌が抱卵中。時折モゾモゾと体勢を微調整。まだかなぁ・・・とスコープを覗いていたら親鳥の胸元に白い毛がチラチラ。それは待望の雛の姿でした。

 ウチの田んぼの様子を見に行くとセイタカシギが1羽採餌中でした。私は今シーズン初めて。

 お!もしや  雛です~!
 工地の水田にて セイタカシギ  同左 同一個体です
 西観察舎より撮影 アカハラ  西観察舎より撮影 シロハラ
 シマアジまだいました
 東観察舎より撮影 今日は東水路で採餌
 一時退避のNotタシギ 近隣の水田にて
 今日は飛び立ちの声が録音できました
 砂利業者の音が入ってますが  ココ(7秒間)



ジシギ類・コサメビタキ

 2024年4月16日 曇り一時小雨

 野鳥園に隣接する田んぼに水点検に行った時のことです。脇の畑からジシギ類が鳴きながら飛び立ちました。声はタシギのジェッではなくゲッとケッがジェッに入り混じったような感じ。アルファベットで表現するとJにGとKの成分が混じったような感じ(ナンノコッチャです)。要するにタシギではないということです。それ以上は私めにはわかりません。

 今朝の園内ではキビタキ、オオルリといった夏の派手系の小鳥たちが見られました。私が撮影できたのはコサメビタキだけです。でも可愛さは派手系に負けていません。

 野鳥園に隣接する畑で ジシギ類  学習舎前にて コサメビタキ 



ソウシチョウ

 2024年4月15日 薄曇り

 今朝の西観察舎ではノゴマが見えました。きれいなさえずりも聞かせてくれましたが記録写真は竹に阻まれてかなわず。しばらくすると別のさえずりが遠くから聞こえてきました。今度はノゴマとはちがうような?!発声主を確かめようと移動。複数羽のさえずりは東観察路のなかほどでした。
 
 よく見ると林の中を複数羽の小鳥が次々と移動しておりました。
 声の主はソウシチョウでした。
 山の方では数が増えているソウシチョウですが、園内で姿を確認したのは私はこれが初めて。

 東観察路で撮影 ソウシチョウ  同左
 東観察舎すぐ前の候補地2か所にかわって
 ここを営巣場所にするつもりか・・・
 今度は東観察舎から50mほど離れます
 鳥にとってはこちらの方が安心かも
 4月14日 東観察舎より撮影 タシギ  この日も東観察舎前に複数羽降りていました



今日はタシギ

 2024年4月13日 晴れ時々曇り

 今日はタシギです。
 東観察舎すぐ前に6羽のタシギが降りてくれました。
 朝、9時半ごろに飛来し、夕方4時半ごろになってもまだ同じ場所にいました。
 お気に入りの場所になったかな。
  





カイツブリ・トビ

 2024年4月12日 晴れ

 観察舎といえども野鳥たちの繁殖状況をつぶさに見られる機会はそうありません。
 今はトビとカイツブリです。
 
 トビは巣で抱卵中です。抱卵開始は3月17日頃でした。トビの卵が孵化するまでの期間はひと月ほどと言いますから、雛の誕生はもうすぐのようです。当初は雄雌交代で抱卵していましたが、最近はいつ見ても雌が抱卵しているように見えます。(最近は雄も色があせて紛らわしいので勘違いかも)
 
 カイツブリは今は巣の場所を選定中のようです。
 注目は東観察舎正面と東側水路の杭付近の2カ所です。
 いずれも同じペアが関係しているようですが、巣の候補場所ではコガモが休息したり、カメが上がったりで決して順調ではないようです。
  
 4月11日 東観察舎より 正面のカイツブリ巣
 カメの上陸を阻止するカイツブリ
 左の画像は08時40分撮影
 上の画像は16時41分撮影 巣が移動!
 4月11日 西観察舎より 向かいの巣の様子
 雄の運んで来た小魚を食べる雌
 雄は何度か小魚(イワシ?)を運んで来た




タシギ

 2024年4月10日 晴れ

 冬の間はあまり見かけなかったタシギですが最近はよく見かけるようになりました。
 1週間ほど前には園入口近くの田んぼで15羽ほどの群れが観察されています。
 保護色なので見つけにくいこともありますが、いったん見つけてしまえば観察は容易。
 渋い模様をしたタシギは私の好きな野鳥です。
  

 東観察舎前で羽繕い中のタシギ  伸びもしてくれたがはっきり見えず
 突然、50cmほどジャンプした  同左
 園内の耕耘した田んぼにも複数羽いました
 中央管理道入口フェンス際より撮影
 バンの姿を見るのは久しぶり
 東観察舎より撮影





カイツブリの巣

 2024年4月9日 雨後曇り

 夜中の内に低気圧が通過したようで未明の北からの風雨は特に強かったです。
 雨が上がってからも強い北西風は吹き続きました。
 そのため東観察舎前杭の手前にあった浮島がなくなっていました。
 夕方になって東水路奥の方に流されているのが見えました。
 おかげでまた東観察舎からカイツブリの巣が観察できるようになりました。
  

 また丸見えになってしまった  15時52分撮影 東水路奥に浮かぶ浮島
 東観察舎では水路正面でも営巣の兆候あり  ディスプレイでしょうか
 風を避けてヨシの手前にいたシマアジ
 今日は雄2羽、雌3羽
 16時47分 観察舎前に急降下して飛び去った
 ハイイロチュウヒ 居合わせたDさんもビックリ





カイツブリの巣

 2024年4月6日 薄曇り

 本ニュースで紹介していた東観察舎前のカイツブリの巣ですが・・・。
 一晩で見えなくなってしまいました。
 巣の手前に大きな浮島が漂着したのです。
 カイツブリの巣は当初は丸見えでも、その後、水草が生えるなどして段々と見えにくくなっていくものですが、こんな劇的な事が起こるとは思いもしませんでした。
 カイツブリにしてみれば願ってもないこと・・・かな?。
  

 東観察舎前杭の現在の様子
 浮島の陰になり見えにくくなっている
 4月2日の杭付近の様子
 4月3日 08時40分撮影  4月3日 17時25分撮影





シマアジ・クサシギ・コムクドリ

 2024年4月4日 晴れ時々曇り

 今朝もシマアジのペアはおりました。
 ただしほとんどヨシ原に入って休んでいるようで、たまにしか開けた所に出てくれません。
 
 今朝はシマアジを観察している時にクサシギが飛んできました。
 チュイリーと特徴のある声で鳴いてくれるのですぐわかりました。
 鳥を見始めた1980年代には当地の田んぼにはたくさんのタカブシギがおりました。
 当時はタカブシギとクサシギの区別がつかなくてもやもやしてたのを思い出しました。

 二日前に旧堤防でコムクドリを確認していたので今朝は近隣を探しました。
 やっぱりと言うべきか、野鳥園から500mほどの場所で10羽ほどの群れがおりました。
 大きな群れが見られるようになるのも間もなくですね。
  

 東観察舎より撮影
 シマアジ♂♀ 三日間同じ場所です
 シマアジ♂の羽ばたき 翼上面は明るい灰色
 東観察舎より撮影 クサシギ
 上尾筒から尾羽の白がよく目立つ
 翼の下面が黒っぽいのもクサシギの特徴
 BGの運動場で採餌するコムクドリ  フェンス上のコムクドリ(左)とムクドリ(右)



シマアジ・ノビタキ

 2024年4月2日 薄曇り

 今朝は園内でシマアジが出ました。シーズン初です。
 見られたのはペアと思われる雌雄で中池の奥の方で少しだけ姿を見せてくれました。
 東沼をチェックすれば他にもいるかもしれません。
 
 それから今朝はノビタキが5羽いました。雌が多かったです
 はじめ湿地内には何もいなかったのですが、1羽現れたら次から次と登場!
 いったいどこに潜んでいたのでしょう。

 今日の画像は全て東観察舎からの撮影です。
  

 シマアジ 手前が雌、奥が雄  カルガモの後ろを過ぎていきます
 ノビタキ 雌  同左
 正面の杭にもとまりました  ノビタキの雄は1羽だけだったような
 カルガモ 繁殖期を迎え雌雄の差異がはっきり
 してきました 手前が雌 奥が雄
 カメを追い払うカイツブリのペア




カイツブリの営巣

 2024年4月1日 晴れ(黄砂)

 今春は東観察舎前が熱くなりそうです。
 東側水路の杭付近でカイツブリによる巣作りの兆候がありました。
 さらに観察舎真ん前でも別の組が巣を構えようとしています。
 いずれもちょっと近すぎるかなという感じですが、観察舎前ですからね。
 取りやめる可能性もありますが、本格営巣まで至るならば願ってもないことです。

 昨日、渡ったかなと思わせたハイイロチュウヒですが、夕方に園内を飛びました。
 ゴルフ場方向から向かいの林沿いを西に向けて飛びました。
 何の愛想もなく林上を一直線で飛んで行きました。
  

 少し離れた場所で巣作りを見ていた  左画像の部分拡大
 近くまで寄ってしばらくじっとしていたが  やがて右側のは手前に泳いできた
 そして中池から来たのと一緒に正面の
 巣らしき島へ・・・別の組だったみたい
 こちらは1羽が巣作り専念、もう1羽は巣の上で
 じっと固まっていました
 まだいました、ジョウビタキ  16時57分東から西へ飛んだハイイロチュウヒ
 お腹いっぱいのようです  間違えようのない翼です